ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 566424
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

■リベンジはいつも快晴!!【磐梯山】充実感いっぱいの登り納め(´∀`)

2014年12月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
7.6km
登り
724m
下り
712m

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
0:57
合計
6:00
9:03
11
スタート地点
9:14
107
11:01
11:21
20
11:44
8
11:52
11:53
9
12:11
12:23
27
12:50
13:02
19
13:21
13:26
4
13:33
13:34
5
13:39
10
13:49
13:54
60
14:54
14:55
8
15:03
ゴール地点
装備装着の時間がかなりかかっています。
天候 快晴 無風
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
裏磐梯スキー場駐車場(無料) 
もちろん冬用タイヤでないと無理です。
スキー場までの道路も積雪&凍結。午後帰る時も凍結していました。
スキー場付近も朝早くから除雪(圧雪路)はしてくれていますが、除雪前だとスタックする可能性もあります。

リフト運行開始は8:30。大人1人往復1200円。
ゲレンデ内は歩行禁止です。
コース状況/
危険箇所等
これからの時期、イエローフォール付近まではトレースはあると思いますが、それ以後もスノーシューもしくはワカンが無いと苦戦しそうな雪質&深さです。
磐梯山への尾根への取り付き場所がわかりにくいので注意。(ピンクテープを探しましょう)
場所、雪質によってアイゼンやピッケルも使い分けするとベスト。
山頂直下は急斜面で登りも下りもスノーシューの慣れた人じゃないとそのままは無理かも。
我々はワカン+12本爪アイゼンの最強コンビで問題なくクリア。

この日一番寒くて凍えそうだったのは、リフト乗車中でしたw(防寒注意)
スキーセンターを後にして、リフトに乗車。
1
スキーセンターを後にして、リフトに乗車。
天気も良くて最高最高♪
2
天気も良くて最高最高♪
今日こそは・・・。
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今日こそは・・・。
まだ誰も滑っていないゲレンデ。
まだ誰も滑っていないゲレンデ。
リフト2つ乗り継いでリフトトップ到着。
んあー♪素晴らしいリベンジ日和!!
6
リフト2つ乗り継いでリフトトップ到着。
んあー♪素晴らしいリベンジ日和!!
ワカンを装着して出発。
寒いよ〜。
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ワカンを装着して出発。
寒いよ〜。
トレースはありました。
でもたまにこうしてトレースから外れてみる。
2
トレースはありました。
でもたまにこうしてトレースから外れてみる。
気持ちのいい朝の冷たい空気の中歩きます。
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気持ちのいい朝の冷たい空気の中歩きます。
銅沼(あかぬま)。
今回もここを渡り歩こう。
銅沼(あかぬま)。
今回もここを渡り歩こう。
いざ沼の中へ。
陽があたってきて暖かくなってきた。
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陽があたってきて暖かくなってきた。
振返る。
誰もいない。2人だけ。
5
振返る。
誰もいない。2人だけ。
噴気口から噴煙が上がっている。
ここも火山。
3
噴気口から噴煙が上がっている。
ここも火山。
今季初のワカン。
この冬もよろしく頼むよ〜。
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今季初のワカン。
この冬もよろしく頼むよ〜。
硫黄の匂いはしませんでした。
硫黄の匂いはしませんでした。
尖った頭が見えてきました。
4
尖った頭が見えてきました。
雪いっぱいでワクワクする。(´∀`)
3
雪いっぱいでワクワクする。(´∀`)
今回はリベンジちゃんとできるだろーか。。。
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今回はリベンジちゃんとできるだろーか。。。
途中からトレースがなくなりました。
尾根への最短距離を選んで道を切り開く!!
4
途中からトレースがなくなりました。
尾根への最短距離を選んで道を切り開く!!
見上げると雲が羽毛のよう。。。
5
見上げると雲が羽毛のよう。。。
かっこいいっ♪(´∀`)
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かっこいいっ♪(´∀`)
乱舞する雲。
誰も歩いていない雪原。
向こうに見えるのは西吾妻山のグランデコ。
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誰も歩いていない雪原。
向こうに見えるのは西吾妻山のグランデコ。
さーてと、そろそろ尾根取付き箇所を探します。
たしかこの辺り。
さーてと、そろそろ尾根取付き箇所を探します。
たしかこの辺り。
あった。道標。
半分かじられてますね。。。
雪に埋もれてわからなくなるのも間近。
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あった。道標。
半分かじられてますね。。。
雪に埋もれてわからなくなるのも間近。
うっすらトレースがあるのでこれを追います。
ピンクテープもありました。
2
うっすらトレースがあるのでこれを追います。
ピンクテープもありました。
雪の登りが続いて疲れました。ちょっと休憩。
2
雪の登りが続いて疲れました。ちょっと休憩。
後から来たスノーシューの2人連れさん。
どうぞお先に。
(スノーシューで道をしっかりつけてもらおうw)
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後から来たスノーシューの2人連れさん。
どうぞお先に。
(スノーシューで道をしっかりつけてもらおうw)
桧原湖がキレイ。
3
桧原湖がキレイ。
むむ、あれは飯豊連峰かな。
晴れてるねー♪
4
むむ、あれは飯豊連峰かな。
晴れてるねー♪
桧原湖アップ。
あれも凍るんだろうか?
2
桧原湖アップ。
あれも凍るんだろうか?
風もなく穏やかで、日陰ですが暑くなってきました。
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風もなく穏やかで、日陰ですが暑くなってきました。
わっせわっせと登る。
結局スノーシューのトレースも特に意味も無かったみたい。
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わっせわっせと登る。
結局スノーシューのトレースも特に意味も無かったみたい。
だいぶ登ってきました。
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だいぶ登ってきました。
日本のお山ではないみたい。。。
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日本のお山ではないみたい。。。
霧氷〜♪(´∀`)
だんだんと陽があたってくる。
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だんだんと陽があたってくる。
今日はリベンジできますように。
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今日はリベンジできますように。
たまに緩やかな登りになるが、基本は急登の連続。
3
たまに緩やかな登りになるが、基本は急登の連続。
ここの急登が一番きつかったかなぁ。。。
クラスト状態の急登。
岩肌も出ているので途中でワカンを外します。
ピッケル出せば良かった。
靴の先で固くなった雪面を蹴り込んで登ります。
一番大変だった場所。
スノーシューはどうだったんだろうか。
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ここの急登が一番きつかったかなぁ。。。
クラスト状態の急登。
岩肌も出ているので途中でワカンを外します。
ピッケル出せば良かった。
靴の先で固くなった雪面を蹴り込んで登ります。
一番大変だった場所。
スノーシューはどうだったんだろうか。
なんとか難所をクリア。
4
なんとか難所をクリア。
稜線に出た。
櫛ヶ峰が目の前に現れる。
広い場所でアイゼンを装着していると、スノーシューの男女の2人連れが下山してくる。
日の出前から登っていたらしい。
お天気良くて最高ですねーと言い合う。
ここから先の状態も聴いておいた。
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稜線に出た。
櫛ヶ峰が目の前に現れる。
広い場所でアイゼンを装着していると、スノーシューの男女の2人連れが下山してくる。
日の出前から登っていたらしい。
お天気良くて最高ですねーと言い合う。
ここから先の状態も聴いておいた。
眩しい〜♪(´∀`)
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眩しい〜♪(´∀`)
櫛ヶ峰の稜線がキレイ。。。
歩きたい衝動に駆られてしまう。。。
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櫛ヶ峰の稜線がキレイ。。。
歩きたい衝動に駆られてしまう。。。
とりあえずアイゼン装着。
一番頼りになる奴。
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とりあえずアイゼン装着。
一番頼りになる奴。
快晴の磐梯山山頂がやっと見えた。
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快晴の磐梯山山頂がやっと見えた。
海老の尻尾。
櫛ヶ峰もこの季節は真っ白で別の山のように美しい。
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櫛ヶ峰もこの季節は真っ白で別の山のように美しい。
磐梯山と私。
地面はこんな状態に。。。
金平糖?みたいな。
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地面はこんな状態に。。。
金平糖?みたいな。
さて、いざ磐梯山リベンジへ!!
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さて、いざ磐梯山リベンジへ!!
前回よりずっと晴れて、もう何も邪魔するものなし。
今日は何が何でも登る。
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前回よりずっと晴れて、もう何も邪魔するものなし。
今日は何が何でも登る。
アイゼンで歩きやすいところを選んで歩く。
2
アイゼンで歩きやすいところを選んで歩く。
見た目はすぐに登れそうですが。。。
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見た目はすぐに登れそうですが。。。
何か湖が見えてきた。
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何か湖が見えてきた。
何度も櫛ヶ峰。
先を行くスノーシューの人たちは右からの取り付き。
とりあえずついて行く。
3
先を行くスノーシューの人たちは右からの取り付き。
とりあえずついて行く。
この辺りはそれほど埋もれることもなく。
4
この辺りはそれほど埋もれることもなく。
ぐぁ。。。急登。。。
しかも雪たっぷり。
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ぐぁ。。。急登。。。
しかも雪たっぷり。
槍のような。。。
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槍のような。。。
あのクリームのような先がたまらないw
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あのクリームのような先がたまらないw
青と白だけの世界。。。
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青と白だけの世界。。。
飯豊もカッコ良すぎ〜♪
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飯豊もカッコ良すぎ〜♪
あれは朝日岳かな〜。
4
あれは朝日岳かな〜。
弘法清水小屋に着きました。
時間もきになるので荷物はここにデポして、身軽になる。
そしてアイゼンにワカンも装着。
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弘法清水小屋に着きました。
時間もきになるので荷物はここにデポして、身軽になる。
そしてアイゼンにワカンも装着。
いざ山頂部へ!!
目指すはピーク!
身軽になったので足取りも軽い♪
4
身軽になったので足取りも軽い♪
立ちはだかる急登。
右端のは兎の足跡。
3
立ちはだかる急登。
右端のは兎の足跡。
ああ厳冬期という感じ。。。(´∀`)
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ああ厳冬期という感じ。。。(´∀`)
山頂に輝く太陽。
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山頂に輝く太陽。
烈風でこんなことになっている。。。
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烈風でこんなことになっている。。。
あ〜、、、何かがずらーーーっと見えてる〜。
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あ〜、、、何かがずらーーーっと見えてる〜。
海老の尻尾王国??(笑)
こんなところを登って行く。
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海老の尻尾王国??(笑)
こんなところを登って行く。
アイゼン+ワカン、大活躍。
5
アイゼン+ワカン、大活躍。
スノーシューは慣れていないと苦戦するような。。。
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スノーシューは慣れていないと苦戦するような。。。
かなりの斜面です。
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かなりの斜面です。
そして山頂〜♪
山頂小屋はすっかり埋もれてしまっています。
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山頂小屋はすっかり埋もれてしまっています。
最近やたらこのポーズw
腕の曲げ方が大事だそうで。。。
西吾妻山と朝日岳をバックに。
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最近やたらこのポーズw
腕の曲げ方が大事だそうで。。。
西吾妻山と朝日岳をバックに。
私は桧原湖と飯豊をバックに〜♪
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私は桧原湖と飯豊をバックに〜♪
山頂からの眺め
飯豊連峰。
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山頂からの眺め
飯豊連峰。
山頂からの眺め
桧原湖、朝日岳、そして向こうに月山。
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山頂からの眺め
桧原湖、朝日岳、そして向こうに月山。
山頂からの眺め
猪苗代湖。
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山頂からの眺め
猪苗代湖。
山頂からの眺め
安達太良山。
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山頂からの眺め
安達太良山。
もう一度飯豊連峰。
行きたい〜。
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もう一度飯豊連峰。
行きたい〜。
快晴ばんざーい!!
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快晴ばんざーい!!
私も今年最後にこのポーズやっとこう。。。
バランスとるの難しいw
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私も今年最後にこのポーズやっとこう。。。
バランスとるの難しいw
ずらーっと勢揃いしてるのは、、、あとで調べます。<(_ _)>
3
ずらーっと勢揃いしてるのは、、、あとで調べます。<(_ _)>
猪苗代湖を見ながら立っている姿が良かったので後ろ姿をいただきました。<(_ _)>
ちなみにこの雪の塊は、祠です。
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猪苗代湖を見ながら立っている姿が良かったので後ろ姿をいただきました。<(_ _)>
ちなみにこの雪の塊は、祠です。
2人の影で。。。
快晴リベンジ成功♪♪
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2人の影で。。。
快晴リベンジ成功♪♪
さて、13時になったので下山します。
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さて、13時になったので下山します。
こう見るとすごい世界です。。。
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こう見るとすごい世界です。。。
小屋直下は尻セード♪(´∀`)
2
小屋直下は尻セード♪(´∀`)
尻セードぉ〜、、、と途中で止まりそうになってもがく私。
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尻セードぉ〜、、、と途中で止まりそうになってもがく私。
デポした荷物を回収。
デポした荷物を回収。
春までお休みなさい。
春までお休みなさい。
こっちも登ってみたいよなぁ。。。櫛ヶ峰。
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こっちも登ってみたいよなぁ。。。櫛ヶ峰。
下りは軽快に♪
磐梯山、今日はありがとー!
またね!!
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磐梯山、今日はありがとー!
またね!!
磐梯山を振返る。
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磐梯山を振返る。
達成感いっぱいで帰る。
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達成感いっぱいで帰る。
霧氷が青空に映える。
登りは暗かったもんね〜。
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霧氷が青空に映える。
登りは暗かったもんね〜。
足の裏に雪をいっぱい感じながら下る。
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足の裏に雪をいっぱい感じながら下る。
下まで下りてきました。
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下まで下りてきました。
あとは雪原を歩いて帰る。
あとは雪原を歩いて帰る。
振返ると櫛ヶ峰が最高に美しかった。。。
日本じゃないみたい。
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振返ると櫛ヶ峰が最高に美しかった。。。
日本じゃないみたい。
のらりくらりと歩いてリフトトップまで帰還。
帰りのリフトも極寒でした。。。
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のらりくらりと歩いてリフトトップまで帰還。
帰りのリフトも極寒でした。。。

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 地図 ピッケル コンパス 笛(ザック付属) 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 手袋(3) 細引き スマホ 12本爪アイゼン ハードシェル 防寒着(2) ストック 水筒 時計(高度計付) 非常食 財布 折りたたみ座布団 サバイバルシート 帽子・サングラス 雪山用スパッツ バラクラバ ネックウォーマー ワカン
共同装備
バーナー ファーストエイドキット 医薬品 カメラ(2) コッヘルセット ボンベ&バーナー レジャーシート ライター アーミーナイフ ウェットティッシュ 携帯簡易トイレ(2) ツェルト(2人用) ハンディGPS
備考 ヒップそり

感想

いつの間にか、『リベンジはいつも快晴!!シリーズ』も第三弾になりました。
(そんなシリーズがあったのか。。。)


1弾目2012年3月3日「リベンジ雪山【硫黄岳】〜快晴に恵まれて」
  ⇒http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-173107.html

これを皮切りに

2弾目2014年2月11日「リベンジはいつも快晴♪【御嶽山】厳冬期初めての3000超え」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-406678.html



そして今回で3弾目になります。
特に狙ってシリーズにしたかったわけではないのですが、たまたま雪山リベンジが快晴ばかりなのでシリーズにしてみました。
以後、シリーズが続くかどうかは未定ですw

今回第3弾は、厳冬期の磐梯山。
今年の2月にイエローフォールと組み合わせて登ったのですが、気がかりなことを抱えたままの登山で気力も失せ、途中敗退してしまいました。
過去レコ⇒http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-403995.html
そのリベンジを・・・と心に決めて約11ヶ月。
思ったより早くその機会が巡って来たのでこれは逃してならないと挑戦してきました。

一度来たことのある場所なので不安も何もなく7時頃裏磐梯スキー場に到着。
センターハウス前の駐車場で一番乗りでした。
係の人が「施設内でゆっくりできますよ」と親切に声をかけてくれます。
リラックスルームなるものがあるので、ここで暖かくゆっくり休憩も可。
(※飲食持ち込みはできません。)
リフト運行が8時半なのでそれに合わせていろいろ準備しました。

8時半、リフト券(登山者用往復1200円)を購入してリフトに乗込みます。
むちゃくちゃ寒い。。。
慌ててネックウォーマーを出したり、手袋を二重にしたほどです。

一度乗換えてリフトトップへ。
ワカンを装着して出発です。
トレースはあったので、そのまま歩きました。
まだ雪は少ないかもと心配しましたが、さすが東北はしっかり雪が積もってる。
ありがたい〜♪(´∀`)

トレースが途中で途切れましたが、磐梯山への尾根入り口を目指して雪の中まっすぐ突き進みます。前回来ているので位置関係もしっかり把握済み。
初めてでトレースが無い場合は尾根入り口を見つけるのが難しいかも。
(私たちも前回いろいろと遠回りをしました。^^;)

尾根入り口を見つけて登り始めると、途中からトレースがあり。
昨日登った人の??
スノーシューの跡です。(後に今朝早く登ったkchanさんご夫婦のトレースと分かる)
あとピンクテープもありました。
思ったより雪はしっかりあって、前回同様登りは決して楽な登りではありませんでしたが、気持ちがとても楽なので楽しく登れました。
(気がかりなことを抱えたままの登山はNGです。^^;)

途中後ろから来たスノーシューの方たちに先に行ってもらいます。
やっぱりスノーシュー最強なのか?
と思ってしまうほどのスピード。
欲しいけど重いしなぁ。。。

登りはだんだんキツくなる。
スノーシューも慣れていないと悪戦苦闘らしい。
私も絶対悪戦苦闘タイプだ。
一度入笠山で試したことがあったけれど、足さばきが下手で苦労した。。。

しばらくすると雪面の状態がガラっと変わる。
クラスト状態になって、風で吹き飛ばされたのか下の岩が所々出ている。
ワカンの爪では滑ると判断して外した。
ここでアイゼンを付けるか、ピッケルを出せば良かったのだけど、、、その後は靴先で蹴り込んで蹴り込んで小さなステップを作りながら登ることになった。

なんとか登りきって川上ルート指標手前。
稜線に出ると風があるかもと思い、ここで休憩がてらアイゼンを装着。
すると上から男女のペアが下山してきたので、少し会話する。
日の出前から登られたそうで、今日はお天気最高ですね〜と言い合う。
ここから先の登山道の様子も聞いておいた。
このお2人も始終スノーシューだったらしいが、山頂直下はさすがにアイゼンでも良かったかも?と思ったらしい。
(帰宅後、このお2人はヤマレコのkchanさんご夫妻と判明。ありがとうございました。)

川上ルート指標に出た。
目の前にやっと白い磐梯山の姿が見えた。
前回はここでリタイアしたのだ。
時間的には前回とほとんど変わっていなかった。
後は登頂する気合いがあるかどうかの問題。
今日は、、、行けない理由が何一つない。
行かなきゃだめでしょ。
こんなにいい天気なんだし! (´∀`)b

しばらく平らでキラキラ輝く雪面を歩く。
眩し過ぎ。。。
雪焼けも怖いけど、もういいや〜って思ってしまう。
(いつもあとで後悔するんですが。。。w)

弘法清水小屋。
半分ほど雪に埋もれている。
ここからは先ほど下山していたお2人に聞いたことを念頭に置いて、アイゼンにワカンを付けて登ることに。
また、時間も気になってきたので、ここにザックをデポして山頂を目指すことにする。
天気もいいし、身軽になってサクっと登ろう。

ここからはまた別の世界が広がっていた。
海老の尻尾王国のような?w
その合間を縫うように登って行く。
思った以上の急登でワカンだけでも無理。
アイゼンだけでも雪に埋もれてしんどい、そんな雪の状態。
でもアイゼン+ワカンと、身軽なので楽々と登れてしまった。

そして登頂っ。(´∀`)
風も無く、穏やかな山頂。
360度の絶景が出迎えてくれた。
以前夏に一度登ったことがあるのだけど、冬はまた全然様子が違う。
前回はお天気も悪くなくなってきていたので登頂できなくて逆に良かったかも。
今回のリベンジのために前回の敗退があったんだ。。。
(快晴リベンジ成功の時はいつもそう思ってるw)

あまりにも穏やかな天気だったので時間があればもっともっと山頂でゆっくりしていたかったけれど、時計には13:00の文字が。。。
そろそろ下山しないと。

登ってきたルートをそのまま下る。
登り同様アイゼン+ワカンで下っていたのだけど、下りが急で怖くなったので私は途中でワカンを外してアイゼンのみで下った。
下りは雪に多少埋もれても負担は無い。
むしろ少し埋もれるのが楽しいくらい。

弘法清水小屋にデポした荷物を回収して下る。
下りは軽快♪
私は尾根入り口までずっとアイゼンだけで下りました。

雪原に下り立つと、アイゼンからワカンに交換。
あとはゆっくりと雪原の中のトレースを辿ってスキー場まで戻る。
朝とは違ってたくさんのトレースができていました。
これからの季節、イエローフォールなどたくさんの人が訪れるんでしょうね。

15時ゲレンデのリフトトップに到着。
防寒をしっかりしてリフトに乗って帰りました。

*****************************

東北はずーっと雪マークが続いていたので、いつリベンジできるだろうとずっと機会をうかがっていました。
年末も押し迫ってはいましたが、この日だけついた待ちに待った晴れマーク。
これは行くしかない。
先週はピークハントをしない山行だったので、今回は登り納めとしてもがっつり登って登頂して1年を終えたい。
そんな気合いとお天気が相まって、今年最後とても満足行く山行になりました。

今年は、後半ちょっと気合いの足らない山行があったりでどうなることかと思いましたが、終わり良ければすべてヨシ。
怪我も無く無事に1年を終えることができて良かったです。

今年1年、皆さまには本当にたくさんの拍手と心温まるコメントをいただいたことに感謝しています。 
ヤマレコでのたくさんの出会い、そして楽しいコラボもありました。
来年もどうぞ今まで同様仲良くしていただきたいと思います。



















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コメント

ファースト・コメント ゲット (^^)
ピーーーーッ(反則のホイッスル)

なにこの天気。
空の色、画像ソフトで加工してるでしょう。
どさくさ紛れにカナディアンロッキーの画像1個か2個混ぜてるでしょう。

磐梯山をこんな風にしちゃうtamari/damari さん、やっぱ只者じゃないな。

今からコラボスキーに行くんで、最低言いたいことだけ言いにきましたっ。
ではでは。
2014/12/29 23:40
tsukadonさん。^^
こんにちは〜。
早々と反則のホイッスルとコメントありがとうございますw

最近のたるみっぷりではリベンジできるかどうか不安でしたが、
行って良かったです。
磐梯山はそれほど難易度高いお山ではありませんが、雪が積もると変わりますね。
景色も本当に日本じゃないみたいになってとても楽しめました。
良い一年の締めくくりになったと思います。

今年は本当に色々とありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたしますね。
2014/12/31 15:08
こんばんは(^^)
すごーーーい!キレイ!真っ白!素晴らしい!!
やりましたね〜!リベンジ成功おめでとうございます !
やっぱり「絶対に頂上まで行くぞ」っていう強い気持ちが大事ですよね。
前回と違って心配事も無く、絶好の天気にも恵まれて
大大大満足の登り納めでしたねhappy02good
我が家もこの日、那須から飯豊を眺めて
「行ってみたいね〜」って話してました。
そうそう、 以前、mizutamariさんのレコで見て
憧れていた「ピッケルクロス」、やってみました〜
あとで覗いてみて下さい

今年も mizutamariさんのレコで、いろいろと参考にしたり
楽しませてもらったりで、お世話になりました。
来年もヨロシクです
2014/12/29 23:48
kiiro-inkoさん。^^
こんにちは〜。
コメントありがとうございます。
31日までバタバタと大掃除しておりました。

やっぱり気合いが足らないとお山もそれに応えてはくれないですよね。
こんな気持ちで登っていては山に失礼だ、と思ってしまうことも多々あるので
反省しなきゃなぁといつも思っています。

ピッケルクロス、やってくださったんですね!
ありがとうございます!
ウチは実は今季はまだやってなくて・・・。
いつもやるのを忘れてしまうんですw
年明けからの山行では忘れずにやらなくては。。。

こちらこそ、今年も色々とありがとうございました。
また来年も引き続きよろしくお願いいたしますね。

良いお年を〜。
2014/12/31 15:13
シリーズ第三弾ですか〜
mizutamariさん おはようございます。
「リベンジシリーズ」ですか〜
いつもきちんとしている方なのに、前回の磐梯山では気になることがあったんですよね〜
そう、この日(28日)は快晴まではいきませんが青森でも久々に晴れましたね〜(今は小雨の状態です
でも、リベンジできて良かったですね

今年はいろいろとお世話になりました。ありがとうござました。
mizutamariさん達が今年登った山、来年行く山の参考にさせて頂きます
来年もよろしく願います。
では良いお年を迎えてください。
2014/12/30 7:30
tsukadonさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

第三弾と書きましたが、よくよく見直してみると第四弾かもしれませんw
蔵王の記録も実はリベンジでして、、、それを入れると今回は四弾になってしまう。。。
でも蔵王はまた別のシリーズにも属しているのでどうしようかと悩み中ですw

こちらこそ、taknabesanさんには今年も色々とお世話になり、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたしますね。

どうぞ良いお年を。
2014/12/31 15:26
mizutamariさん、yukidamariさん、お疲れ様でした。
最高の天気でしたね〜。
うらやまし〜い。
登り納めには最高でしたね。
天気の良い日に山に行きたいです

今日、実家に帰る途中Mt.乗鞍へゲレンデスキーに
行きました。
天気良かったら乗鞍方面までハイクアップする
つもりでしたが…。
めっちゃ吹雪。 めちゃくちゃ寒い
ゲレンデでGoProを試し使いして終わりました。
天気悪いのに楽しい!
パウダーで楽しいね〜!
って話ししてたけど…。
mizutamariさんご夫婦のレコみたら
やっぱり晴れてる時に山に行きたいと思いました。
磐梯山いいですね〜。
素敵な写真ばかり!
実家に帰ってパソコンでゆっくり拝見させていただきます。

うふふ(o^^o)
お二人のchibikoポーズ嬉しいです。
私よりいい感じですよ。
しかも、肘の角度がポイントとまで解説していただき…。
次やるときは、私もポイントチェックします!

今年も本当にお世話になりました!
赤岳でお会いしお話して楽しかった事を思い出します。
また、来年もよろしくお願いします!
良いお年をお迎え下さい!
2014/12/30 16:45
chibikoさん。^^
こんにちは。
コメントありがとうございます。

スキーの季節がやってきて旦那さんもウキウキでしょう〜?
最近は北の方は週末お天気が安定しないので難しいね。
まぁ、この季節特有なんだけども。。。
だから移動性高気圧という言葉を聞いちゃうと、もう絶対行かねばーって!
今季はどうかなぁ〜、うまく高気圧に恵まれると嬉しいね〜。

こちらこそ今年も本当に色々とありがとうございました。
皆さんとコラボもできて楽しかった!
また来年もどうぞ仲良くしてくださいね。

今年は初めて横浜で年末年始を迎えます。
関東での初詣とか箱根駅伝とか、、、色々初めての行事でワクワクです。
chibikoさん、kazuさんも良いお年をお迎えくださいね。
2014/12/31 15:39
桧原湖、凍ります ヽ(´▽`)ノ
mizutamariさん、yukidamariさん、こんばんは。

この冬一番の山日和
お山に行けるなんて羨ましー
私はこの日、輝く宮城蔵王を眺めながら仕事をしていました (;-_-) =3 フゥ

桧原湖はワカサギ釣りのメッカで、
厳冬期には氷結し、カラフルなテントの花が咲きます
今年は寒さが厳しいので、穴釣りには最適ですね (*^∀゜)b

もっといろいろ書き込みたいんですが、
明日も仕事なので、おやすみなさい

よいお年を〜  (⌒∇⌒)ノ""
2014/12/30 23:27
miki122さん。^^
こんにちはー!
コメントありがとうございます!!

ふふふ、やっぱりmikiさん反応してくださいましたね!
ありがとうございます。

東北はずっと雪マークが続いていて、いつ行けるだろうって機会を狙っていました。
この時期、狙わないと無理ですもんね。
でも予報よりずっといいお天気で良かったです。

桧原湖はやっぱり凍るんですね。
湖上でワカサギ釣りやってみたいんです〜。
今年は寒さが厳しいのですね。
今年もモンスター大きく成長しそうで楽しみですね―♪

今年も色々とありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします!!

良いお年を。
2014/12/31 15:44
とってもキレイ〜☆
mizutamariさん☆yukidamariさん♪ こんにちは(*^_^*)
先ほどはコメントいただきまして、ありがとうございます!
おじゃまさせていただきます

何度も言ってしまいますが、風も穏やかでこれだけの晴れの日に、お互い磐梯山を歩く事が出来てヨカッタですネ mizutamariさんとyukidamariさんも、同じ感動を味わっていたんだなぁと思うとウレシイ気持ちになります

お写真見ていて、お二人のヨロコビがとても伝わってきましたし またお写真もキレイで楽しませてもらいました きっと、この日はあれだけの景色だったので、あっちこっちとお互い写真をたくさん撮っちゃったことでしょうネ

これからも、お互いにいろんな山を歩いて楽しめると良いですネ!
またどこかの山でバッタリお会いした時には、ヨロシクお願いします
2014/12/31 17:17
kchanさん。^^
明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございました。
昨夜から初詣に出ていて帰宅が遅くなり、返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

同じ日に同じ山で同じ感動を味わえて私も嬉しいです。
しかもヤマレコでよくお見かけするユーザーさんだったなんて〜。
お2人のことはもう忘れませんので、またどこかのお山でお会いした時はしっかりとお声かけさせていただきます!

雪山のシーズンもこれからが本番。
お互い何事も無く素晴らしい雪山を楽しめるといいですね!
これからも陰ながらですが、レコをしっかり参考にさせていただき楽しみたいと思います。
2015/1/1 12:44
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