編笠山(今シーズン初アイゼン・ピッケル)
- GPS
- 06:29
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
天候 | 快晴時々曇り、山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見平から展望台まではトレースがありませんでした。うっすらと道らしきものはあります。押手川より先の急登、トレース全くありません。しかも吹き溜まりなので腰下ラッセル覚悟です。梯子は、1か所です。なんなく通過できると思います。あと、雪下の岩に要注意です。 |
写真
感想
そういえば、今年はスノーシュー買ったもんだから全くアイゼンとピッケルを使っていない。じゃあ、アイゼンとピッケルを使いに行こう!というわけで、南八ヶ岳最南端の編笠山に行ってきました。
今朝は、昨日より早起き。午前3時半に目を覚ます。なんだかんだ支度をして、4時前に自宅を出発。今日は高速道路も順調に進んでいく。ちょっと早めだったので八ヶ岳PAで仮眠。シュラフにくるまりながら、運転席で。意外によく眠れた。30分ほどの仮眠をして小淵沢ICで下りる。下りてから意外に早く着いた。観音平までは冬期通行止めなので、観音平口まで。前日調べて、通行止めは知ってた。なので1時間ほど余計に歩く。
今回は、スノーシューではなくてアイゼン。途中で着けるのめんどくさいから最初から着けました。通行止めの車道も凍ってるしね。今日も無線とラジオを聴きながら登り始めます。しばらく車道を歩いていきます。しばらくすると、観音平との分岐。帰りはこっちを通って帰ってこようと思うから、まっすぐ車道を進んでいきます。グネグネと標高を稼いでいくと、小1時間で富士見平。富士見平というだけあって、富士山は抜群に見えます。南アルプスの山容もバッチリ!ちょっと、風景に見とれてこれからが本番の登山道です。編笠山と書かれた看板の矢印通りに進んでいきます。
樹林帯の中を進んでいくと、「ピッー」という音が。なんだなんだ?と思って周りを見渡すと鹿が数匹。親鹿っぽいのがこっちをジーっとみてます。こっちもジーっと見ますがもちろん反応ありません。なので少し動くとバタバタといなくなります。こんなのが何回もありました。
トレースがない登山道なので、何となくトレースっぽいのを追っかけてるとそれが鹿の足跡だったりします。でも、なぜか間違っていないので、結果オーライということで。
赤布、黄色テープ、微かな道らしき跡をたどって登っていきます。
展望台まで来ると、観音平からの登山者のトレースがたくさん付いているので見失うことはありません。
ここからは、押手川まで樹林帯を出たり入ったり樹林帯から出て、振り返ると奴がいます。南アルプスと富士山です。なので今回の写真はくどいほどその二つの写真ばかりです。さっき撮ったと分かっててもついつい撮ってしまいました。
押手川を過ぎるてしばらくすると、もう樹林帯はありません。吹きっさらしです。結構、急登でした。特に直登してたので余計疲れてしまいました。くるぶし上ラッセルが膝下ラッセルに変わり、頂上直下標高差100m地点からは腰下ラッセルでした。この100mに1時間もかかってしまいました。途中で帰ろうかと迷ったけど、頂上がすぐそこに見えてたので頑張っちゃいました。先週、相棒が腰下ラッセルとピッケルの使い方を教えてくれてたので、とても助かりました。
苦労して山頂に出るとすごい強風。さすがに耐風姿勢こそ取らないけど、それでも飛ばされそうな強風でした。覚悟はしていたけど、山頂手前と全然違うのに驚きました。本当は、ここから青年小屋周りで考えていたけどトレースが全く見つからず、風も強いので来た道を戻ることに。
自分でラッセルした道をガツガツ下っていきます。梯子手前で、登ってくる人とすれ違います。4人パーティなのかな?しばらく行くと、また3人パーティとすれ違います。今日、遭ったのはこの7人だけでした。
下りは雲海展望台から、観音平方面に下りて、自然歩道ハイキングコース経由で下りて来ました。
思ったより下りがはかどったので、道の駅小淵沢にある温泉に入って帰ってきました。
意外に時間がかかったけど、ラッセルが面白かったり(やってるときは辛かったけど)、景色がよかったりしたのでとても楽しめました。
小淵沢が思ったより近いことが分かったので、ここも色々行けるかな?
今回は、GPSロガーのスイッチを途中で間違えて押したようなので、ルートは手書きです…
コメント
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こんちは。
そのうち、スキーはいて編笠山行こうと思っていたのですが、スキーのトレースとかってありましたか?
南の方はやっぱり雪少ないですね。
とはいっても、腰ラッセルなら十分あるか。
こんにちわ
さすがにスキーのトレースは見つかりませんでしたねぇ。樹林帯の中が多いのでちょっと厳しいのかなぁ
最後の防火帯のところは、まっすぐで「スキー板くれー!」って感じでしたけど
霧氷と雪を頂く山と青空、最高の組み合わせですね!
あこがれの景色です。
写真、堪能させていただきました。
ありがとうございました
ラッセル自体大変そうで、そもそも私には無理ですが、
それ以外、大変なことってありますか?
滑落危険な場所とか…
編笠山、お疲れ様でした。
すばらしい風景を見させて貰いましたよ。
ところでGPSロガー購入したのですな。
dailumiさん、こんばんわ
お褒めいただき、ありがとうございます。
ラッセル以外は、そんなに大変じゃなかったですよ。うわさ通り、稜線上の風は強かったですけどね。落ちそうな切れたったところもなかったですし。
最後に会ったパーティなんか、分岐にザック置いて軽身で登ってましたもん。
ラッセルやってくれる人がいればきっと行けますよ
tenmouさん、こんばんわ。
自分でもこんなにいい天気は久しぶりです
ホントに、景色がいいと下手っぴな自分でもキレイに撮れるから不思議です。吹雪いてると写真を撮る気にもなれないんですけどね。
GPSロガーは、前から持ってる記録用のちっこい奴です。9時くらいまでは記録してたんですけどね…
頂上はやっぱり、ごっそり積もってるんですね。
昨日はどこも風が強かったっぽいですね。
いい天気ではありましたが。
山梨って丸い看板なんですか?
看板の形までは無関心でした
K_guminさん、こんにちわ
そうですね、頂上直下からはごっそり積ってました。山頂は風が強いのでそんなでもないです。
山梨の看板は丸いっぽいです。瑞牆、金峰もそうだったしたしか他でも見たような…山梨百名山だけなのかな〜?
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