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Yamareco

記録ID: 5713107
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳 北沢峠往復

2023年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:17
距離
9.5km
登り
1,112m
下り
1,111m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
1:11
合計
7:14
距離 9.5km 登り 1,112m 下り 1,111m
5:54
25
7:06
7:07
25
7:32
12
7:44
7:46
9
7:55
8:11
10
8:21
40
9:01
9:38
5
9:43
9:44
17
10:01
10:07
27
10:34
46
11:20
11:27
37
12:04
44
13:07
1
13:08
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
時刻表では、仙流荘発北沢峠行きのバスは05:30発。しかし、この日は3連休の2日目で大混雑。5時前から乗車を開始し、出発していた。チケット購入も04:15から(HPでは05:00〜)。
帰りの北沢峠発のバス、定刻13:10発に乗ったが、乗ったバスは「臨時便」。この日は多くの乗客をさばくため、柔軟に運行計画を変更してくれているよう。
コース状況/
危険箇所等
今回歩いたルート、道は明瞭で迷う心配なし。
【北沢峠〜藪沢・小仙丈ヶ岳分岐】
 二合目を過ぎたあたりからやや勾配がきつくなる。
【藪沢・小仙丈ヶ岳分岐〜馬の背ヒュッテ】
 森の中を進む。分岐を過ぎて、鎖場や渡渉あり注意。鎖場、滑りやすい下りで鎖に頼った。馬の背ヒュッテの前後、等高線が混んでて勾配あるようだが、いろんな花が咲いてて、そちらに気が取られ、勾配を意識せず通過していた。
【馬の背ヒュッテ〜山頂】
 稜線は比較的勾配緩く歩きやすい。仙丈小屋を越えた所にある地蔵尾根分岐からの登りがきつかった。
【山頂〜小仙丈ヶ岳〜藪沢・小仙丈ヶ岳分岐】
 岩場の上り下りあり。ザレた道が続く。山頂と小仙丈ヶ岳の間、アップダウンあってしんどい。馬の背ヒュッテ方面のルートが文化系なら、小仙丈ヶ岳ルートは体育会系。
その他周辺情報 高遠のさくら温泉600円(JAF割引で540円)。
中央道 中津川〜飯田山本間、12月まで工事で車線規制中。前日(3連休の初日)、この間の2箇所で計3時間ほど渋滞に巻き込まれた。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
前日、バス待ちの列に荷物を置いて順番取り。わかりやすいようにポールと草履を重ねた(翌日これでも探すのにほんの少し手間取った。)。バス待ちの順番、30番目ぐらいだったはずだったが、翌朝は70番目ぐらいだった。ナカマがいる所に横入りせず、遅れてきた人は後ろに並びましょう!!建物前にもチケット待ちのペットボトルを置いた(黄色い服の方の左側)。
2023年07月15日 18:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/15 18:22
前日、バス待ちの列に荷物を置いて順番取り。わかりやすいようにポールと草履を重ねた(翌日これでも探すのにほんの少し手間取った。)。バス待ちの順番、30番目ぐらいだったはずだったが、翌朝は70番目ぐらいだった。ナカマがいる所に横入りせず、遅れてきた人は後ろに並びましょう!!建物前にもチケット待ちのペットボトルを置いた(黄色い服の方の左側)。
歩き始めは、勾配緩やか。
2023年07月16日 06:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 6:02
歩き始めは、勾配緩やか。
この辺りから、比較的勾配きつくなる。
2023年07月16日 06:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 6:22
この辺りから、比較的勾配きつくなる。
藪沢・小仙丈ヶ岳分岐から馬ノ背方面へ進む。3・4箇所、渡渉あり。
2023年07月16日 07:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:18
藪沢・小仙丈ヶ岳分岐から馬ノ背方面へ進む。3・4箇所、渡渉あり。
鎖に頼って下る。こんな鎖場が2・3箇所あり。
2023年07月16日 07:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:19
鎖に頼って下る。こんな鎖場が2・3箇所あり。
花に疎い私。この日は、しゃくなげとイワカガミ以外、名前がさっぱりわからなかった。今後調べて名前を入れていこうと思う。以下、花の写真については同文。これは、葉がモミジのよう。モミジカラマツでしょうか。
2023年07月16日 07:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 7:35
花に疎い私。この日は、しゃくなげとイワカガミ以外、名前がさっぱりわからなかった。今後調べて名前を入れていこうと思う。以下、花の写真については同文。これは、葉がモミジのよう。モミジカラマツでしょうか。
深く切れ込みのある葉。ハクサンフウロ?
2023年07月16日 07:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 7:43
深く切れ込みのある葉。ハクサンフウロ?
花びらの先がふたつに割れている。でも葉がウサギの耳のような、そうではないような?う〜ん、ウサギギク??
2023年07月16日 07:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:43
花びらの先がふたつに割れている。でも葉がウサギの耳のような、そうではないような?う〜ん、ウサギギク??
2023年07月16日 07:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:44
森の中の道。歩く人少なく静か。
2023年07月16日 07:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:48
森の中の道。歩く人少なく静か。
花の大きさチェックしてなかった。葉の形、シナノキンバイよりも切れ込みが深いように思う。ミヤマキンポウゲ?
2023年07月16日 07:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 7:50
花の大きさチェックしてなかった。葉の形、シナノキンバイよりも切れ込みが深いように思う。ミヤマキンポウゲ?
1つ前の写真と違うような気もするが、深く切れ込みのある葉の特徴から、こちらもミヤマキンポウゲ?
2023年07月16日 07:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 7:50
1つ前の写真と違うような気もするが、深く切れ込みのある葉の特徴から、こちらもミヤマキンポウゲ?
葉の形から、マルバダケブキ?
2023年07月16日 07:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 7:53
葉の形から、マルバダケブキ?
馬の背ヒュッテ。ここのベンチで1回目の食事休憩。
2023年07月16日 07:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 7:56
馬の背ヒュッテ。ここのベンチで1回目の食事休憩。
深く切れ込みのある葉が4枚。ヨツバシオガマ?
2023年07月16日 08:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 8:10
深く切れ込みのある葉が4枚。ヨツバシオガマ?
2023年07月16日 08:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/16 8:34
稜線に出たもののまっ白。
2023年07月16日 08:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 8:42
稜線に出たもののまっ白。
仙丈小屋到着。気温14.2℃で快適。コーヒー淹れて2回目の食事休憩。長野五輪のマスコット、スノーレッツ、25年ぶりの帰郷。
2023年07月16日 09:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 9:15
仙丈小屋到着。気温14.2℃で快適。コーヒー淹れて2回目の食事休憩。長野五輪のマスコット、スノーレッツ、25年ぶりの帰郷。
チングルマ。
2023年07月16日 09:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/16 9:36
チングルマ。
多肉質の葉。イワベンケイの雄花?
2023年07月16日 09:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 9:40
多肉質の葉。イワベンケイの雄花?
もうすぐ山頂。この日一番の勾配だった。
2023年07月16日 09:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 9:43
もうすぐ山頂。この日一番の勾配だった。
先ほどのヨツバシオガマ?に比べて、花の付き方が細長でなく、葉の切れ込みが細かい。ミヤマシオガマでしょうか。
2023年07月16日 09:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 9:45
先ほどのヨツバシオガマ?に比べて、花の付き方が細長でなく、葉の切れ込みが細かい。ミヤマシオガマでしょうか。
イチゴの葉に似ている。花弁の先はややへこみ、付け根の部分が橙黄色。ミヤマキンバイだろうか?
2023年07月16日 09:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 9:56
イチゴの葉に似ている。花弁の先はややへこみ、付け根の部分が橙黄色。ミヤマキンバイだろうか?
ハクサンイチゲ?
2023年07月16日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 9:58
ハクサンイチゲ?
丸い葉の形。ミヤマダイコンソウ?
2023年07月16日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 9:58
丸い葉の形。ミヤマダイコンソウ?
山頂。ガスって何も見えず。でも、風強くなく快適で、多くの人で賑わっていた。
2023年07月16日 09:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 9:59
山頂。ガスって何も見えず。でも、風強くなく快適で、多くの人で賑わっていた。
多肉質の葉。イワベンケイの雌花?
2023年07月16日 10:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
7/16 10:07
多肉質の葉。イワベンケイの雌花?
青い空が見えた。うれしいぞ!
2023年07月16日 10:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/16 10:31
青い空が見えた。うれしいぞ!
小仙丈ヶ岳へ続く稜線。気持ちよさそうな道。この下り道、比較的勾配あり。小仙丈ヶ岳方面から歩いてくる方々、大変そうだった。
2023年07月16日 10:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 10:42
小仙丈ヶ岳へ続く稜線。気持ちよさそうな道。この下り道、比較的勾配あり。小仙丈ヶ岳方面から歩いてくる方々、大変そうだった。
伊那のまちが遠くに見えた。時間とともに雲がなくなりつつあった。
2023年07月16日 11:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/16 11:03
伊那のまちが遠くに見えた。時間とともに雲がなくなりつつあった。
なんだ、おまえ?このあと登山道にいたテントウムシを踏まれない所に避難させたが、おまえには触れたくない。
2023年07月16日 11:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/16 11:36
なんだ、おまえ?このあと登山道にいたテントウムシを踏まれない所に避難させたが、おまえには触れたくない。
下り、こんなザレ場が続く。
2023年07月16日 11:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 11:41
下り、こんなザレ場が続く。
高遠そばを食す。大根の絞り汁に味噌を溶かしてめんつゆとする。うまし。
2023年07月16日 14:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
7/16 14:30
高遠そばを食す。大根の絞り汁に味噌を溶かしてめんつゆとする。うまし。
撮影機器:

感想

 前日、大阪の自宅を8時に出発し、17時バス乗り場に到着。乗り場の先に駐車場が2箇所。手前は満車で、奥に駐める。駐車区画はかなり多いが、9割ほどは埋まっている。空きは40〜50台程度か。バス乗り場にはポールやらペットボトルが並べられている。バス待ち、チケット購入待ちの順番取りらしい。要領がよく理解できておらず、並べている方から情報収集。私もポールとペットボトルを置いてバス待ち・チケット購入待ちの順番確保。
 3連休の2日目、車道を挟んで乗り場反対側の河川敷臨時駐車場、前日到着時は閉鎖されていた。いつ開場したのかは不明であるが、翌朝4時15分、既に満車で、路駐がいっぱい。トイレに向かうべく歩いているとチケット販売が始まった。慌てて順番に並ぶ。HPにはバス出発(5時半)の30分前から販売開始とあったので皆そう思ってたはず。私より先に順番取りしていたペットボトル達を飛び越えてチケット自販機へ。バス待ちの列に並ぶが、前日の景色とは一変し、すでに人でごった返して混沌とした状態。私の列の左に3列、右の車道側にも1列。順番取りの置物、目立つようにしておかないと当日見つけるのに苦労するので注意。5時前にバスの乗車が始まり順次出発していった。バスは補助席含め約30人乗り。私は3番目のバスに乗れた。バスに乗れた時はヤレヤレの感。初めての私には難度が高かった。この日も前日知り合った方に色々教えてもらい、不安な気持ちが和らいだ。感謝。係員が出て「バス待ちの最後尾はここ」とか「バスの発車時刻を変更する」とか案内あってもよいと思うが・・・。45分ほどで北沢峠到着。先に到着した何人かは車酔いでベンチに横たわっていた。私もそうだが、ここに来るまでで気力体力を消耗する。
 6時前、山歩き開始。ここ1ヶ月ほど、体調が万全ではないので、ゆっくり登る計画。グループで歩く方について行くことにしたが、皆さん親切で先を譲ってくださる。そんなつもりはないんだが・・・と思いながらも前に出るしかなかった。あるグループの後ろについて、藪沢・小仙丈ヶ岳分岐に到着。このグループ、歩くのが速かったようで、山地図のコースタイムよりかなり早く到着。酸欠気味で頭がボーッとするが、こんなに速く歩けるようになったことに喜びを感じる。順調に体調は回復しているらしい。馬の背ヒュッテ方面のルートは歩く人が少ないようで、先ほどまでとは違い、静かな山歩きができた。特に馬の背ヒュッテの前後、植物には疎い私ではあるが、いろんな花が咲いてて楽しめた。見たことのない花々を見つけては、「さっき咲いちょった花とは違いゆう。これは(私にとっての)新種じゃないキ」と朝ドラごっこしながらゆっくり歩く。それでも、前半の貯金が生きて予定より早く山頂到着。でもガスってて見晴らしきかず。人も多くさっさと下りた。しかし、歩き進めるうちに少しずつではあるが、ガスがとれてきた。小仙丈ヶ岳ルートで下るが、登ってくる方が多く、道を譲る関係でかなりのペースダウン。5合目からはかなりペースを上げて、13:10発のバスに乗りこめた。
 人生初の南アルプス。ガスった山歩きになって残念であったが、南アルプス、これからもチャレンジしていきたい。

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