金剛山三大急登でシャリバテ
- GPS
- 11:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 2,004m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:57
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自分も普段その駐車地がいっぱいの時は、行くのもたいていバスが通らないウィークデイが多いこともあり、路駐させてもらってるが、空いてるなら駐車地から駐めていくのが正しい気がするけど何かあったのか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どこもよく踏まれてる尾根道ばかりで、勿論急登部分など気を付けるべきではあるが、危ないところは無い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
先週虫に刺されまくったので、出来るだけ虫がいなさそうな所を検討。
真っ先に頭に浮かんだのが金剛山。
植林帯が多く、そういう所はよく管理されていて下生えも少なく風通し良く、尾根歩きなら虫が少ないことが期待出来る。
そう考えててもう一つ思い出したのがネットで時々出てくる金剛山三大急登を一日で回ってしまうというチャレンジ。
金剛山三大急登といってももちろん感じ方は人それぞれで、ネットである人がわかりやすくまとめてくれている中にも文珠東尾根や県境尾根なども上げられてるし、それぞれ距離や高低差、傾斜も違うし、おまけに人それぞれ得意不得意やその日の体調などもあってどれが三大急登かというのは決定版は無さそう。
ただ、たいていの人が中尾ノ背とサネ尾は入れてるようだし、となるとコースを繋ぎやすいのか石ブテ尾根47番が加えられていることが多い気がする。
そこで今回自分も中尾ノ背、サネ尾、石ブテ尾根47番の三つを繋いで一日で歩ききれるかやってみることに。
順番は多くの人が一番きついと書いてる中尾ノ背を最初に上り、次にきついのはたいてい一緒に歩かれてるサネ尾かなと思ったのでそこに。
最後を文珠東尾根や県境尾根と比較される石ブテ尾根47番とした。
歩き方のルールも人それぞれで、とにかく三つを繋げればいいというやり方やそれぞれ山頂までは行こうというやり方、そして最強者はなんと三つともその登山口まで下りてそこから山頂までなどというストイックさ。
まあ自分にそこまで体力あるとは思えないので一応毎回ライブカメラ広場までは行くことに。
ところが準備で一つ大失敗をやらかした。
最初は調子良かった。
中尾ノ背を上ってライブカメラ広場の一段下で一食目を食べてからカヤンボまで下り、サネ尾をダイトレまで上るくらいまでは。
しかしなぜかそのあたりから足が重くなり、下りならともかく少しでも上ってると先をゆっくり歩いてる人に追いつくのも時間かかるように。
やはり三大急登のうち二つ上ると足も重くなるな〜などと思いながらまたライブカメラ広場まで行き、二食目を食べるにはちょっと時間が早いので先を急ごうと太尾を下り始めて急なところにさしかかるとなんとも踏ん張りがきかない。
いくら急登二つ上ったからって時間的にも距離的にもまだそんなヨレヨレになるほどではないのに何でか分からないまま下りてきて最後の石ブテ尾根47番上る前にまた飯食べておこうと思ってハタと気が付いた。
元々スポーツする時もある程度腹にがっつり入ってないと力出ない方。
そしてこの日の飯はもう暑くなったからおにぎりはちょっと微妙かなとか、疲れるやろうから甘く食べやすいものがええよなとか、荷物も重くしたくないななどという理由で選んだのがそれぞれ粒餡マーガリンとイチゴジャムマーガリンとチョコクリームの三つのコッペサンド。
当然口入れたら咬まないでも溶けていくような軽い飯というよりおやつ。
そりゃ力入らんはずで、こりゃシャリバテやと。
ちょうど駐車地そばでもあったし一瞬ここで中止敗退も頭よぎったが、とりあえず二食目のイチゴジャムマーガリンコッペ食べたらちょっと落ち着いたので進むことに。
やはり最初はある程度傾斜もあって気合いも入ってるから上れたが、ここもサネ尾と同じくジグザグに道があって四つん這いにならずに脚力で上っていくタイプ。
即消化されてしまうような軽い飯しか食べてないのでまた途中から弱ってきたがなんとか47番境界柱にたどり着き、確かここから先は緩やかで歩きやすい笹の尾根だったはずと思うもそこはやはり上りの尾根。
もう10歩行っては立ち止まり、小さいピークを上る前には立ち止まって息を整えといった苦行になってしまい、このあたりがこの日一番きつかった。
それでもそこで最後の一食に手をつけなかったのは写真にも書いたが下り予定の青崩道が記憶では結構岩や木段多くて敬遠してた道で、そんな所で力入らず転けて怪我なんてしたくなかったから安全な石ブテ尾根はなんとしても頑張ろうと意地になった。
ここでだいぶ時間食ったために3回目のライブカメラ広場は遅くなってしまったが、とりあえず最後のチョコクリームコッペ食べて甘さで意識覚醒させて暗くなるのと競争に青崩道を飛ばす。
そして下界はガスがなく晴れ、最後の夕日が輝く中車に到着。
無事完歩出来たことより、山にパン持ってくるなら次は絶対カツサンドやなどと強く思った一日でした。
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