赤岳〜権現岳 真教寺尾根〜天女山チャリ周回
- GPS
- 10:13
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,090m
- 下り
- 2,103m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【美し森駐車場〜扇山】 ・展望台までの木道工事中。迂回路を歩く。 ・旧たかね荘から羽衣池までの階段は踏面の土が抉れて歩きにくい。 【扇山〜赤岳】 ・2番目の鎖場は勾配75°くらいの岩場。グリップ少なく鎖を使用した。 ・その他の鎖場は使用しなくても登れる(ルーファイ、浮石要確認のうえ)。 【赤岳〜権現岳】 ・真教寺尾根分岐から天狗尾根稜線分岐までガレ、浮石。落石を発生させ易いので要注意。 ・天狗尾根ノ頭からE2600くらいまでガレ・ザレのルンゼ状の急下降。 ・P2504から旭岳辺りまで大量のアブが煩わしい。 ・ゲンジー梯子は結構揺れる。 ・梯子を登りきると右に踏み後あるが上方に進む。 【権現岳〜天女山駐車場】 ・三ッ頭へ50mくらい登り返す。後はひたすら降るのみ。 【天女山駐車場〜美し森駐車場(チャリ)】 ・八ヶ岳高原ラインまで-170m快適ダウンヒル。後はアップダウンで+100m。 ・まきばレストランの自販機で水分補給。 ・八ヶ岳高原ラインの車道左側溝際には陥没箇所が数箇所あるので要注意。 |
写真
感想
ブランク後2回目は少しハードにして体力を戻し、チャリも絡めてチャリ足強化も図ろうと赤岳周回を計画した。
昨日は、軽井沢でも最高気温31℃を記録し、日本中が尋常ではない暑さとなっている。
今回の山行の核心は、真教尾根の急登でもキレットの急下降でもなく暑さだった。
3時頃自宅を出発。天女山駐車場へチャリをデポし、美し森駐車場へ4時20分頃到着。準備を済ませ4時40分に元気よくスタート。
美し森山までの木道が整備中なので通行止め迂回路を進む。振り返るといきなりMt.Fuji、少し登れば赤岳登場。出だしからテンションが上がる。
早々に樹林帯の中でおはようSUN。樹林帯の中で日影が多いが、それにしても暑い。
賽ノ河原で左側がひらけると北岳、甲斐駒も見える。E1900を超えるとやや涼しくなるが、昨年の同時期に天狗岳を登った時は、寒くてカッパを着ていたのに今年の暑さは異常だ。
樹林帯の尾根を登り牛首山、扇山のアップダウンを過ぎると真教寺尾根の急登になる。
最初の鎖場は鎖を使用しなくても登れるが、2番目は斜度が75°くらいある岩場でグリップ、スタンスが少ない。ここは鎖を頼りに登った。それ以降、赤岳山頂までの鎖は全て使用しなかった。但し、ルーファイとグリップ、スタンスの強度は要確認です。
鎖のかかる岩稜帯は花も多く、景色も良いのでパシャっていて進まない。
キレット縦走路と合流し梯子を登り竜頭峰を巻いて降ると文三郎道と合流。一気に登山者が増える。スライドも多くなり山頂の混雑を想像させる。
赤岳登頂〜。
昨年の登頂はガスり気味で眺望はイマイチだったが今年は快晴。山頂標柱の写真撮影待ちの列が出来ているので脇から1枚だけパシャるが今年も逆光。
眺望は南アに少しガスがかかっているが御岳、乗鞍、槍穂、立山剱、後立までの大パノラマ。おまけに白山も見えた。我が家の浅間方面はガスで残念。
山頂周辺は人が多く休む場所をやっと確保してエネ補給する。
キレット縦走路に向かう。
やはり文三郎道分岐までは人が多いが、キレット方面に進む人はほとんどいない。落石に気を使うので人がいないのは有難い。E2600くらいまでガレ・ザレの急下降を過ぎて平坦地で一安心。意外とあっさりと終わった。。。
キレット小屋に到着すると、この暑さで水を多く消費(自分的に)し1.5Lのうち半分を消費している。足りるか心配になってきた。
ツルネ北峰と南峰の間でコマクサが群生していたので白コマクサを探してみたが見つからなかった。
山行中ずっとアブが五月蠅かったが、ツルネ南峰から旭岳までの区間が一番多く飛んでいて煩わしさでストレスが溜まり余計に疲れてしまった。
ゲンジー梯子は思っていたほど勾配はきつくないが意外と揺れる。登りきると右手に踏み跡があるが、正規ルートは梯子を登り切ったら上方です。
ギボシと権現の分岐を左へ進み岩場を登れば、
権現岳登頂〜。
山名板をパシャり赤岳方面を見るとガスって残念。エネ補給をしていると編笠や青年小屋もガスに包まれた。太陽に照らされないうちに帰ろう。
ガスのおかげで灼熱地獄は免れたがやはり暑い。アブも相変わらず煩わしい。
三ッ頭へ登り返したらあとは降るのみ。前三ッ頭先の尾根ではいい風が吹いていたが、その後は太陽が元気で体力をガンガン削られる。
チャリ足を残すペース配分と水の残量に気を使う。急下降はないのでジリジリと標高を下げていくが、太陽もジリジリと照り付けてくる。チャリ足と水0.3Lを残して天女山駐車場に無事下山。
お待たせトレッくん。
日陰に座り込み脚をリラックスさせ水を飲む。休憩をしたらチャリに跨り八ヶ岳高原ラインまでのダウンヒルで汗も気化して涼しくなる。八ヶ岳高原ラインに出たら地味に登って行く。まきばレストランに立ち寄りアクエリアス購入。冷たくてうまい。
元気復活でチャリをキコキコして信号を左折して登れば、美し森駐車場に無事到着。
今度はコーラを購入しベンチに座りゆっくりと喉に流し込む。山再開第2戦が終わりを告げた。
山再開第2戦目にしては少しハードだったからなのか、それとも暑さにやられたからなのか余力はほぼ無しだった。もう少し余力を残して終えられるようにしたい。
お疲れ様でした。
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