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Yamareco

記録ID: 5787995
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

台風前に東六甲ナイトハイク

2023年08月03日(木) ~ 2023年08月04日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:46
距離
22.3km
登り
1,411m
下り
1,408m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:12
休憩
0:04
合計
2:16
21:43
48
22:31
22:33
17
22:50
22:51
8
22:59
32
23:31
23:32
27
23:59
0
2日目
山行
5:35
休憩
0:28
合計
6:03
0:40
43
1:23
11
1:38
1:39
7
1:46
6
1:52
1:53
4
1:57
1:58
7
2:05
2:09
19
2:28
2:33
0
2:31
2:34
5
2:39
6
3:00
37
3:37
3:38
25
4:21
22
4:43
32
5:15
8
5:23
5:24
13
5:37
5:46
33
6:19
6:20
3
6:23
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
ナイトハイクの場合宝塚の住宅街を抜けて塩尾寺への上りに入るともうお寺まで街灯も無く真っ暗になってしまうので、全ての準備は宝塚駅出たところのベンチで済ませてしまうのがいい。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所は無いが、この季節とナイトハイクならではの問題はあり、まずは笹藪。
これは六甲山では近年とみに増えてきている気がするが、まさかの縦走路でも東六甲船坂谷より上の方ではところによってはストックでかき分けながらでないと地面が見えないようなところもあり、ヘッ電の狭い明るさの中ではちょっと遠くを見渡して笹の具合でコースを見極めながら笹で見えない足元を確かめるという面倒くささがある。
そしてその植生の中に虫が生息しているわけで、特に今回は蝶なのか蛾なのか、でっかいのも小さいのもとにかく虫除けがまったく効かず、その羽ばたく虫の群れが顔に向かって突っ込んでくるのにはほんと参った。
今まで考えたことなかったけど、この季節ナイトハイクするなら頭からかぶるネットのようなもの考えてもいいのかもしれない。
有名な場所から出発。
今回はもう暗いのでここで帽子に防虫スプレーふったりヘッ電着けたり森林香点火したりストック伸ばしたり、ベンチで準備全てやってから歩き出した。
2023年08月03日 21:37撮影 by  iPhone 12, Apple
8/3 21:37
有名な場所から出発。
今回はもう暗いのでここで帽子に防虫スプレーふったりヘッ電着けたり森林香点火したりストック伸ばしたり、ベンチで準備全てやってから歩き出した。
塩尾寺下のいつもの開けた場所から。
この時点では晴れていて、夜景に満月過ぎたばかりの月が綺麗。
2023年08月03日 22:17撮影 by  iPhone 12, Apple
8/3 22:17
塩尾寺下のいつもの開けた場所から。
この時点では晴れていて、夜景に満月過ぎたばかりの月が綺麗。
本来のスタート地点と言っていい塩尾寺。
お寺の中からは人の気配もするが、もう準備は全てしてあるので寄らずにそのまま山道に。
2023年08月03日 22:31撮影 by  iPhone 12, Apple
8/3 22:31
本来のスタート地点と言っていい塩尾寺。
お寺の中からは人の気配もするが、もう準備は全てしてあるので寄らずにそのまま山道に。
今回は一番はっきりした道を行けばいいだけと思って歩き出したらいきなり横にそれて砂山権現に。
まあこのくらいは何も問題無いが、この後ほんとに何も考えずに歩いて大丈夫か一瞬不安に。
2023年08月03日 22:42撮影 by  iPhone 12, Apple
8/3 22:42
今回は一番はっきりした道を行けばいいだけと思って歩き出したらいきなり横にそれて砂山権現に。
まあこのくらいは何も問題無いが、この後ほんとに何も考えずに歩いて大丈夫か一瞬不安に。
この時は湿度があったのかいつも通りショルダーポーチに入れていたスマホのレンズ部分がいつの間にか結露してるのにこの後ずっと、下り途中までまったく気が付かなかった。
2023年08月03日 23:30撮影 by  iPhone 12, Apple
8/3 23:30
この時は湿度があったのかいつも通りショルダーポーチに入れていたスマホのレンズ部分がいつの間にか結露してるのにこの後ずっと、下り途中までまったく気が付かなかった。
開けたところに来たのでまた1枚と思ったら一天にわかにかき曇り、さっきまで見えていたはずの月も星もまったく見えなくなってた。
2023年08月04日 02:02撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 2:02
開けたところに来たのでまた1枚と思ったら一天にわかにかき曇り、さっきまで見えていたはずの月も星もまったく見えなくなってた。
内側のカメラはストロボ無いので外側のカメラで当てずっぽうに何枚か撮っておいた一枚になんとか山頂標識と自分の両方が写ってた。
予定では3時過ぎくらいに着いて1時間くらい寝っ転がったりしてからのんびり下ればラッシュ過ぎに駅に着けて迷惑にならないかなどと考えてたが、虫除けも森林香も関係なしにヘッ電に向かってくる蝶だか蛾だか分からない虫から逃げるように歩いてたら1時間以上も早く着いてしまい、これは逆にさっさと食べて急いで下ればラッシュ時間前に帰れるかもと早々に下ることに。
2023年08月04日 02:07撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 2:07
内側のカメラはストロボ無いので外側のカメラで当てずっぽうに何枚か撮っておいた一枚になんとか山頂標識と自分の両方が写ってた。
予定では3時過ぎくらいに着いて1時間くらい寝っ転がったりしてからのんびり下ればラッシュ過ぎに駅に着けて迷惑にならないかなどと考えてたが、虫除けも森林香も関係なしにヘッ電に向かってくる蝶だか蛾だか分からない虫から逃げるように歩いてたら1時間以上も早く着いてしまい、これは逆にさっさと食べて急いで下ればラッシュ時間前に帰れるかもと早々に下ることに。
ここのトイレ、人がいなくてもこの灯で、人が近づくとちゃんと照明が点く。
この日は歩いて山頂に行ってたのはこちらがもうおにぎり食べ終わって下りかけた時にすれ違った3人のグループのみ。
でも車とバイクは相当数通ってた。
2023年08月04日 02:29撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 2:29
ここのトイレ、人がいなくてもこの灯で、人が近づくとちゃんと照明が点く。
この日は歩いて山頂に行ってたのはこちらがもうおにぎり食べ終わって下りかけた時にすれ違った3人のグループのみ。
でも車とバイクは相当数通ってた。
笹藪のすごさに懲りて、来る時はちゃんと辿ったトンネル上の縦走路も帰りはもう素直にトンネルの中通った。
ここもだいぶ来てるけど、考えたらトンネル内通ったのは初めて。
2023年08月04日 02:39撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 2:39
笹藪のすごさに懲りて、来る時はちゃんと辿ったトンネル上の縦走路も帰りはもう素直にトンネルの中通った。
ここもだいぶ来てるけど、考えたらトンネル内通ったのは初めて。
宝殿過ぎてまた山道に突入する場所。
この時点でもまだレンズが結露してるのに気が付いてない。
2023年08月04日 02:47撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 2:47
宝殿過ぎてまた山道に突入する場所。
この時点でもまだレンズが結露してるのに気が付いてない。
行きも帰りも気になったのが宝殿橋のあたりか、こんな夜中なのに明るい提灯を周りにぶら下げた桟敷みたいなものが闇の中に浮かび上がってる。
縦走路からすぐ下なのでよく見えるわけだが、こんなものに気が付くのもナイトハイクならではか。
それにしてもキツネに化かされたような光景だった。
2023年08月04日 02:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1
8/4 2:59
行きも帰りも気になったのが宝殿橋のあたりか、こんな夜中なのに明るい提灯を周りにぶら下げた桟敷みたいなものが闇の中に浮かび上がってる。
縦走路からすぐ下なのでよく見えるわけだが、こんなものに気が付くのもナイトハイクならではか。
それにしてもキツネに化かされたような光景だった。
通勤通学ラッシュ前に駅に着こうと飛ばしてきたらちょうどこの開けた場所で東が赤く染まった瞬間に出会えた。
次に東が開けた場所に着く頃には陽が昇ってしまってるだろうから、ほんと良いタイミングだった。
2023年08月04日 04:26撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 4:26
通勤通学ラッシュ前に駅に着こうと飛ばしてきたらちょうどこの開けた場所で東が赤く染まった瞬間に出会えた。
次に東が開けた場所に着く頃には陽が昇ってしまってるだろうから、ほんと良いタイミングだった。
もう空はだいぶ明るくなっているが、山の中、植生の中はまだ真っ暗。
2023年08月04日 04:44撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 4:44
もう空はだいぶ明るくなっているが、山の中、植生の中はまだ真っ暗。
赤子谷下り口にロープなんて張ってあったっけ。
2023年08月04日 05:12撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 5:12
赤子谷下り口にロープなんて張ってあったっけ。
ついに帰ってきた塩尾寺。
何名かのお年寄りが上ってきておられたが、ここまでだけでも軽く一山って感じだから、毎日となると侮れない。
ここで上だけ新しいTシャツに着替えるなど、片付けるもの片付けて駅まで下る。
2023年08月04日 05:37撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 5:37
ついに帰ってきた塩尾寺。
何名かのお年寄りが上ってきておられたが、ここまでだけでも軽く一山って感じだから、毎日となると侮れない。
ここで上だけ新しいTシャツに着替えるなど、片付けるもの片付けて駅まで下る。
前の夜に通った時は夜景の上に満月過ぎたばかりの月だったのが、その代わりにもう完全に昇ってしまった太陽が。
宝塚駅まで東に、太陽に向かって照らされながら歩くので、すでに暑かった。
2023年08月04日 05:56撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 5:56
前の夜に通った時は夜景の上に満月過ぎたばかりの月だったのが、その代わりにもう完全に昇ってしまった太陽が。
宝塚駅まで東に、太陽に向かって照らされながら歩くので、すでに暑かった。
まだ人もまばらでなんとかラッシュ前にたどり着いた宝塚駅。
2023年08月04日 06:23撮影 by  iPhone 12, Apple
8/4 6:23
まだ人もまばらでなんとかラッシュ前にたどり着いた宝塚駅。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ここのところ連日猛暑による屋外運動自粛勧告など続き、実際暑いので今週は出かけずのんびりするかななどとまったりしてたら今度は台風。
相当強力で下手すると来週関西でも大荒れかもとのことで、となると2週以上続けて出かけない可能性が高くなってしまう。
そこで唐突に思い付いたのが暑いなら夜登ってしまえば、今ならまだ台風も大丈夫。
六甲の東縦走路なら特別準備もいらないしと、思い付いたが吉日とばかりその日の夜に出かけることに。
唯一つ、ここのところ大峯に行かない理由でもあるこの季節ならではの虫問題については、ヘッ電登山となると虫寄せしながら歩くようなもんだし、谷筋では無い尾根歩きと言えども最近一番信頼してるディート30パーセントの虫除けとパワー森林香の組み合わせは最初から最後まで通して使うことに。
ところが、行ってみれば一番問題だったのはなんと虫問題。
六甲も上の方はどこも笹藪が広がっており、年々酷くなってきてると感じてるが、まさかの縦走路でもこんなに笹藪覆い茂ってたっけってくらい、勿論ヘッ電では光が届く範囲も限られるのでより見えにくく感じたのはあるだろうけど、それでも船坂峠より上になるとつい数か月前に通った時の印象とはえらく違う繁り具合にびっくりさせられたが、問題はそこに生息する蝶だか蛾だか分からない大きいのも小さいのもいる羽ばたく虫の群れ。
これがなんとディートも森林香もものともせず、ただただ光りに向かって飛んでくる。
直接ヘッ電だけにたかってくれるならまだしも、メガネに飛びかかってきたり酷いのはメガネの内側にまで。
これには参った。
時々アブだかブヨだか刺しバエだからしき羽音もするが、これらは虫除けが効いてたかってこないのに、まさか蝶だか蛾だかの攻撃で逃げるように歩くことになるとは想像もしてなかった。
おかげで最初はのんびり上がって上でもまったりし、帰りはラッシュより遅い時間に宝塚に下りればいいなどと見積もってたのが大幅変更。
上りが想定より1時間以上早く着いてしまったためにさすがに真夜中の山頂で2時間も3時間もやることも無く、これなら逆にすぐ急いで下ればなんとかラッシュ時間前に電車に乗れるかもとなんとも忙しいことに。
いずれにしても下りも蝶だか蛾だかにたかられて逃げるように歩くわけで、急ぎたくなくても自動的に早歩きに。
おかげでというかなんというか、ラッシュ前に下りてくることは出来たけど、最初ののんびりという目論見とは正反対の、なんとも忙しない、綺麗な夜景と朝焼けを見れた以外は疲れるばかりのナイトハイクになってしまいました。

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