熊山南東部 狐塚城跡〜真光寺〜伊部北大窯〜不老山〜弁天池
- GPS
- 03:57
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 461m
- 下り
- 462m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:58
歩行時間3時間、歩行距離9km、歩行数15,700歩
天候 | 晴れのち曇り&強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自動車は国道2号沿いにあるマルナカ(スーパー)の所で曲がり国道374号を北進すると、程なく「伊部つながりの森」が見えてきます。そこを少し奥に入った所に駐車場があり、狐塚城跡コースの登山口となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「伊部つながりの森」から狐塚城跡、真光寺にかけてのコースは散策路として整備途上にあります。傾斜が緩やかで分岐に道標があるので、分かりやすく歩きやすいです。 真光寺から天津(あまつ)神社までは車道を歩きます。備前焼のメッカ伊部だけあって道沿いにたくさんの窯元や作家の家が軒を連ねています。 忌部(いんべ)神社から弁天上池までが不老山コースですが、獣フェンスに始まり、獣フェンスで終わります。フェンスに錠前がされていたらフェンスをよじ登るしかありません。事実そうなりました。 不老山までの登りは直登が多いのと足場が枯れ草で不安定なので、すべらないように注意が必要です。 不老山北西峰から鉄塔No5までの道はこのコースで唯一ワイルドな道です。複数でルートファインディングしながら進むのがよいでしょう。 |
その他周辺情報 | 下山後、大ヶ池の北にあるトービホテルで昼食を取りました。備前市で唯一ランチバイキングを提供している所です。料金は大人一人1,080円で火曜日は980円です。 時間は11時から14時ですが、12時30分頃から追加料理が出なくなります。その代わり、12時30分過ぎに入ると、一人1,000円にしてくれました。 この時季は猪肉入りのぼたん鍋や鹿メンチカツが提供されていました。山で消費したエネルギー以上のカロリーを摂ってしまいました(*_*; |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
熊山登山がこれで連続4回目となりました。
今回のコースは舗装道路を歩く区間以外は地形図上に登山道が記されていませんでした。したがって、「熊山登山詳細図」やこの地域を訪問したことがある数少ない人のネット情報だけが頼りでしたので、ほとんど手探り状態でした。
前半は歴史を辿るコースでした。
この地には欠かせない備前焼の歴史(江戸時代の天保の窯他)のみならず、戦国時代の(城跡が多い)この地域の役割の重要性を説く上で重要な狐塚城跡、国指定重要文化財を2棟(本堂、三重塔)有する真光寺、そして井原西鶴の浮世草紙『好色五人女』のモデルとなったお夏に関係する史跡など、1,000年の歴史を越えた史跡が矢継ぎ早に出てきます。
後半は不老山縦走コースです。
登山口は忌部(いんべ)神社を過ぎた所にあったのですが、いきなり獣フェンスが立ちはだかりました。開閉する柵は紐でとめているだけでしたので、ここは難なくスルーできました。
不老山は登山口から頂上までは高度差が約150m程しかありませんが、直登が多く傾斜がきつく感じることもしばしばありました。また、枯葉がたくさん道を覆っており、滑らないように気を遣って歩く必要があります。
不老山の山頂を越えた後の稜線は高度差もあまりなく、景観もいい所が多いので快適でした。ただし、尾根道からはずれトラバース道になった北西峰辺りから送電線の交わる所までは、道が曖昧になり慎重にルートを確認しながら進む必要がありました。
最後はまさかさまかの逆ワールドサファリです。
不老山から下りて、民家に突入しようとしたときに、再び獣フェンスが出てきました。このフェンスは長く延びており、まさに獣の民家への侵入を許さない高さと長さがありました。さらに開閉する柵には錠前がかけられており、一瞬猿の侵入も防いでいるかと思ったほどです。どうもゴミの不法投棄を防ぐためのフェンスも兼ねているようです。もし通りたい場合は、鍵を持っている数人の肩書(消防団長など)が書いてあり、そこに電話するようですが、“誰それ?電話番号は?”と通りすがりの登山者には無慈悲な掲示でした。仕方なしにフェンスをよじ登り越えることになりました<写真>。
地元の人もここが登山コースとは想定していないかもしれません。
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