上河内岳

2010年02月11日(木) ~ 2010年02月14日(日)

• GPS: 74:45
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,271m
• 下り: 2,271m

コースタイム

11日:8:35沼平-9:10畑薙大吊り橋-9:40ヤレヤレ峠-10:35ウソッコ沢小屋（泊）
12日:8:40小屋発-10:35横窪沢小屋-14:40標高2200m付近（幕営）
13日:6:35幕営地発-8:20稜線-10:10上河内岳-11:45幕営地帰着、撤収12:25-13:40横窪沢小屋（泊）
14日:7:45小屋発-8:50ウソッコ沢小屋-10:25畑薙大吊り橋-11:10沼平

天候

11日:曇りのち雨、12日:雨のち雪、13日:晴れ時々ガス、14日:晴れのち曇り

コース状況／危険箇所等

アプローチ：アプローチの主要地方道「南アルプス公園線」の土砂崩落箇所（畑薙第１ダムと第２ダム間、田代沢付近）は応急修理された。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/dorohozen/H21tasihrohoudo.html
しかし、崩落した斜面はそのままの状態で放置されていて、見るからに不安定な土砂が上部斜面に残っており、大雨で再度崩落する恐れを感じた（写真参照）。

登山コース：沼平に登山指導詰所があり登山ポストもあり（今回は指導員不在）。畑薙大吊橋の林道側にもポスト有り。
大吊橋からウソッコ沢小屋まで、荒れたザレのトラバースが多く、踏み外しや転落に注意が必要。
今回は、横窪沢小屋の少し手前から雪が現れた。
横窪峠から横窪沢小屋間のトラバースは凍結気味でとても危険なので、アイゼンを履くなど対応が必要。
標高2000m付近「水呑場」のトラバースは雪が多く、とても歩きにくかった。

下山後：新築された「南アルプス赤石温泉・白樺荘」で山旅の疲れを落とす。入浴は500円。食堂もあり、予約すれば宿泊も可能とのこと。新築によって、旧白樺荘のような昭和の秘湯の雰囲気は完全に失われたが、とてもきれいで明るい造り。露天風呂から南アルプス茶臼岳付近の山並みが望める。日帰り入浴の定休日は火曜日（祝日の場合は翌平日）とのこと。

写真

2/11 8:28

沼平の駐車場と登山指導所。
熊の看板がおそろかわいい。

2/11 9:08

畑薙大吊橋。

2/11 10:40

ウソッコ沢小屋
雨が降り出す前に到着できた。
1泊目はこの小屋にして、ここで雨をやり過ごすことにする。

2/13 11:46

2日目は天気が悪く写真無し。
2泊目は横窪沢小屋を越えて2200m付近まで登り、緩斜面を整地して幕営した。

2/13 7:30

3日目は快晴で明けた。
幕営地から少し登った尾根上から茶臼岳を見上げる。

2/13 8:48

上河内岳。

2/13 8:33

樹氷と青空

2/13 9:00

稜線上は雪がしまっていて、アイゼンがよく効く。

2/13 9:11

2/13 9:11

2/13 9:10

上河内岳

2/13 9:04

上河内岳には夏道を行かず、２重稜線の稜線上を伝いながら歩いた。

2/13 9:10

聖岳と兎岳。

2/13 9:49

2/13 10:39

上河内岳頂上からの聖岳。
標高が低い聖平には常にガスが流れていた。

2/13 10:09

上河内岳頂上からは、真っ白な聖岳が大きい。
赤石岳や荒川三山も見える。

2/13 10:35

上河内岳

2/13 11:04

茶臼岳をバックに。

2/13 10:35

信州側からガスが吹き上がってきた。
退路が失われない内に急いで戻る。

2/13 11:49

樹氷が美しい。

2/13 15:08

横窪沢小屋
新しいきれいな小屋。

2/14 8:13

横窪沢小屋
冬季は一部開放。3泊目はこちらにお世話になる。

2/14 9:22

ウソッコ沢小屋
老朽化は進んでいるものの、広く落ち着きのある小屋だった。

2/14 9:22

食われかけている「保安林」の看板。

2/14 11:30

県道の崩落箇所　応急修理は済んでいるものの、上の斜面には不安定な土砂がまだ残っているように見える。。。。。

2/14 12:25

白樺荘露天風呂からの眺め。

撮影機器：

PENTAX Optio WPi PENTAX Corporation

u10D,S300D,u300D OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD