宮之浦岳

2023年06月23日(金) ~ 2023年06月25日(日)

• GPS: 50:50
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,829m
• 下り: 1,191m

天候

23日：曇り 24日：晴れ時々曇り 25日：曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

バス 船

中部国際空港〜鹿児島空港〜高速船〜屋久島交通バス

コース状況／危険箇所等

宮之浦岳〜淀川登山口の下山路は
鎖場があり、大荷物で下るのが少し大変でした。

写真

6/23 4:51

名古屋より飛行機・高速船と乗り継いで、前日に屋久島入り。
その日は民宿に宿泊し、翌・朝の4時50分に民宿を出発します。

6/23 5:40

屋久島交通バスで屋久杉自然館前でバスを乗り換え。
※荒川登山口までのバス代700円に加え、
宿泊の人は1人あたり2000円の協力金を支払います。

6/23 6:41

荒川登山口に到着。
ウォシュレット付きの
すごくきれいなお手洗いがありました。

6/23 6:41

中には更衣室まであります。
これは嬉しいですね。

6/23 6:30

早朝出発だったのでまずは腹ごしらえ！
民宿に頼んでいた登山弁当をもぐもぐ。

6/23 6:47

荒川登山口からはトロッコ道をたどります。

山田洋⚫︎監督の某映画で
少年が歩いているシーンが印象的で、
ずっと憧れていた場所です。
行けてよかった・・・( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

6/23 6:49

川の上に渡した吊り橋を渡ります。
トロッコ道が終わるまで、こんな橋がいくつかありました。

6/23 6:54

鬱蒼としています。

6/23 7:00

水よけをくぐって・・・

6/23 7:02

6/23 7:05

苔がしっとりと美しいです。

6/23 7:06

一枚岩の大きな壁が左手に見え、
さらに進むと・・・

6/23 7:14

おさるだ！
人間を怖がることなくくつろいでいます。

旅の間にお猿をたくさん見ましたが
こちらを怖がりもしないし、
逆に威嚇されたりもしませんでした。

6/23 7:16

もののけの森っぽくなってきました。

6/23 7:18

6/23 7:19

6/23 7:36

大きな屋久杉も姿を現わしだしました。

6/23 7:40

6/23 7:45

6/23 7:52

ランプ点灯中はトロッコが走っているので、
渡るのをお控えください。
とのことです。

6/23 7:52

逃げ場がないですからね。

6/23 7:55

まだ屋久杉の林業が盛んだった頃あった
集落跡地にきました。
小学校の校門の跡や、
学校のもと敷地には広場が残ってましたが
通りに並んでいたはずの民家の後はほとんど残っていません。

6/23 8:18

6/23 8:51

まだまだトロッコ道、続きます。
結構長い・・・！

6/23 8:58

6/23 9:17

苔むした大きな木がそこここにあります。

6/23 9:22

命名されていない二代杉もたくさんあります。
人に伐採されたものもあれば、
自然に朽ちたものもあるそうです。

6/23 9:27

6/23 9:27

木の根元に、大昔に人が掘ったと思われる空間が。
封鎖されて入れないようになっていますが、
その昔、人足さんがここで雨宿りしたのでしょうか。

6/23 9:36

6/23 10:08

6/23 10:11

切り開いた岩の間に線路を通してある。

6/23 10:14

仁王杉に到着しました。

6/23 10:15

6/23 10:29

6/23 10:32

山間から扇岳が顔を覗かせています。

6/23 10:34

トロッコ道歩きの終わりの方で
鹿の親子と出会いました。

6/23 10:41

大株歩道の看板が出たら、
線路歩きは終わりです。
結構長かったなぁ・・・

6/23 10:41

川の向こう（写真で言う左）にパイプがひかれ、
水場があります。

6/23 10:42

きれいなトイレの休憩所があります。

6/23 11:32

木道が丁寧に敷かれており、迷う心配はなさそうです。
さすが世界遺産。
ずっと平坦な道だったので登りが少し嬉しい♪

6/23 11:33

この看板は・・・

6/23 11:33

ウィルソン株に着いた〜！

6/23 11:33

中に入れます。

6/23 11:46

中は薄暗く、足元には湧き水が流れていて、
神秘的な感じです。

見上げたアングルで、
ハート型に撮れると聞いたのですが・・・・

6/23 11:47

ハート型に・・・

あれ〜〜？
まあいいか！

6/23 11:55

ウィルソン株を見ながら
お昼の登山弁当を広げます。
少し具材を変えてくれてる気遣いが嬉しい(^-^)

6/23 12:53

木道を登ってさらに進みます。

6/23 13:06

延々と続いてますよ。

6/23 13:29

ウィルソン株から
縄文杉まで、また結構歩きます。

6/23 13:30

立派ですが、
これはまだ縄文杉ではないです。

6/23 13:51

ついにやってきました、縄文杉！

少し時間が遅いので観光客は全くいません。
泊まり山行の特権ですね！

6/23 14:06

ついに会えた、縄文杉・・・。

6/23 14:26

写真では分かりませんが、
大きさはもちろん、
幹の質感もオーラも、他の杉と全然違います。
美しい佇まいで、相棒としばらくボーッと眺めていました。
会いに来れてよかった・・・。

6/23 14:31

その後、大王杉、夫婦杉と通過して
ちょっと歩くと見えてきました。

6/23 14:31

高塚小屋。

6/23 14:33

中はこんな感じ。
大きくないけれど、3階ロフト造りでとてもきれいです。

6/23 14:34

またもお猿がいます。

6/23 14:59

大きな杉の間に
テント泊用のデッキが設けてあります。

とても素敵なロケーションだったので
テントを背負って、また来たいなぁ・・・。

6/23 15:01

6/23 16:22

バテ気味の相棒を励ましながら進むと・・・

6/23 16:22

見えました〜、新高塚小屋♪
この日はここで宿泊。

6/24 6:27

2日目の朝。

新高塚小屋には大きなテント場があります。
ゴールデンウィークは
避難小屋からあぶれた方がここでテントを張るのだとか。

6/24 6:33

6時半に出発です。

6/24 6:35

6/24 6:53

入山前には雨予報だったのですが、いい天気？？

6/24 7:05

6/24 7:13

あれが宮之浦の山頂でしょうか？

6/24 7:34

6/24 7:58

6/24 7:58

6/24 8:00

なんだか眺めがいいなぁ・・・。

6/24 8:00

雨を覚悟してきたので
嬉しい誤算です(°▽°)

6/24 8:03

可愛らしい星のような花が咲いています。
ヒメコナスビという花のようです。

6/24 8:28

6/24 8:35

6/24 8:36

6/24 8:36

来たほうを振り返ると・・・

6/24 8:38

石楠花の新芽の淡い黄色、笹の黄緑、
いろんな緑色がとり混ざってお花畑のようです。

6/24 8:43

これが平石かな？
大きすぎて画面いっぱいの
おまんじゅうみたいになってしまった笑

6/24 8:45

平石から撮影。
鎮座する宮之浦岳の優しい姿に見惚れます。

6/24 8:45

たおやかで美しい山容ですね〜。

6/24 8:46

6/24 9:06

ここらで
相棒の飲み水が底を尽きました。

6/24 9:06

焼野三叉路に水場があるみたいだけど
汲めるかな？？

6/24 9:21

焼野三叉路。
永田岳側に少しだけ進むと、
左手のササヤブの中に目印のピンクのテープが貼ってあります。
（ヤブコギすると水場のある小さな広場に入れます）

6/24 9:21

水を汲んで、
重い荷物を背負い直して
さあ、山頂アタック開始です！

6/24 9:21

6/24 9:36

素晴らしい景観に励まされながら
一歩ずつ登っていきます。

6/24 9:36

6/24 9:59

6/24 10:03

6/24 10:03

雨対策ばかりして、暑さ対策をしていませんでした。
ゴアテックスのレインハットが暑いけど、
かぶらないと日差しが暑い・・・！

6/24 10:23

6/24 10:24

ついに着いた。

6/24 11:23

まだ登山は続きます。
今日は淀川小屋まで歩きます。

6/24 11:29

栗生岳を通過。

6/24 11:35

6/24 11:47

6/24 12:04

ようやく汲みやすい水場に到着。
節約して我慢していたけど心おきなく冷たい水で
喉を潤しました。
季節や天気にもよるかと思いますが
このひは2箇所の水場とも、豊富に水が落ちてました。

6/24 12:33

ところどころ、登山道自体が
川のようになっています。

6/24 12:58

6/24 13:00

遭難者の慰霊碑の横を通り抜け。

6/24 14:27

これ以降かなり岩場が連続します。
2泊3日の重装備だとこたえます。

6/24 14:53

花之江河に着きました。

6/24 14:57

石塚小屋方面に水場を探してウロウロしましたが
見つけられませんでした。
携帯トイレのブースがあります。

6/24 15:24

諦めて、淀川小屋方面への分岐へ。

6/24 15:25

6/24 17:22

なだらかなくだりをしばらく行くと、
橋が見えてきました。

6/24 17:22

水はきれいです。
（後で分かりましたが淀川小屋の水場はこの川の水です）

6/24 17:23

淀川小屋、ついに到着です！
この日は夕食の棒ラーメンと
フリーズドライのサングリア（をお湯で戻したもの）で
お祝いしました。

6/25 7:30

3日目、淀川小屋の朝。

今日は下山するだけなので
一番遅出です。

6/25 7:45

きれいに整備された木道を通って
紀元杉バス停へ向かいます。

6/25 8:13

かわいいお花に励まされます。
あと少しで下山です。

6/25 8:26

石楠花の見頃は過ぎてしまったようですね。
少しだけ咲いています。

6/25 8:31

大きな杉の木もありますが、
そろそろお別れです。

6/25 8:46

おっきなカエルがいました！
相棒、大いに怖がる。
襲ってはきませんよ〜(°▽°)

6/25 9:45

無事下山。お疲れ様でした！

6/25 9:59

バスの時間まで間があるので、
紀元杉を見に。
これまた立派です。

6/25 11:15

帰りのバスで
屋久鹿と・・・

6/25 11:31

屋久猿がお見送りしてくれました。

6/25 12:12

下山後、安房のほうまで降りて、お昼ごはん。
（3日風呂入ってないので、
他のお客さんから少し離れた場所で・・・笑）

6/25 14:00

さらに「そらうみ」さんのジェラート！
タンカンとホートーミルク味を注文しました。
どちらもおいしかった。

6/25 18:34

お宿は「四季の宿 尾之間」。
半露天風呂でさっぱり汗を流したら
モッチョム岳を見ながらお夕食。
今回も楽しい山でした♪( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX0 SONY

AQUOS sense6 SH-54B docomo シャープ

感想

Aiko-HTNK

相棒の希望もあり、屋久島へ。
梅雨時なので「雨を楽しむぞ！」くらいの覚悟で臨みましたが
なんと3日間天候に恵まれ雨に悩まされませんでした。

宮之浦岳から花之江河までは急な鎖場が多く、
雨が降っていたら少し滑って難儀していたかもしれません。