チンネ左稜線＆八ツ峰六峰Ｃフェース

2023年07月28日(金) ~ 2023年07月31日(月)

• GPS: 31:04
• 距離: 25.1km
• 登り: 3,570m
• 下り: 3,598m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:13

8:39 室堂
8:51 8:51 みくりが池
8:55 8:55 みくりが池温泉
9:09 9:09 雷鳥荘
9:15 9:15 雷鳥沢ヒュッテ
9:22 9:26 浄土橋
10:47 11:15 剱御前小舎
11:46 11:57 剱沢キャンプ場
12:01 12:16 剱澤小屋
13:02 13:02 平蔵谷出合
15:55 熊の岩

2日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 2:15
• 合計: 10:09

15:55 熊の岩
5:12 5:28 池ノ谷乗越
5:32 5:35 チンネ
5:41 5:43 池ノ谷ガリー
5:51 6:15 三ノ窓
12:03 13:16 チンネ
13:35 13:52 池ノ谷乗越
14:37 熊の岩

3日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 2:09
• 合計: 7:20

9:28 八ツ峰六峰Ｃフェース
9:58 10:26 八ツ峰六峰Aフェース
10:47 10:57 V,VIコル
11:15 12:11 熊の岩
14:28 14:28 平蔵谷出合
15:51 15:55 剱澤小屋
16:13 16:39 剣山荘
16:54 16:58 剱澤小屋
17:06 剱沢キャンプ場

4日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:49

17:06 剱沢キャンプ場
7:00 7:00 剱御前小舎
7:51 7:51 浄土橋
7:58 7:58 雷鳥沢キャンプ場
8:12 8:14 雷鳥沢ヒュッテ
8:21 8:21 雷鳥荘
8:36 8:37 みくりが池温泉
8:48 8:48 みくりが池
8:56 8:56 ホテル立山
8:57 ゴール地点

天候

晴れ　時々　ガス

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

アルペンルート立山駅〜室堂往復　約７５００円なり

コース状況／危険箇所等

長次郎谷の出合い雪渓ボロボロ。
チンネで出会ったガイドさんによると例年の８月下旬ぐらいの様子とのこと。

長次郎谷の左俣、右俣も雪渓はほぼない。

チンネのアプローチはアイゼン、ピッケルがあった方がよい。

写真

7/28 8:49

久しぶりの夏の立山

7/28 13:19

ズタボロの長次郎谷

7/28 14:47

途中にも雪渓がなく右岸まき

7/28 15:11

適当なところで沢を横断し、左岸から熊の岩を目指す

7/28 18:52

熊の岩は快適テン場。
黒部ダムあたりは大荒れだったようだ

7/29 5:21

長次郎谷の右俣。
雪渓がなくても脇の岩場を登れる

7/29 5:29

小窓の王＆発射台。
池ノ谷ガリーはガリガリ。

7/29 6:03

チンネふたたび

7/29 6:59

逆4の字から1ピッチ目

２ピッチ目終了点から。
高度感がでてくる。

7/29 9:43

核心の鼻
北岳バットレスの城塞ハングよりはだいぶ楽。

7/29 10:43

鼻の中間でピッチをきる。

7/29 11:43

鼻の上は細いリッジが続く。
カンタンだが高度感すごい。

7/29 12:37

池ノ谷ガリーへ25m2ピッチの下り。
2ピッチ目が落石注意。

7/29 18:44

2日目も黒部ダムあたりは大荒れ

7/30 8:56

Cフェース剱稜会ルート。
難しいところがなく快適。

リッジから剱岳。

7/30 13:23

雪渓が溶けまくりで薄い。
乗り移れる箇所がかなり限定される。
対比物ないので伝わらないが、落ちたらよくて大ケガレベル。

7/30 16:25

ごほうびの生ビールのため剣山荘

7/31 6:42

最後のご褒美、雷鳥親子。

感想

ぞうげ

今年の目標だったチンネ。
熊の岩までのアプローチがきつかったが、天候に恵まれて最高の４日間だった。

長次郎谷の雪渓はズタズタ。
お盆のころはゴーロ歩きになるかも。

チンネは取り付きがわかれば難しくない。
取り付きは三ノ窓から見ると鏡文字の４のクラックが入っているように見えるテラス。
意外とトラバースする。
左稜線は難しくないが時々ランナウトするのが玉に瑕。
核心の鼻も北岳バットレスに行けていれば問題ないだろう。
核心以後の後半はダレてしまった。

六峰Ｃフェースも快適。
熊の岩から見るとなかなか恐ろしいが、取り付くと斜度は寝ておりスラブ登りっぽい。
Ｃフェースの頭から５峰・６峰のコルに帰ったが、懸垂支点をよく探すのがキモ。
進行方向右側を意識するといいかも。
長次郎谷側にある支点を使って降りると２５ｍの懸垂４回でコルに降りられる。

熊の岩まで遠いので軽量化がカギか。
でも熊の岩は雪渓で天然の冷蔵庫になっており食材を冷やせるのが最高。
また行きたいけどとにかく遠い！