岩手の名山 早池峰山
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 850m
- 下り
- 872m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:45
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
今回は河原の坊駐車場利用しました。 計画の際:休日/平日では利用可能な駐車場が変わります。 シャトルバスのルール https://www.city.hanamaki.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/918/hayachine.pdf を参照してください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレ:河原の坊ⓟとビジターセンターの中にあります。小田越登山口にも。登山口から先は携帯トイレ用テントがとオオシラビソ樹林帯の中及び頂上に設置されています。 道の状況: ‥仍蓋から1合目御門口まではオオシラビソの樹林帯(一部木道) 1合目からいよいよ岩塊斜面所々急斜面。歩く所は左右ロープで仕切られロープ内を歩いている限り、道迷いの心配はありません。ロープの外は辺り一面お花畑。バテたらお花を撮れば良し。 はしご場:一段目は1本のはしごしかありません。その代わりはしごに取りつく道の左側迂回するロープ補助のトレイルがあります。私の解釈では、登りははしご利用/下山はロープ場を下る、です。 こ蠅襪里巴躇奸Я澗里箸靴銅慳羇笋隆箍瑤鯤發コースで、よく踏まれてツルツルになった面は滑ります。乾いた岩でも滑ります。 |
その他周辺情報 | 道の駅はやちね |
写真
感想
故郷岩手の日本百名山、早池峰山。いつか行ければいいな位に思ってました。たしか子供のころの教科書では、北上山地は準平原で急峻な山は無いとなっていて、実際遠くから見ると早池峰山はたおやかに見える山です。
ですが、実際に来てみて印象が全く変わりました。樹林帯を抜け1合目から先の風景は圧巻の岩塊の山。お花畑の山は柔らかい土のトレイルという勝手なイメージと真逆でびっくり。しかし岩稜帯に入るとお花お花でチョット進んではカメラを出してと、一気にペースダウン。ミネウスユキソウとハヤチネウスユキソウの区別も出来ず、わーいわーい撮りまくりの世界(笑)。追越して行く紳士淑女の皆様『もうちょっと上に行ったら良いの咲いてるからね〜』と気にもせず追い越していくが「なに?ウスユキソウ此処で十分ではないか?!」と俺の独り言。
こんな雰囲気で早池峰山を無事踏破。計画では小田越から更に薬師岳往復のつもりでいたが、すべすべの蛇紋岩の下り、こけないように慎重に下りたりして精神的/肉体的にすっかり参りました。薬師岳は中止して河原の坊に下りました。あと5分程で駐車場という辺りで通り雨にやられたので、結果的には薬師中止でオーライだったかも。
車に乗る前にビジターセンターを訪れ職員の方に聞きました。
『以前は鹿は居なかった。昔は北上山地で鹿が居たのは五葉山周辺だけでそこが鹿柵を作って排除し始めたら五葉山の鹿は次第に早池峰山域に引っ越してきた。それが今では八幡平方面へも達している、との事。鹿が多くなったことと温暖化のせいでハヤチネウスユキソウも以前よりずっと少なくなった。また数年来崩落のため通行禁止としている河原の坊コースはすっかり鹿の安住の地になってしまい高山植物は絶滅寸前』だといいます。
また、蛇紋岩の岩が滑りやすくて難儀した事を話すと、『小田越を境に早池峰山側の山域は蛇紋岩層、薬師岳側は古い蛇紋岩層の上に花崗岩層がかぶさっている地層。薬師岳は滑りませんから次回は是非訪れてください』との事でした。
さすがに日本百名山の早池峰山。ハヤチネウスユキソウだけなら花の百名山だけでも良いのだろうけど、険しく登り甲斐のある山でした。東北の山・岩手の山万歳!
河原の坊コースは高山植物が絶滅状態にあるのですか、ビックリです、
こちらのコースは何回も行っていて早く復帰しないかと心待ちしていたのですが、花が無くなってしまったら行く意味がありませんね、織田越えコースが悪いと言っている意味ではありませんよ、花の数が勝っていただけですよ。
山頂避難小屋も改築中ですか、この山頂の小屋に泊まって夜のトイレが怖かったことも思い出ですよ。
お疲れさまでした。
コメントありがとうございます。
早池峰初めての身には小田越コースでも十分満足でしたのに、以前の河原の坊コースの高山植物は相当すごかったんでしょうね。避難小屋での真夜中トイレのエピソード、今のyasioさんからは想像し難いエピソードを聞かせていただきました。
ヤマレコ初心者の頃2017年yasioさんの湯の丸/烏帽子のレコを拝見し、翌週チャレンジした時以来勝手にフォローさせていただいています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する