西吾野駅〜小床集落〜子の権現〜青場戸集落〜吾野駅


- GPS
- 04:06
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 587m
- 下り
- 649m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:06
天候 | 快晴。気温≒-2℃〜7℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】12:37発 吾野駅⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはどちらの駅も確認していません。トイレは西吾野駅改札の外、子の権現の門前商店の裏(境内には有りません)、秩父御嶽神社一の鳥居裏の芳延公衆トイレ、吾野駅改札の外の4ヶ所に有ります。 コースはしっかりと整備されたハイキングコースです。スタートした西吾野駅からゴールの吾野駅まで、案内標識などもしっかり完備されていますので、迷う様な分岐や枝道などは有りません。国土地理院地形図は不要と思えるほど安心して歩けます。ただし、山と高原地図等の登山ガイドマップとコンパスだけは必携品です。 水場は各駅の他に小床集落の中間付近、吾野駅南側の吾野湧水が有ります。特に小床集落の水場は初めて飲んでみましたが、実に甘露で驚きました。ただし、吾野湧水の様に飲用に適するか否かの表示は有りませんでしたので、あくまでも自己責任でご利用下さい。 |
その他周辺情報 | 子の権現の山門前の土産屋は1軒だけ開いていましたが、飲食が出来る茶店の方は閉まっていました。あとは、奥武蔵の中では有名な存在の「浅見茶屋」が有ります。吾野駅改札前の「美晴休憩所」は、私が来る時はいつも閉まっているのに、今日は何故か開いていました。おかげで「子の権現」の山バッジをようやく入手する事が出来ました。値段は\450+消費税で\486でした。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 1 正丸峠、原市場
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父(2014年)
方位磁石 1 シルバコンパス
トレッキングポール 1 収納袋共
緊急シート 1 寝袋タイプ
携帯電話 1 SOFTBANK
単眼鏡 1
カメラ 1
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン等
健康保険証 運転免許証共
ゴミ袋
飲料水 0.5リットル
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
予備電池 1 ヘッドライト用
GPSナビ 1 ヤマナビ2.5
ロングスパッツ 1
軽アイゼン 1
ショートスパッツ 1
登山靴 goro S-8
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感想
今日は奥武蔵での初詣をするためのハイキング。昨日までは松の内なので参詣者で混んでいるだろうとの思いから、松が取れる翌日の1月8日を敢えて初詣の日に選んだ。行き先は当然、奥武蔵を愛好するハイカーの聖地である足腰の神様「子の権現 天龍寺」であった。
この日の初詣の為に、前日は自宅で家人が飼っているインコを散々からかいながら、1人で夜遅くまで「御神酒揚げ」をし過ぎて、家人には怒られて当日の朝は起床予定よりも1時間も寝坊をしてしまった。当然、かなり宜しくない状態の二日酔いだが、毎度のことで後悔はすれど反省は一切しない…。
頭の中はガンガンとブコーさんの採掘場の様な状態で、胸元で胃液が逆流しそうになるのをグっと我慢しながら、予定よりも遅い電車で西吾野駅へ向かう。しかし、脳細胞が正常じゃ無いと言うのは実にオソロシイ。普段であれば何も意識しなくても、一番愛用しているキャラバン C1_02を履くのに、何故かまだ慣らし運転中のgoro S-8を履いて来てしまった。
ただでさえ生理的に重い足取りが、物理的に本当に重くなってしまい、精神的にも歩く速度が遅くなる。西吾野駅で電車を降りて数人のハイカーを呆然と見送ってから、一人ヨロヨロと駅前にある天神社へ向かう。
鳥居の前の家の白い犬にけたたましく吠えられても、気持ち悪い方が先に立って、吠える犬に驚きもせずに無反応状態。あまりにも自分勝手で都合が良過ぎるとは思ったが、そのまま石段を登って神様に飲み過ぎの許しを乞い、今日一日の安全ハイク祈願をする。
国道299号線に出て、やがて右へ入る看板に従って細い道路の坂を小床集落へ向かって歩くが、坂の勾配がキツ過ぎて中々思うように進めない。やがて左手に小さな水場が現れたので、酒焼けした咽喉とマヒした脳ミソが、早く水を飲ませろと悲鳴を上げる。急いで水場に備え付けてあったステンレス製のカップで水をガブ飲みをする。二日酔いのためかどうか知らないが、やたらと冷たくて美味しい。一人ココロの中で「甘露!甘露!」と感激して、摂取した水分が身体中に染み渡り、多少は息を吹き返してくれるのが嬉しかった。
チョットだけ元気になったので、普段よりはだいぶ遅いペースであったが、ゆっくり一歩ずつ距離を稼いで行く。頑張って歩けば必ず目的地に到着するのがハイキングの良いところ。山と高原地図のコースタイムで80分のところを30分オーバーで子の権現に到着した。
到着後、境内を見回しても参詣者は自分の他にホンの数人だけ。本殿と奥院に参拝して鐘楼で鐘を一回突いてから、立派な本坊の総受付に行って呼びブザーの釦を押す。
そこで多くの皆様のレコにも記載されている、リュック型の「登山御守り」は軟弱ハイカーの自分と田舎に住むガチクライマーの兄へ、「足腰御守り」は田舎に住む年老いた母へ、「厄除け御守り」は家人へ、それぞれ御拝受してこの日の目的を達した。
此処からが問題で下山コースを何も考えていなかった。昨日まではスルギ、キワダ坂経由で吾野駅へ下りようと思っていたが、自業自得の体調と重〜い登山靴で、初めて歩く破線コースを踏破する自信が全く無い。
選択する余地もヘチマも無いと思い、今まで何度も歩き慣れている「浅見茶屋」の前を通って、芳延集落経由で吾野駅へ下りる最短コースを選ばざるを得なかった。この歩き慣れた山道を緩々と歩いて行き、ここも約30分オーバーで息絶え絶えで吾野駅へ到着して、再び吾野湧水で水をガブ飲みしてしまう。
そんな状態でも電車に乗り込んでから、リュックの底から缶ビールを取り出してしまう自分が、実にナサケない初詣ハイクであった。合掌…
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