日光白根山(コマクサとシャクナゲ)
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- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,404m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:19
天候 | 晴れ 無風・微風 気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道明瞭で危険箇所などは特になかった。各地でシャクナゲが咲いていた。また前白根山ではコマクサが見られた。 |
写真
感想
金精峠の駐車場には3:39に到着。まだ空きは十分にあったが、連休中なので既に半分程度埋まっていた。車中泊組もいるのだろう。食事は途中で済ませてきたので支度をして3:57に行動開始。外は風があるものの南風のため生暖かい。気温17℃で下界と比べれば過ごし易いが、ここからの登山道は最初急登の連続なので楽ではない。等高線を突っ切るようなルートなので、ハシゴや階段なども含めてとにかく登るしかないが、朝一の運動としてはかなりハード。金精峠に到着する頃には汗が滲むようになっていた。ここで夜が明けたのでヘッドライトはザックにしまう。男体山がよく見えた。峠まで上がると風が抜けるので、かいた汗が乾いていく。そしてこの先は細かなアップダウンを繰り返す。滑り易い箇所も多いので慎重に距離を伸ばす。まだ早朝なので人は全然見掛けない。湿気ていて歩きにくいところが多いが自分のペースで歩くことができた。尾根歩きになって気付いたのはしゃくなげがとても多いことだった。夏の日光白根山は何度も訪れているが、しゃくなげの最盛期は初めてだったようで、これほど多く咲いていることは知らなかった。写真を撮りつつ進む。国境平を通過し急登をこなすと五色山に5:24到着。無人。ここも風が抜ける。長袖シャツ一枚だと行動中はちょうど良いが、何もしないで休んでいると少し寒いくらいだった。これから目指す日光白根山と五色沼がよく見える。座って水分補給する。
ここからは登山道を左に折れて前白根山を目指す。一旦標高を下げてから登り返す。ここもしゃくなげがあちこちで沢山咲いていた。5:24に前白根山に到着。ここも無人、貸し切り。そしてお待ちかねのコマクサ。7月中旬なので最盛期と言ってもいいのかもしれない。あちこちで咲いていた。誰もいないのでのんびり写真を撮りつつ歩く。前白根山から下り五色沼への分岐を見送る。気持ちの良い稜線歩きだが、この辺りは無風で暑さを感じた。まだ6時前ではあるが、今日は高温予報なので朝から既に暑い。標高が2000メートルを優に超えていても風がないと暑くてたまらない。避難小屋への下りに入ると樹林帯歩きになるので暑さは凌げるようになる。その代わり展望はなし。避難小屋を通過して本峰への登りにかかる。樹林帯歩きではあるが無風地帯なので暑い。そしてじきに樹林帯を抜けるので本格的にカンカン照りの中を歩くことに。右手に五色沼を見ながらの登り。途中はコマクサが咲いていた。山頂付近まで登り切ってしまえばあとは比較的楽。山頂には一回下ってから登り返す。6:56に日光白根山の山頂に到着。さすがにここは無人という訳にはいかなかったが、それでも早朝なので数名のみだった。下界に定時連絡を入れたかったがここは圏外だったので諦める。近くの岩に腰掛けてしばし休憩。山頂も無風地帯だった。展望を楽しんだ後は下山開始。
弥陀ヶ池方面に下り始めると、登りのハイカーと次々すれ違うようになった。人が多過ぎて自分のペースで歩くこともままならない。それより何よりここもしゃくなげがあちこちで白い花を咲かせていた。この山にこれほどしゃくなげが多いとは全然知らなかった。山は来て見ないと分からない。登りとのすれ違いをこなしつつ弥陀ヶ池に7:40到着。無風。ベンチがあったので座って給水する。休憩時に水分をきっちり取らないと熱中症になる恐れがあるくらい暑かった。五色沼を目指して歩くと樹林帯の下りになった。樹林帯は日差しが遮られるのは有り難いが展望が全然ないのでとにかく下を向いて歩くしかなかった。8:55に五色沼に到着。ハクサンフウロが咲いていた。ここも無風。誰もいなかった。ここでキャンプできたら素敵だろう。五色沼では特に休憩を取らずに歩き続ける。前白根山方面へは結構きつい登りが待っている。暑さでペースが落ちるが登る以外に帰り道はない。分岐に至り今度は前白根山の登りに取り掛かる。ここは所々でコマクサが咲いているのでそれを楽しみで登る。早朝は誰もいなかったが、帰りの通過時(8:35頃)は何人か休憩していた。自分はここでも休憩せずに五色山を目指す。下って登り返して9時ちょうど頃に五色山に到着。ハイカー多数。何とか休憩スペースを見付けて水分補給する。この先休憩に適当なところが少ないのでここで持参したパンも食べる。水分はあちこちでしっかり取ったので、ザックがだいぶ軽くなったように感じた。時間も9時を回り予報どおりに暑さが厳しくなってきた。下界と比べたら雲泥の差とは思うが、それでも暑いものは暑い。ここから先は大きな登りはないと思っていたが金精山の付近は結構登った。朝は風が吹いていて涼しく歩けたが、帰りの時間帯はそよ風しかなくて、涼しいにはほど遠かった。金精峠でも水分を取ってから下山路を歩く。この時間でも上がってくるハイカーとすれ違う。日の長い時期なので暗くなる前に下山できると思うが、午後は雷雨が心配。順調に下って10:12に駐車場到着。行動終了。朝は半分くらいの入りだったが、この時間の駐車場は満杯で、路駐までできていた。朝早めに来ておいてよかった。
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