燕岳 靴を忘れたが結果良し


- GPS
- 10:43
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 1,765m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 4:13
- 合計
- 7:46
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 5:24
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
中央道を走り、もうすぐ双葉サービスエリアというところでカミさんからLINEが入る。『登山靴忘れてるよ』と。時刻は18:30。
一瞬、頭が真っ白になるが、大慌てで同行者に店を調べてもらい、甲府市街に戻って靴を購入。なんとか間に合った。
サービスエリアでとる予定だった夕食を甲府市街でとり、高速に乗り直し、中房温泉へ。土曜は間違いなく満車だったはずだが、土曜のうちに帰った人も居るはずだと期待し...果たして...空いてた。良かった。
日の出とともに歩き出す。燕山荘までの標高差1300m、北アルプス三大急登のひとつの合戦尾根。慎重にゆっくり歩く。2週間前の甲斐駒&仙丈の疲れが残っているか?トレーニング効果が出るか?結果は後者だった気がする。全く問題なく燕山荘に到着。
下界からガスが上がってきたが、燕岳の稜線は越えず、槍ヶ岳方面から立山方面までが一望。外のベンチで生ビール&昼食。至福。
宿泊手続きをして部屋へ。基本的に3畳の部屋に3人。しかも1畳ごとにロールカーテンで仕切られている。これはほぼ個室じゃないか!すばらしい。
昔々、かれこれ20年くらい前に泊まったときは1畳に4〜5人詰め込まれ、廊下で寝た記憶がある。時代の流れとコロナ禍で山小屋は快適な場所になったようだ。ただし完全予約制ですぐに予約が埋まってしまうが。
夕食はオーナーのスライドショー講演付き。
『高所に上がってすぐには寝るな(高山病になりやすくなるから)』は知らなかった。
『温暖化のせいで雪が降るのが遅くなり、冬毛に生え変わったライチョウが周りの(白くない)景色から浮いてしまってる写真』は衝撃的だった。
夜は満天の星空を期待したが、星は出ていたものの月が明るすぎた。
朝、4時に出発して燕岳へ。快晴。槍・穂から剣まで見える。そして、ご来光。
日の出を拝んでから、朝食を食べに燕山荘へ向かう。そして、前を歩く人が「そこにライチョウ!」と教えてくれた。
Power Shot ZOOMが活躍。800mm(デジタル)ズームは、この時のためにあったのかと思うくらい。ライチョウをばっちり写真に収めることができた。
朝食をとって、帰路へ。合戦小屋のスイカ。初めて食べた。美味い。
無事に、と言うか、極めて順調に中房温泉に到着。順調だったのは甲斐駒・仙丈も一緒だった同行の2人も同様だったようなので、やはり甲斐駒・仙丈のトレーニング効果のようだ。
風呂に入って、そばを食べ、平日の渋滞フリーの道路で16時過ぎに帰宅。
好天、快適な山小屋、星空、ご来光、スイカ、温泉、そば。完ぺきだった。
靴を忘れたことを除いては。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する