白山(夏を遊び尽くす!)


- GPS
- 10:59
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,886m
- 下り
- 1,884m
コースタイム
天候 | 快晴のち雲湧く |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションコースです。登攀装備と岩登り技術が必要です。 |
写真
感想
夏の白山と言えばご来光、花、水遊びが三種の神器、これを日帰りで楽しめる素晴らしいコースへ行こう。行くしかない!
平瀬道から御前をぴくって小白水谷左俣ー右俣ーお花松原ー中宮道ーワリ谷を周回して白山を遊び尽くそう!
深夜1時過ぎに平瀬道を出て暗闇の中3時間弱で御前山頂へ一番乗りであった。お参りしたら剣ヶ峰との鞍部へ落ちてそのまま小白水谷左俣へ、雪渓も残るので油断できない、快適に二俣付近まで落ちて最後のオーバーハングは懸垂で降りた。
無事右俣に入ればお花を愛でながら青空を正面にズンズンお花松原の登山道へ合流した。この辺りも貸切で静かであった。中宮道を火の御子峰を左に見ながら北弥陀ヶ原、ここはいつ来ても良い雰囲気だ。
ワリ谷源頭はキスゲが山のように咲いていた。キスゲを踏まないように慎重にワリ谷を落ちていく。いきなりの崖今日は安全第一でロープを出しながら慎重に懸垂、水が出てきたらあとは大人の水遊びの時間だ。何度も滝に打たれプールで泳ぎ全身クールダウン、夏はこれがやめられない
無事堰堤に着いたらダッシュでキャンプ場へ 11時間の濃厚な旅であった。
夏の白山を遊び尽くす、まさに言葉に恥じない贅沢な1日であった。
梅雨が明けて猛暑日が続いている、こんな時は涼しいうちに登って帰りは水遊びしながら下ることのできるワリ谷周回と決まった。去年はガスで行けなかった小白水谷を下降してお花松原に登り返すお腹いっぱいルートだ。
満天の星空の中登り始める、夜でも気温は低くないので半袖でガシガシ歩く。小屋を過ぎれば涼しくなり展望歩道分岐あたりでは寒くなってきたので一枚羽織る。日が昇る前に御前峰に登頂しそのまま剣ヶ峰とのコルまで下降。山スキーではよく行くルートだけど無雪期は初めてなのでワクワク。今日はご来光も見ることが出来た。
ザレ場、ガレ場で落石を起こしやすい、草付きに逃げるとスリッピーなのでなかなかルートを見極めないと危なかった。雪渓が出てきたので回避しながら行く。自分なりにルーファイしてみた。斜度が緩くなってきたのでホッとしたのも束の間、先生から滝があると言われビビる。
滝の草付きのトラバースがかなり緊張したがなんとか通過し懸垂でなんとか無事通過できた。ここをフリーは僕にはレベルが高すぎます!安全第一でお願いします
右俣に入ると快適な遡行となる。下は険悪な滝もあるが上は景色もいいし快適、今日はすべていいとこどりのルート取りなのである。お花松原から北弥陀ヶ原まで中宮道を楽しんでワリ谷に下降。
ここでも懸垂をして安全に降りた。個人的にはスラブのところも懸垂でもいいなと思うがあまりロープばかり出しても時間がかかるし見極めが難しいところだ。難所が終わればあとは水遊び、ドボンしたり頭から水を被ったりしながら楽しんだ。
堰堤から作業道を下り登山口へ。今日は白山を遊びつくした一日だった。
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