ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5700408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山に挑戦(吉田ルート五合目〜)

2023年07月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:59
距離
17.6km
登り
1,535m
下り
1,554m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
2:03
合計
9:52
距離 17.6km 登り 1,603m 下り 1,605m
4:52
18
スタート地点
5:10
5:16
0
5:16
5:17
13
5:29
5:30
13
6:24
6:24
3
6:27
6:28
9
6:37
6:38
7
6:44
6:51
4
6:54
6:56
4
7:00
7:05
1
7:06
7:13
11
7:24
2
7:26
7:29
0
7:30
7:35
5
7:41
7:47
12
7:59
8:03
8
8:11
8:17
8
8:39
8:41
9
8:50
8:54
18
9:53
9:56
3
9:58
10:06
7
10:15
10:15
8
10:23
10:36
2
11:19
11:20
3
11:36
11:37
5
11:42
11:43
78
13:00
13:15
5
13:21
13:21
32
14:07
14:07
13
14:20
14:27
0
14:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
下山道は砂利道で滑りやすい
スタート。五合目までは数キロある
2023年07月12日 04:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 4:53
スタート。五合目までは数キロある
五合目に到着。レストハウスが綺麗だ
2023年07月12日 05:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 5:10
五合目に到着。レストハウスが綺麗だ
五合目は平坦な道から始まる
2023年07月12日 05:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 5:20
五合目は平坦な道から始まる
絶景
2023年07月12日 05:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
7/12 5:24
絶景
泉ガ滝分岐。右へ進む
2023年07月12日 05:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 5:29
泉ガ滝分岐。右へ進む
六合目に到着。ここから山頂に向けた登山が始まる
2023年07月12日 05:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 5:44
六合目に到着。ここから山頂に向けた登山が始まる
視界が開けて気持ちいい
2023年07月12日 05:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 5:50
視界が開けて気持ちいい
砂利道だ
2023年07月12日 05:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 5:58
砂利道だ
七合目の小屋が見える
2023年07月12日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 6:03
七合目の小屋が見える
七合目みえてきた
2023年07月12日 06:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 6:17
七合目みえてきた
最初の小屋へ
2023年07月12日 06:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 6:27
最初の小屋へ
少し険し目の岩場が出現
2023年07月12日 06:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 6:31
少し険し目の岩場が出現
絶景
2023年07月12日 06:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 6:40
絶景
すごい行列
2023年07月12日 06:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 6:45
すごい行列
また岩場が出てきた
2023年07月12日 07:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 7:05
また岩場が出てきた
八合目に到着
2023年07月12日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 7:28
八合目に到着
八合目太子館からの眺め
2023年07月12日 07:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 7:29
八合目太子館からの眺め
渋滞
2023年07月12日 07:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 7:31
渋滞
八合目蓬莱館
2023年07月12日 07:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 7:40
八合目蓬莱館
八合目白雲荘
2023年07月12日 07:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 7:59
八合目白雲荘
本八合目に向かう
2023年07月12日 08:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:03
本八合目に向かう
まだまだ八合目
2023年07月12日 08:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 8:10
まだまだ八合目
2023年07月12日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:13
2023年07月12日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:24
本八合目
2023年07月12日 08:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:37
本八合目
2023年07月12日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:49
九号目かな
2023年07月12日 08:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:53
九号目かな
砂利道が続く
2023年07月12日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 8:54
砂利道が続く
2023年07月12日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 9:14
もうすぐ山頂。足取りが重い
2023年07月12日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 9:45
もうすぐ山頂。足取りが重い
山頂へ。ガスと強風がすごい
2023年07月12日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 9:48
山頂へ。ガスと強風がすごい
視界が白い
2023年07月12日 10:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 10:18
視界が白い
須走下山道
2023年07月12日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 10:46
須走下山道
見えやすくはなった
2023年07月12日 10:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 10:56
見えやすくはなった
山中湖
2023年07月12日 10:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 10:58
山中湖
2023年07月12日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 11:45
2023年07月12日 11:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 11:58
下っても下っても同じ道
2023年07月12日 12:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 12:36
下っても下っても同じ道
2023年07月12日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 13:27
若干平坦な道に来たぞ
2023年07月12日 13:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/12 13:44
若干平坦な道に来たぞ
五合目に帰ってきた
2023年07月12日 14:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/12 14:20
五合目に帰ってきた

感想

遂に人生初の富士山に挑戦することにした。
来週にはマイカー規制が始まってしまうため、何とか今週中にねじ込んだ。

富士山のついては説明するまでもないが、日本の最高峰であり日本を象徴する名峰だ。
数十万年前、噴火を繰り返し長い年月をかけて今の山容が形成された。江戸時代にも噴火が起きており、富士山の歴史からすれば最近の話だ。富士山は、今なお現役の火山なのだ。

飛鳥時代の役小角をはじめ数々の修験者が登頂し、明治期には観光目的で登山をする者が増え、2013年には世界遺産に登録されると、海外からも多くの登山客が訪れるに至った。

2020年より新型コロナウイルスにより制限が設けられ、登山客は著しく減ったが、2023年現在では規制緩和されると、コロナ禍以前よりもむしろ登山客が増えたとのこと。
混雑した山を登るのは好きではないが、人生一度は登ってみたいと思っていた。


スタートは吉田口五合目からである。
吉田ルートは富士山の中では最も簡単で人気の高いコースとして知られる。
人気の理由は、歩きやすいというだけではなく、北から南へ登るのが信仰に沿ってるという古来の教えによるところもあるようだ。

上述したように今年の富士登山は特に混雑しているらしく、山小屋も埋まっている。僕は日帰り派なので山小屋は使わないが。

早朝の五時にして、五合目の駐車場は既に満車状態だったため、少し離れた場所に止めた。


【五合目〜六合目】
吉田口五合目の標高は2200m越えであり、最初から高所登山となる。
大きなレストハウスがあり、お土産が充実し、食事もできるようだ。
奥には小御嶽神社が鎮座してある。
すぐ隣にインフォメーションセンター、そしてその隣に協力金の受付がある。
支払いは任意らしいが、実質的な入山料だ。
受付で1000円の支払いを済ませ、まもなく登山口に入る。

最初は広大で平坦な道を歩いていく。吉田の街並みと、山中湖全体が見渡せる。
十分ほど歩くと泉が滝の分岐があり、右へ進むとようやく坂道になる。木々に囲まれ、ここだけ普通の登山道にいる心地になる。
このまま緩やかな坂を登っていくと、六合目に着く。
ここから山頂に向かって本格的な登山が始まる。
とは言っても、まだまだ傾斜は緩めで序の口といったところだ。森林限界に達しているため上の小屋まではっきりと見渡せる。


【七合目】
富士山最初の小屋に着き、ここで休憩をとる。

小屋を出発するといきなり傾斜が急な岩場が現れる。七合目は多くの小屋が点在し、小屋のあいまにゴツゴツした岩場が続くスポットだ。
登ってる途中でしばしば激しい強風と砂塵に見舞われ、吹き飛ばされそうな勢いで恐怖を抱く。
一旦落ち着いたあとも、また険しい岩場が現れたときは先行きが不安になった。
しかし終わってる見ると、このエリアが一番の難所だったように思う。


【八合目】
険しい岩場を経て、太子館という小屋に着く。ここからが八合目だ。

七合目までとは違い、なだらかで溶岩色の強い砂礫の坂道に一変する。非常に登りやすい道だ。
体感的にはこの八合目エリアが一番長かったように思う。
序盤は割と空いていたが、この辺りから登山客が増え始め、ちょっとした行列も見えてくる。

標高は3000mを越え、肌寒くなってくる。途中で冬用のコートを着て、万全に備える。しかし手袋をつけなかったため万全とは言い難かった。手は冷えなかったものの、日差しが強いため、のちに手の甲は軽い火傷を負いヒリヒリした。日差しを遮るものが無く太陽が近い場所なので、日焼け対策はしたほうがいい。


【九合目】
長い八合目を越え鳥居をくぐり、九合目にたどり着く。
そろそろ山頂が近い。

酸素が薄いためか、息切れが続き足が幾度も止まる。足が非常に重い。一段の登るだけでも疲れを感じる。
もちろん疲れてるのは僕だけではない。
立ち止まってるものも多く、道を譲ったり譲られたりを繰り返す。
僕を含め、ここまで来ると軽度な高山病を発病する者が続出しているようだ。

山頂は見えているのに、なかなか距離は埋まらない。
ゆっくりではあるが、一歩一歩着実に進む。


【山頂〜下山】
開始から五時間、ついに山頂へ着く。

山頂もまた小屋が立ち並んでおり、登山客でごった返している。

そして富士山のシンボルである、浅間大神が鎮座する神社奥宮が建てられている。
災害あるところに信仰あり。噴火が続く富士山は古くから信仰の対象になっており、霊峰としての顔もある。
神社の中に入っていく者もいたため、一応入れるようだ。

休憩を挟んだ後は、山頂をぐるっと回り、剣ヶ峰を通って元の場所に戻る予定であった。
しかし、山頂に着いてすぐに強風に見舞われ、視界も真っ白になり、まともに歩ける状態ではなかった。あやうく吹き飛ばされるのではないかと思うくらいだった。
小屋の中でやり過ごし、休憩を取った後も強風は止みそうになかった。

御鉢巡りは諦め、仕方なくこのまま下山を開始することにした。
下山ルートは、須走下山道を使う。

下山道は単調な砂利道になっていて、非常に滑りやすい。
実際に派手に転んでしまい軽くケガを負う。そばにいた外国人に「大丈夫ですか?」と日本語で心配された。
下山は歩幅を小さくし、急がず下っていくよう心がける。

このまま須走口には行かず、吉田口方面へ合流する。ジグザグとした砂利道を淡々と下っていく。
下山道が終わり六合目に着くと、ようやく坂はゆるやかになり、もう麓に着いたような心持ちになる。

今から登り始めた登山客が続々を現れ、今日で一番の賑わいを見せてくる。
既に午後二時を回っているが、おそらく宿泊組だろう。

登山開始から九時間、ようやく五合目に戻ってきた。いままで一番長い山行であった。


【最後に】
かなり混み合うのではないかと思っていたが、想像したよりも空いていた。
インバウンドも解禁され、小屋もすぐに満杯になるほど盛況になるとの報道もあったため、平日でも相当混むだろうなと予想はしていた。
静岡県側も山開きしたのも大きいかもしれない。

険し目の岩場に苦労したものの全体的には登りやすい登山道ではあった。ツアー客などでごった返すところはあったものの、ペース配分を誤らずゆっくり進むことが出来たので混雑が却って良い効果をもたらすのだなと思った。
それに、下山道が解禁されたおかげですれ違いも無く、前が詰まっていても道を譲ってもらえるため、スムーズに登ることが出来た。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:181人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 富士・御坂 [日帰り]
富士山(吉田口〜お鉢巡り〜吉田大沢滑走)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山(吉田口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山登山 富士吉田ルート
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら