記録ID: 567897
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ハイキング
奥多摩・高尾
刈寄山〜市道山 大晦日にバリルートで日没
2014年12月31日(水) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:07
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:07
移動距離 13.07km
移動時間 6時間7分
平均速度 2.14km/h
累積標高 1062m
※最近不調だった山旅ロガーは、『山旅ロガーを起動→GPSを起動』から『GPSを起動→山旅ロガーを起動』にしたらちゃんと起動した。
※現在地を特定したのは12時ちょうどなので、刈寄山への途中地点までは手書きのルートですが、尾根筋なので間違いは無いと思います。
移動時間 6時間7分
平均速度 2.14km/h
累積標高 1062m
※最近不調だった山旅ロガーは、『山旅ロガーを起動→GPSを起動』から『GPSを起動→山旅ロガーを起動』にしたらちゃんと起動した。
※現在地を特定したのは12時ちょうどなので、刈寄山への途中地点までは手書きのルートですが、尾根筋なので間違いは無いと思います。
天候 | 晴れ 気温(八王子:気象庁データ) スタート10.8℃(11:30)→最高12.7℃(12:45)→ゴール10.8℃(17:30) 軍手を忘れたが晴れ&10℃以上の好天気で無くても大丈夫でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
行き 16.9km 1時間7分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道と林道は道明瞭で歩きやすいです。問題なし。 以下、バリエーションルート 【盆掘林道→刈寄山】 まず川に降りて渡渉する。川への踏み跡有り。今日の水位だと濡れずに渡渉できた。対岸に渡った後、一番傾斜の緩い(といっても急)尾根まで少し歩く。裾野は幅が広く踏み跡はない。尾根に乗ってもこれだけ急だと通る人がほぼ居ないらしく踏み跡なし。一旦傾斜が緩むとすぐにまた急になる。傾斜が緩い区間にはゲンコツ大の丸い糞(ツキノワグマ?)が幾つも有った。500〜580m圏で尾根が広くなり尾根筋はなくなるが上に向かって適当に登る。580m圏からはまた一本道となり670m圏峰で三叉路になる。南東の鞍部へ下って踏み跡を辿れば刈寄山。670m圏峰から西へも踏み跡が伸びている。少し行ってみたが、踏み跡ははっきりしていた。ネットで探すと歩いた記録が有るが、麓が超急で本当に歩けるのだろうか…。 【→入山峠(560m圏)→盆掘林道(400m圏)】 入山峠から西へ進み、ヘアピンカーブのコーナーを直進して山道へ入る。最初は傾斜が緩く歩き易い道。尾根の末端付近まで来て林道とフェンスが見てきた所で崖状の急傾斜になり道が見えなくなる。端まで行くと左に踏み跡が有り何とか下へ降りられそう。九十九折で少しずつ高度を下げるが、急傾斜なので道幅が狭い上に低木がせり出して来てて更に狭くなっている。木を押しやりつつ姿勢を保ち、一歩一歩狭い道を進む感じ。とても時間がかかる。道はフェンスを避けるため沢へと伸びる。苦労して澤に辿りつくと、堰堤の上。対岸へ行くと木橋が有って、堰堤の下へ降りられる。後はちょっと歩いて盆掘り林道。尾根末端付近まで12分だが、そこから林道までが20分もかかった。とんでもないツンデレ尾根。距離的にはショートカットだが時間的にはショートカットではない。 【千ヶ沢林道→市道山】 千ヶ沢林道の入り口には『崩壊のため通行止め』と書いてある。以前は一般道だった千ヶ沢コースは今は廃道になっている。谷筋の道だったので崩れたのだろう。崩壊地を見て引き返そうと入ってみた。車が通れる区間は問題なし(道的には通れますが、入り口にロープが張ってあるので進入はできません)。山道に入っても崩壊していない。滝を見て、更に進む。滝の上に出た所で右(西)の尾根に踏み跡が見える。この尾根は通れそうと思いながら先に進む。すると今度は左(東)に尾根が見える。等高線を見ると乗れば一般道まで歩けそう。ただ尾根への斜面の傾斜はキツイ。どこか上れる所はないかと探すと、結構はっきりとした踏み跡が有る。踏み跡を辿って尾根に乗ると、尾根にはずっと明瞭な踏み跡が有って、急で登りにくいが、迷わず一般道まで辿り着ける。一般道手前の710m圏は結構珍しい風景。左(東)にはっきり道が伸びていてすでに一般道に合流したように見えるが、まだ合流していない。そこから鞍部に下りて登り返してようやく一般道と合流。一般道を右折して市道山へ。 【→西から千ヶ沢林道を目指す】 市道山から臼杵山方面へ少し進む。相変わらずこの区間は起伏が激しい。小ピークが多いのに巻いていない。一つ一つ登らされる。660m圏で一般道とバリルートの分岐になるが、パッと見バリルートの方がはっきりしている。間違ってバリルートへ行く人もいそう。こういうところには道標が欲しい所だ。バリルートに入ると道はしばらく明瞭。傾斜がきつくなるところからは踏み跡はなくなる。610m圏で右折(南東)し、下るが、傾斜が超急になった上に全く踏み跡がなく、進むのを躊躇する。北東の尾根が正解だったかな?と思いそちらへ進むがこっちも急傾斜&踏み跡なし。進むか戻るか思案する。下から見たとき踏み跡は有ったが、通れるとは限らない。急だから怪我する可能性も有る。更に進んで結局引き返す嵌めになったら登り返すのが大変。引き返すには時間的にもう限界。などと色々考えて結局は“山で選択に迷ったら安全な方を選べ”の鉄則に従い、戻ることにした。不思議なもんで距離的にはかなり遠回りになるが、気持ち的には安堵した。 結局このルートは通れるのか通れないのかといったら、やっぱり通れると思う。下には明らかに踏み跡が有った。あれだけの急傾斜にあれだけ踏み跡が有れば結構人が通っているはず。ただ行く機会がもう無いかなぁ…。何とか周りのバリルートと合わせて周回コースが取れれば行くかもしれないが。 ちなみに550m圏まで下った北東方面の尾根の末端は断崖絶壁でした(等高線的には大差ないのですが)。こっちは下りられない。 【→来た道を千ヶ沢林道へ戻る】 途中で暗くなったが、谷筋で上が開けているのでライトを使わなくても月明かりだけで歩けた。 出会ったハイカー 全行程で0人 ハイカー以外でも盆掘林道で2人(バイク1,車1)のみ 消費飲料水 1.3ℓ |
写真
装備
個人装備 |
GPS用携帯電話1〜2台(使用アプリは山旅ロガーと地図ロイド)
携帯電話(通話と写真用)
携帯電話用バッテリー
コンパス
地図
傘
食料
水
ライター
ボールペン
手鏡(コンタクトレンズのため)
眼鏡
ライト
タオル
ビニール袋
エマージェンシーシート
ティッシュペーパー
ストック(ダブル)
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---|
感想
前から行きたかった刈寄山へ直登するバリルートへ行って来ました。更に石津窪山へ登るバリルートと臼杵山の北東から下るバリルートも回る予定でした。
しかし、行ってみると予想以上に時間がかかり、千ヶ沢林道の辺りですでに14時。石津窪山〜臼杵山北東部のバリルートは結構距離があるので、2時間半はかかりそう。すんなり行って日没ギリギリ。ということでこれは中止。じゃあ残り時間はどうする? ということでとりあえずその他のバリルートの取り付きを確認しつつ千ヶ沢林道を歩くことにした。
千ヶ沢ルートは崩壊で廃道になっているが進んでみると崩壊地が全然現れない。そうこうしているうちに500m圏で一般道に登れそうな尾根が2本現れる。最初に見つけた踏み跡(西)は下りに使用することにして後から見つけた踏み跡(南)で登ってみた。こちらは道明瞭ですんなり登れたが、下りに使ったバリルートが下部で急傾斜&踏み跡無し。悩んだ末に撤退を決意し来た道を戻りました。引き返しを決めた時点がほぼ16時なので、帰りは当然途中で日没。薄暗いうちに林道まで戻れて事なきを得ました。しかも林道を歩きながら最後迷った尾根の末端を確認すると断崖絶壁という…。
予定変更して右往左往した挙句に撤退&日没というかなりグダグダな山行になってしまいましたが、バリルートで年越しにならなくて良かったです。やっぱりバリルートは早い時間帯に限りますね。特に下りに使う場合は。
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コメント
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市道山から臼杵山に向かう途中で、何の疑いもなく、バリルートに入り込み、分岐点の所で、こんな分岐点あったかなとGPSを確認して、道を外れていることに気づき、引き返しました。本当に、あの場所には、標識が欲しいですね。
臼杵山の北東部で起きた遭難事故と同じような紛らわしい分岐だと思いました。こういうところには標識が必要ですね。時間が有れば倒木で通せんぼでもしたいところでしたが、ちょっと余裕が無かったです(倒木も有りませんでしたが)。
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