(7月28日) JR飯山駅に着き、斑尾高原スキー場の近くにある「ペンション・ピュア」のご主人に迎えに来て頂いた。ここは標高973mなので標高337mの飯山駅より涼しく、昼の暑いときでも空調不要で扇風機程度で良い。
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7/29 5:17
(7月28日) JR飯山駅に着き、斑尾高原スキー場の近くにある「ペンション・ピュア」のご主人に迎えに来て頂いた。ここは標高973mなので標高337mの飯山駅より涼しく、昼の暑いときでも空調不要で扇風機程度で良い。
周りは花で一杯。ネットで花名を調べると、(間違っているかも知れないが) 黄色の花がルドベキア、白い花がマリーゴールドであった。
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7/31 6:17
周りは花で一杯。ネットで花名を調べると、(間違っているかも知れないが) 黄色の花がルドベキア、白い花がマリーゴールドであった。
今回の山行の中で最も登りの高度差が大きいのはスタート直後の斑尾山への登りである。ゲレンデの中に白い筋がついている所が登りのコースである。(注:この写真は7月31日の6時半に撮ったもの)
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7/31 6:30
今回の山行の中で最も登りの高度差が大きいのはスタート直後の斑尾山への登りである。ゲレンデの中に白い筋がついている所が登りのコースである。(注:この写真は7月31日の6時半に撮ったもの)
(7月29日 6:58) (標高1,000m) 宿のご主人から「レストラン・チロル」まで送って来て頂いた。その上、本来なら今日と明日の2日間キャンプ道具一切を担いで登らねばならないところ、ご主人の好意で本日のキャンプサイトまで車で持って来て頂き、明日持って帰って頂けるとの事で全行程日帰り装備を担ぐだけで良くなった。
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7/29 6:58
(7月29日 6:58) (標高1,000m) 宿のご主人から「レストラン・チロル」まで送って来て頂いた。その上、本来なら今日と明日の2日間キャンプ道具一切を担いで登らねばならないところ、ご主人の好意で本日のキャンプサイトまで車で持って来て頂き、明日持って帰って頂けるとの事で全行程日帰り装備を担ぐだけで良くなった。
斑尾山の方を見るとゲレンデ最下部の緩斜面はキャンプ場になっており、2,3張りのテントが張ってあった。早朝と言っても朝の爽やかな気温とは程遠く、ジリジリと太陽が照っている真夏の昼の雰囲気である。
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7/29 6:58
斑尾山の方を見るとゲレンデ最下部の緩斜面はキャンプ場になっており、2,3張りのテントが張ってあった。早朝と言っても朝の爽やかな気温とは程遠く、ジリジリと太陽が照っている真夏の昼の雰囲気である。
(7:00) ここまで送って頂いたペンションのご主人にお礼を言って登山開始。先ずは一直線に登る。ここから頂上まで高度差382m、距離にして1.6km。平均斜度13.8度。
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7/29 7:10
(7:00) ここまで送って頂いたペンションのご主人にお礼を言って登山開始。先ずは一直線に登る。ここから頂上まで高度差382m、距離にして1.6km。平均斜度13.8度。
(7:37) (1,171m) 斑尾高原スキー場の最も東側にあるリフトの降り場に来た。登山道はここからジグザグとなり、道の傾斜が少し緩くなる。
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7/29 7:37
(7:37) (1,171m) 斑尾高原スキー場の最も東側にあるリフトの降り場に来た。登山道はここからジグザグとなり、道の傾斜が少し緩くなる。
でも相変わらず頭上に陰が無く暑くて、大げさに言えば拷問のような登りが続く。
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7/29 7:38
でも相変わらず頭上に陰が無く暑くて、大げさに言えば拷問のような登りが続く。
所々に咲いているヤナギランで過酷な登山も少しは救われる。
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7/29 7:50
所々に咲いているヤナギランで過酷な登山も少しは救われる。
下にはレストラン・チロルや、幼児用の緩いスキースロープ、そして独特の形をした妙高山が遠望された。
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7/29 8:00
下にはレストラン・チロルや、幼児用の緩いスキースロープ、そして独特の形をした妙高山が遠望された。
この斑尾高原スキー場の最も高度が高いリフトの降り場に来た。ここからやっと道は森の中に入り、木陰の中を歩ける。
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7/29 8:12
この斑尾高原スキー場の最も高度が高いリフトの降り場に来た。ここからやっと道は森の中に入り、木陰の中を歩ける。
木陰に入ると何処からともなくそよ風が吹いて来て気持ちが良い。
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7/29 8:15
木陰に入ると何処からともなくそよ風が吹いて来て気持ちが良い。
(8:15) (1,359m) 斑尾山山頂と万坂峠への分岐に出てきた。ここから山頂までの距離は500m。
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7/29 8:15
(8:15) (1,359m) 斑尾山山頂と万坂峠への分岐に出てきた。ここから山頂までの距離は500m。
(8:27) (1,381.5m) 斑尾山山頂。
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7/29 8:27
(8:27) (1,381.5m) 斑尾山山頂。
ペンションのご主人から斑尾山山頂から10分程歩くと大明神岳があり、そこからの眺望は素晴らしいから是非行くようにと勧められていたので早速行く事にした。
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7/29 8:31
ペンションのご主人から斑尾山山頂から10分程歩くと大明神岳があり、そこからの眺望は素晴らしいから是非行くようにと勧められていたので早速行く事にした。
頂上にあるこの道標をざっと見て方向を確かめようとせず出発した。
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7/29 8:31
頂上にあるこの道標をざっと見て方向を確かめようとせず出発した。
良い道だが10分歩いても大明神岳らしき所に着かない。その内どんどん下り始めたのでようやく道を間違えた事に氣づき、地図を見ると南西方向に行かねばならないのに南東方向に来ていた。(8:43) 引き返し始める。
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7/29 8:38
良い道だが10分歩いても大明神岳らしき所に着かない。その内どんどん下り始めたのでようやく道を間違えた事に氣づき、地図を見ると南西方向に行かねばならないのに南東方向に来ていた。(8:43) 引き返し始める。
(8:58) ようやく頂上まで戻って来た。30分の時間ロスとなった。再び大明神岳に行く事も考えたが、下界はガスで殆んど見えないので行くのを止め、万坂峠に向けて出発した。この頂上には2等か3等の三角点があった。
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7/29 8:58
(8:58) ようやく頂上まで戻って来た。30分の時間ロスとなった。再び大明神岳に行く事も考えたが、下界はガスで殆んど見えないので行くのを止め、万坂峠に向けて出発した。この頂上には2等か3等の三角点があった。
(9:11) 再び麓と万坂峠方面の分岐点に戻って来た。ここには山の同定用の古い看板があり、左から右に北アルプス連峰、黒姫山、妙高山、等の山名が書かれている。しかし、今や前方には木が茂って肝心の山々が隠されてしまっていた。
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7/29 9:11
(9:11) 再び麓と万坂峠方面の分岐点に戻って来た。ここには山の同定用の古い看板があり、左から右に北アルプス連峰、黒姫山、妙高山、等の山名が書かれている。しかし、今や前方には木が茂って肝心の山々が隠されてしまっていた。
手前の林の中は木陰があり幾分涼しいが、その先の疎林帯は太陽が燦々と降り注ぎ暑い。
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7/29 9:13
手前の林の中は木陰があり幾分涼しいが、その先の疎林帯は太陽が燦々と降り注ぎ暑い。
背の低い木だけとなり、広い道は日差しが一杯。
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7/29 9:14
背の低い木だけとなり、広い道は日差しが一杯。
(9:25) (1,317m) タングラム・スキー・サーカスに行く尾根と万坂峠に行く尾根の分岐点に出てきた。ここから一気呵成に下り、麓を目指す。
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7/29 9:25
(9:25) (1,317m) タングラム・スキー・サーカスに行く尾根と万坂峠に行く尾根の分岐点に出てきた。ここから一気呵成に下り、麓を目指す。
タングラムの一番東側の下部リフトの降り場に来た。
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7/29 9:43
タングラムの一番東側の下部リフトの降り場に来た。
万坂峠近くの勾配の緩い場所に下りて来た。暑くてタオルを水で濡らして頭を覆うがすぐ乾く。
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7/29 9:58
万坂峠近くの勾配の緩い場所に下りて来た。暑くてタオルを水で濡らして頭を覆うがすぐ乾く。
(10:14) (標高925m) 万坂峠の車道に出る。我々はうっかりして車道を左に少し行き、間違いに気づいて引き返して少し右に行ったらすぐ山路の入口があった。
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7/29 10:14
(10:14) (標高925m) 万坂峠の車道に出る。我々はうっかりして車道を左に少し行き、間違いに気づいて引き返して少し右に行ったらすぐ山路の入口があった。
この入口から袴湿原まで0.6km、袴岳まで2.3kmである。
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7/29 10:20
この入口から袴湿原まで0.6km、袴岳まで2.3kmである。
道は木陰が十分で快適に歩ける。
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7/29 10:23
道は木陰が十分で快適に歩ける。
入口から100m行った所に信越トレイルの利用状況を把握するために通過時に一人1回ボタンを押すカウンターがあた。私の順番は1,189であった。この人数は7月1日からの登山者数であろうか?
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7/29 10:24
入口から100m行った所に信越トレイルの利用状況を把握するために通過時に一人1回ボタンを押すカウンターがあた。私の順番は1,189であった。この人数は7月1日からの登山者数であろうか?
(10:38) (標高997m) 袴湿原の入口。
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7/29 10:38
(10:38) (標高997m) 袴湿原の入口。
木道がキチンと整備されている。湿原の規模は小さいが6月頃は水芭蕉が咲いているそうである。
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7/29 10:40
木道がキチンと整備されている。湿原の規模は小さいが6月頃は水芭蕉が咲いているそうである。
(11:01) 風通しは良くないが日陰で宿の弁当を広げる。普通、山用の弁当と言えば梅干しが入った大きな握り飯2個とタクワンと相場が決まっているが、今回の宿の弁当は豪華版である。暑くて食欲が無いので唐揚げやシューマイなど悪くなりそうなものと混ぜご飯のおにぎりだけ食べ、鮭、漬物、白いおにぎりは夕食用に残す。30分程昼食時間を取り出発。
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7/29 11:06
(11:01) 風通しは良くないが日陰で宿の弁当を広げる。普通、山用の弁当と言えば梅干しが入った大きな握り飯2個とタクワンと相場が決まっているが、今回の宿の弁当は豪華版である。暑くて食欲が無いので唐揚げやシューマイなど悪くなりそうなものと混ぜご飯のおにぎりだけ食べ、鮭、漬物、白いおにぎりは夕食用に残す。30分程昼食時間を取り出発。
緩やかな傾斜の木陰の中の道を登る。所々そよ風が吹いて来る時は、若い時よりもずっと歩行スピードが遅いながらも元気で山に行ける幸せを感じる。
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7/29 11:42
緩やかな傾斜の木陰の中の道を登る。所々そよ風が吹いて来る時は、若い時よりもずっと歩行スピードが遅いながらも元気で山に行ける幸せを感じる。
(12:07) (標高1,135m) 袴岳山頂。この山は傾斜が緩やかでブナ林が美しく、冬に山スキーに来たら楽しいだろう。ここはスマホでの通信状況が良いのでペンションのご主人に電話し、我々が赤池に着く頃、キャンプ道具を持って来て頂く事をお願いする。
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7/29 12:07
(12:07) (標高1,135m) 袴岳山頂。この山は傾斜が緩やかでブナ林が美しく、冬に山スキーに来たら楽しいだろう。ここはスマホでの通信状況が良いのでペンションのご主人に電話し、我々が赤池に着く頃、キャンプ道具を持って来て頂く事をお願いする。
コースには明瞭な道標の他、所々にこのような「信越トレイル」の札が付けられている。
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7/29 12:22
コースには明瞭な道標の他、所々にこのような「信越トレイル」の札が付けられている。
木陰の中は道が明瞭なのに頭上に木が無い所は太陽の力で草が力強く伸びている。地面が隠されているので穴ぼこに足を取られて捻挫しないように気をつけないといけない。
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7/29 12:38
木陰の中は道が明瞭なのに頭上に木が無い所は太陽の力で草が力強く伸びている。地面が隠されているので穴ぼこに足を取られて捻挫しないように気をつけないといけない。
(13:01) (標高903m) 柏ヶ峠と赤池を結ぶ林道に出てきた。ここから赤池まで林道歩きである。
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7/29 13:01
(13:01) (標高903m) 柏ヶ峠と赤池を結ぶ林道に出てきた。ここから赤池まで林道歩きである。
暑いので同行のF君は携帯傘を日傘にして歩く。
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7/29 13:06
暑いので同行のF君は携帯傘を日傘にして歩く。
砂利道が簡易舗装道に代わり歩き良くなったが、道からの反射率が良くなって益々暑くなったような気がする。
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7/29 13:23
砂利道が簡易舗装道に代わり歩き良くなったが、道からの反射率が良くなって益々暑くなったような気がする。
(13:27) (標高911m) 赤池の駐車場に着いた。2階建ての建物があり下はトイレ、上は休憩できるベランダが付いていた。既に先客がいたので我々は上には行かず建物の陰で休んだが、赤池より10m程高い場所なのでそよ風が吹いて来て気持ちが良い。
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7/29 13:27
(13:27) (標高911m) 赤池の駐車場に着いた。2階建ての建物があり下はトイレ、上は休憩できるベランダが付いていた。既に先客がいたので我々は上には行かず建物の陰で休んだが、赤池より10m程高い場所なのでそよ風が吹いて来て気持ちが良い。
キャンプサイトは駐車場から少し離れているらしい。建物の陰で休んでいるとペンションのご主人が到着された。我々のキャンプ道具以外に氷をタップリ入れた5リットルくらいの給水器も持って来て下さった。その心遣いに感激する。
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7/29 13:29
キャンプサイトは駐車場から少し離れているらしい。建物の陰で休んでいるとペンションのご主人が到着された。我々のキャンプ道具以外に氷をタップリ入れた5リットルくらいの給水器も持って来て下さった。その心遣いに感激する。
ご主人の案内でキャンプサイトに行く。
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7/29 13:55
ご主人の案内でキャンプサイトに行く。
駐車場のすぐ近くに木橋があり、木陰が気持ちよさそうなのでこの辺りがキャンプ地かなと思ったら小さな道標で「あと200m先」との事。
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7/29 13:56
駐車場のすぐ近くに木橋があり、木陰が気持ちよさそうなのでこの辺りがキャンプ地かなと思ったら小さな道標で「あと200m先」との事。
(14:00) (900m) 信越トレイルの赤池テントサイト。この場所のテント許容数は10張で利用料は1,500円/1名である。我々は事前にネットで予約し料金を振り込んでおいた。夜トイレに行きたくなった時200m歩かねばならぬとはつらい。
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7/29 14:00
(14:00) (900m) 信越トレイルの赤池テントサイト。この場所のテント許容数は10張で利用料は1,500円/1名である。我々は事前にネットで予約し料金を振り込んでおいた。夜トイレに行きたくなった時200m歩かねばならぬとはつらい。
テントサイトは木が1本も無い芝生の広場である。春や秋は日向ぼっこをしながらゆっくり休めるが、日差しの強い今ではとても休む気持ちにはなれない。少しでも陰を求めて小枝の茂っている際にテントを張る。タオルを濡らして体を拭くとベタつく感じが取れサッパリした。
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7/29 14:47
テントサイトは木が1本も無い芝生の広場である。春や秋は日向ぼっこをしながらゆっくり休めるが、日差しの強い今ではとても休む気持ちにはなれない。少しでも陰を求めて小枝の茂っている際にテントを張る。タオルを濡らして体を拭くとベタつく感じが取れサッパリした。
16時頃大きな荷物を担いだ単独行の人がテントサイトに到着した。若い女性である。我々とは少し離れた位置に手早く1人用のテントを張った。早速我々だけでは飲みきれぬ給水器の氷水をご馳走する。未だタップリあったので明日の行動水も確保してもらう。
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7/29 18:35
16時頃大きな荷物を担いだ単独行の人がテントサイトに到着した。若い女性である。我々とは少し離れた位置に手早く1人用のテントを張った。早速我々だけでは飲みきれぬ給水器の氷水をご馳走する。未だタップリあったので明日の行動水も確保してもらう。
夕食後お菓子を交換しながら歓談した。彼女は昨日北海道から来て今日の10時にチロルを出発したとの事。7時でも暑かったのに10時ではさぞ暑かった事だろう。7泊の予定で苗場まで歩くとの事。地面にスマホを置き、3人で記念撮影。久しぶりに若い美女と話すことが出来、山旅の良い思い出になった。
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7/29 18:00
夕食後お菓子を交換しながら歓談した。彼女は昨日北海道から来て今日の10時にチロルを出発したとの事。7時でも暑かったのに10時ではさぞ暑かった事だろう。7泊の予定で苗場まで歩くとの事。地面にスマホを置き、3人で記念撮影。久しぶりに若い美女と話すことが出来、山旅の良い思い出になった。
テント傍の赤池に行くが風は吹いて来ない。19時頃テントの中に入る。蚊や虫がいないのは助かった。芝地だからエアーマットを使わないでもフカフカ感がある。私のテントは2人が同じ向きに寝ても体がくっつかないで済むくらいだが、暑くてとても寝袋には入れない。でも22時頃ようやく冷えて来たので寝袋に入った。
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7/29 18:36
テント傍の赤池に行くが風は吹いて来ない。19時頃テントの中に入る。蚊や虫がいないのは助かった。芝地だからエアーマットを使わないでもフカフカ感がある。私のテントは2人が同じ向きに寝ても体がくっつかないで済むくらいだが、暑くてとても寝袋には入れない。でも22時頃ようやく冷えて来たので寝袋に入った。
(7月30日 2:30) 起床。お湯を沸かしてカップ麺で朝食。動作が遅いのでテントを畳み出発するのに1時間半もかかり、4時5分に出発。単独行の女性のテントは未だ灯りが見えていなかった。トイレにつくと昨日気が付かなかったがトイレの入口に水道の蛇口があった。飲料用では無いが水が勢いよく出たので昨日この水で体を洗えば良かった。(4:19) 出発。
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7/30 4:08
(7月30日 2:30) 起床。お湯を沸かしてカップ麺で朝食。動作が遅いのでテントを畳み出発するのに1時間半もかかり、4時5分に出発。単独行の女性のテントは未だ灯りが見えていなかった。トイレにつくと昨日気が付かなかったがトイレの入口に水道の蛇口があった。飲料用では無いが水が勢いよく出たので昨日この水で体を洗えば良かった。(4:19) 出発。
赤池からの舗装道路を300m行くと、右側に沼の原湿原に行く山路が出てきた。ここから湿原まで1.9kmである。
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7/30 4:31
赤池からの舗装道路を300m行くと、右側に沼の原湿原に行く山路が出てきた。ここから湿原まで1.9kmである。
(5:07) (820m) 沼の原湿原の入口。ここにも立派な木道が設置されている。
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7/30 5:07
(5:07) (820m) 沼の原湿原の入口。ここにも立派な木道が設置されている。
所々オニユリが咲いている。
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7/30 5:10
所々オニユリが咲いている。
地図上では未だ沼の原湿原の真っ只中だが単なる草地になっている。近頃はどこの湿原に行っても乾燥化が進んでいるように思える。
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7/30 5:14
地図上では未だ沼の原湿原の真っ只中だが単なる草地になっている。近頃はどこの湿原に行っても乾燥化が進んでいるように思える。
(5:17) (843m) 沼の原湿原の駐車場に出てきた。立派なトイレがある。
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7/30 5:17
(5:17) (843m) 沼の原湿原の駐車場に出てきた。立派なトイレがある。
すぐ山路に入る。ここも木陰がなく暑い。
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7/30 5:30
すぐ山路に入る。ここも木陰がなく暑い。
遠くに妙高山が見える。
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7/30 5:33
遠くに妙高山が見える。
又林道が出てきて砂利道を少し歩く。
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7/30 5:46
又林道が出てきて砂利道を少し歩く。
林道から再び山路に入る。ここから希望湖まで0.6km、毛無山まで2.1km。
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7/30 5:47
林道から再び山路に入る。ここから希望湖まで0.6km、毛無山まで2.1km。
鬱蒼とした森の向こうに湖が見えて来た。
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7/30 5:50
鬱蒼とした森の向こうに湖が見えて来た。
(5:59) (873m) 希望湖(のぞみこ)に着いた。この湖が今まで信越トレールで見てきた池や湿地帯の中で最も美しい。この湖には伝説があり「こく衛門」と言う人が武田信玄に追われてきた上杉謙信をうまく逃したため、謙信はその恩に報いるためにそれまで越後領であったこの池の水を信州側に流れ落ちるようにしたとの事。
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7/30 5:59
(5:59) (873m) 希望湖(のぞみこ)に着いた。この湖が今まで信越トレールで見てきた池や湿地帯の中で最も美しい。この湖には伝説があり「こく衛門」と言う人が武田信玄に追われてきた上杉謙信をうまく逃したため、謙信はその恩に報いるためにそれまで越後領であったこの池の水を信州側に流れ落ちるようにしたとの事。
ボート小屋があり、この池で釣り(但しキャッチ・アンド・リリース)をする人は600円で釣り券を買わねばならない。
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7/30 6:00
ボート小屋があり、この池で釣り(但しキャッチ・アンド・リリース)をする人は600円で釣り券を買わねばならない。
ここにもトイレがあった。我々信越トレールを旅する者としては第1日目として赤池で区切るのは短すぎてこの希望湖にキャンプサイトを作って頂きたいと思う。ここなら景色は美しいし、木陰の一杯あるキャンプサイトが作れそうに思える。
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7/30 6:05
ここにもトイレがあった。我々信越トレールを旅する者としては第1日目として赤池で区切るのは短すぎてこの希望湖にキャンプサイトを作って頂きたいと思う。ここなら景色は美しいし、木陰の一杯あるキャンプサイトが作れそうに思える。
ここにも通行者数を調べるカウンターがあった。私は581番であった。袴岳登山口にあったカウンターの1,189番に比べて半分の人数である。こちらに来るハイカーは少ないのかな?希望湖から毛無山山頂まで1.5km。
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7/30 6:19
ここにも通行者数を調べるカウンターがあった。私は581番であった。袴岳登山口にあったカウンターの1,189番に比べて半分の人数である。こちらに来るハイカーは少ないのかな?希望湖から毛無山山頂まで1.5km。
ここからの山路は木陰の多い山路である。
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7/30 6:21
ここからの山路は木陰の多い山路である。
(6:59) (1,022m) 毛無山山頂。ここから涌井新池まで2.0km。
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7/30 6:59
(6:59) (1,022m) 毛無山山頂。ここから涌井新池まで2.0km。
頂上から少し歩くと右側に道が分岐し、30m先が展望台となっていた。ここからの展望もペンションのご主人から勧められていたので寄り道する事にする。
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7/30 7:02
頂上から少し歩くと右側に道が分岐し、30m先が展望台となっていた。ここからの展望もペンションのご主人から勧められていたので寄り道する事にする。
しかしながら生憎のガスで遠望は効かなかった。
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7/30 7:03
しかしながら生憎のガスで遠望は効かなかった。
只、展望台のすぐ下のきれいに耕された畑だけが見えた。
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7/30 7:04
只、展望台のすぐ下のきれいに耕された畑だけが見えた。
縦走路に戻ると昨夜同じテントサイトだったKさんにばったり出会った。もう追いつかれてしまった!彼女は4時半に起きて5時に出発したとの事。歩きも速いがキャンプ作業も速い。最初は重かった16kgの荷物にも慣れたとの事。このように逞しい娘さんがいるとは日本も未だまだ大丈夫だと思った。
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7/30 7:07
縦走路に戻ると昨夜同じテントサイトだったKさんにばったり出会った。もう追いつかれてしまった!彼女は4時半に起きて5時に出発したとの事。歩きも速いがキャンプ作業も速い。最初は重かった16kgの荷物にも慣れたとの事。このように逞しい娘さんがいるとは日本も未だまだ大丈夫だと思った。
彼女は展望台で朝食をするとの事で我々は先に行く事にした。少し盛りを過ぎているが紫陽花が綺麗に咲いている。
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7/30 7:10
彼女は展望台で朝食をするとの事で我々は先に行く事にした。少し盛りを過ぎているが紫陽花が綺麗に咲いている。
この辺は豪雪地帯なので雪の重みのため枝が面白い形に曲げられている木が多い。
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7/30 7:16
この辺は豪雪地帯なので雪の重みのため枝が面白い形に曲げられている木が多い。
(7:39) (819m) 涌井新池着。小さい池だが湖面が鏡のようで地上の木々の緑も美しいが、池の中の緑も又美しい。ここから涌井まで3.6km。
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7/30 7:39
(7:39) (819m) 涌井新池着。小さい池だが湖面が鏡のようで地上の木々の緑も美しいが、池の中の緑も又美しい。ここから涌井まで3.6km。
メマツヨイグサが咲いていた。
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7/30 7:43
メマツヨイグサが咲いていた。
(7:54) (780m) 毛無山の展望台から見えた立派に手入れされた畑があった。こんな人里離れた場所で農作業するのは大変であろうと思う。
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7/30 7:54
(7:54) (780m) 毛無山の展望台から見えた立派に手入れされた畑があった。こんな人里離れた場所で農作業するのは大変であろうと思う。
植え付けするばかりにきれいに耕された畑には点々と動物の足跡が付いていた。
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7/30 7:55
植え付けするばかりにきれいに耕された畑には点々と動物の足跡が付いていた。
次の畑にはトウモロコシや葡萄が植えられていた。しかし、電気柵などの設備が無いので実りの時期の被害が無い事を祈るばかり。道の右側の景色に気を取られ、ペンションのご主人からこの地点の左側に飲み水が豊富に出ていると言われていた場所を見逃してしまった。
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7/30 7:55
次の畑にはトウモロコシや葡萄が植えられていた。しかし、電気柵などの設備が無いので実りの時期の被害が無い事を祈るばかり。道の右側の景色に気を取られ、ペンションのご主人からこの地点の左側に飲み水が豊富に出ていると言われていた場所を見逃してしまった。
道はそのうち舗装道となり、どんどん下って行く。
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7/30 8:31
道はそのうち舗装道となり、どんどん下って行く。
(8:34) (563m) 国道292号に出て涌井に着いた。国道だけあって車が頻繁に通る。ここが今回のトレイルの最低地点である。国道を横切り再び山路に入る。富倉峠まで2.6km。
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7/30 8:34
(8:34) (563m) 国道292号に出て涌井に着いた。国道だけあって車が頻繁に通る。ここが今回のトレイルの最低地点である。国道を横切り再び山路に入る。富倉峠まで2.6km。
ペンションのご主人から教えられた素晴らしい水場は「涌井新池から600m先」と教えられていたのに「涌井新池」を「涌井」と覚え違いして既に通り過ぎてしまった事に気づきガックリ。気落ちして休んでいるとKさんが元気にやって来た。彼女は水場に氣づき、美味しい水を腹一杯飲んだとの事。彼女には先に行ってもらった。
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7/30 8:53
ペンションのご主人から教えられた素晴らしい水場は「涌井新池から600m先」と教えられていたのに「涌井新池」を「涌井」と覚え違いして既に通り過ぎてしまった事に気づきガックリ。気落ちして休んでいるとKさんが元気にやって来た。彼女は水場に氣づき、美味しい水を腹一杯飲んだとの事。彼女には先に行ってもらった。
(9:33) (691m) 高倉峠。この峠道は北西の越後(新潟)側にある関屋集落と南東の信濃(長野)側にある上新田集落とを結ぶ明治10(1877)年に完成した新しい道である。
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7/30 9:33
(9:33) (691m) 高倉峠。この峠道は北西の越後(新潟)側にある関屋集落と南東の信濃(長野)側にある上新田集落とを結ぶ明治10(1877)年に完成した新しい道である。
道は広く、車の轍もあるので時には車も通るようだ。一体何の用で車を使うのだろう?
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7/30 9:55
道は広く、車の轍もあるので時には車も通るようだ。一体何の用で車を使うのだろう?
道の所々に小さな青い柿の実のようなのが落ちていた。上を見るとこの木の実のようだ。帰宅してネットで調べるとオニグルミのようである。秋にこの実が豊作なら熊もタップリ食べて満足して冬眠出来るのかな?
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7/30 9:57
道の所々に小さな青い柿の実のようなのが落ちていた。上を見るとこの木の実のようだ。帰宅してネットで調べるとオニグルミのようである。秋にこの実が豊作なら熊もタップリ食べて満足して冬眠出来るのかな?
(10:18) (736m) 左手の下に「ソブの池」が見えて来た。ここから「黒岩山」への標識が現れるかと思ったら、その地名は見事にスルーされて「桂池まで5.3km」の標識があった。
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7/30 10:18
(10:18) (736m) 左手の下に「ソブの池」が見えて来た。ここから「黒岩山」への標識が現れるかと思ったら、その地名は見事にスルーされて「桂池まで5.3km」の標識があった。
(10:42) (731m) 国土地理院の地図を見るとこの地点は信州と越後を結ぶ道の峠になる筈だが左右に道らしきものが見当たらなかった。
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7/30 10:42
(10:42) (731m) 国土地理院の地図を見るとこの地点は信州と越後を結ぶ道の峠になる筈だが左右に道らしきものが見当たらなかった。
ギボウシの花。
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7/30 10:51
ギボウシの花。
ソブの池から、国土地理院の地図で938.4mの三角点に向かう尾根までずっと道幅が小型自動車が通れるくらい広かった。
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7/30 11:30
ソブの池から、国土地理院の地図で938.4mの三角点に向かう尾根までずっと道幅が小型自動車が通れるくらい広かった。
黒岩山に行くには今まで登って来た尾根道とは別れ、右(東)方に高度差50m近く下りて沢を横切り、別の尾根に取り付かねばならない。
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7/30 11:43
黒岩山に行くには今まで登って来た尾根道とは別れ、右(東)方に高度差50m近く下りて沢を横切り、別の尾根に取り付かねばならない。
(11:55) (903m) 黒岩山山頂より160m手前に5角形の休憩小屋があった。東西に壁が無いので風通しが良く夏の暑い日の休憩には最適であった。ここでゆっくりと昼食を取り、ペンションのご主人に電話し、桂池に迎えに来て頂くようお願いする。
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7/30 11:55
(11:55) (903m) 黒岩山山頂より160m手前に5角形の休憩小屋があった。東西に壁が無いので風通しが良く夏の暑い日の休憩には最適であった。ここでゆっくりと昼食を取り、ペンションのご主人に電話し、桂池に迎えに来て頂くようお願いする。
黒岩山の頂上には道標らしき物があるかなと思っていたら何も無い。ここまで来る間の道標にも「黒岩山」の記述は一切無く、なぜこの山名が無視されているのか不思議である。
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7/30 12:38
黒岩山の頂上には道標らしき物があるかなと思っていたら何も無い。ここまで来る間の道標にも「黒岩山」の記述は一切無く、なぜこの山名が無視されているのか不思議である。
(12:50) (856m) 桂池に行くまでに黒岩山からの尾根を離れ西南方向に沢に下る。この沢で美味しい水が出ているかと期待したが沼のような景色であった。
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7/30 12:50
(12:50) (856m) 桂池に行くまでに黒岩山からの尾根を離れ西南方向に沢に下る。この沢で美味しい水が出ているかと期待したが沼のような景色であった。
桂池への舗装道路に出る直前、路の上に白い紙が置かれ風で飛ばぬように枝で押さえられているのをF君が発見した。見るとKさんの置き手紙で「左手に水が湧き出ている」との事。
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7/30 13:10
桂池への舗装道路に出る直前、路の上に白い紙が置かれ風で飛ばぬように枝で押さえられているのをF君が発見した。見るとKさんの置き手紙で「左手に水が湧き出ている」との事。
見ると土管の上部に穴があり、そこから水がホンの少し湧き出ている。冷たい!タオルを濡らして頭に被り生き返った。
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7/30 13:09
見ると土管の上部に穴があり、そこから水がホンの少し湧き出ている。冷たい!タオルを濡らして頭に被り生き返った。
ここから舗装道路を歩く。ここで初めて「黒岩山」を説明した看板を見た。春には山全体にカタクリの花が咲き、ギフチョウなどが乱舞するとの事。この山は貴重な動植物の宝庫で昭和46(1971)年に山全体が国の天然記念物として指定されたとの事。
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7/30 13:16
ここから舗装道路を歩く。ここで初めて「黒岩山」を説明した看板を見た。春には山全体にカタクリの花が咲き、ギフチョウなどが乱舞するとの事。この山は貴重な動植物の宝庫で昭和46(1971)年に山全体が国の天然記念物として指定されたとの事。
(13:16) (811m) 桂池に着いた。道路から湖面には5,6m下りねばならない。ここには赤池のような広い駐車場は無く、草地に3,4台駐車出来るスペースがあるだけであった。
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7/30 13:16
(13:16) (811m) 桂池に着いた。道路から湖面には5,6m下りねばならない。ここには赤池のような広い駐車場は無く、草地に3,4台駐車出来るスペースがあるだけであった。
桂池のテントサイトは道路から5,6m登った所にあった。
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7/30 13:16
桂池のテントサイトは道路から5,6m登った所にあった。
このサイトは芝生では無く地面がむき出しなので雨の時は泥濘んでテントのグランド・シートが汚れるだろう。赤池より粗末なトイレがあったがサイトから直ぐ近くなのが取り柄である。既にKさんのテントが張ってあり、奥に小屋があった。
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7/30 13:17
このサイトは芝生では無く地面がむき出しなので雨の時は泥濘んでテントのグランド・シートが汚れるだろう。赤池より粗末なトイレがあったがサイトから直ぐ近くなのが取り柄である。既にKさんのテントが張ってあり、奥に小屋があった。
Kさんはこの小屋の中で強い日差しを避けて座っていた。12時頃着いたとの事である。すごい健脚!でもこれから夕暮れの涼しくなる時までどのように時を過ごすのか?気の毒になってくる。少し話していると下から車のクラクションが聞こえて来たのでこれからの彼女の旅の無事を祈りつつ別れた。
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7/30 13:22
Kさんはこの小屋の中で強い日差しを避けて座っていた。12時頃着いたとの事である。すごい健脚!でもこれから夕暮れの涼しくなる時までどのように時を過ごすのか?気の毒になってくる。少し話していると下から車のクラクションが聞こえて来たのでこれからの彼女の旅の無事を祈りつつ別れた。
(13:30) ペンションのご主人が迎えに来て下さった。Kさんの長旅に比べたら我々は日帰り装備を担いだ1泊2日の短い旅であったが、79歳と80歳の学生時代からの山仲間が元気で楽しく登れた事に感謝するのみである。
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7/30 13:33
(13:30) ペンションのご主人が迎えに来て下さった。Kさんの長旅に比べたら我々は日帰り装備を担いだ1泊2日の短い旅であったが、79歳と80歳の学生時代からの山仲間が元気で楽しく登れた事に感謝するのみである。
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