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記録ID: 57416
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ハイキング
奥多摩・高尾

生藤山・醍醐丸【関東ふれあいのみち東京(3)】富士見のみち(上川乗BS→陣馬高原下BS)

2009年12月30日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 東京都 神奈川県 山梨県
 - 拍手
kumiyan その他1人
GPS
06:35
距離
12.8km
登り
1,129m
下り
1,189m

コースタイム

9:43上川乗バス停出発-10:53浅間峠(5分休憩)-11:50熊倉山(30分休憩)-12:31軍刀利山(軍刀利神社元宮)-12:43三国山(三国峠)-12:54生藤山(撮影ポイント)(写真撮影に手間取り10分近く)-13:12茅丸(15分休憩)-連行峰13:58(5分休憩)-醍醐丸14:52(15分休憩)-和田峠15:32(10分休憩)-陣馬高原下バス停16:18
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2009年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルートづくりで参考にした情報:「関東ふれあいの道 東京都内のルートマップ」(公式のマップ)

●ルート
・積雪皆無。登山ポスト見当たらず。
・みどころは、春:生藤山周辺の桜、つつじ、笹尾根上の広葉樹、秋:紅葉、冬:展望、特に富士山。あたたかければ陽だまりハイクに適している
・夏は草木が生い茂り展望が利く山頂が少ない。更にかなり暑いため不向き。

●危険箇所:特になし。(但し一部道幅が狭く枯葉や霜で滑りやすい個所あり。雨天や雪、雨天の翌日等は特に要注意。今回、積雪は皆無。)

●分かりづらい場所:浅間峠から熊倉山の間の小ピーク登り個所一部道が無いような個所あり。(そのまま小ピークに登り切れば、道が明瞭になる)

●混雑度:今回は合計10組くらいにすれ違った。(歩いた時期が大晦日前日なので少なめだったが、生藤山付近は春や秋は混雑しているかもしれない。それでも高尾山-陣馬山間よりは断然人の少ないルート)

●展望:今回、熊倉山からの展望が墨絵のようで一番素晴らしかった。

●トイレ:上川乗バス停、和田峠、陣馬高原下バス停の三箇所のみ。(和田峠のトイレはかなり汚い。それ以外は割と綺麗なトイレ)

●水・食べ物の調達:上川乗バス停付近は徒歩で行けるような店も自販機もなし。和田峠は1軒茶店があり、但し基本的に土日しか営業しておらず不定休。この日は着いた時刻が遅かったためか、大みそか前日のためか、営業しておらず。陣馬高原下バス停は駄菓子屋らしい店、自販機、休憩場所あり。

●休憩場所:
・ベンチが多くて展望が開けている場所:軍刀利山(軍刀利神社)、三国山(三国峠)
・ベンチは2個程度だが一部展望が開けて落ち着ける場所:醍醐丸
・生藤山山頂は狭くてベンチも少なく、展望がない
・茅丸は冬のみ展望が開けている。ベンチは2つ。山頂は狭いが山頂までの急な上り階段がハイカーに嫌がられるようなので、休憩場所として穴場かも。空いていて冬ならば気持ちのよい場所。
・熊倉山は展望が得られてベンチ2つあり、但し山頂狭く、各ベンチも小さい。長時間の休憩には向かないと思う。
・連行峰(連行山)もベンチあり。冬だからか展望は1部開けていたが、高さが余りない為ピークっぽくなく、通り道という感じで正直落ち着かなかった。

●最寄り駅情報:行きは武蔵五日市駅、駅には大きめのコンビニあり。この駅前のバスターミナルはいつも混雑しているがこの日は大みそか前日ということもあり空いていた。帰りは高尾駅、そこそこ繁華街。北口バス停そばに落ち着いた感じの喫茶店があり、通常の土日なら営業している。

高尾駅は人気の高尾山帰りのハイカーは余り寄らないようだが、陣馬山帰りや八王子城山(を含む北高尾山稜)帰り、高尾山からの縦走(景信山・小仏峠)帰りの人は使うことが多いので、通常の土日はそこそこ混んでいる。
(しかし高尾山口駅よりは空いている)

●日帰り温泉:和田峠から陣馬高原下方面に下山したので温泉はなし。和田峠から陣馬山を越えて栃谷尾根または奈良子尾根ルートで下山すれば温泉に行けるが、総距離は長くなる。(しかも「関東ふれあい東京 I抻慮のみち」は和田峠から陣馬高原下BSまで下りなければならないので、和田峠から陣馬山に行ってしまうと関東ふれあいコースではなくなってしまう)

温泉ではないが、「ふろっぴぃ」という健康ランドに高尾駅から歩いて20分位で行ける。(「ふろっぴい」の最寄駅は、高尾駅の1つ新宿寄りの駅、狭間駅という風に何かに書いてあったが、狭間駅からも10分以上歩くため、高尾駅から歩いて行った方が便がよい)

●その他:エスケープルートとしては、山梨県の上野原方面に下りる方が、和田BSに下りるよりもバス便が多そうなので使えそう。
上川乗バス停。武蔵五日市駅から乗って30分で着くが、本数が少ない。バス停背後に割ときれいなトイレあり。寄っていくことをお勧めする。降りたバスの進行方向とは逆方向に、檜原街道を直進。
2009年12月30日 09:46撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 9:46
上川乗バス停。武蔵五日市駅から乗って30分で着くが、本数が少ない。バス停背後に割ときれいなトイレあり。寄っていくことをお勧めする。降りたバスの進行方向とは逆方向に、檜原街道を直進。
武田菱のある会社の脇を過ぎ、スタートして5分くらいで上川乗交差点に出くわす。向かって左、上野原方面に進み、南秋川橋を渡り、道なりに歩けば登山口(山道)に入る。
2009年12月30日 09:46撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 9:46
武田菱のある会社の脇を過ぎ、スタートして5分くらいで上川乗交差点に出くわす。向かって左、上野原方面に進み、南秋川橋を渡り、道なりに歩けば登山口(山道)に入る。
山道に入ってすぐ沢を渡り、暗い植林帯の中、急峻な登りを上る。暫くすると祠があり、更に進むと植林帯から抜け、写真のような広葉樹の雑木林のみちになり、視界も開ける。この辺りは道が狭く落ち葉が滑りやすかった。
2009年12月30日 10:45撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 10:45
山道に入ってすぐ沢を渡り、暗い植林帯の中、急峻な登りを上る。暫くすると祠があり、更に進むと植林帯から抜け、写真のような広葉樹の雑木林のみちになり、視界も開ける。この辺りは道が狭く落ち葉が滑りやすかった。
雑木林の道から20分位歩くと浅間峠に到着。ここは三頭山から続いている笹尾根上にある。
2009年12月30日 10:53撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 10:53
雑木林の道から20分位歩くと浅間峠に到着。ここは三頭山から続いている笹尾根上にある。
浅間峠のあずまや。
2009年12月30日 10:53撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 10:53
浅間峠のあずまや。
この道は尾根上なので、昔の人が通行路にしていたのだろうか。写真のような石碑があった。しかし何と彫ってあるかは不明。
2009年12月30日 10:58撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 10:58
この道は尾根上なので、昔の人が通行路にしていたのだろうか。写真のような石碑があった。しかし何と彫ってあるかは不明。
暫くこんな風景の中を歩く。
2009年12月30日 12:11撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 12:11
暫くこんな風景の中を歩く。
そして熊倉山。空腹なので燃料(おにぎり)を補給。展望も開け写真のような風景を望めた。ガスっているが素晴らしい。但しこの山頂、ベンチはあるがかなり狭く、他のパーティと一緒では落ち着かない山頂。
2009年12月30日 12:11撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 12:11
そして熊倉山。空腹なので燃料(おにぎり)を補給。展望も開け写真のような風景を望めた。ガスっているが素晴らしい。但しこの山頂、ベンチはあるがかなり狭く、他のパーティと一緒では落ち着かない山頂。
熊倉山から10分程度で軍刀利神社元社(軍刀利山)に到着したが写真を撮っていない。ヤマトタケルの東征に関係した神社である。続いて更に10分程度歩くと三国山山頂(標高960m)に到着。写真は上野原方面のゴルフ場。
2009年12月30日 12:44撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 12:44
熊倉山から10分程度で軍刀利神社元社(軍刀利山)に到着したが写真を撮っていない。ヤマトタケルの東征に関係した神社である。続いて更に10分程度歩くと三国山山頂(標高960m)に到着。写真は上野原方面のゴルフ場。
三国山は三国峠ともいい、東京(武蔵の国)、神奈川(相模の国)、山梨(甲斐の国)の三国の県境である。軍刀利も三国山も山頂はベンチが複数あり、展望も開け、広くて大変休憩に適しているように思えた。焦って熊倉山山頂で休まなければよかったと後悔。
2009年12月30日 12:44撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 12:44
三国山は三国峠ともいい、東京(武蔵の国)、神奈川(相模の国)、山梨(甲斐の国)の三国の県境である。軍刀利も三国山も山頂はベンチが複数あり、展望も開け、広くて大変休憩に適しているように思えた。焦って熊倉山山頂で休まなければよかったと後悔。
そして三国山から5分程度急峻な岩尾根を上ると生藤山山頂に到着する。標高990m、ここが今回の関東ふれあいコースの撮影ポイント。しかし非常に狭くて展望も開けないので休憩には向かない。関東ふれあいに関係ない人は巻いてもよいかも。
2009年12月30日 12:56撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 12:56
そして三国山から5分程度急峻な岩尾根を上ると生藤山山頂に到着する。標高990m、ここが今回の関東ふれあいコースの撮影ポイント。しかし非常に狭くて展望も開けないので休憩には向かない。関東ふれあいに関係ない人は巻いてもよいかも。
生藤山から一度下り急な木の階段を登り返し、20分位で茅丸(かやまる)山頂に到着。夏はともかく、冬は展望が開けている。
2009年12月30日 13:17撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 13:17
生藤山から一度下り急な木の階段を登り返し、20分位で茅丸(かやまる)山頂に到着。夏はともかく、冬は展望が開けている。
茅丸は標高1019m、今回のコースで最高峰。ピークに登るための階段が急なので敬遠され、巻かれがちらしいが、その分、人がいなくて非常に落ち着けた。ベンチもあり山頂は狭いが、人が来なければ穴場かもしれない。
2009年12月30日 13:18撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 13:18
茅丸は標高1019m、今回のコースで最高峰。ピークに登るための階段が急なので敬遠され、巻かれがちらしいが、その分、人がいなくて非常に落ち着けた。ベンチもあり山頂は狭いが、人が来なければ穴場かもしれない。
茅丸から連行峰はすぐ。連行峰から醍醐丸までが長く感じた。醍醐丸は八王子最高峰で北側のみ展望が開けている。ここも巻かれることも多いようだが、休憩好きな我々はここでも休憩。向こうに大岳山が見えた。
2009年12月30日 14:52撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 14:52
茅丸から連行峰はすぐ。連行峰から醍醐丸までが長く感じた。醍醐丸は八王子最高峰で北側のみ展望が開けている。ここも巻かれることも多いようだが、休憩好きな我々はここでも休憩。向こうに大岳山が見えた。
醍醐丸はこんな感じで尾根上にある小ピークのようで山頂っぽくない。ベンチはある。ここまで来れば和田峠までは30分程度なのでかなり気楽になった。この後、醍醐峠を過ぎ車道に出て、和田峠→陣馬高原下BSに向かったが、かなり冷え込んできて寒かった。
2009年12月30日 14:52撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
12/30 14:52
醍醐丸はこんな感じで尾根上にある小ピークのようで山頂っぽくない。ベンチはある。ここまで来れば和田峠までは30分程度なのでかなり気楽になった。この後、醍醐峠を過ぎ車道に出て、和田峠→陣馬高原下BSに向かったが、かなり冷え込んできて寒かった。
撮影機器:

感想

【概観】
2009年の山納めは、行きたくてもなかなか行けなかった「富士見のみち」、武蔵五日市からバスで30分の山奥、上川乗BSから浅間峠に登り、以降は笹尾根伝いに縦走し、最後は和田峠から陣馬高原下BSに降りるコース。

コース名の「富士見のみち」を堪能したくて富士日和の日を狙っていたが、結局この日も気温が高めで曇ってしまい富士山は望めず、残念。

しかし、終日あたたかくて本当に気持ちの良い陽だまりハイクだった。
特に茅丸(かやまる)山頂は狭かったが人もおらず、見晴らしが良くて最高だった。(見晴らしがよいのは冬のみ、らしい)

浅間峠からの笹尾根縦走は登り返しも多く少し疲れたが、ばてるほどではなく、個人的には疲れ具合もちょうど良い感じ。

やや長めに感じたのは連行峰から醍醐丸の区間、しかし徐々に陣馬山の姿が近づいてくるので、車道の和田峠までももうじき、と安心感も増した。

本当に充実した山納めで、いい感じで2009年の山行を終えることができて大満足だ。

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