爺ヶ岳 中峰


- GPS
- 06:15
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:15
3:49 扇沢駐車場所到着 18℃
4:53 柏原新道登山口出発
5:25 八ツ見ベンチ到着
5:40 ケルン到着
5:54 駅見岬到着
6:08 一枚岩到着
6:23 畳石到着
6:28 水平道到着
6:35 石ベンチ到着
6:39 アザミ沢到着
6:46 ガラ場到着
6:56 富士見坂到着
7:02 鉄砲坂到着
7:10 種池山荘到着
7:59 爺ヶ岳中峰山頂到着
8:29 爺ヶ岳中峰山頂出発
8:48 爺ヶ岳南峰山頂到着
8:50 爺ヶ岳南峰山頂出発
9:17 種池山荘到着
9:42 富士見坂到着
10:29 駅見岬到着
10:35 ケルン到着
11:08 柏原新道登山口到着
登り歩行時間
柏原新道登山口〜種池山荘 2時間17分 4:53〜7:10
種池山荘〜爺ヶ岳中峰山頂 49分 7:10〜7:59
下り歩行時間
爺ヶ岳南峰山頂〜種池山荘 27分 8:50〜9:17
種池山荘〜柏原新道登山口 1時間51分 9:17〜11:08
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口下のロックシェード付近に駐車 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
鳳凰三山山行を早く実現したいが、先週は夏風邪で体調を崩して何も出来なかった。
今週こそはと思うのだが、鳳凰三山へは万全の体制で臨みたい。
先々週から鳳凰三山または鹿島槍ヶ岳を目指したいと思っていたが、鹿島槍ヶ岳はさらにハードルが高い。
しかし、鹿島槍ヶ岳ならエスケープルートとして、冷池山荘また、爺ヶ岳までのピストンと計画することで無理なく行動出来そうだ。
扇沢の駐車場は早い時刻で満車になりそうなので、2時半前に自宅を出発するがオリンピック道路走行中に眠くて仕方がない。やはり体調万全でない状態での山行はあきらめて引き返した方がいいのか悩みながら車を進める。
ここまで来たら扇沢の駐車場の様子を見るだけはしようと、何とか扇沢に到着。いつものロックシェード手前に縦列駐車があるので、その続きに駐車。
これが、ロックシェード2つ3つ手前まで駐車されていたのならあきらめもつくが、いつもの場所に駐車出来たとなると、もったいない。このまま帰宅するわけにはいかない。
4時半出発の計画なので、4時20分に目覚ましを設定して仮眠する。
目覚ましが鳴っても、きつくて動けない。朝食をとる食欲もないので5時出発になってもいいやと思いだらだらとそのまま過ごす。
周囲が明るくなって来たので奮起し朝食の調理パンを食べる。ねむくやる気が出ないだけで体調が悪いわけではない。
行けても布引山いや、冷池山荘かな。また体力診断山行になってしまうが、美ヶ原で茶を濁すより楽しいはずだ。
既にヘッドライトは不要で、最初のやや急な九十九折も歩きやすいが、前日の降雨のためか岩はすべて濡れている。
柏原新道は急登が長く続かないのでやさしい歩きやすいルートと認識しているが、濡れた岩は帰路がやや心配だ。特に畳石は岩上を歩かないわけにはいかず、スリップによる転倒もありえる。
体力万全ではないので、今日の課題はコケない事。人に迷惑をかけずに下山することを肝に銘じる。
岩や木々が濡れていて湿度の高さを感じ、歩き始めて15分くらいから肩ベルトに付けたタオルで額と襟足の汗をぬぐう。
暑さを感じる以上に発汗が多い気がする。以前夏山ではタオルを絞りながら歩くこともよくあったが、最近はそこまでではない。
AT値が上がっているためか汗も減りエネルギー消費も減っている気がする。シャリバテで途中にエネルギー補給することも減っている。蝶ヶ岳もそうだったが、起床後調理パンや菓子パン1つ食べれば山頂まで行けてしまう。
途中で扇沢の駅や近くの蓮華岳、針ノ木岳が見えるが、霞んでいてスッキリではない。ただ雲1つない青空だけは救いだ。
鉄砲坂を過ぎて樹林帯を抜けるといつものようにお花畑が広がっている。今年はコバイケイソウが少なく、既に咲き終わっているようだ。
2年前はお祭りと呼べるほどにコバイケイソウの大群生と満開を堪能したが、同じ場所とは思えないくらい様子が違う。
種池山荘に到着すると山小屋スタッフがラジオ体操第三をしていた。
やや賑わっているので、立山方面を写真におさめてすぐに爺ヶ岳山頂を目指す。
ハイマツ帯に入るまでの区間は登山道の両脇がハクサンフウロ、チングルマのワタゲ、チングルマの花、コバイケイソウの花畑になっている。
ハイマツ帯に入って少し上がると鹿島槍ヶ岳が見えるが、やや逆光のためか鮮やかではない。
目的地を鹿島槍ヶ岳として登って来ているので、爺ヶ岳南峰はトラバースして中峰方面に向かう。
南峰と中峰の鞍部にはコマクサが見られるが、今年は当たり年のようで2年前よりはるかに多い花が咲き誇っていた。
中峰への分岐点に到着すると鹿島槍ヶ岳の山頂はガスに包まれてしまっていた。まだ8時にはなっていないが、この時間でこの天気は眺望が期待出来ないだけでなく、降雨に見舞われる可能性も高い。
冷池山荘方面に向かわず、中峰に登ることにした。
中峰山頂に到着すると鹿島槍ヶ岳は山頂付近だけでなく、中腹まで見えなくなっていた。
岩に腰かけて休憩。長袖シャツを上に羽織るが、長袖でいたのはこの時のみ。
おにぎりを食べながら様子をうかがっていたが、日差しのあった南峰までもが日陰に入ってしまった。
体力万全ではなく、寝不足ではあるものの辛さも無く登れたので、冷池山荘方面には向かわずこれで下山を開始することにした。
南峰にも一応立ち寄ったが蓮華岳、針ノ木岳の山頂さえも見えなくなり、種池山荘到着時にはすっかりガスの中となってしまった。
こうなると楽しみは目の前に見える高山植物のみ。樹林帯に入るまでゆっくりと眺めながら下る。
樹林帯に入ったら小走りで下りたいところだが、岩が濡れていてとても無理。コケないように慎重に下る。
たとえ岩が濡れていなくても今日の体力で小走りは無理。いや、今月初旬の唐松岳からの帰路、八方尾根でも以前のように岩の上をピョンピョンと小走りで下るなんて出来なかった。
畳石では登り時に予想していたように、かなり滑りやすくより慎重に歩いた。幸い登って来られる方も多いためすれ違い待ちで自然とゆっくりな歩きとなった。
ケルンを過ぎると暑さが増し、下界の猛暑に近付いているのがわかる。
八ツ見ベンチ過ぎの九十九折は、毎回早く登山口に到着しないものかとばかり考えて下るのだが、鉄製のステップが現れた、丸太が現れたと思った通りに進み無事下山を完了した。
次こそは天候のみを条件にして鳳凰三山を目指すことにする。
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