御岳山〜大岳山で遭難に遭遇、軽アイゼンは大事と実感。
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 956m
- 下り
- 956m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御岳山〜綾広の滝上部:一部凍結個所はありますが、軽アイゼンなどなしでもなんとか歩けましたが... 綾広の滝上部〜芥場峠〜大岳山:凍結個所多く、軽アイゼンやチェーンスパイクは必要と思いました。 |
写真
感想
アルミわかんを購入したので、週末は雪山をちょっとだけ歩きに…と思いましたが
少し寝坊してしまい、御岳山や大岳山の様子を見に行くことにしました。
果たして私にワカンを背負って歩く体力があるのかと、
あわよくばワカンの練習なども、と思い。
実際の山道は雪の道と雪が溶けた道が交互に現れ、
チェーンスパイクを使うかどうか迷いながら歩きましたが、
綾広の滝の上流の方の東屋をすぎた頃から雪が増え、この辺で装着しました。
芥場峠からは尾根歩きだから大丈夫かと思い外したものの、
やはりちょくちょく現れる雪道に、「滑落注意」の手前で再び装着することに。
このあとも雪のない岩場をチェーンスパイクで歩くのもいまいち不安定なものの、
雪道で滑ることよりはましかと思い、雪山スキルのない私には
一歩一歩慎重に進みました。
大岳神社の裏の斜面は無雪期でも粘土質の滑る道が苦手なので、
雪なら絶対凍る!と思い気をつけて歩くと、どうやらけがをしたらしい男性と、
そばに奥さんと思われる女性が。
大丈夫ではない、とのことだったものの、雪道が不慣れな私には
助けることもできず…ごめんなさい。
そのあとの岩まじりの道も、アイゼンなしであるている方もちらほら見かけ、
大丈夫かと人ごとながら心配になりました。
山頂では、この日は富士山が見えなかったものの、
天気がよくて気温も高めでのんびり展望を楽しんで昼食を。
救助を呼ぶか迷ったものの、そういえばお名前聞いていなかったと思い、
まずは戻ろうと思いました。
大岳神社まで戻ると、先ほどのご夫婦が。救助呼べたとのこと。よかったです。
でも私も気をつけなくちゃ、と思いました。
登りよりも下りの方が大変で、雪だけでなく解けた道も混じり、岩も多いので、
ただ雪だけの山を歩くよりも大変だなあと思いました。
芥場峠からの下りの雪だけの道が一番楽しかったです。
帰りは、比較的雪が多いかもと期待してロックガーデン経由で。
そこで救助の方々と、警察の方とすれ違いました。
(消防と警察、両方来るのですね)
消防の方(10人以上いたと思います)には、
大岳山の方の様子を、知っている範囲で話しました。
すぐ後から来た警察の方にも。でもちょっと話がすれ違っている。
どうやら芥場峠でも遭難された方がいたとのこと。
1日に2回も、しかも雲取山などでなく御岳山のちょっと先ということにびっくり。そして、自分も気をつけなくちゃと思いました。
寝坊して出たりすると、うっかりさんの私はあわてて滑って
遭難してしまうかもしれない。反省です。
アルミわかんで私には少し重い荷物と雪に、時間もいつもよりかかっているので、
ここでさらに遭難起こしたら、また救助の方のお仕事増やしちゃうと思い、
慌ててすべらないように急ぎました。頭上ではしばらくヘリの飛ぶ音がしました。
長尾平では、消防と警察の方がいろいろ話していました。
御嶽神社に戻り、無事に戻れたことへのお礼にお参りしました。
東京の山とはいえ、今日は道標にも「アイゼンを!」の注意喚起も多かった。
今の時期は軽アイゼンなどはお守りとしてもたないと、と思いました。
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