【薬師岳→黒部五郎岳→鷲羽岳→水晶岳】山で3泊は初めて、感動の4日間

- GPS
- 34:57
- 距離
- 58.3km
- 登り
- 4,576m
- 下り
- 4,576m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 9:14
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:38
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:20
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:46
| 天候 | 4日間も午前晴れ→午後からガスってくる&たまに雨、雷 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
雲ノ平から薬師沢への下りは危険 どこに足を置いても滑る |
| その他周辺情報 | 下山の日は日曜日で「ひらゆの森」は混むことを予想し、飛騨流葉スキー場の「流葉温泉ニュートリノ」へ |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
会社の新しい制度「上期下期にそれぞれ4連休を取ること」という働き方改革の一環で今回4連休を取得。今までは仕事柄連休と言えば2連休くらい、無理して3連休がいいところでした。そしてこの度の4連休。もう山に行けということで理解をし今回の計画を練っていました。
ベースキャンプ型の2泊3日は3回ほど経験していますが、縦走型は初めての経験。4日連続テント装備で山を歩くのも初めて、髭を4日剃らないのも初めて、そう言えば4日家を離れるのも初めてかな?とにかく初めてづくしの冒険に行く前からドキドキ。
【8月3日(木)1日目】
折立駐車場に到着したのは朝7時。新穂高の道の駅で仮眠し、有峰林道開通6時に間に合うように出発、順番待ち3台目でした。ある程度パッキングが出来ていたので、7時半にいよいよスタート!太郎平まで距離はありますが、途中剱岳が見えたり、上がっていくにつれ薬師岳方面の視界が開け、道の整備は完璧で(長い階段は超辛い、帰りも辛かった)順調に太郎平小屋に到着しました。翌日以降に反時計回りに歩いていく稜線山々を見渡すことができるロケーションに胸が高鳴りました。薬師峠にテント設営して軽く昼食をとり、薬師岳へ向かいました。午後からはガスってくるので仕方ないですが、登頂時は山頂一帯はガスに囲まれてしまいました。薬師岳の圏谷群とあるようにカールのスケールの大きさは迫力満点。自然の地形にただただ見とれていました。
【8月4日(金)2日目】
黒部五郎岳を真正面に望める場所を確保でき気持ちよく4時45分にテント場を出発。太郎山からの景色、北ノ俣岳までの日差しが差し込む瞬間までの目まぐるしく変わる光景はなかなか体感できない経験でした。北ノ俣岳からも文句なしの絶景が見渡せ、まだ遠くに見える黒部五郎岳を捉えました。太郎平が遠くに見えるようになってきたころには遠かった黒部五郎岳が間近に迫ります。そして黒部五郎岳登頂!360度の北アルプスの絶景超感動!改めて北アルプスの大きさを体感。槍穂、笠ヶ岳、これから向かう鷲羽水晶への稜線、素晴らしい景色でした。ゴーロがゴロゴロのカールを下り、カールの大きさを体感。黒部五郎小舎までは思ったより苦労しました。本当は持ってきたラーメンを食べようと準備していましたが、疲労がマックスに近く堪らず小屋のラーメンを注文。旨し。体力を少し戻し三俣山荘への登り返し。とても暑くて辛い登りでした。三俣蓮華岳は4年前に登頂しているので、疲労もあり今回はパス、巻道で三俣山荘へ。この巻道も割と長くアップダウンもあり曲者でした。やっとこさテント場到着。ここでも鷲羽岳を真正面に臨む場所を確保。雨や雷が夕方ありましたが、ある意味本番ととらえている明日に英気を養いました。
【8月5日(土)3日目】
まずは4年前視界が全くないまま初登頂を果たした鷲羽岳へのリベンジ。間違いなく快晴で前回かけらも見えなかった鷲羽池、360度の絶景を目にしリベンジ達成!最高でした。2日前から見続けている北アルプスの山々ですが、その場所その場所からのちょっとした角度の違いからその景色は新しいものに見え、シャッターが止まりませんでした。次に向かう水晶岳を目指し先を進みました。アップダウンがありますが、今までの登りと比べれば快適に足を運べます。水晶小屋でサブバックに持ち替え、ラスボスに立ち向かいます。この山行では岩場と言えるのはここくらい、距離は短いですが、ガシガシ手を使いながらアスレチック感覚で楽しく上がっていくことができました。そして4年前登頂を断念した念願の水晶岳に初登頂!!!!!何とも言えない感動、当然の絶景、この感覚は忘れることはないでしょう。雲ノ平へ向かう途中、ワリモ北分岐の手前で、1人立ち止まっているお姉さんに、雷鳥がいると教えてくれました。こんな天気のいい時に珍しい。どうやら子供を探している様子。ハイマツの下にいるので全然わかりませんでしたが、無事に再会できたようでした。さあワリモ北分岐から下って雲ノ平へと進んでいくと、少し舐めてました祖父岳、登り返しがキツいキツい、結構苦労してしまいました。でも祖父岳からの景色も◎でした。あとは下って憧れの雲ノ平キャンプ場へ。受付が山荘なので散歩しながら雲ノ平を感じることが出来ました。一雨降ったあと、スイス庭園に足を運ぶとまたまた雷鳥さん親子に遭遇。いつも見る光景だと見ていたところ、岩の上に羽ばたき飛んでいきました、コレは初めての瞬間でした。無事3日目も終えることができ珍しく熟睡が出来ました💤
【8月6日(日)4日目】
この日はサヨナラの日ですが、最後にコレまた絶景に出会いました。祖母岳に立ち寄りアルプス庭園ともありましたが、ここの眺めはマジ素晴らしい👍まさに北アルプスのど真ん中で歩いた稜線をぐるっと見渡せる最高の場所。奥深くに来たんだなぁと大感動🥹もう思い残すことはないと薬師沢への下りを開始。分かってはいましたが、木道も木も岩もツルツル。超危険地帯。木道で2回コケました😅大きな段差の岩では、恥ずかしながら一回転で落ちました😱大きいザックのおかげで無傷でしたが危機一髪でした。沢に降り登り返しも大変でしたが、この旅の終わりが近づいていることに寂しさも感じながら一歩一歩踏みしめて、太郎平で最後の景色を眺め、長〜い下りをテクテク歩き、無事に4日間の行程を完歩することが出来ました。
初体験の多い山行となった4日間。この先忘れることのない4日間が終わり達成感は最高潮❗️半期に一度4連休がこの先取得できるとのことなので、来年の夏がすでに待ち遠しいです。また今回のような天気に恵まれ、最高の思い出が作れますように🙏
ありがとうございました🙇
とと


















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