ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5726712
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢キャンプ場から北穂高岳にピストン山行

2023年07月16日(日) ~ 2023年07月17日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:35
距離
35.2km
登り
1,782m
下り
1,771m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:06
休憩
1:19
合計
6:25
7:31
7:31
9
7:40
7:40
31
8:11
8:23
4
8:27
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39
9:06
9:08
3
9:11
9:21
11
9:32
9:33
40
10:13
10:31
17
10:48
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41
11:29
11:53
35
12:28
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23
12:51
12:53
35
13:28
13:29
9
13:38
13:47
4
2日目
山行
7:47
休憩
2:12
合計
9:59
4:27
0
4:26
4:32
5
4:37
4:45
112
6:37
6:38
15
6:53
7:02
0
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7:27
2
7:29
7:33
12
7:45
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70
8:55
8:57
5
9:02
9:36
26
10:02
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15
10:17
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30
10:47
11:00
34
11:34
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14
11:48
12:00
35
12:35
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13
12:48
12:53
2
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12:57
34
13:31
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4
13:35
13:46
27
14:13
14:13
9
14:22
14:22
3
14:25
ゴール地点
天候 初日は、晴れだったが、山頂にはガスがかかっていた。翌日17日は、快晴で山頂からの360度の大展望が楽しめた。
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅から中央高速の松本ICで降り、国道158号線で沢渡へ移動。
沢渡からアルピコ交通のシャトルバスで上高地へ移動。
帰路は、上高地からシャトルバスで沢渡へ移動し、国道158号線&中央高速で帰宅。
連休中だったため、沢渡の駐車場は6時時点でほぼ満車で、沢渡岩見平駐車場の最後の空きスペースに駐車できたが、凄い混みようだった。
コース状況/
危険箇所等
上高地〜横尾山荘までは、一般の家族連れのハイカーも歩いている道で、歩き易い。
横尾山荘〜涸沢キャンプ場の間は、横尾山荘〜本谷橋間は、比較的平坦で歩き易いが、本谷橋〜涸沢キャンプ場間は、山岳コースで登山靴等が必須となる。また、Sガレから上の登山道には、残雪区間があり残雪区間の歩行に心配がある方は、軽アイゼンかチェーンスパイクを用意されることをお勧めする。
涸沢キャンプ場〜北穂高岳区間は、登山路に雪は残っていないが、鎖場や梯子が架設されている岩場を登る場所もあり、急斜面の登山道が連続しているため、ある程度経験を積んだ方向けのコースである。登山路は良く整備されており、標識等も適切に設置されている。また、ガレ場の中の登山路には、岩に〇印や×印が付いているため、見落とさないように登りたい。
その他周辺情報 小梨平キャンプ場に入浴施設がある。
また、上高地まで下りると日帰り入浴できる旅館やホテルが沢山ある。また、沢渡まで来ると沢渡温泉で入浴が可能である。
上高地バスセンターを出発!!
2023年07月16日 07:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 7:25
上高地バスセンターを出発!!
河童橋から前穂高岳〜奥穂高岳の吊尾根を望むが、山頂にはガスが掛かっていた!!
2023年07月16日 07:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 7:31
河童橋から前穂高岳〜奥穂高岳の吊尾根を望むが、山頂にはガスが掛かっていた!!
明神で小休止!! すぐ隣に外国人が座ったので話しかけてみたところ、ポリネシアから3ヵ月の休暇を取って日本に来ており、これから槍ヶ岳に登るそうだ。休暇のスケールが違う。
2023年07月16日 08:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 8:11
明神で小休止!! すぐ隣に外国人が座ったので話しかけてみたところ、ポリネシアから3ヵ月の休暇を取って日本に来ており、これから槍ヶ岳に登るそうだ。休暇のスケールが違う。
鳥足升麻!!
2023年07月16日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 8:30
鳥足升麻!!
梓川に沿って歩いている。 天気予報では、午後から晴れる予報だった、上空には雲が拡がっていた。
2023年07月16日 09:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 9:00
梓川に沿って歩いている。 天気予報では、午後から晴れる予報だった、上空には雲が拡がっていた。
山吹升麻!!
2023年07月16日 09:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:02
山吹升麻!!
徳沢園前で小休止!!
2023年07月16日 09:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 9:11
徳沢園前で小休止!!
徳沢園〜横尾山荘間の登山路は、梓川の流路改修工事のため、迂回路が設置されており、右に進む!!
2023年07月16日 09:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 9:23
徳沢園〜横尾山荘間の登山路は、梓川の流路改修工事のため、迂回路が設置されており、右に進む!!
登山道脇には更科升麻や鳥足升麻が沢山咲いていた!!
2023年07月16日 09:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 9:53
登山道脇には更科升麻や鳥足升麻が沢山咲いていた!!
明神ヶ岳の山頂部の雲が取れてきた!!
2023年07月16日 09:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 9:59
明神ヶ岳の山頂部の雲が取れてきた!!
横尾山荘前で小休止!!
2023年07月16日 10:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:12
横尾山荘前で小休止!!
横尾大橋前で休憩!!
2023年07月16日 10:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 10:17
横尾大橋前で休憩!!
2023年07月16日 10:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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センジュガンピが出迎えてくれた!!
2023年07月16日 11:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 11:09
センジュガンピが出迎えてくれた!!
日光黄菅!!
2023年07月16日 11:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 11:24
日光黄菅!!
本谷橋に到達!! 吊橋は、結構揺れる!!
2023年07月16日 11:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 11:30
本谷橋に到達!! 吊橋は、結構揺れる!!
吊橋を渡った先の河原で小休止し、涼をとった!! 河原には、沢山の先客が休んでいた。
2023年07月16日 11:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 11:30
吊橋を渡った先の河原で小休止し、涼をとった!! 河原には、沢山の先客が休んでいた。
信濃弟切(シナノオトギリ)
2023年07月16日 12:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:02
信濃弟切(シナノオトギリ)
瓢箪木の花!!
2023年07月16日 12:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 12:35
瓢箪木の花!!
2023年07月16日 12:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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大葉黄菫!!
2023年07月16日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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大葉黄菫!!
Sガレで小休止!!
2023年07月16日 12:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 12:50
Sガレで小休止!!
残雪の近くで三荷葉の花に出会えた!!
2023年07月16日 12:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/16 12:53
残雪の近くで三荷葉の花に出会えた!!
涸沢ヒュッテに近づくと、登山路に残雪が現れた。
2023年07月16日 13:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:00
涸沢ヒュッテに近づくと、登山路に残雪が現れた。
前穂高岳には、雲が掛かっていた!!
2023年07月16日 13:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 13:03
前穂高岳には、雲が掛かっていた!!
雪渓が拡がっている!!
2023年07月16日 13:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/16 13:13
雪渓が拡がっている!!
涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐、ここは、直進して涸沢ヒュッテを目指して進んだ。
2023年07月16日 13:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:18
涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐、ここは、直進して涸沢ヒュッテを目指して進んだ。
涸沢ヒュッテとパノラマコースの分岐を右折し、涸沢ヒュッテを目指す!!
2023年07月16日 13:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:26
涸沢ヒュッテとパノラマコースの分岐を右折し、涸沢ヒュッテを目指す!!
涸沢ヒュッテに到達!! テント場の確保が懸念されたため、頑張って歩き、当初の予定よりかなり早く着けた!!
2023年07月16日 13:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:28
涸沢ヒュッテに到達!! テント場の確保が懸念されたため、頑張って歩き、当初の予定よりかなり早く着けた!!
テント場の受付は、涸沢キャンプ場の真ん中にある小屋で行われると聞き、行列に並んだが、受付は14時半からと聞き、行列を離れ、テント場を探した。
2023年07月16日 13:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 13:35
テント場の受付は、涸沢キャンプ場の真ん中にある小屋で行われると聞き、行列に並んだが、受付は14時半からと聞き、行列を離れ、テント場を探した。
テント場を確保し、テント設営を実施!!
テント場では、テント場の受付で後ろに並んでいた若者がなんと隣のテントの住人だった。このソロ男性がなんと同じ相模原市から来ており、初めて奥穂高岳に登るとのことで、いろいろな話が出来て楽しかった。
2023年07月16日 14:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/16 14:06
テント場を確保し、テント設営を実施!!
テント場では、テント場の受付で後ろに並んでいた若者がなんと隣のテントの住人だった。このソロ男性がなんと同じ相模原市から来ており、初めて奥穂高岳に登るとのことで、いろいろな話が出来て楽しかった。
上空をヘリコプターが旋回していたが、涸沢キャンプ場のヘリポートに着陸!! ヘリポートの近くには、山岳救助隊の基地がある!!
2023年07月16日 14:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/16 14:32
上空をヘリコプターが旋回していたが、涸沢キャンプ場のヘリポートに着陸!! ヘリポートの近くには、山岳救助隊の基地がある!!
テントの設営が終わったので、涸沢ヒュッテに行き、生ビールとおでんでこの日の自分の頑張りへのご褒美!!
2023年07月16日 14:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/16 14:52
テントの設営が終わったので、涸沢ヒュッテに行き、生ビールとおでんでこの日の自分の頑張りへのご褒美!!
こんな山の中で飲む生ビールの味は、格別!!
2023年07月16日 14:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 14:53
こんな山の中で飲む生ビールの味は、格別!!
涸沢ヒュッテの展望テラスは、同じ思いの登山者が集っていた!!
2023年07月16日 14:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/16 14:59
涸沢ヒュッテの展望テラスは、同じ思いの登山者が集っていた!!
テント場に戻って担ぎ上げた缶ビールで宴会継続!!
夕食は、メスティンで炊いた白米と湯煎したハヤシライス、ソーセージとチーズ。
隣のテントの住人と四方山話が弾んだ!!
2023年07月16日 15:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/16 15:07
テント場に戻って担ぎ上げた缶ビールで宴会継続!!
夕食は、メスティンで炊いた白米と湯煎したハヤシライス、ソーセージとチーズ。
隣のテントの住人と四方山話が弾んだ!!
夜明け前、空が白み始めた!!
2023年07月17日 04:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 4:11
夜明け前、空が白み始めた!!
今回の目的地の北穂高岳!!
2023年07月17日 04:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 4:23
今回の目的地の北穂高岳!!
日の出前の涸沢カール!!
2023年07月17日 04:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 4:23
日の出前の涸沢カール!!
涸沢テント場では、日の出前のモルゲンロートを見ようと日の出を待っている!!
2023年07月17日 04:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 4:23
涸沢テント場では、日の出前のモルゲンロートを見ようと日の出を待っている!!
北穂高岳目指してキャンプ場を出発!! 涸沢小屋を目指して進む!!
2023年07月17日 04:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:36
北穂高岳目指してキャンプ場を出発!! 涸沢小屋を目指して進む!!
北穂高岳登山路は、涸沢小屋の手前を右折!! 黒い塩ビ管は、北穂高岳の沢水をひいているもの!!
2023年07月17日 04:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:37
北穂高岳登山路は、涸沢小屋の手前を右折!! 黒い塩ビ管は、北穂高岳の沢水をひいているもの!!
モルゲンロート!! 吊尾根に朝日が差し込み始めた!!
2023年07月17日 04:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 4:42
モルゲンロート!! 吊尾根に朝日が差し込み始めた!!
涸沢小屋からの登山路と合流し、北穂の看板に従って北穂高岳を目指して進む!!
2023年07月17日 04:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:43
涸沢小屋からの登山路と合流し、北穂の看板に従って北穂高岳を目指して進む!!
登山路は、良く整備されており、歩き易い。登山路の右手には、沢が現れせせらぎの水音が心地よい!!
2023年07月17日 04:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:48
登山路は、良く整備されており、歩き易い。登山路の右手には、沢が現れせせらぎの水音が心地よい!!
奥穂高岳〜前穂高岳の吊尾根が青空を背景にくっきり見えてきた!!
2023年07月17日 04:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:52
奥穂高岳〜前穂高岳の吊尾根が青空を背景にくっきり見えてきた!!
これから登る北穂高岳も青空に映える!!
2023年07月17日 04:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 4:52
これから登る北穂高岳も青空に映える!!
奥穂高岳!!
2023年07月17日 04:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 4:58
奥穂高岳!!
白山風露!!
2023年07月17日 05:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:01
白山風露!!
鳥足升麻!!
2023年07月17日 05:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:02
鳥足升麻!!
白山風露!!
2023年07月17日 05:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:05
白山風露!!
最初の岩場、”クロユリスラブ”!! 手がかりが豊富で登り易い!!
2023年07月17日 05:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 5:17
最初の岩場、”クロユリスラブ”!! 手がかりが豊富で登り易い!!
ゴーロ帯の登り、登山路には、岩に〇印や×印が付いているので、丸印を探しながら登る!!
2023年07月17日 05:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 5:24
ゴーロ帯の登り、登山路には、岩に〇印や×印が付いているので、丸印を探しながら登る!!
朝日を浴びて黄金色に輝くシナノキンバイ!!
2023年07月17日 05:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 5:32
朝日を浴びて黄金色に輝くシナノキンバイ!!
前穂1峰の後方に富士山が見えた!! 左後方は、八ヶ岳!!
2023年07月17日 05:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 5:33
前穂1峰の後方に富士山が見えた!! 左後方は、八ヶ岳!!
富士山をズームアップ!! 右奥は甲斐駒ヶ岳!!
2023年07月17日 05:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 5:33
富士山をズームアップ!! 右奥は甲斐駒ヶ岳!!
八ヶ岳もくっきり見えている!!
2023年07月17日 05:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 5:34
八ヶ岳もくっきり見えている!!
小梅濮!!
2023年07月17日 05:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:36
小梅濮!!
咲いていた小梅濮!!
2023年07月17日 05:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 5:37
咲いていた小梅濮!!
北穂の登山路の核心部の岩場が登場!! 鎖場登場!! ただし、手掛かりが豊富で鎖は使わずに登れる!!
2023年07月17日 05:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 5:39
北穂の登山路の核心部の岩場が登場!! 鎖場登場!! ただし、手掛かりが豊富で鎖は使わずに登れる!!
岩場に咲く深山大根草!!
2023年07月17日 05:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 5:45
岩場に咲く深山大根草!!
鎖場の奥に梯子も見えてきた!!
2023年07月17日 05:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 5:45
鎖場の奥に梯子も見えてきた!!
梯子を登りきると、前穂高岳が綺麗に見えてきた!!
写真中央に富士山、右に南アルプス、左に八ヶ岳が綺麗に見えている!!
2023年07月17日 05:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 5:47
梯子を登りきると、前穂高岳が綺麗に見えてきた!!
写真中央に富士山、右に南アルプス、左に八ヶ岳が綺麗に見えている!!
本日の目標は、こちらの北穂高岳!!
2023年07月17日 05:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 5:48
本日の目標は、こちらの北穂高岳!!
青の栂桜!!
2023年07月17日 05:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 5:51
青の栂桜!!
3000m越えで現れた白山一花!!
2023年07月17日 05:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 5:52
3000m越えで現れた白山一花!!
”小山岩” 正面にモアイ像を思わせる巨石が聳えている!!
2023年07月17日 06:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:05
”小山岩” 正面にモアイ像を思わせる巨石が聳えている!!
高嶺矢筈母子!!
2023年07月17日 06:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 6:05
高嶺矢筈母子!!
穂高岳〜涸沢岳と涸沢カールが朝陽で輝いている!!
2023年07月17日 06:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:05
穂高岳〜涸沢岳と涸沢カールが朝陽で輝いている!!
次々と岩場が登場!! ただし、手掛かりが豊富で登り易い!!
2023年07月17日 06:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:07
次々と岩場が登場!! ただし、手掛かりが豊富で登り易い!!
2023年07月17日 06:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/17 6:13
高度(3000m超え)を上げると富士山と南アルプスの甲斐駒ヶ岳〜北岳〜赤石三山〜光岳の山並みがくっきり見えてきた!!
2023年07月17日 06:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:19
高度(3000m超え)を上げると富士山と南アルプスの甲斐駒ヶ岳〜北岳〜赤石三山〜光岳の山並みがくっきり見えてきた!!
第2の鎖場上部!!
2023年07月17日 06:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:22
第2の鎖場上部!!
北穂高岳南峰に近づいてきた!! 登山路は緩やかになって気持ちの良い登りになる!!
2023年07月17日 06:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:32
北穂高岳南峰に近づいてきた!! 登山路は緩やかになって気持ちの良い登りになる!!
3000mを超えると稚児車が咲き残っていた!!
2023年07月17日 06:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/17 6:35
3000mを超えると稚児車が咲き残っていた!!
涸沢岳〜北穂高岳縦走路には、難路に挑んでいる登山者が見える!! 正面右はドーム!!
2023年07月17日 06:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:39
涸沢岳〜北穂高岳縦走路には、難路に挑んでいる登山者が見える!! 正面右はドーム!!
北穂高岳のテント場横を通過!!
2023年07月17日 06:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:40
北穂高岳のテント場横を通過!!
北穂分岐を通過、ここは、右折!! 目指す北穂山頂まであと0.2km!!
2023年07月17日 06:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:45
北穂分岐を通過、ここは、右折!! 目指す北穂山頂まであと0.2km!!
松涛岩のコル手前を通過!!
2023年07月17日 06:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 6:50
松涛岩のコル手前を通過!!
北穂高岳山頂に登頂!! 山頂は先客で賑わっていた!!
2023年07月17日 06:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:53
北穂高岳山頂に登頂!! 山頂は先客で賑わっていた!!
南岳〜中岳〜槍ヶ岳に続く稜線がくっきり見えている!!
2023年07月17日 06:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:53
南岳〜中岳〜槍ヶ岳に続く稜線がくっきり見えている!!
写真撮りの順番がきたので、槍ヶ岳をバックにした写真を撮ってもらった!!
2023年07月17日 06:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 6:56
写真撮りの順番がきたので、槍ヶ岳をバックにした写真を撮ってもらった!!
7月末に山行を予定している雲の平を囲む峰々!! 
鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳等!!
2023年07月17日 06:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7月末に山行を予定している雲の平を囲む峰々!! 
鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳等!!
後立山連峰の峰々!! 爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳!!
2023年07月17日 06:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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後立山連峰の峰々!! 爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳!!
北穂高岳南峰の山頂に登山者が立っている!!
2023年07月17日 06:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高岳南峰の山頂に登山者が立っている!!
富士山と南アルプスの峰々!! 
甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳等!!
2023年07月17日 06:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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富士山と南アルプスの峰々!! 
甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳等!!
八ヶ岳連峰の峰々!!
編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳等!!
2023年07月17日 06:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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八ヶ岳連峰の峰々!!
編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳等!!
北穂高岳山頂直下の北穂高小屋!!
2023年07月17日 07:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高岳山頂直下の北穂高小屋!!
北穂高小屋のテラスからは、富士山や南アルプスや八ヶ岳の絶景が見える!!
2023年07月17日 07:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高小屋のテラスからは、富士山や南アルプスや八ヶ岳の絶景が見える!!
北穂高小屋から大キレット越しに南岳&槍ヶ岳を望む!!
2023年07月17日 07:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高小屋から大キレット越しに南岳&槍ヶ岳を望む!!
北穂高小屋から滝谷の岩場を望む!! 凄い迫力で見ているだけでも足がすくむ!!
2023年07月17日 07:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高小屋から滝谷の岩場を望む!! 凄い迫力で見ているだけでも足がすくむ!!
黒部源流域の峰々!!
2023年07月17日 07:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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黒部源流域の峰々!!
後立山連峰の峰々!!
手前に針ノ木岳、蓮華岳、爺ヶ岳、後方に鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山!!
2023年07月17日 07:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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後立山連峰の峰々!!
手前に針ノ木岳、蓮華岳、爺ヶ岳、後方に鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山!!
後方は、上信越国境の高妻山、妙高山か?
2023年07月17日 07:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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後方は、上信越国境の高妻山、妙高山か?
北穂高小屋名物のホットコーヒーを頂いたが、噂に違わず大変美味しかった!!
2023年07月17日 07:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高小屋名物のホットコーヒーを頂いたが、噂に違わず大変美味しかった!!
北穂高小屋のテラスから槍ヶ岳をバックに写真を撮ってもらった!!
2023年07月17日 07:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高小屋のテラスから槍ヶ岳をバックに写真を撮ってもらった!!
北穂高岳南峰の山頂に登山者が立っている!!
2023年07月17日 07:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂高岳南峰の山頂に登山者が立っている!!
北穂分岐を通過!! この手前でオーストラリアのタスマニアから北穂高岳に登ってきたソロの女性とスライドした。2週間の休暇を取って日本を歩き、山登りを楽しんでいるそうで、休暇の延長を考えていると言っていた。凄い行動力に感心した!!
2023年07月17日 07:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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北穂分岐を通過!! この手前でオーストラリアのタスマニアから北穂高岳に登ってきたソロの女性とスライドした。2週間の休暇を取って日本を歩き、山登りを楽しんでいるそうで、休暇の延長を考えていると言っていた。凄い行動力に感心した!!
難所の梯子を下る女性!! ご主人と二人で来ておられ、付いていくのがきついくらいハイペースで下っていった。
2023年07月17日 08:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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難所の梯子を下る女性!! ご主人と二人で来ておられ、付いていくのがきついくらいハイペースで下っていった。
鎖場の下り。ここも鎖を使わずに下った!!
2023年07月17日 08:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 8:19
鎖場の下り。ここも鎖を使わずに下った!!
前穂高岳〜明神岳と涸沢キャンプ場を望む!!
2023年07月17日 08:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 8:50
前穂高岳〜明神岳と涸沢キャンプ場を望む!!
涸沢小屋まで下りてきた!!
2023年07月17日 08:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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涸沢小屋まで下りてきた!!
テント場に帰着!!
この後、テントを撤収し、この日の後半戦の山下りに挑む!!
2023年07月17日 09:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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テント場に帰着!!
この後、テントを撤収し、この日の後半戦の山下りに挑む!!
テント場の利用許可証を返納し、帰路につく!!
2023年07月17日 09:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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テント場の利用許可証を返納し、帰路につく!!
テント場のテントの数がめっきり少なくなった。北穂高岳に感謝し、別れを告げた!!
2023年07月17日 09:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 9:38
テント場のテントの数がめっきり少なくなった。北穂高岳に感謝し、別れを告げた!!
帰りは、涸沢小屋ルートを辿り、涸沢ヒュッテとの分岐に到達!!
2023年07月17日 09:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 9:44
帰りは、涸沢小屋ルートを辿り、涸沢ヒュッテとの分岐に到達!!
Sガレを通過!! 下りは本谷橋までノンストップで下った!!
2023年07月17日 10:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 10:02
Sガレを通過!! 下りは本谷橋までノンストップで下った!!
ガレ場を足早に通過!!
2023年07月17日 10:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 10:16
ガレ場を足早に通過!!
本谷橋の河原に到達し、小休止を摂った!!
2023年07月17日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 10:49
本谷橋の河原に到達し、小休止を摂った!!
本谷橋の河原で沢水を一気にコップで3杯飲んでしまった!!
2023年07月17日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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本谷橋の河原で沢水を一気にコップで3杯飲んでしまった!!
横尾大橋に到達!!
横尾山荘前で小休止!!
2023年07月17日 11:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 11:46
横尾大橋に到達!!
横尾山荘前で小休止!!
白山女郎花(ハクサンオミナエシ)
2023年07月17日 12:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 12:11
白山女郎花(ハクサンオミナエシ)
徳沢園で小休止!!
2023年07月17日 12:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 12:45
徳沢園で小休止!!
徳本峠・新島々分岐を通過!!
2023年07月17日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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徳本峠・新島々分岐を通過!!
明神で小休止!!
2023年07月17日 13:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 13:35
明神で小休止!!
小梨平でトイレ休憩!!
2023年07月17日 14:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
7/17 14:17
小梨平でトイレ休憩!!
河童橋まで下山!!
2023年07月17日 14:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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7/17 14:22
河童橋まで下山!!
上高地バスセンターへ向かおうとすると、何と沢渡行きのバス待ちの行列が河童橋の手前まで延びていた。この後、一寸ずりでバスに乗れたのは1時間半後の16時だった!! 列待ちの後ろにイタリア男性と結婚された夫婦と1歳の男の子がおり、ご夫婦との会話で時間待ちのイライラが癒された。
2023年07月17日 14:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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上高地バスセンターへ向かおうとすると、何と沢渡行きのバス待ちの行列が河童橋の手前まで延びていた。この後、一寸ずりでバスに乗れたのは1時間半後の16時だった!! 列待ちの後ろにイタリア男性と結婚された夫婦と1歳の男の子がおり、ご夫婦との会話で時間待ちのイライラが癒された。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

7/16〜7/17にかけて高気圧に覆われ、東京は40度近い熱波に襲われるという話を聞き、3000mの高所に涼みに行こうと急遽北アルプスの未踏峰の北穂高岳を目指すこととした。
北穂高岳に1泊2日で登ろうとすると、涸沢キャンプ場にテント泊する必要があるため、7/16に
3時起きで中央高速で上高地に連絡するバスが出る沢渡駐車場を目指した。6時過ぎに沢渡駐車場に着いたが、駐車場は満杯で少し上に行けば駐車できるといわれた。沢渡岩見平駐車場の最後の駐車スペースに何とか駐車出来て、安堵した。
岩見平から上高地行きのシャトルバスは、次々ときたが、切符を買わないと乗車できず、切符購入の列ができており、2台乗り過ごして3台目にやっと乗れた。上高地バスセンターには、7:24に着いた。
上高地バスセンターから河童橋の間は、上高地を散策する観光客で賑わっていた。小梨平のキャンプ場も家族連れ等でほぼ満杯状態だった。
明神、徳沢園、横尾山荘の間は、ハイキングの方も大勢歩いており、ハイカーを追い抜いて先を急いだ。小梨平キャンプ場のみならず、徳沢園キャンプ場もほぼ満杯で、この日のテント泊予定の涸沢キャンプ場の込み具合が気になり、できるだけ早く着きたいという思いで先を急いだ。
横尾山荘を10:31に出て、本谷橋で小休止を摂った。本谷橋で早めの昼食を摂り、11:53に出発。ここから傾斜が急で足元がゴロゴロの登山道となり、17圓離競奪が肩に食い込み、じわじわダメージを与え始めた。sガレで小休止を摂ったと、最後の登り、残雪を踏みしめ登り、13:28に涸沢ヒュッテに到着した。テント場の混み具合が気になってテント場の予約受付の行列に並んだ。涸沢キャンプ場は、石がゴロゴロした場所にテントを設営しなければならず、涸沢ヒュッテに近い場所は殆ど空きが無かった。
登山道から離れた場所で涸沢小屋に近い場所が空いていたので、そこにテントを設営した。この後、涸沢ヒュッテで生ビールとおでんでこの日頑張った自分へのご褒美とした。
その後、テント場ですぐ隣のテント場の住人の若者が同じ相模原市からきていることが判り、ビールを飲みながら夕食の支度をしながら、四方山話に花が咲いた。涸沢までのロングトレイルの疲れとビールのお陰で6時過ぎには眠りについた。12時過ぎにテントから空を眺めると、満天の星空が拡がっており、天の川を久しぶりに見ることが出来た。2時過ぎにヒュッテの展望デッキで星空撮影に挑戦したが、見事に失敗した。
翌日は、4時前に起床し、軽めの朝食を摂った後、サブザックに飲み物等を詰め、4:24に北穂高岳目指して登山を開始した。丁度吊尾根辺りがモルゲンロートで輝き始めていた。昨日は、2500m辺りから上は雲が掛かっていたが、この日は、雲一つない快晴で、涸沢カールを囲む穂高の峰々が朝陽を浴び始めており、神々しい景観が拡がっていた。
昨日と変わってサブザック1つの身軽だったため、登山道脇の高山植物を愛でながら、時々刻々と変わる奥穂高岳〜前穂高岳の眺望を楽しみながら登った。
南陵取り付きの先で鎖場と梯子が登場し、尾根に登ると、後方に富士山や南アルプス、八ヶ岳の大展望が開けた。また、涸沢岳〜奥穂高岳〜前穂高岳が朝陽を浴びて輝き始め、この絶景にも見とれた。ここから、本格的な岩混じりの登山路となり、ゴーロ帯の登りでは、岩にかかれた〇印や×印を確認しながら登った。やがてなだらかな稜線に出ると、そこが北穂高岳のテント場だった。眺めは良いが北穂高小屋までは結構離れており、縦走者でなければ使いたくないような場所だった。
南陵分岐からちょっと下り再度登り直して、6:53に北穂高岳山頂に到達した。涸沢テント場から2時間半だった。北穂高岳山頂からは、360度の大展望が開けており、北には、大キレットを経て南岳、中岳の後ろに威風堂々とした槍ヶ岳が存在感を示していた。槍の左側には、黒部源流域の鷲羽山、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳が雲の平を取り囲むように聳えていた。西には、笠ヶ岳が端正な山容を誇っており、左後方には、白山の山並みがくっきり見えていた。南に目を転じると、北穂高岳〜涸沢岳を経て奥穂高岳〜前穂高岳に至る穂高連峰の峰々が朝陽に輝いていた。その後方には、。南アルプスの光岳〜荒川三山〜塩見岳〜白根三山〜甲斐駒ヶ岳に至る峰々が連なり、その奥に富士山がくっきり見えた。更に東に目を転じると、奥秩父山塊と八ヶ岳の峰々が連なっており、更に浅間山〜四阿山&根子岳の山並みが雲海に浮かんでいた。更に目を凝らすと、日光連山らしき山並みが見えた。槍ヶ岳の右側には、後立山連峰の爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳から白馬三山に連なる峰々が見えた。また、更に右側には、上信越国境の高妻山〜妙高山が見えた。東側の山は、雲海に浮かんでいた。
北穂高岳山頂からの眺望を楽しんだ後、山頂直下にある北穂高山荘に立ち寄った。山荘では、名物の珈琲を頂いたが、一杯ずついれてくれるコーヒーの味は格別だった。また、山荘の裏の大キレットへの下り口から見た滝谷の岩峰の荒々しさは、人を寄せ付けない神々しさを感じた。
北穂高岳&北穂高小屋からのすばらしい眺望に時間のたつのが早く感じた。7:33に名残惜しいが今日中に帰らなければならないため、北穂高岳山頂を後にした。南陵分岐の手前でソロで登ってきた長身の女性に声をかけたところ、オーストラリアのタスマニアから2週間の休暇を取って日本を旅行しており、北穂高岳に登ってきたそうだ。日本の景観が素晴らしいので休暇を更に1週間延長するかもと言っており、素晴らしい行動力に感心した。下っていく途中で若い夫婦と話を交わした。若さに溢れており、軽快に下って行くので、途中で先に行ってもらった。下りは、1時間半で涸沢キャンプ場に戻ることが出来た。
この日の好天のお陰でテントも乾いており、撤収もスムーズに進めることが出来た。9:36に涸沢キャンプ場を後にして再び15堋のザックを背負い、上高地を目指した。下りはほぼノンストップで下り本谷橋に10:47に着いた。快晴だったため、発汗量も多く、本谷橋の沢ではコップ3倍の沢水を一気に飲んでしまった。
本谷橋からは、比較的なだらかな登山道となるため、ピッチを上げて歩き、14:24に河童橋まで戻ってきた。上高地バスセンターまで後僅かと思っていたところ、沢渡行きのバスの待ち行列が河童橋のすぐ先まで延びていた。渋滞はなかなか解消せず、沢渡行きのバスに乗れたのは、何と16時前だった。連休で好天が続くとの予報だったため、大勢のハイカーや登山者が上高地に押し寄せた当然の帰結だった。
この後、中央高速も韮崎の工事区間の1車線規制に伴う渋滞や、状山トンネルから大月間の渋滞に巻き込まれ、自宅に着いたのは9時半を超えていた。
今回は、1泊2日で涸沢キャンプ場でテント泊を体験し、更に、3000mの未踏峰の北穂高岳に登って、360度の大展望を堪能でき、大満足の山行になった。

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