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Yamareco

記録ID: 5718015
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山

瀞川山 〜知らない登山道があったので歩いてみた〜

2023年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
11.8km
登り
645m
下り
640m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
2:03
合計
6:13
距離 11.8km 登り 645m 下り 645m
10:48
10:58
26
12:06
13:00
20
14:07
14:09
8
14:17
14:18
5
14:23
22
15:14
15:16
16
15:32
16:12
5
16:22
木の殿堂 第2駐車場
天候 晴/曇
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「木の殿堂」を行き先にセットしてナビに導いてもらいました。車は木の殿堂の第2駐車場に停めさせてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
整備された歩き易い道でした。
木の殿堂第2駐車場に車を停めて、ここから出発します。
2023年07月16日 10:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:08
木の殿堂第2駐車場に車を停めて、ここから出発します。
林道がずっと整備されていて「但馬アルペンロード」と呼ばれているようです。
2023年07月16日 10:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:08
林道がずっと整備されていて「但馬アルペンロード」と呼ばれているようです。
まずは、木の殿堂方向へ。
2023年07月16日 10:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:10
まずは、木の殿堂方向へ。
トイレを借りました。
2023年07月16日 10:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:12
トイレを借りました。
ここが登山口になります。
2023年07月16日 10:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:13
ここが登山口になります。
登山MAPを発見、このルートで歩いてみることにしました。
2023年07月16日 10:14撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:14
登山MAPを発見、このルートで歩いてみることにしました。
森の小径を進みます。
2023年07月16日 10:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:17
森の小径を進みます。
十石山頂(展望コース)へ。
2023年07月16日 10:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:24
十石山頂(展望コース)へ。
緩やかな上り
2023年07月16日 10:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:31
緩やかな上り
雨が降ったらぬかるみそうな道
2023年07月16日 10:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:34
雨が降ったらぬかるみそうな道
地質図によると安山岩地帯のようですが、泥岩地帯が隣接しているので堆積岩の片理かもしれません。
2023年07月16日 10:35撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:35
地質図によると安山岩地帯のようですが、泥岩地帯が隣接しているので堆積岩の片理かもしれません。
合流点。
2023年07月16日 10:48撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:48
合流点。
国土地理院の地図にはありませんが、ここが「十石山」のようです。
2023年07月16日 10:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:49
国土地理院の地図にはありませんが、ここが「十石山」のようです。
木漏れ日の小径
2023年07月16日 10:55撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 10:55
木漏れ日の小径
瀞川山頂を目指します。
2023年07月16日 11:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:00
瀞川山頂を目指します。
イワカガミかな。
2023年07月16日 11:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:00
イワカガミかな。
がんばって大きくなりました。
2023年07月16日 11:02撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:02
がんばって大きくなりました。
MAPに合目の数字が記されていて場所がよくわかります。
2023年07月16日 11:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:08
MAPに合目の数字が記されていて場所がよくわかります。
日差しが強いので木陰の道はありがたい。
2023年07月16日 11:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:10
日差しが強いので木陰の道はありがたい。
木漏れ日って丸くなることに今更ながら気づく。
2023年07月16日 11:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:15
木漏れ日って丸くなることに今更ながら気づく。
車道に出ました。
2023年07月16日 11:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:21
車道に出ました。
まっすぐな車道を歩きます。
2023年07月16日 11:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:31
まっすぐな車道を歩きます。
トチノキ
2023年07月16日 11:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:34
トチノキ
未舗装路になりました。
2023年07月16日 11:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:39
未舗装路になりました。
高低差はあります。
2023年07月16日 11:45撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:45
高低差はあります。
直線の終端で山頂方向へ折れます。
2023年07月16日 11:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:51
直線の終端で山頂方向へ折れます。
樹林の中の歩道
2023年07月16日 11:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:53
樹林の中の歩道
空が見えてきた。
2023年07月16日 11:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:58
空が見えてきた。
展望が開けました。
2023年07月16日 11:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 11:58
展望が開けました。
二等三角点「高尾」
北緯 35°25′07″.7157
東経 134°33′22″.3186
標高(m) 1039.12
2023年07月16日 12:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 12:00
二等三角点「高尾」
北緯 35°25′07″.7157
東経 134°33′22″.3186
標高(m) 1039.12
周囲の山の名前がわかってありがたい。
2023年07月16日 12:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 12:01
周囲の山の名前がわかってありがたい。
山頂へ続くスキー場ゲレンデが特徴的な鉢伏山と、その向こうにそびえる兵庫県最高峰の氷ノ山
2023年07月16日 12:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 12:01
山頂へ続くスキー場ゲレンデが特徴的な鉢伏山と、その向こうにそびえる兵庫県最高峰の氷ノ山
ここで昼食。荷物を軽くするために、あえてカロリーの高そうなパンを買ってきました。
2023年07月16日 12:11撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 12:11
ここで昼食。荷物を軽くするために、あえてカロリーの高そうなパンを買ってきました。
《ドローン撮影》氷ノ山方向へ続く南西側稜線
《ドローン撮影》氷ノ山方向へ続く南西側稜線
《ドローン撮影》北東方向へ続く直線道路。この道をまた歩いて帰ります。
《ドローン撮影》北東方向へ続く直線道路。この道をまた歩いて帰ります。
蘇武岳、妙見山がこちら方向のはず。
2023年07月16日 12:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 12:59
蘇武岳、妙見山がこちら方向のはず。
下って、再び車道へ。簡易トイレはロープが掛かっていて使えないようでした。
2023年07月16日 13:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:04
下って、再び車道へ。簡易トイレはロープが掛かっていて使えないようでした。
山の上とは思えない平坦でまっすぐな道。時折車やバイクが通り過ぎます。
2023年07月16日 13:12撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:12
山の上とは思えない平坦でまっすぐな道。時折車やバイクが通り過ぎます。
車道歩きはここまで。左の登山道へ入ります。
2023年07月16日 13:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:19
車道歩きはここまで。左の登山道へ入ります。
兎和野高原方向へ向かいます。
2023年07月16日 13:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:19
兎和野高原方向へ向かいます。
思っていたよりもしっかりした道が整備されています。
2023年07月16日 13:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:22
思っていたよりもしっかりした道が整備されています。
イワカガミかな
2023年07月16日 13:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:26
イワカガミかな
こちらのコースにも標識が設置されています。
2023年07月16日 13:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:30
こちらのコースにも標識が設置されています。
カラマツかな?
2023年07月16日 13:32撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:32
カラマツかな?
種類の違う樹が一つに癒着しています。観光地ならきっと何か名前が付けられるのでしょう。
2023年07月16日 13:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:37
種類の違う樹が一つに癒着しています。観光地ならきっと何か名前が付けられるのでしょう。
奥のは蹄のある獣、手前のは鋭い鈎爪のある…熊?
2023年07月16日 13:40撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:40
奥のは蹄のある獣、手前のは鋭い鈎爪のある…熊?
三角点を探して道の脇の薮に侵入します。
2023年07月16日 13:46撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:46
三角点を探して道の脇の薮に侵入します。
三等三角点「不栗」
北緯 35°26′04″.7646
東経 134°34′20″.1182
標高(m) 877.33
2023年07月16日 13:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:51
三等三角点「不栗」
北緯 35°26′04″.7646
東経 134°34′20″.1182
標高(m) 877.33
半分ぐらい帰ってきたということかな。
2023年07月16日 13:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:59
半分ぐらい帰ってきたということかな。
下へ下る道があります。
2023年07月16日 13:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 13:59
下へ下る道があります。
快適なトレッキングロード。
2023年07月16日 14:05撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:05
快適なトレッキングロード。
車道(林道)に出ました。
2023年07月16日 14:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:07
車道(林道)に出ました。
こんなところに山小屋が。鍵はかかっておらず、「どなたでも利用できます」と書かれています。
2023年07月16日 14:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:08
こんなところに山小屋が。鍵はかかっておらず、「どなたでも利用できます」と書かれています。
中はきれいに管理されています。ワンコインカンパして、冊子を1冊いただきました。
2023年07月16日 14:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:08
中はきれいに管理されています。ワンコインカンパして、冊子を1冊いただきました。
蘓武山や妙見山の山並が見渡せます。
2023年07月16日 14:16撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:16
蘓武山や妙見山の山並が見渡せます。
車道を少し進むと標識が。
2023年07月16日 14:20撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:20
車道を少し進むと標識が。
「兎和野高原(近道)」方向へ折れます。
2023年07月16日 14:21撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:21
「兎和野高原(近道)」方向へ折れます。
この道で間違いなさそうです。
2023年07月16日 14:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:27
この道で間違いなさそうです。
タイヤの跡。オフロードバイクで走る人もあるようですが、この日は出会いませんでした。
2023年07月16日 14:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:31
タイヤの跡。オフロードバイクで走る人もあるようですが、この日は出会いませんでした。
2合目、車道を横切ります。
2023年07月16日 14:34撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:34
2合目、車道を横切ります。
灌木の森の中を行きます。
2023年07月16日 14:36撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:36
灌木の森の中を行きます。
時折、蘓武岳方向が開けます。
2023年07月16日 14:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:41
時折、蘓武岳方向が開けます。
ワラビがこんなに大きくなって、シダになるんですね。
2023年07月16日 14:42撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:42
ワラビがこんなに大きくなって、シダになるんですね。
1合目まで下りてきました。
2023年07月16日 14:45撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:45
1合目まで下りてきました。
ノリウツギかな。
2023年07月16日 14:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:49
ノリウツギかな。
畑の中の道を少し進みます。
2023年07月16日 14:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:53
畑の中の道を少し進みます。
野外教育センターで活動をしているのであろう子どもたちに出会いました。
2023年07月16日 14:57撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 14:57
野外教育センターで活動をしているのであろう子どもたちに出会いました。
ここから再び山の中に入ります。
2023年07月16日 15:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:07
ここから再び山の中に入ります。
大カツラを見て行きましょう。
2023年07月16日 15:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:10
大カツラを見て行きましょう。
この坂を上がった先。
2023年07月16日 15:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:13
この坂を上がった先。
天然記念物「兎和野の大カツラ」、根元から清水が湧き出しています。
2023年07月16日 15:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:15
天然記念物「兎和野の大カツラ」、根元から清水が湧き出しています。
次は「木の殿堂」へ向かいます。
2023年07月16日 15:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:22
次は「木の殿堂」へ向かいます。
家族連れでのハイキングにも良さそう。
2023年07月16日 15:27撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:27
家族連れでのハイキングにも良さそう。
「木の殿堂」出現。
2023年07月16日 15:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:31
「木の殿堂」出現。
1994年の全国植樹祭に合わせて作られた建築家安藤忠雄の設計による施設です。
2023年07月16日 15:33撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:33
1994年の全国植樹祭に合わせて作られた建築家安藤忠雄の設計による施設です。
館内には木と人との関わりに関する展示物があります。
2023年07月16日 15:33撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 15:33
館内には木と人との関わりに関する展示物があります。
展望台からの眺め
2023年07月16日 16:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 16:04
展望台からの眺め
建物を貫く長い渡り廊下
2023年07月16日 16:06撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 16:06
建物を貫く長い渡り廊下
樹木の名前が記されていて、自然の樹木図鑑のようです。
2023年07月16日 16:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 16:07
樹木の名前が記されていて、自然の樹木図鑑のようです。
入口まで戻ってきました。
2023年07月16日 16:16撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 16:16
入口まで戻ってきました。
ただいま。
2023年07月16日 16:18撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
7/16 16:18
ただいま。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(菓子パン+野菜ジュース) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL 水300mL) 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ウエットティシュー 冷感タオル

感想

「瀞川山」は、鳥取県東部〜兵庫県(但馬)辺りの山を歩いて眺望の良いところから見渡したときによく目に入る山なのだが、地図を見ると山頂へ続く稜線に自動車の通れそうな道がついている。山歩きで車道を歩くのはなるべく避けたいと思っているので、気になる山ではありながらなかなか歩く決心がつかなかった。けれども、暑くなってきたので、少しは涼しいであろう1,000mを超える山を歩いてみたい、けれども自宅からあまり遠くなくてまだ歩いたことのない山というのも限られるので、ヤマレコの”らくルート”や山行記録を探っているうちに、この瀞川山へ「木の殿堂」から登っていくルートを見つけた。下りは南向きに尾根を下っている記録があるので、これなら車道歩きは最小限で済ませられるだろう、と考えた。
 現地にやってきて歩き始めたところ、登山口に「瀞川山登山マップ」と記された登山ルートの案内地図があった。そのコースは、瀞川山山頂までは、予定していたルートだが、その後、山頂直下の車道を少し引き返し、行きとは違ったコースを辿る周回ルートになっている。初めて歩く山で、せっかく登山ルートが設定されているのなら、そこを歩いてみようと当初の予定を変更して、登山マップ標識に従って歩いてみることにした。ここには「兎和野高原野外教育センター」という青少年研修施設があり、その研修活動の一環としてのオリエンテーリングコースとして整備されているようだ。
 北側周回ルートは、ヤマレコ”らくルート”にも登録されていないし、山行記録(あしあと)もそれほど明瞭ではないので本当に登山ルートとして整備されているのか半信半疑でやや不安に思いながら歩いたが、実際歩いてみると、南周回ルートとほぼ変わらず明瞭な登山道で、分岐点にも適切に標識が立っていて安全安心に歩くことができた。特に瀞川山小屋のある「はちまき展望台」はなかなかの好展望だった。ここには車でも来られるので、ドライブに来てしばらくゆっくり過ごしたい場所だった。
 瀞川山の山頂は脇の車道から少し上ったところにある。そこまでが直線の車道だったので急な上り坂とのギャップで息が切れたが、山頂では周囲の山々の展望が望めるので、達成感はあった。この山頂からは鉢伏山、氷ノ山へ続く稜線が一望でき、この山の位置が自分の中で明確になった。ここでドローンを短時間飛ばして周囲の風景を撮影した。

《ドローン映像 2分01秒》
 地図や事前の情報だけではわからないハイキングコース、登山ルートがあることを改めて知った。国土地理院の地図に道が記されておらず、ヤマレコの足跡記録が明瞭でない所はいわゆるバリエーションルートでヤブコギや廃道、作業道歩きになるのが常であるが、今回のようなあまり知られていなくても整備され、管理されている登山道もある。実際行ってみなければわからない、というワクワク感が山歩きの一つの魅力であることを実感することができた。

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