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Yamareco

記録ID: 5771256
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ハイキング
東北

下北半島 桑畑山

2023年07月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:44
距離
9.4km
登り
483m
下り
480m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:25
休憩
0:19
合計
3:44
距離 9.4km 登り 483m 下り 486m
5:07
110
スタート地点
6:57
7:05
25
7:30
7:41
70
8:51
ゴール地点
天候 はれ
気温: スタート25℃ -> ゴール30℃
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寒立馬放牧地の駐車場を利用
もっと近くの公民館(水神の郷)に停めることも出来そうだったけど、ちょっと勇気が無かった
コース状況/
危険箇所等
山頂行くにはとにかく急登登ってヤブ漕ぐしかね!
その他周辺情報 電波状況: docomo:100% / au:99%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=tZ2zwF2YW8
今回はこちらの寒立馬放牧場の駐車場からスタート。ちょっと遠いけどね。
2023年07月30日 05:10撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:10
今回はこちらの寒立馬放牧場の駐車場からスタート。ちょっと遠いけどね。
さっそく真正面が目的地の桑畑山。右の稜線に乗り上げてから向かいます。
2023年07月30日 05:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
7/30 5:11
さっそく真正面が目的地の桑畑山。右の稜線に乗り上げてから向かいます。
水神の郷。人がいる時間なら声掛けて端に車停めさせてもらっても良かったかもしれない。
2023年07月30日 05:28撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
2
7/30 5:28
水神の郷。人がいる時間なら声掛けて端に車停めさせてもらっても良かったかもしれない。
神社への曲がり角は少し分かりにくい。
2023年07月30日 05:31撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:31
神社への曲がり角は少し分かりにくい。
お寺と神社がほぼ同居してます。
2023年07月30日 05:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:32
お寺と神社がほぼ同居してます。
八幡神社 (尻屋八幡宮) 。ちょっと派手。
2023年07月30日 05:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
7/30 5:35
八幡神社 (尻屋八幡宮) 。ちょっと派手。
その左のお堂の横に、踏み跡が。
2023年07月30日 05:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:38
その左のお堂の横に、踏み跡が。
そこを登るとすぐに林道に出ました。
2023年07月30日 05:39撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:39
そこを登るとすぐに林道に出ました。
右手に少し進むと、ようやく登山道の入口。
2023年07月30日 05:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:41
右手に少し進むと、ようやく登山道の入口。
心配してたけど、道は明瞭でした。この辺まではね。
2023年07月30日 05:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
7/30 5:44
心配してたけど、道は明瞭でした。この辺まではね。
徐々に急登になってくる。
2023年07月30日 05:45撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 5:45
徐々に急登になってくる。
かなりの斜度で足元ザレザレ。帰りは通りたくないと思った。(でも結果的に通った。)
2023年07月30日 05:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
2
7/30 5:47
かなりの斜度で足元ザレザレ。帰りは通りたくないと思った。(でも結果的に通った。)
2023年07月30日 05:52撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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開けた。
2023年07月30日 05:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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開けた。
雪崩防止の柵がいたるところにあります。
2023年07月30日 05:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 5:56
雪崩防止の柵がいたるところにあります。
もうちょい。
2023年07月30日 05:58撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 5:58
もうちょい。
ふぅ、稜線に乗り上げた。ここからついに本格的なヤブ道の開始です。この柵と平行にひたすら進みます。
2023年07月30日 06:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:06
ふぅ、稜線に乗り上げた。ここからついに本格的なヤブ道の開始です。この柵と平行にひたすら進みます。
おー、さっそくの高山植物。
2023年07月30日 06:10撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:10
おー、さっそくの高山植物。
基本こんな感じのところを進む。
2023年07月30日 06:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:13
基本こんな感じのところを進む。
たまに普通に歩けるところもある。
2023年07月30日 06:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 6:15
たまに普通に歩けるところもある。
足元に道があり、ツルが絡まってるわけでもない。押せば進めるタイプ。
2023年07月30日 06:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:19
足元に道があり、ツルが絡まってるわけでもない。押せば進めるタイプ。
多分なんとかナデシコ。
2023年07月30日 06:20撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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多分なんとかナデシコ。
2023年07月30日 06:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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2023年07月30日 06:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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2023年07月30日 06:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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目指す山頂。試練の時が続く。
2023年07月30日 06:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:25
目指す山頂。試練の時が続く。
2023年07月30日 06:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ヤブ続きで感覚が麻痺してくる。(笑)
2023年07月30日 06:36撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 6:36
ヤブ続きで感覚が麻痺してくる。(笑)
2023年07月30日 06:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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顔が切れるヤツ。気を付けて。
2023年07月30日 06:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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顔が切れるヤツ。気を付けて。
と、突然、目の前が開けた!
2023年07月30日 06:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:46
と、突然、目の前が開けた!
なんじゃこりゃー すげー
2023年07月30日 06:46撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 6:46
なんじゃこりゃー すげー
ヤブからのギャップもあり、まさに感動的な景色が続きました。
2023年07月30日 06:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 6:48
ヤブからのギャップもあり、まさに感動的な景色が続きました。
山頂部を周回してたレコがあったので真似しようと思ったけど立ち入り禁止。引き返します。
2023年07月30日 06:51撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 6:51
山頂部を周回してたレコがあったので真似しようと思ったけど立ち入り禁止。引き返します。
さ、あの小高いところがついにゴールですよ。
2023年07月30日 06:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 6:56
さ、あの小高いところがついにゴールですよ。
着いた!一等三角点!
2023年07月30日 07:01撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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着いた!一等三角点!
っと油断していると、その一段上にある本当の山頂を見逃すので注意。(笑)
2023年07月30日 07:01撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:01
っと油断していると、その一段上にある本当の山頂を見逃すので注意。(笑)
しかし、何というカイホウカン!
2023年07月30日 07:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 7:06
しかし、何というカイホウカン!
遠くにばっちり尻屋崎も見える。
2023年07月30日 07:09撮影 by  NIKON 1 S2, NIKON CORPORATION
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遠くにばっちり尻屋崎も見える。
「海の近くの山」というのは他にもあるけど、「右も左も海」というのはなかなか無い気がする。
2023年07月30日 07:09撮影 by  NIKON 1 S2, NIKON CORPORATION
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7/30 7:09
「海の近くの山」というのは他にもあるけど、「右も左も海」というのはなかなか無い気がする。
反対側も通行止めだったので、またここで折り返し。
2023年07月30日 07:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:15
反対側も通行止めだったので、またここで折り返し。
困難を乗り越えた人だけが味わえる、まさに特別な空間。
2023年07月30日 07:21撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:21
困難を乗り越えた人だけが味わえる、まさに特別な空間。
歩いてきたヤブ稜線も見える。
2023年07月30日 07:23撮影 by  NIKON 1 S2, NIKON CORPORATION
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7/30 7:23
歩いてきたヤブ稜線も見える。
想像を超えた、素晴らしい山でした。
2023年07月30日 07:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:24
想像を超えた、素晴らしい山でした。
最後に再び山頂へ。ありがとう!
2023年07月30日 07:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:40
最後に再び山頂へ。ありがとう!
さーて、帰りもヤブ、行きますか。(笑)
2023年07月30日 07:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 7:50
さーて、帰りもヤブ、行きますか。(笑)
心癒されます。
2023年07月30日 07:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 7:55
心癒されます。
気温も上昇してきて、なかなかに厳しかった。
2023年07月30日 08:08撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 8:08
気温も上昇してきて、なかなかに厳しかった。
2023年07月30日 08:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 8:15
帰りのザレザレも最要注意で。
2023年07月30日 08:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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7/30 8:24
帰りのザレザレも最要注意で。
ゴーーウル。
2023年07月30日 08:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7/30 8:50
ゴーーウル。
車で移動して、桑畑山の全景を撮ってみた。海が入るとやっぱ映えるね。
2023年07月30日 09:14撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/30 9:14
車で移動して、桑畑山の全景を撮ってみた。海が入るとやっぱ映えるね。
そして、ついにお会いできました、尻屋崎の寒立馬さん。
2023年07月30日 09:18撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/30 9:18
そして、ついにお会いできました、尻屋崎の寒立馬さん。
おー、なかなかの迫力。
2023年07月30日 09:18撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/30 9:18
おー、なかなかの迫力。
凛々しいね。
2023年07月30日 09:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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7/30 9:20
凛々しいね。

感想

竜飛崎、大間崎、尻屋崎。青森県にはいろいろな「崎」があるけど、下北半島の北東端にあるこの尻屋崎は、本州最北端でもないし、新幹線も走ってないので、他の崎に比べてイマイチ地味目。ただそのおかげで観光地でありながら少しのんびり落ち着いた雰囲気もあって、なーんか自分は好きな場所。ちなみに「最果て感」はかなりある。(笑)

そしてこの尻屋崎と言えば有名なのが「寒立馬 (かんだちめ)」。自分も今回3回目にしてようやくその姿を拝むことが出来ました。ただ、馬のお世話をする方が現在1人しかいらっしゃらなくて、しかもその方もかなりご高齢で今後が心配なんだそうだ。行政含めて何か対応してくれるといいですね。

そして山好きにとってこの尻屋崎のもう一つ大きな目玉が、この桑畑山。みちのく120山やあおもり110山などにも選ばれている名峰で、標高400mでありながら高山植物が咲き乱れるという。ただ、今現在は残念ながら普通に登れる山ではなくなってしまった。かつては青森県の分県ガイドなどにも掲載されていたけど、そのルート (西側のウィンドファーム沿い) は風力発電機の増設および石灰石鉱山の発破作業などのために通行止めなので、今では尻屋の集落から超急登、さらにその先のヤブ稜線を越えていかないと辿り着くことは出来ないという、まさに「幻の名峰」。

その困難を乗り越え、苦労して辿り着いた山頂部はまさに楽園。山登りをされる全ての方がきっと歩きたいと思うであろう素晴らしい道が広がっていた。この絶景をもっと多くの方々に気軽に味わってほしいなーという気もするけど、そうなるとこの雰囲気も変わってしまうのかな。難しいところだね。ま、今回味わったこの「特別感」はしっかり自分の心に刻んでおこう。桑畑山。素晴らしい山でした。ありがとう。

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コメント

へろぞーさん

桑畑山のレコのアップ待ってましたよ!

青森県に住むワタスでも遠いなぁと感じてますけど、レコを見たら草ボーボーの稜線が落ち着く辺に行って、へろぞーさんが感じた素晴らしい絶景を見てみたいと思いました!

青森遠征お疲れ山でした!
2023/9/11 10:29
いやいや、どもども。えのひ殿。その節は大変お世話になりました。

ようやっと2か月前のレコを書き上げました。他の山はパパっと書いてしまったんだけど、この山だけはしっかりと時間を掛けて書きたかったので、結局こんな遅くなってしまった。でもそれだけ自分にとっても思い出深い山です。

青森の山はホント、味わい深い山が多いですね。また季節を変えて遊びに行きたいと思います。
2023/9/11 20:20
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