幻の日本百名山89座目 草津白根山(本白根山)
- GPS
- 05:24
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 781m
- 下り
- 776m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:24
天候 | 雪 のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
YAMAPでは日本百名山の一座としては外されてしまった草津白根山です。
登山出来ていた時に踏むことが可能だった山頂は探勝歩道最高地点2150mだったようです。
本当の山頂2171mは夏は藪で阻まれて進めず冬季の雪がある時のみ到達できるとのこと。
登山口としては湯釜方面からや万座温泉側から入るのが一般的ですが、YAMAPでは立入禁止の❌が付いておりルートとしては不適なようです。
自分達が選んだルートは表万座スノーパーク跡地からのアプローチでした。
このルートの場合実質9割スノーパーク跡地のゲレンデを歩くことになりますが、三角点のある2165m地点、探勝歩道最高地点の2150m、そして最高標高の2171m地点の全てを❌が付かずに歩くことが可能となります。
決行したこの日の天気は雪☃️
自分達の歩きの遅さを考慮して早立ちで4時半スタートしました。
駐車スペースに着いた時点で結構な雪でコンディション最悪のためダメかと思いましたが、9時過ぎから好天の予報を信じて歩き始めます。
撤退した先月と比べて予想通りに雪は締まっていてスノーシューじゃなくツボ足でも歩けそうな雪面。
前回あんなに苦戦したスキー場リフト山麓駅まであっという間に到着。このペースなら絶対登れると確信。
あとは雪が止んでくれて山頂付近が強風でなければ何とかなると思いました。
前回撤退したクアッドリフト山頂駅からの交差点にある案内標識の所までも1時間20分で到着。
良いベースで歩けて一安心でした。
あとはこの先の未知の領域をどう歩けるかになってきました。
先に進むと山頂コースのなかなかの急登が見えてくる。
それと同時に雪質が変わって時々踏み抜くこともある感じになり苦戦しそうな予感に。
でもまだ時間はたっぷりあるのでここまできたら少しずつでも進めばゴールは見えると信じて歩く。
7時10分、ゲレンデトップに到着。
あとは山頂までの多少のアップダウンすれば目的達成です。
三角点のある(実際は雪で埋もれて見つけられず)2165m地点で猛烈な風と寒さに襲われる。
バラクラバではなくネックウォーマーだったため、耳が出ていて一瞬で痛くなった。
温度計がないためわからないが今までの経験での最低気温だったと思います。
天候も好天せず、この強風では危険すぎるので撤退も頭をよぎりました。
少し進むと樹林帯になり風を防ぐことができたのでさらに進む。
僅かに残る先人のトレースを追って進むと探勝歩道最高地点の2150m地点にある標識の所にポッと出ました。
YAMAPの山頂判定としてはここが山頂になってますが、ヤマレコでは2171m地点が山頂判定のため、さらに進みます。
2171m地点までが道もないので激ヤブと聞いてましたが意外なことにそうでもなかった。
2165m地点から探勝歩道最高地点の2150m区間の方がハイマツの上を歩いてズボズボ区間あり、樹林帯の道なき激ヤブありと苦戦した感じです。
最後の緩い登りを上り切ると一本の木に赤いビニールテープが巻いてあり、あそこが山頂だとわかりました。
そばに近づくと「日本百名山 本白根山 2171m」とお世辞にも素敵とは言えない山頂標識がありました。
近くには彫刻刀で手彫りのこちらは良い感じの標識。
日本百名山の山頂としては少し寂しい感じですが、とはいえやりました。
厳しいコンディションでしたが我が家の日本百名山89座目となる頂を踏むことが出来ました。
下山は同じルートでしたが、寒さと薄くホワイトアウトになり始めそうだったので急いで下山。
ゲレンデトップまで戻ってやっと一安心してのんびりと下山しました。
我が家にとっては価値ある一座。
しかし幻の一座とも言えます。
下山後の万座温泉から見えた少し青空も混じる草津白根山にちょっとだけ時間ずらして登れば良かったかな?との思いもありましたが、早い時間からのスタートだからこそ踏み抜かないで歩けるコンディションだったのだろうと良い方向で思った今回の山旅でした。
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