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Yamareco

記録ID: 578947
全員に公開
山滑走
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山

2015年01月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:40
距離
11.5km
登り
913m
下り
913m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
0:25
合計
4:37
8:13
8:13
81
9:34
9:36
21
9:57
10:17
16
10:33
10:33
28
11:01
11:01
21
11:25
ゴール地点
6:48駐車場-9:58四阿山山頂-10:18滑走開始-11:23駐車場
天候 快晴
朝のうちは弱風。特に牧場エリアは風が冷たい。行動中は-9℃まで確認。
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・あずまや高原ホテル近くの駐車場利用。到着時(6:25頃)の気温-11℃、出発時(11:50頃)の気温-2℃。
・上信越道を降りてから駐車場までは圧雪・凍結路。スタッドレスタイヤの利用必須。
コース状況/
危険箇所等
・登山口から山頂まで雪は繋がっている。1月としては積雪は多いほうかも知れないが、エリアによる。牧場エリアは積雪が少なく、所により下草が見える。また、このエリアの雪質は朝のうちは硬く、スキーで歩いても跡がつかないほど。樹林帯に入って以降は全般的に雪質はよいが、所々やはり硬い。
・雪が硬いところはラッセルの必要もなかったが、新雪のところはスキーでもくるぶし程度のラッセルがあった。
・登山者は朝のうちは少なかったが、時間の経過と共に増えていった。スキー、スノーボード、登山の割合は皆同じくらい。
・アイゼンやピッケルが必要なところは恐らくない。
牧場に出たところ
2015年01月24日 07:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1/24 7:20
牧場に出たところ
硬い雪面
2015年01月24日 07:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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硬い雪面
標高を上げたところ
2015年01月24日 08:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
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標高を上げたところ
こんな感じの樹木が多い
2015年01月24日 08:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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こんな感じの樹木が多い
雪質は目まぐるしく変わる
2015年01月24日 08:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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雪質は目まぐるしく変わる
浅間山が見える
2015年01月24日 09:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
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浅間山が見える
樹氷が出始める
2015年01月24日 09:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
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樹氷が出始める
遠くに山頂が見える
2015年01月24日 09:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1/24 9:22
遠くに山頂が見える
まだ小振りなモンスター
2015年01月24日 09:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1/24 9:29
まだ小振りなモンスター
1月だとこんなものか
2015年01月24日 09:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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1月だとこんなものか
山頂が近付く
2015年01月24日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
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山頂が近付く
山頂の社
2015年01月24日 09:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
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山頂の社
山頂から見た浅間山
2015年01月24日 09:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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山頂から見た浅間山
四阿山の標識
2015年01月24日 09:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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四阿山の標識
スキーで山頂まで上がるのは楽ではなかった
2015年01月24日 09:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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スキーで山頂まで上がるのは楽ではなかった
山頂に至るルートは踏み抜き注意
2015年01月24日 10:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
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山頂に至るルートは踏み抜き注意
根子岳と後ろは北アルプス
2015年01月24日 10:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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根子岳と後ろは北アルプス
雪質は悪くないが、もう一降り欲しいところ
2015年01月24日 10:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
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雪質は悪くないが、もう一降り欲しいところ
樹木の間を縫うように滑る
2015年01月24日 10:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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樹木の間を縫うように滑る
牧場は傾斜が緩い
2015年01月24日 11:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
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牧場は傾斜が緩い

感想

毎年ここを訪問すると、決まって滑るところが少ないとか、藪が濃いとか思うのだが、1年経つと再訪したくなる不思議な山である。例年2月か3月に訪れていたが、今年は積雪が多いようなので初めて1月にスキーで往復することに。

朝明るくなったくらいの時間に駐車場到着、先客は1台のみ。クルマの温度計は-11℃を指しており、自分にとって今シーズン一番の低温である。エンジンを切った車内で準備をしていても冷気が外から伝わってくるし、外に出て準備をしているとインナーグローブのみでは指先がジンジン痛くなるほど寒い。さすがに氷点下も10℃を下回ると別格に寒い。登山口にたどり着いてみると積雪はやはり多いようで、スノーシューで先行した単独登山者は膝下程度のラッセルをしていたようだ。有り難く使わせてもらう。最初の樹林帯は別荘地内で、風を防いでくれるが、30分ほど歩いて牧場に出ると吹きさらしになる。しかも雪質はカチカチ。1月なので牧場エリアの雪質も期待できるかと思ったが、やはりここはシーズンを通して快適な時は少ないのだろう。恐らく、降雪直後に滑る意外に良い雪の時はないと思う。樹木が全くないので、晴れたら融けてその後朝晩は凍るし、融雪だってする。西風を体に受けながら先を進み、牧場を横断すると再度樹林帯に入り、ここから本格的な登りが始まる。先行者は相変わらずラッセルをしているが、夏道を登るようなので、途中まではトレースを利用させてもらうが、途中からは東に回り込むルートを取る。過去の経験では、こちらの方がスキーは登りやすいし、下りに滑るルートの偵察にもなる。樹林帯歩きのうちは、雪も柔らかく、時折風の抜けるところでは硬い雪が現れる。標高を更に上げると毎年スキーで通過するのに難儀する露岩帯が現れる。今年もここは完全に雪が付いていなくて、スキーでの登りは楽ではなかったが、なんとかこなす。積雪はこのあたりまでくると案外多くなくて、所々ブッシュが見えている。ちょっと期待はずれだったが、山頂直下付近まで進むと雪の吹き溜まる箇所なのか、フワフワの新雪が現れる。ここで滑れたら良いのだが、生憎狭い稜線なので行きも帰りも通過するのみ。最後の急登をジグザグで上がり、稜線から落ちないようにトラバースしてようやく山頂到着。今年はついに3時間以上かかってしまったが、途中ラッセルもあったので仕方ないか。ここ数年は、山頂に来るとガスが出ることが多く、山頂からの景色があまり見られなかったが、今年は快晴の日を引き当てたので、北アルプスも全部見えるし、富士山やお隣の浅間山もとにかく何でも見える。来て良かった。

山頂からは滑ることは難しそうなので、少しだけ標高を下げてからシールを剥がして滑走開始。雪質は、山頂付近は良かった。一旦アップダウンをこなしてからは再び滑走エリアに入るが、やはり快適な箇所は少ない。樹木に引っかけないように慎重に高度を落とす。雪質が良いせいか、例年よりは滑り易く感じた。夏道方面だと傾斜が急な上、樹木も密なので、やはり東側へ回りながら降りて行く。ツリーランと言えなくもないが、やはりジャングルを滑ってる感覚。一箇所、有刺鉄線の支柱があることに気付かずに滑ったら見事に頭から転んだ。両方の板は外れるし、雪まみれになるし、何より愛機の滑走面に大きな傷ができてしまった。この山でこれだけ派手に転んだのは多分初めて。道具は傷を負ったが、体が無傷だったのは幸い。牧場にまで戻り雪質を確認すると、朝はカチカチでエッジが立たないかと思われたが、昼前の時間帯では良い塩梅に緩いんでいて、滑っていてもそれほど不快ではなかった。牧場を抜け、既に高速道路状態になった樹林帯をこなすと駐車場に到着。朝は数台のみだったが、11時過ぎに戻った時には満杯になっていた。が、2月、3月の積雪期の最盛期には駐車場からはみ出すほど停まっていることを考えると、1月はまだ空いている時期かも知れない。

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