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Yamareco

記録ID: 5714994
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

阿武隈川水系 南沢

2023年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:35
距離
6.9km
登り
740m
下り
729m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:11
合計
7:36
7:03
20
スタート地点
7:23
7:23
12
南沢 (入渓点)
7:35
7:35
23
F1滝下
7:58
7:58
64
F2滝下
9:02
9:02
61
F3滝下
10:03
10:03
21
F4滝下
10:24
10:24
12
F5滝下
10:36
10:36
8
F6滝下
10:44
10:44
4
F7滝下
10:48
10:48
7
F8滝下
10:55
10:55
55
F9滝下
11:50
11:50
5
F10滝下
11:55
11:55
65
奥の二俣
13:00
13:00
13
登山道合流
13:13
13:23
11
13:34
13:35
64
14:39
ゴール地点
12:00-12:20 昼食大休憩
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲子温泉(大黒屋)入口上、路肩駐車スペース(4〜5台程度)より
コース状況/
危険箇所等
・水量: 少なめ〜平水
・ヌメリ: 水流中以外はそこそこヌメる。乾いた岩でも黒めなところはヌメったりして罠。CL/SL共にラバーソール(モンベル サワークライマー)。登攀時にはタワシが大活躍した
・他パーティ: 沢内では見なかった。下山時に甲子山頂下で白水沢から登ってきた3人組に会ったのみ、それ以外では山中で登山者や釣り人にも会わなかった
・携帯電波: 駐車場はバリ4。docomo:なぜかF3滝手前4mトイ状滝の少し手前と、登山道合流20分ほど前ぐらいから電波が入った
・参考遡行図「新版 東京起点 沢登りルート 100」P.178-179 (中級/2級/)

滝登攀トレーニングとしてこちらへ。直前にホームジムの沢ヤオーナーからのオススメで思い出して計画した。去年、隣の白水沢左俣左沢をやったときに山頂でお会いしたパーティが南沢からあがってきたのを見て行きたくなっていたのを忘れていて、1年越しになった。

参考遡行図や多くの記録で巻かれている滝も含めた全ての滝の登攀を主目的として遡行したが、問題なく全て登攀できた。
なお、手元にはフォールナンバーのついた参考遡行図はなかったが、過去の記録などからフォールナンバーのついた10個の滝を特定して以下に記載。体感グレードは参考まで。犬△襪抜兇犬紳譴呂覆った。

■F1 10m (体感グレード: -)
入渓後すぐに出てくる滝。フリー。途中まで水流を登り、そのあとは水流右際から登った。朝イチのアップにちょうど良かった。

■F2 10m (体感グレード: +++)
水流右壁から落口に向けて草付きギリギリを登った。ホールドが悪そう+岩が脆かったのでロープを出してCLがリード。プロテクションは中間でカム1本(#0.5)。参考遡行図では「残置ハーケンを利用して登る」とあったが、残置ハーケンは見当たらなかった。岩が本当に脆く、大きなホールドが次々と壊れ、体感的には今回の核心だった。ここは人が登るたびに難しくなるんではないだろうか……
※帰ってきてから何人かの記録を見たが、もっと水流寄りを登ればよかった(残置ハーケンもあるよう)模様、ルーファイ不足だったかな……

■F3 12〜13m (体感グレード: +)
参考遡行図や、多くの記録などでは、少し戻り手前の滝上右岸の踏み跡から巻く滝だが、右壁が登れそうだったので登った(計画でも登る予定だった)。ロープを出してCLがリード。プロテクションはハーケン1本+ロープ流れ作りにハーケン1本と落口の笹にスリングで。落口には直接向かえず、藪の中から滝上に出るルートとなった。

■F4 8m (体感グレード: )
右壁をフリーで。SLが先行。落口にあがるマントルが少し悪い。高さがあるところで手はスローパー、足は外傾したツルツルのホールドをクロスの右足で踏んで左足を落ち口に入れてマントルを返すムーブになるので怖さがある。こちらも参考遡行図の「途中に古い残置スリング」は見当たらなかった。

■F5 5m? (体感グレード: +)
左壁をフリーで。手足ホールドは細かいがしっかりしている。おそらく埋まってしまっており、3mぐらいの小滝に見えた。

■F6 15m緩傾斜斜滝 (体感グレード:-)
水流をフリーで。水流内に手足共にとても良いホールドが多かった。気持ちよくシャワーでグイグイ登れた。傾斜も緩いので高度感もほとんどない。

■F7 5m (体感グレード: )
右壁をフリーで。斜度はあるがしっかりしたホールドが繋がっており簡単に登れる。

■F8 2段8m 緩傾斜 (体感グレード:+)
水流をフリーで。緩い傾斜なのでどこからでも登れそうだがヌメっているので水流◎。

■F9 2段30m大滝 (体感グレード: )
1段目約20m(体感)。右岸草付きからトラバースしてテラスに向かうルート。CLがフリーで登った。草付きを高めにあがってほぼ平行にトラバースしてみたが途中でホールドがなくなったので戻って少し降り、少し右上にトラバースするラインでテラスまで。高度感があり不安を感じたSLのために上からロープを出した。
2段目約10m(体感-)。左壁にある頑丈な太い木の根が豊富でホールドとして非常に頼もしく、簡単に登れる。1段目でロープをつけていたSLがつるべでリード、CLがテラスからビレイ。簡単そうだったので、上から肩絡み確保のみでCLはフォローで登った。高度感さえ気にならなければ、非常に簡単に登れる。木の根バンザイ。

■F10 6m (体感グレード:+)
滝っぽい最後の滝。水流をフリーで。岩はしっかりしており、フリクション◎。軽めのシャワーで楽しく登ってフィナーレ。

2:1の奥の二俣を水量の多い左へ行き、ちょうど正午だったので昼食休憩をとった。ここでカムやハンマーなどの登攀具は片付けた。日差しが強く夏を感じる。

その後、平凡な流れになるが、ずっと上まで水流が続く。右岸からたくさん支流が入るが、水量の多い流れを進めば迷わない。だんだんコケが増えてきて、笹薮も出てくる。笹薮は薄いが、顔の高さぐらいまであるところもあるので、サングラスは必須。水流が枯れたところで、地形図を見ながら登山道分岐方面に5分ほど藪こぎすると登山道に合流した。

登山道は眺望ポイントを2箇所ほど過ぎると、甲子山頂に着く。山頂よりも、山頂までに行く間の眺望ポイントのほうが眺めが良く、気持ちよかった。

下山道の最後、大黒屋を通り抜ける通常の登山道は前回通ったので、今回は大橋を渡るルートで下山。踏み跡は明瞭。なお、大橋には歩道がないので注意。

計画よりも1時間押しぐらいになったが想定内。
ただ、大黒屋(15時閉店なので14時ぐらいに入湯したい)にて甲子温泉を楽しむのは今回も叶わなかった。
その他周辺情報 ラストコンビニ: セブンイレブン 福島白河高原店
下山後温泉: スパホテル あぶくま (3時間1,100円/人)
路肩駐車場。出発時には我々含めて2台
2023年07月16日 06:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 6:43
路肩駐車場。出発時には我々含めて2台
橋の下の道へ向けてテクテク
2023年07月16日 07:06撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:06
橋の下の道へ向けてテクテク
ガードレールがあります
2023年07月16日 07:06撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:06
ガードレールがあります
くまが出るようです
2023年07月16日 07:06撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
2
7/16 7:06
くまが出るようです
林道を進みます
2023年07月16日 07:08撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:08
林道を進みます
林道からそれて沢に降りる踏み跡(右)
2023年07月16日 07:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 7:12
林道からそれて沢に降りる踏み跡(右)
踏み跡に沿って降っていく
2023年07月16日 07:14撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:14
踏み跡に沿って降っていく
少し降りると沢が見えてきました
2023年07月16日 07:18撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:18
少し降りると沢が見えてきました
降りてきたところを振り返ってみた。痩せてる尾根なので注意
2023年07月16日 07:18撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:18
降りてきたところを振り返ってみた。痩せてる尾根なので注意
沢に降りてきたところ、最後が急だが木の根を上手く使って降りた
2023年07月16日 07:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 7:21
沢に降りてきたところ、最後が急だが木の根を上手く使って降りた
沢に降りてきたところゴーロ(左岸にもう南沢出合がある)
2023年07月16日 07:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 7:22
沢に降りてきたところゴーロ(左岸にもう南沢出合がある)
南沢出合
2023年07月16日 07:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 7:22
南沢出合
トンボ祭だった
2023年07月16日 07:24撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:24
トンボ祭だった
最初の滝10m(F1)。途中まで水流を登り、水流右際からあがった
2023年07月16日 07:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
7/16 7:30
最初の滝10m(F1)。途中まで水流を登り、水流右際からあがった
登りやすい小滝もある
2023年07月16日 07:39撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 7:39
登りやすい小滝もある
F1のあとすぐに出てくる10m(F2)。右壁を登ったが岩がとても脆くここが核心に感じた
2023年07月16日 07:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
7/16 7:53
F1のあとすぐに出てくる10m(F2)。右壁を登ったが岩がとても脆くここが核心に感じた
10m(F2)を登って振り返ったところ
2023年07月16日 08:30撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 8:30
10m(F2)を登って振り返ったところ
小さいナメ
2023年07月16日 08:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
7/16 8:31
小さいナメ
土砂崩れで倒木が行く手を塞ぐ
2023年07月16日 08:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 8:41
土砂崩れで倒木が行く手を塞ぐ
右岸が崩壊していて沢が少し埋まっている
2023年07月16日 08:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 8:42
右岸が崩壊していて沢が少し埋まっている
また倒木
2023年07月16日 08:45撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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また倒木
トンボさんはずっといる
2023年07月16日 08:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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トンボさんはずっといる
小滝を越えていく
2023年07月16日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 8:48
小滝を越えていく
崩れた岩が多い
2023年07月16日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 8:48
崩れた岩が多い
天気が良くて気持ちいい
2023年07月16日 08:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 8:49
天気が良くて気持ちいい
遠くから見たF3(一番奥)
2023年07月16日 08:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 8:53
遠くから見たF3(一番奥)
トイ状4m。水流から簡単に登れる。奥に12m(F3)が見える
2023年07月16日 08:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 8:54
トイ状4m。水流から簡単に登れる。奥に12m(F3)が見える
トイ状4mを登るCL
2023年07月16日 08:56撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 8:56
トイ状4mを登るCL
12m(F3)。ほとんどの記録では左岸の踏み跡から巻かれる滝だが、水流右壁を登った
2023年07月16日 08:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 8:58
12m(F3)。ほとんどの記録では左岸の踏み跡から巻かれる滝だが、水流右壁を登った
CLが上り終わって支点作り中
2023年07月16日 09:32撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 9:32
CLが上り終わって支点作り中
12m(F3)を登ったところ。ロープを片付けるCL
2023年07月16日 09:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 9:46
12m(F3)を登ったところ。ロープを片付けるCL
8m(F4)と手前の小滝
2023年07月16日 09:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 9:59
8m(F4)と手前の小滝
可愛らしいピンクの花
2023年07月16日 10:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 10:05
可愛らしいピンクの花
可憐な白い花
2023年07月16日 10:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:05
可憐な白い花
8m(F4)。フリーで右壁を登った。落口が手スローパー、足は外傾ツルツルホールドで水流に身体を返すボルダームーブになり悪い。ボルダー+沢慣れしてないとここが核心になるパーティーも多そう
2023年07月16日 10:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:09
8m(F4)。フリーで右壁を登った。落口が手スローパー、足は外傾ツルツルホールドで水流に身体を返すボルダームーブになり悪い。ボルダー+沢慣れしてないとここが核心になるパーティーも多そう
8m(F4)を 登ってきたところにあった残置ハーケン。我々は使用しなかった
2023年07月16日 10:20撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:20
8m(F4)を 登ってきたところにあった残置ハーケン。我々は使用しなかった
サクサク登る
2023年07月16日 10:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:22
サクサク登る
5m(F5)。ホールドが細かいが水流左を簡単に登れる。おそらく釜が埋まってしまったのか5mなさそうに見えた
2023年07月16日 10:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
7/16 10:26
5m(F5)。ホールドが細かいが水流左を簡単に登れる。おそらく釜が埋まってしまったのか5mなさそうに見えた
5m(F5)を登ってきているCL。ここから見ると釜のまわりが土砂で埋まっているのがよくわかる
2023年07月16日 10:27撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
7/16 10:27
5m(F5)を登ってきているCL。ここから見ると釜のまわりが土砂で埋まっているのがよくわかる
15m(F6)はホールドが豊富で水流を快適に登れる
2023年07月16日 10:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:34
15m(F6)はホールドが豊富で水流を快適に登れる
15m(F6)を登ってきたCLをパチリ。暑い日だったので水流がとても気持ちよかった
2023年07月16日 10:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:38
15m(F6)を登ってきたCLをパチリ。暑い日だったので水流がとても気持ちよかった
1:3の二俣。右へ
2023年07月16日 10:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 10:41
1:3の二俣。右へ
ギボウシ
2023年07月16日 10:44撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 10:44
ギボウシ
ギボウシと沢
2023年07月16日 10:44撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 10:44
ギボウシと沢
5m(F7)。水流右から簡単に登れる
2023年07月16日 10:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:44
5m(F7)。水流右から簡単に登れる
2段8m(F8)。傾斜が緩く割とどこからでも。水流から登った。青空が綺麗
2023年07月16日 10:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:48
2段8m(F8)。傾斜が緩く割とどこからでも。水流から登った。青空が綺麗
咲いていたアジサイ
2023年07月16日 10:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 10:52
咲いていたアジサイ
右岸から支流滝が入り、少し両岸が切り立って暗くなるここが大滝を引き立たせる前座、この奥が急に明るくなり大滝がドカンと姿をあらわす
2023年07月16日 10:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:52
右岸から支流滝が入り、少し両岸が切り立って暗くなるここが大滝を引き立たせる前座、この奥が急に明るくなり大滝がドカンと姿をあらわす
大滝30m(F9)。写真で主に見えているのは下段部分。かなり立派な大滝で迫力があり思わず声が出た
2023年07月16日 10:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:59
大滝30m(F9)。写真で主に見えているのは下段部分。かなり立派な大滝で迫力があり思わず声が出た
大滝30m(F9)の左側の草付きから滝の左壁へ登っていく
2023年07月16日 11:01撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 11:01
大滝30m(F9)の左側の草付きから滝の左壁へ登っていく
草付きから見た30m。滝の右側からも土砂が崩れてきそう
2023年07月16日 11:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 11:02
草付きから見た30m。滝の右側からも土砂が崩れてきそう
30m左壁の岩肌を登ってきたところでひと息つける
2023年07月16日 11:25撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 11:25
30m左壁の岩肌を登ってきたところでひと息つける
6m(F10)。これが最後の滝。水流を登った
2023年07月16日 11:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 11:50
6m(F10)。これが最後の滝。水流を登った
奥の二俣(2:1)。右に行けばナメ+スラブを登って甲子山頂直下に登れるのでそちらを行くパーティーが多いが、今回は暑いこともあり水流が多い左へ。
2023年07月16日 11:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 11:57
奥の二俣(2:1)。右に行けばナメ+スラブを登って甲子山頂直下に登れるのでそちらを行くパーティーが多いが、今回は暑いこともあり水流が多い左へ。
フワフワのお花
2023年07月16日 12:27撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 12:27
フワフワのお花
沢は細くなるがずっと水流がある。右岸からたくさん枝沢が入ってくる楽しい地形
2023年07月16日 12:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 12:35
沢は細くなるがずっと水流がある。右岸からたくさん枝沢が入ってくる楽しい地形
何回か二俣がある
2023年07月16日 12:38撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 12:38
何回か二俣がある
このあたりから笹薮が多めになるが、まだ水流アリで迷わない
2023年07月16日 12:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 12:41
このあたりから笹薮が多めになるが、まだ水流アリで迷わない
ここで水流がなくなったので登山道方面へ藪こぎ開始
2023年07月16日 12:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 12:53
ここで水流がなくなったので登山道方面へ藪こぎ開始
踏み跡の中に咲いていたギンリョウソウ。踏まないようにそーっと
2023年07月16日 12:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 12:54
踏み跡の中に咲いていたギンリョウソウ。踏まないようにそーっと
笹の中を進む
2023年07月16日 12:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 12:55
笹の中を進む
腰〜胸ぐらいの高さ笹薮を漕いで5分ほどで登山道に合流(写真左から来た)。ちょうど分岐のところに出た(右奥に分岐看板)。山頂方面は写真の反対側。
2023年07月16日 12:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 12:59
腰〜胸ぐらいの高さ笹薮を漕いで5分ほどで登山道に合流(写真左から来た)。ちょうど分岐のところに出た(右奥に分岐看板)。山頂方面は写真の反対側。
眺望のいいところに上がってきて振り返ると旭岳が綺麗に見えた
2023年07月16日 13:06撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 13:06
眺望のいいところに上がってきて振り返ると旭岳が綺麗に見えた
シモツケ
2023年07月16日 13:07撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 13:07
シモツケ
あとちょっと頑張ろう
2023年07月16日 13:09撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 13:09
あとちょっと頑張ろう
登山道を15分ほどで甲子山頂
2023年07月16日 13:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:14
登山道を15分ほどで甲子山頂
山頂でパチリ
2023年07月16日 13:16撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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7/16 13:16
山頂でパチリ
下山しましょう
2023年07月16日 13:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 13:34
下山しましょう
猿ヶ鼻の道標。ヤマレコ地図とはだいぶ場所がズレていた
2023年07月16日 13:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:52
猿ヶ鼻の道標。ヤマレコ地図とはだいぶ場所がズレていた
ところどころ倒木があるが歩きやすく快適な登山道
2023年07月16日 14:04撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:04
ところどころ倒木があるが歩きやすく快適な登山道
親切にロープがある
2023年07月16日 14:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:05
親切にロープがある
道路が見えてきた
2023年07月16日 14:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:23
道路が見えてきた
この右から登山道を逸れて橋方面に向かって降りたがあまり意味がなかった
2023年07月16日 14:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 14:27
この右から登山道を逸れて橋方面に向かって降りたがあまり意味がなかった
登山道が左に曲がるこの看板と柵から、柵奥の踏み跡を辿るのが橋方面に簡単に降りられる道。踏み跡はとても明瞭
2023年07月16日 14:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 14:29
登山道が左に曲がるこの看板と柵から、柵奥の踏み跡を辿るのが橋方面に簡単に降りられる道。踏み跡はとても明瞭
踏み跡を進んですぐ道路
2023年07月16日 14:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:31
踏み跡を進んですぐ道路
道路合流
2023年07月16日 14:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:31
道路合流
建物の脇から橋のたもとに出てきたところ
2023年07月16日 14:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 14:32
建物の脇から橋のたもとに出てきたところ
大きな橋を渡って駐車場へ戻ります。
車の量が結構あるので注意
2023年07月16日 14:32撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:32
大きな橋を渡って駐車場へ戻ります。
車の量が結構あるので注意
丸一日夏空でした
2023年07月16日 14:33撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:33
丸一日夏空でした
渡ってきた橋
2023年07月16日 14:36撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7/16 14:36
渡ってきた橋
下山時の駐車場。我々含めて4台停まっていた
2023年07月16日 14:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 14:38
下山時の駐車場。我々含めて4台停まっていた

装備

個人装備
グローブ 雨具 着替え 昼ご飯(x1) 行動食(x6) 非常食(x1) ハイドレーション(2L) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット/常備薬 保険証 スマホ(GPS) 時計 ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ スリング セルフビレイランヤード 参考遡行図 地形図 バイル サングラス
共同装備
ロープ(7.1mm50m/ケブラー5.5mm20m) クイックドロー カム(#0.3/#0.5/#0.75) アッセンダー レスキューセット(プーリー/マイクロトラクション) ハーケン数枚 特小無線機2台 ナイフ ツェルト

感想

ホームジムのオーナーに「今週末どっかいい沢ありますかねぇ」と雑談の中でオススメされて、そういや去年やりたいって思ったのを思い出した沢。

天気が少し心配だったが、太平洋高気圧が頑張ってくれて、結果的にたまに曇るぐらいのドピーカン、真夏日となり、シャワーがとても気持ちの良い一日になった。

登れる滝がガンガン出てくる、ザ・登攀系の沢。
クライミング力の少ない人や、滝登攀経験の少ない初級者はフォローでも入るべきではなさそうな中級者向けの沢に感じた。
また、細かいスタンスやホールドが多いのでフェルトソールでは厳しそう。

特にF2は岩が非常に脆く、良さそうなホールドが次々と崩れていく楽しい(?)登攀になり、核心と感じた。壊れる寸前のホールドは間違えて使わないようにホールドを釜に投げ入れたりしながらの登攀となった。

個人的には全てフリーで登っても良いと思う程度の難易度(犬呂覆気修Α砲世辰燭海箸發△蝓∈能蕕ら最後まで非常に楽しく登れる良い沢だと感じた。入渓も簡単、辛い詰めもほとんどなく、下山もそこまで長くなく。東京から少し遠い事以外は◎!

今回は、SLに滝登攀経験を積んでもらい、上越などの大規模な沢に向けて高めの滝での安全マージンを少しでも増やすことが主目的だったが、特に8mF4でのフリー登攀はとても良い経験と自信になったと思う。あの高さであのムーブをフリーで安全に起こせるようになったのは心強い。日頃のボルダリング等から、クライミングスキルは十分にあるので、今後も滝登攀経験を積んでさらに大滝での安全マージンを増やしていってほしいと思った。

なお、ロープ長は30mで十分。我々は7.1mm50mロープを持っていったが、ちょうど前日にカモシカのセールで買ったからという理由のみで、計画でも30mロープの予定だった。

去年、白水沢を登ったときに山頂でお会いした南沢のパーティの皆さんに「良かったですよ」と言われた通り非常に楽しい遡行になって満足していたところ、今回、下山時に偶然お会いした白水沢から登ってこられた別のパーティに「南沢良かったですよ」とお伝えしたら「いつか登りたいです」とおっしゃられて、沢ヤ同士の絆みたいなものを感じたのが良かった。南沢、良かったですよ。

ダイジェスト動画: https://twitter.com/yaklimber/status/1680891058685882368

登れる滝がたくさんあって大満足!
去年パートナー&他メンバーと一緒に白水沢左俣左沢に行き、山頂でお会いしたパーティが南沢から来たと聞いてから遡行してみたかった南沢。やっと来られました!
登攀できる大きめの滝がたくさん、小滝も程よくあり飽きのない沢でした。水流を登れる滝があるので、暑い日にちょうどよかったです!
個人的にはF4をフリーで登れたのが大満足。
高度感もあるし、下から見た感じはガバが多そうかと思いきや、落ち口手前のホールドがあまり良いのがなく少し考えましたが現場処理でなんとか登れました。
去年の自分だったら絶対登れなかったな、とこの一年の成長を感じられて嬉しかったです。
ただこの沢の全滝をリードできるかというとまだまだ全然無理なので、リード修行頑張りたいと思いました。
南沢は土砂と倒木が結構あるので渓相はそんなに良くはないですが、大きい滝、小滝がたくさん出てくるのでワクワクしました。特に30m大滝は見えた瞬間に声が出ました!迫力あってかっこよかった!!
リーダー、計画と長時間の運転(帰りは事故渋滞も何箇所か…)ありがとうございました!!

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コメント

お疲れ様です!
恐らくは昨年甲子山山頂で少し会話した者と思います。
自分にはいまだ南沢の全滝をフリーでいけるようなメンタルはなく、登攀力かなりお強いようですね💪
またどこかの沢でバッタリお会いしたいですね。
2023/7/18 0:09
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1
おお、昨年はお世話になりました!コメントありがとうございます!
あの時お会いしていなかったらもう完全に忘れてしまっていたと思いますw
沢での巡り合わせ、いいですよね、ぜひまたどこかでお会いしたいです!
2023/7/18 14:19
uchikenさん
昨年は山頂でお会いできて良かったです!ありがとうございました!!
やっと南沢行けました😆楽しい沢ですね♪
またどこかの沢でお会いできるの楽しみにしてます!
2023/7/18 22:17
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