甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根往復)
- GPS
- 16:55
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,454m
- 下り
- 2,442m
コースタイム
- 山行
- 12:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 13:07
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
日本アルプス三大急登をテント担いで、ということで黒戸尾根
【アクセス】
往路:毎日アルペン号で前日深夜発車中泊で早朝着
復路:べるが・尾白の湯まで歩き&入浴、路線バスで中央本線・長坂駅へ
【登山道状況】
全体的に整備されていて歩きやすかった
直登や高度感のある個所はあるが、山頂直下以外ははしご・鎖が整備されている
山頂付近はそれなりの岩場があるが、晴れていたので特に難点は無かった
【感想】
とにかく長かった
加えて黒戸山を登り刃渡りのはじめまでは、地形のせいなのか季節のせいなのかまったく風が無く、ひたすら暑さとの戦いだった
三大急登と言われてはいるが、登り坂自体は思ったほど急登とは感じず、普通かやや急な登りと、緩やかな登り区間が交互に出てくる感じだった
おそらく急登の所以は、刀利天狗手前から出てくる直登に近い区間が一気に高度を稼ぐため、平均斜度が大きくなっているのだと思う
直登・鎖場・梯子でない単純な登り区間では白毛門の方がよほど急登だと思った
ただ、距離があることから疲労はかなり出て、当初行ければ山頂を超えて北沢峠方面・長衛小屋まで行ってテン泊する予定が、結局七丈小屋テント設置のち山頂往復、黒戸尾根ピストンという行程になった
一番上り下りがキツイ(怖い?)と思ったのは有名な2本劔が刺さった岩のあたり、梯子や鎖で岩を直登するところで、足の掛け方が悪いと上り下りしずらかった
水場は途中七丈小屋のみ、ただ流しっぱなしなので水量は豊富
往路はアルペン号で深夜着、やや白じみ始めた4時前から登山開始
最初は暗く、その後も木々が多くてわからなかったが、天気はずっと曇りだった模様
刃渡り以降開けてきたが、基本的には雲で眺望が全くない状況だった
疲労と雲の状況からテント背負っての山頂越えはあきらめ、七丈小屋でテントを張り、山頂を今日登るか明日朝イチに登るか思案
携帯電波が良く入るので天気を見たところ、15時くらいに少し晴れそうなのと、翌日朝もさほど天気が良くなさそうなことから、17時までに戻ってこれるラインの13時に登頂開始
途中、日帰りの下山者と多くすれ違い、何人かと山頂の天気や世間話を少しする
山頂について暫く後、わずかながら晴れ間があったが、仙丈・鳳凰・白峰はほぼ見えなかった
次回仙丈から景色を見れるといいなと願いつつ下山、17時前にテント場着
翌日は下山のみになったのでかなり気が楽になり、軽く飲んで就寝
翌日は日の出から出発、鳳凰山がくっきり見えているのが印象的だったが、その後すぐガスってしまった
概ね標準タイムで下山し、歩きで尾白の湯に行き入浴と休憩、路線バスで長坂に出て無事帰宅
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