雨ニモマケズ 風ニモマケズ・南アルプスのへそ・塩見岳小屋泊
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- GPS
- 14:53
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:32
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:20
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先日、間ノ岳から農鳥岳の稜線で見た塩見岳(3,052m)。双耳峰で「鉄兜のよう」といわれる迫力ある山容。ちょうど南アルプスのほぼ中間のへそだが、登山口までのアクセスは遠く東京から約5時間…。
【前夜】
・「ちゃんと寝られないとエンジンかからないんだよねぇ…」とブツブツいうドンちゃんに配慮、鳥倉駐車場(1,655m)で車中前泊。前夜、諏訪からは国道152号線を走るが、ネズミ、野ウサギ、イタチ、シカが次から次へと現れドキドキ。
・鳥倉駐車場は手前の第二がほぼ満車。え、マジか…!、と第一駐車場に向かうと7割の駐車率。水洗(和式)トイレ、水道(飲料不可)あり。
・車中泊でマットに加えてワークマンの折り畳み高反発マット(エアウィーヴ状)を敷いたところ、かなりgood!
【1日目】
・好天予報だったが、急に午後から明日にかけて雨、さらに強風予報へ。まず鳥倉登山口(1,790m)までの林道を30分ほど歩く。ここはチャリ利用も多い。ちなみに7/15からは往復各1便のバスに乗ると、林道ステージがクリア可能。
・三伏峠(2,580m)は日本一高い峠。途中の樹林帯には水場あり、ワイルドかつスリッピーな木道あり。三伏峠小屋は営業が始まり、小屋泊、テン泊、休憩、トイレ(和式・100円)可。
・三伏峠手前から三伏山〜本谷山〜塩見小屋まで、2,500mから2,700mくらいをずっとアップダウンしたまま3時間余り歩く。さらに降雨によりレインウエア着用。呼吸のしづらさを感じながら意識して登っていく。
・小屋で受け付け後、山頂へプッシュアップするも、強風(15m/s以上)でよろけるほど。ここからはガレ・ザレの岩場と鎖場なのでヘルメット着用しストックも持たず。濡れと風で寒くガスガスの中、一瞬展望が開け、西峰(3,047m)から東峰の先、仙塩尾根が見渡せる。下りはさらに足元も悪く注意しながら小屋へ。
・塩見小屋は改築8年だがきれいでこじんまり。寝具付きでも畳敷きにシュラフなので固い寝床が苦手な人はマット持参推奨。通路を挟みザックなどを置けるスペースがありとても便利。食事は17時と5時。山小屋と思えない美味しい食事(ご飯と汁物はおかわりできます)。
・トイレはトイレ袋(宿泊者は無料、ごみ袋におむつ素材シートが貼り付けてある)を個室(反省部屋のよう)で使い、事後は専用の収集箱へ。臭いもなく、想像以上にとても快適。男性の小は別に。
・普段の消灯は20時だが、夕食前に付近に落雷があり機器の都合でこの日は19時半消灯に。夕食時から断続的に強い風雨で宿泊者全員、諦めの面持ち…。
【2日目】
・朝からしっかり雨。朝食後、三々五々出発。三伏峠までの2時間半でレインウエアも登山靴もびっちょり。ここから登山口までは5〜6か所あるスリッピーな木道が濡れてかなり怖く、そろりそろーりと歩く。三伏峠小屋でインスタントコーヒー(@400円)。4時間半余りで登山口、最後の林道では雨はほぼ上がり薄日も…(山登りあるある)。
【感想】
・今回は、塩見岳からの白峰三山など南アルプスの山容を楽しみにしていたが、荒天になり眺望は残念な結果に。
・3,000m級かつ強風や強雨でも、なんとかマージンを持って歩けたのは山の対応力が少しついた自信になった。装備も含め想定外はほぼなく、安全に上り、下りてこられた。
・荒天になったのでライチョウに出遭えるかとドンちゃんは目を皿のように、耳をダンボにしていたが、天気が悪すぎて遇えずガッカリ。
コース定数はヤマケイのヤマタイムで43+23(といいつつ、荒天時は心身のストレスが大きくなりますね…)
以東岳と飯豊が過去最高にキツかったと色々なところで触れ回っているドンからお答えします。
圧倒的に以東岳の方がきつかったです。
今回の登山が悪天候だったとしても。
以東岳は狐穴小屋で私は意識を失っていました(なのにkopal氏と嵐氏にその日のうちに山頂に連れて行かれた)
現場からは以上であります。
やっぱり日暮沢〜竜門〜狐穴←→以東岳が過去イチですね。今回は雨と風で結構疲れましたが、いつも「あのときに比べれば…」と思いながら歩いてます。
やっぱり、朝日と飯豊に一票。
以上、ウロウロおじさんへ😁
「悪天候だったとしても」とは驚き桃の木です。
もしかして、単にドンちゃんがレベルアップしたから楽に感じたかも知れませんぞ。
TJARのチェックポイント
苦しみながら通過するチェックポイント
ぎょっ、とうとうばっけさんもTJAR参戦?😳😁
ドン氏のふともも、ンパなくなってますぜ😁
「夏草や兵どもが夢の跡」
その場に立ってみたかったんです。
今年行こうと計画してましたが、事情により今年の計画はリセットです。
未だに60歳代の完走者はいないはず😁
せっかく出来上がってきた太もも。冬、怠けずラッセルだね👍
58才ですね。ばっけさんなら、、、
体力だけじゃなく色々参加基準レベル高くて、試験パスする事が難関ですね😅
フルマラソンを規定時間で走れるのに、ツェルトを上手く張れなくて失格してるひとがいたもん。おそるべしTJAR
そう、それそれ。ツェルトね。
そういうテストで不合格になりそう😅
そのポールの先端は見覚えがあります。
私が見つけて、分かりやすいように道の真ん中の小石の上に置いておいておきました。
気付かれてよかったです。
わぁ!ありがとうございます!私は気づけなかったんですが、後ろを歩く奥さんが発見しました。奇跡と思っていましたが、その背景にはdarukunさんのビッグアシストがあったんですね。感謝です😊
水曜日、どこですれ違ったでしょうか?😳日帰りピストンはおそるべしですね。
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