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Yamareco

記録ID: 5659236
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山三大急登でシャリバテ

2023年06月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:00
距離
21.1km
登り
1,998m
下り
2,004m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:57
休憩
1:00
合計
10:57
距離 21.1km 登り 2,004m 下り 2,009m
7:35
12
8:07
8:15
61
9:16
9:17
10
9:27
9:28
6
9:34
9:35
17
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9:53
5
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2
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10:01
4
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17
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5
10:37
13
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10:55
5
11:00
11:01
58
11:59
4
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5
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4
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16
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12:30
1
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8
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8
12:47
12:48
11
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26
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28
13:54
16
14:10
14:26
103
16:09
13
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8
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16:47
37
17:24
5
18:26
18:30
2
18:32
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
この日は道路脇はズラッと車駐められてるのに普段先にいっぱいになる一段上がったところの駐車地がガラガラ。
自分も普段その駐車地がいっぱいの時は、行くのもたいていバスが通らないウィークデイが多いこともあり、路駐させてもらってるが、空いてるなら駐車地から駐めていくのが正しい気がするけど何かあったのか。
コース状況/
危険箇所等
どこもよく踏まれてる尾根道ばかりで、勿論急登部分など気を付けるべきではあるが、危ないところは無い。
珍しく道路脇はいっぱいなのに上の駐車地は自分が入れた時は1台もいなかった。
2023年06月27日 07:32撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 7:32
珍しく道路脇はいっぱいなのに上の駐車地は自分が入れた時は1台もいなかった。
丸滝谷入渓地点で47番尾根登り口。
この日の予定ではまず中尾ノ背を上るのでここは左へ。
2023年06月27日 07:50撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 7:50
丸滝谷入渓地点で47番尾根登り口。
この日の予定ではまず中尾ノ背を上るのでここは左へ。
右に丸滝谷、左に石ブテ東谷に挟まれた真ん中の中尾ノ背。
2023年06月27日 08:05撮影 by  iPhone 12, Apple
1
6/27 8:05
右に丸滝谷、左に石ブテ東谷に挟まれた真ん中の中尾ノ背。
最初からロープ。
2023年06月27日 08:06撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 8:06
最初からロープ。
このコースは直登が多く、時にロープや、多くは木の根を掴んで上る場面も多い。
金剛山三大急登の話の時ここが一番きついと書かれることが多いのはこの直登のせいか。
ただ、個人的には腕力も使って上れるのは安定感があって嫌いではないかも。
2023年06月27日 09:01撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:01
このコースは直登が多く、時にロープや、多くは木の根を掴んで上る場面も多い。
金剛山三大急登の話の時ここが一番きついと書かれることが多いのはこの直登のせいか。
ただ、個人的には腕力も使って上れるのは安定感があって嫌いではないかも。
石ブテ東谷から上がってくる合流点。
中尾ノ背はこの日最初でまだ元気なのもあってかいつも通りかなという印象。
2023年06月27日 09:07撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:07
石ブテ東谷から上がってくる合流点。
中尾ノ背はこの日最初でまだ元気なのもあってかいつも通りかなという印象。
石ブテ尾根合流点。
この日最後は向こうから上がってくる予定。
2023年06月27日 09:13撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:13
石ブテ尾根合流点。
この日最後は向こうから上がってくる予定。
六道ノ辻。
この日これから何度か通るはず。
2023年06月27日 09:16撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:16
六道ノ辻。
この日これから何度か通るはず。
何年か前までこの山頂標識は反対側の石ブテ西谷から上がってくるあたりにあったのになんで変わったんだろう。
2023年06月27日 09:27撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:27
何年か前までこの山頂標識は反対側の石ブテ西谷から上がってくるあたりにあったのになんで変わったんだろう。
引いて撮るとこんな広い範囲というか、向こう側の縁全体が地割れで崩落しかかってる。
あの下にはずっと工事中だった青崩道への道があるのに、これではもう使えない。
2023年06月27日 09:36撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 9:36
引いて撮るとこんな広い範囲というか、向こう側の縁全体が地割れで崩落しかかってる。
あの下にはずっと工事中だった青崩道への道があるのに、これではもう使えない。
まず最初の来ましたよ。
この後一段下の広場のベンチで飯にしてサネ尾に出発。
2023年06月27日 09:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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まず最初の来ましたよ。
この後一段下の広場のベンチで飯にしてサネ尾に出発。
三つの急登以外は普通に楽な道や巻き道があれば使う計画。
ここはダイトレでカヤンボまで。
2023年06月27日 10:03撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:03
三つの急登以外は普通に楽な道や巻き道があれば使う計画。
ここはダイトレでカヤンボまで。
途中これは奈良市内方向と思うが白っぽく霞んでよく見えない。
2023年06月27日 10:39撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:39
途中これは奈良市内方向と思うが白っぽく霞んでよく見えない。
カヤンボに下りきる手前に立派な東屋。
中には誰が読むのか数冊の雑誌まで完備。
2023年06月27日 10:51撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:51
カヤンボに下りきる手前に立派な東屋。
中には誰が読むのか数冊の雑誌まで完備。
東屋からカヤンボに直接下りるような踏み跡もあったけど、急登以外で下手に迷ったりして時間取りたくないのでそのままダイトレ下りて橋渡ることに。
2023年06月27日 10:55撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:55
東屋からカヤンボに直接下りるような踏み跡もあったけど、急登以外で下手に迷ったりして時間取りたくないのでそのままダイトレ下りて橋渡ることに。
もみじ谷手前のカヤンボ谷入溪地点。
記憶では下りたところからこの右の尾根を上るはず。
2023年06月27日 10:58撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:58
もみじ谷手前のカヤンボ谷入溪地点。
記憶では下りたところからこの右の尾根を上るはず。
記憶通り、左は梯子のカヤンボ谷道でこの日はここから向かいの尾根に上がっていく。
2023年06月27日 10:59撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 10:59
記憶通り、左は梯子のカヤンボ谷道でこの日はここから向かいの尾根に上がっていく。
ここは急登ではあるが中尾ノ背のような直登ではなく細かくジグザグが切ってあって四つん這いになるようなところはほとんどなく、ストック持って自分の足で上がっていく感じで足の筋力はこのほうが持っていかれ、途中でふくらはぎ痛くなってきた。
2023年06月27日 11:13撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 11:13
ここは急登ではあるが中尾ノ背のような直登ではなく細かくジグザグが切ってあって四つん這いになるようなところはほとんどなく、ストック持って自分の足で上がっていく感じで足の筋力はこのほうが持っていかれ、途中でふくらはぎ痛くなってきた。
途中左右に巻き道らしきものが現れるが、この日は急登が目的なので急登部分は手抜きせず直登。
2023年06月27日 11:46撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 11:46
途中左右に巻き道らしきものが現れるが、この日は急登が目的なので急登部分は手抜きせず直登。
無事ダイトレに戻ってくる。
2023年06月27日 11:56撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 11:56
無事ダイトレに戻ってくる。
一ノ鳥居まで戻ってくるが、どうもこのあたりから足が重い。
2023年06月27日 12:02撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 12:02
一ノ鳥居まで戻ってくるが、どうもこのあたりから足が重い。
この日二度目の来ましたよ。
時間的にはちょっと押してる感じか。
2023年06月27日 12:17撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 12:17
この日二度目の来ましたよ。
時間的にはちょっと押してる感じか。
この日最後はここを左に青崩道で帰る予定だが、その前に最後の石ブテ尾根47番を上りにこのまま真っ直ぐ太尾を下る。
2023年06月27日 12:35撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 12:35
この日最後はここを左に青崩道で帰る予定だが、その前に最後の石ブテ尾根47番を上りにこのまま真っ直ぐ太尾を下る。
太尾東西の分かれ道だが当然左に。
2023年06月27日 13:25撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 13:25
太尾東西の分かれ道だが当然左に。
丸滝谷道への林道に下りてくるが、途中からどうも踏ん張りがきかなくなってきてる。
確かに急登二本上ったとは言え、時間的にも距離的にもまだそんなでもないのになんでこんなに疲れてるのかこの時点ではまだよく分かってない。
2023年06月27日 13:55撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 13:55
丸滝谷道への林道に下りてくるが、途中からどうも踏ん張りがきかなくなってきてる。
確かに急登二本上ったとは言え、時間的にも距離的にもまだそんなでもないのになんでこんなに疲れてるのかこの時点ではまだよく分かってない。
最後の石ブテ尾根47番上る前に大堰堤横で飯。
ここで力入らない理由に気が付くが、とりあえず先に進むことに。
2023年06月27日 14:21撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:21
最後の石ブテ尾根47番上る前に大堰堤横で飯。
ここで力入らない理由に気が付くが、とりあえず先に進むことに。
朝左に行ったところを今回は向こうに渡って尾根に取り付く。
2023年06月27日 14:29撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:29
朝左に行ったところを今回は向こうに渡って尾根に取り付く。
何年か前につけられたばかりだが、最近はもうここの名物になってる感じの石ブテ尾根47番入り口の道標。
2023年06月27日 14:31撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:31
何年か前につけられたばかりだが、最近はもうここの名物になってる感じの石ブテ尾根47番入り口の道標。
見上げると尾根と言うより壁。
2023年06月27日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/27 14:32
見上げると尾根と言うより壁。
以前ここを下った時、左の直登路を下りてきていきなり綺麗な道が現れて驚いたが、今回もここで迷った。
綺麗な道は大きくジグザク切られた楽な道かもしれない。
だがもしも林業の作業道だった場合は違う方向に行ってしまうかも。
尾根で迷ったら直登なので以前と同じく左の尾根の凸各直登選択。
2023年06月27日 14:37撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:37
以前ここを下った時、左の直登路を下りてきていきなり綺麗な道が現れて驚いたが、今回もここで迷った。
綺麗な道は大きくジグザク切られた楽な道かもしれない。
だがもしも林業の作業道だった場合は違う方向に行ってしまうかも。
尾根で迷ったら直登なので以前と同じく左の尾根の凸各直登選択。
ところがしばらく急登に息切らしたら右からさっきと同じ綺麗な道が。
おそらく緩やかに切られた石ブテ尾根47番の道だったのかとちょっとガックリ。
まあ実際まだ通ったことないから分からんけど。
2023年06月27日 14:41撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:41
ところがしばらく急登に息切らしたら右からさっきと同じ綺麗な道が。
おそらく緩やかに切られた石ブテ尾根47番の道だったのかとちょっとガックリ。
まあ実際まだ通ったことないから分からんけど。
石がゴロゴロ現れて、そうそう、石ブテ尾根って新道も含めてこんな感じだったと思い出す。
2023年06月27日 14:44撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:44
石がゴロゴロ現れて、そうそう、石ブテ尾根って新道も含めてこんな感じだったと思い出す。
掴んでいいのかどうかも迷うようなロープ。
まあこの尾根も四つん這いになるようなところではなくストックと足で上れるが、やはりこの方が確実に足を削られてる感じがする。
2023年06月27日 14:48撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 14:48
掴んでいいのかどうかも迷うようなロープ。
まあこの尾根も四つん這いになるようなところではなくストックと足で上れるが、やはりこの方が確実に足を削られてる感じがする。
最初の急登上りきったところにある境界石。
二六?三六?四六?
一瞬四六かと思って次の四七まで行くんやなと思ったが、よく見るほど何番て書いてあるのか分からない。
2023年06月27日 15:03撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 15:03
最初の急登上りきったところにある境界石。
二六?三六?四六?
一瞬四六かと思って次の四七まで行くんやなと思ったが、よく見るほど何番て書いてあるのか分からない。
古いロープ。
おそらく以前はこの踏み跡ももっと細く、木に抱きついて渡るようなところだったので付けられたのかもしれないが、今はもう大丈夫かも。
2023年06月27日 15:19撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 15:19
古いロープ。
おそらく以前はこの踏み跡ももっと細く、木に抱きついて渡るようなところだったので付けられたのかもしれないが、今はもう大丈夫かも。
最初の急登以降も所々何度も現れる小さい上りでなんかもうヨレヨレになってたどり着いた四七番境界柱。
記憶ではここからはもうなだらかな笹の尾根だったはずだったが、思った以上に小さい上り下りが続き、これはもうシャリバテだなとはっきり分かるくらいちょっとした上りでも息が上がってしまってここから山頂までがこの日一番苦しかったかも。
2023年06月27日 15:23撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 15:23
最初の急登以降も所々何度も現れる小さい上りでなんかもうヨレヨレになってたどり着いた四七番境界柱。
記憶ではここからはもうなだらかな笹の尾根だったはずだったが、思った以上に小さい上り下りが続き、これはもうシャリバテだなとはっきり分かるくらいちょっとした上りでも息が上がってしまってここから山頂までがこの日一番苦しかったかも。
やっとの思いでたどり着いたこの日三度目の来ましたよ。
この後ライブカメラにピースではなく3本指出しておいたが、帰ってYouTubeの動画見たら解像度低いせいか3本かどうかよく分からず。
2023年06月27日 16:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/27 16:32
やっとの思いでたどり着いたこの日三度目の来ましたよ。
この後ライブカメラにピースではなく3本指出しておいたが、帰ってYouTubeの動画見たら解像度低いせいか3本かどうかよく分からず。
もう人もほとんどいなかったし、背もたれのあるところで休みたかったので普段は近寄らない売店のベンチでこの日3回目の飯。
石ブテ尾根シャリバテで苦しかったのにここまで我慢したのは、この後下る予定の青崩道が石がゴロゴロだったり木段も多くて疲れてたり油断すると足取られかねないし、時間的に下手するとそんな道の途中で暗くなるかもしれず、最後にそんな所で怪我したくないから直前に食べようと思ってたから。
2023年06月27日 16:44撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 16:44
もう人もほとんどいなかったし、背もたれのあるところで休みたかったので普段は近寄らない売店のベンチでこの日3回目の飯。
石ブテ尾根シャリバテで苦しかったのにここまで我慢したのは、この後下る予定の青崩道が石がゴロゴロだったり木段も多くて疲れてたり油断すると足取られかねないし、時間的に下手するとそんな道の途中で暗くなるかもしれず、最後にそんな所で怪我したくないから直前に食べようと思ってたから。
この日結局3回通った右の太尾道ではなく、最後は左で青崩道へ。
2023年06月27日 16:55撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 16:55
この日結局3回通った右の太尾道ではなく、最後は左で青崩道へ。
セトのベンチも朽ちていくスピードが加速してる気が。
2023年06月27日 17:24撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 17:24
セトのベンチも朽ちていくスピードが加速してる気が。
下ってきたらガスがなくなって横から夕日が差し込んで綺麗。
2023年06月27日 17:49撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 17:49
下ってきたらガスがなくなって横から夕日が差し込んで綺麗。
なんとかギリギリ明るいうちに林道まで下りてきた。
2023年06月27日 18:26撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 18:26
なんとかギリギリ明るいうちに林道まで下りてきた。
もう明かりの灯ったトイレ。
2023年06月27日 18:27撮影 by  iPhone 12, Apple
6/27 18:27
もう明かりの灯ったトイレ。
沈む直前の夕日の中、1台残った車にたどり着いた。
2023年06月27日 18:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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6/27 18:31
沈む直前の夕日の中、1台残った車にたどり着いた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

先週虫に刺されまくったので、出来るだけ虫がいなさそうな所を検討。
真っ先に頭に浮かんだのが金剛山。
植林帯が多く、そういう所はよく管理されていて下生えも少なく風通し良く、尾根歩きなら虫が少ないことが期待出来る。
そう考えててもう一つ思い出したのがネットで時々出てくる金剛山三大急登を一日で回ってしまうというチャレンジ。
金剛山三大急登といってももちろん感じ方は人それぞれで、ネットである人がわかりやすくまとめてくれている中にも文珠東尾根や県境尾根なども上げられてるし、それぞれ距離や高低差、傾斜も違うし、おまけに人それぞれ得意不得意やその日の体調などもあってどれが三大急登かというのは決定版は無さそう。
ただ、たいていの人が中尾ノ背とサネ尾は入れてるようだし、となるとコースを繋ぎやすいのか石ブテ尾根47番が加えられていることが多い気がする。
そこで今回自分も中尾ノ背、サネ尾、石ブテ尾根47番の三つを繋いで一日で歩ききれるかやってみることに。
順番は多くの人が一番きついと書いてる中尾ノ背を最初に上り、次にきついのはたいてい一緒に歩かれてるサネ尾かなと思ったのでそこに。
最後を文珠東尾根や県境尾根と比較される石ブテ尾根47番とした。
歩き方のルールも人それぞれで、とにかく三つを繋げればいいというやり方やそれぞれ山頂までは行こうというやり方、そして最強者はなんと三つともその登山口まで下りてそこから山頂までなどというストイックさ。
まあ自分にそこまで体力あるとは思えないので一応毎回ライブカメラ広場までは行くことに。
ところが準備で一つ大失敗をやらかした。
最初は調子良かった。
中尾ノ背を上ってライブカメラ広場の一段下で一食目を食べてからカヤンボまで下り、サネ尾をダイトレまで上るくらいまでは。
しかしなぜかそのあたりから足が重くなり、下りならともかく少しでも上ってると先をゆっくり歩いてる人に追いつくのも時間かかるように。
やはり三大急登のうち二つ上ると足も重くなるな〜などと思いながらまたライブカメラ広場まで行き、二食目を食べるにはちょっと時間が早いので先を急ごうと太尾を下り始めて急なところにさしかかるとなんとも踏ん張りがきかない。
いくら急登二つ上ったからって時間的にも距離的にもまだそんなヨレヨレになるほどではないのに何でか分からないまま下りてきて最後の石ブテ尾根47番上る前にまた飯食べておこうと思ってハタと気が付いた。
元々スポーツする時もある程度腹にがっつり入ってないと力出ない方。
そしてこの日の飯はもう暑くなったからおにぎりはちょっと微妙かなとか、疲れるやろうから甘く食べやすいものがええよなとか、荷物も重くしたくないななどという理由で選んだのがそれぞれ粒餡マーガリンとイチゴジャムマーガリンとチョコクリームの三つのコッペサンド。
当然口入れたら咬まないでも溶けていくような軽い飯というよりおやつ。
そりゃ力入らんはずで、こりゃシャリバテやと。
ちょうど駐車地そばでもあったし一瞬ここで中止敗退も頭よぎったが、とりあえず二食目のイチゴジャムマーガリンコッペ食べたらちょっと落ち着いたので進むことに。
やはり最初はある程度傾斜もあって気合いも入ってるから上れたが、ここもサネ尾と同じくジグザグに道があって四つん這いにならずに脚力で上っていくタイプ。
即消化されてしまうような軽い飯しか食べてないのでまた途中から弱ってきたがなんとか47番境界柱にたどり着き、確かここから先は緩やかで歩きやすい笹の尾根だったはずと思うもそこはやはり上りの尾根。
もう10歩行っては立ち止まり、小さいピークを上る前には立ち止まって息を整えといった苦行になってしまい、このあたりがこの日一番きつかった。
それでもそこで最後の一食に手をつけなかったのは写真にも書いたが下り予定の青崩道が記憶では結構岩や木段多くて敬遠してた道で、そんな所で力入らず転けて怪我なんてしたくなかったから安全な石ブテ尾根はなんとしても頑張ろうと意地になった。
ここでだいぶ時間食ったために3回目のライブカメラ広場は遅くなってしまったが、とりあえず最後のチョコクリームコッペ食べて甘さで意識覚醒させて暗くなるのと競争に青崩道を飛ばす。
そして下界はガスがなく晴れ、最後の夕日が輝く中車に到着。
無事完歩出来たことより、山にパン持ってくるなら次は絶対カツサンドやなどと強く思った一日でした。

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