雪と北横岳とラッセル兄さんと
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- GPS
- 07:47
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 729m
- 下り
- 715m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
24時間無料。駐車スペースは十分に余裕あり ビーナスラインは凍結しているためスタッドレス/チェーン必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【北横岳ロープウェイ山麓駅〜北横岳ロープウェイ山頂駅】 駐車場の東端に「登山口」の標識があります。今回はノートレースでした。たまたま同時に出発した方が居て、ほぼ先行して下さったので助かりました。 登山口からややしばらく樹林帯を登ります。木々に赤テープ目印あり。傾斜が緩むと展望が開けてきます。 ゲレンデを横断した先で再び樹林帯に入り、ロープウェイの下をくぐった後にまた傾斜が出てきます。以後、山頂駅までは登り詰めです。 傾斜のある箇所もありましたが、ノートレースということもありスノーシューが有用でした。 赤テープの目印が豊富ですし、基本的にロープウェイ沿いなので吹雪でもなければ道迷いはしにくいかと思います。 【北横岳ロープウェイ山頂駅〜坪庭北横岳分岐】 山頂駅前のキツツキから左手に進み、坪庭周遊コースに入ります。 第一休憩所、第二休憩所を過ぎると北横岳方面への分岐点があります。 山頂駅からは大勢の人が歩いているので雪は比較的締まっているようです。スノーシューよりアイゼンのほうが歩きやすいと思います。 【坪庭北横岳分岐〜北横岳ヒュッテ】 分岐から横岳方面へ向かうと、眼前に北横岳の稜線が迫ってきます。稜線目掛けて九十九折れの斜面を登ります。 道幅が狭く、登り/下りとも人が多いのですれ違いに気を遣います。 避けるときは必ず山側に。谷側は踏み抜いて滑落の危険が常にあります(木にぶつかってすぐ止まるでしょうが)。 道の両側は簡単に踏み抜くので、避けられる場所には限りがあります。ツアー等の団体さんが来たら早々に避けたほうがお互いに安全でしょう。 三ツ峠との分岐を過ぎ、左折すると傾斜も緩んできます。ほどなく北横岳ヒュッテです。 北横岳ヒュッテにはトイレあり。協力金100円で利用可です。 【北横岳ヒュッテ〜北横岳】 最後の登りとなります。それなりの傾斜があり、今度は直登なのでしっかりアイゼンを効かせないと滑り落ちる可能性があります。滑落すると、下に居る人にアイゼン攻撃を加えた上で停止することになります。我が身は無事でも相手に怪我を負わせかねません。 なるべく前の人とは距離を開けた方が安心ですが、人が多いので難しいこともあるかも知れません。 登りきった先は北横岳南峰です。遮るものがないので風が強く、凍えます。 北峰もすぐ先に見えており、浅間山から日本アルプス、南八ケ岳までの展望を楽しめます。 |
その他周辺情報 | 【立ち寄り湯】 湯川温泉・河童の湯 http://www.lcv.ne.jp/~yugawa/kappa.htm もっと近いところもあるのですが……大衆的なのが割りと好みなのと河童ファンなので。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]あの伝説の人物についに遭遇か?[/color]
雪山に登る者なら、誰もが一度はその足跡を目撃したことがあるだろう。
世界中のありとあらゆる山に出没するという、伝説の登山家、サキニー・ラッセル氏。
例えばある週末、
「昨日降った新雪の中、今日は一番に登ってやろう!」
と思って訪れてみると、そこにはすでに誰かの足跡が刻まれていて、悔しい思いをした方も多いかと思う。
「一体誰が……」
と思って頑張って追いかけてみても、忽然とどこかに消え去ってしまってその正体がつかめなかった、そんな経験をしている方もあるだろう。
それがサキニー・ラッセル氏である。
年齢、性別、国籍、あらゆる点が謎に包まれている。
新雪に刻まれたその足跡だけが、サキニー・ラッセル氏の存在を証明するものである。
今回は久しぶりの登山日和に恵まれた土曜日。
風もそれほど強くなく、冬晴れの澄んだ青空に恵まれることは確実だった。
初心者向けの雪山を楽しもうと、北横岳の麓にやってきてみると、どうやら登山口が雪に埋もれている。
人気の山なのでトレースは付いてるだろうと思っていた。
どうせ埋もれてるのは入口だけで、その先にはトレースがあるんじゃあないのか、と思いきや、どうやら本当にノートレースらしい。
已む無くスノーシュー装備で登山開始。
慣れないラッセルにヒンヒン鳴きながら登っていく。
こんな調子ではとても上まで登り切れそうも無い。諦めてロープウェイでの登山に切り替えるか?
と、同時にスタートした単独男性が途中で我々を追い抜いて、頼もしい足取りでガシガシ登っていくではないか。
もしやあの人こそ、伝説のサキニー・ラッセル氏ではあるまいか?
そんな想像が頭に浮かぶ。
「もしかして、あなたがサキニー・ラッセル氏ですか?」
追い付いて言葉を交わしたときに、そう質問してみることも考えたが、不躾過ぎるだろう。
謎に包まれたサキニー・ラッセル氏が、
「そうです、僕がサキニー・ラッセルです」
などと名乗ることもあり得ない。
そんなことを悶々と考えつつ登っていると、かのサキニー・ラッセル氏が前方で足を止めているではないか。
会釈して前へ出る。
折りしも傾斜が急になってくる辺りだ。
再びヒンヒン鳴きながら新雪の中をもがき登っていく。
(はっ、待てよ……。これでは俺がサキニー・ラッセル氏になってしまうではないか?)
自分がサキニー・ラッセル氏である可能性はあるだろうか。
もしかして多重性人格障害か何かで、自分でも気付かないうちに雪山に登ってたりするのだろうか?
いやいやあり得ないだろう、そんなことは。
そうこうしているうちにサキニー・ラッセル氏らしき人物が再び追い付いてきた。
どうやら今日は縞枯山のほうへ登るのだそうな。
北横岳と比べて、あまり人の多くない縞枯山。ノートレースの可能性の高い道を行くとは、さすがサキニー・ラッセル氏らしき人物である。
そうして、サキニー・ラッセル氏らしき人物は頼もしい足取りで雪の向こうに消えていった。
後続する我々はすでにバテバテで、クンクン鳴きながら雪の中をもがき進んでいった。
すると後ろからツボ足の老人が一人、ひょいひょいと斜面を登ってきて、あっという間に我々を追い抜き去っていった。
なんというパワフルな足取りか。
深い雪の中をツボ足でものともせずに登っていくとは。
もしや、あの老人こそが伝説のサキニー・ラッセル氏?
いやいや。
そうではなかろう。少なくとも3人が登った後からやってくるなど、サキニー・ラッセル氏ならしないだろう。
ただ言えることは1つ。
雪山に登る者なら誰もが一度はその足跡を見るという、伝説の登山家サキニー・ラッセル氏。
そして、雪山に登る者なら。
誰もがそのサキニー・ラッセル氏となる可能性を持ち合わせているのである。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]山は逃げずも気力は失せる[/color][/b]
気圧配置やらなんやらでずーっと様子見だったうちにすっかり気力も体力もなくなってちっとも気分が乗らぬまま週末。
今の自分じゃ無理なので予定していた所は見合わせて、もうちょっとぬるめの所にしましょうと北横岳。
最初の計画ではロープウェイでうぇいうぇい言いながら上まで行って
うぇいうぇい言いながら上の方をぬるっと歩くだったのだけれど
それじゃ登る所ないし達成感ないじゃないですか…とロープウェイ無しの計画に変えてもらった。
スタート地点につくとノートレース。
最初Mizはスノーシューなしでツボ足でズボズボ行くと言っていたけど降りたてホヤホヤの結構結構な積雪量だったのでスノーシュー持ってこさせて出発。
いやぁ…大変だね。
大変だったりきつかったりするといつもはテンションあがってクッソ〜!ってなって楽しくなってくるんだけど今回はちっとも。
ロープウェイの準備する音がしだして
『あぁ…着く頃には人がごじゃ〜っと…あぁ…』
とか考えちゃって駄目だったん。
うだうだ消耗してるって感じ。
でも、全部終わって温泉浸かって一番良かったのはどこだろと思いだしてたらスタートから山頂駅に着くまでの工程が一番だった。
確かに山頂から見渡せる景色は素晴らしかったけど回りで盛り上がっている人たちに当てられて盛り下がって行く自分だったり。
樹氷も崩れてしまったのかこれから育つのかイマイチのモンスターぶりで見たかったのと違う…とこれじゃない感。
感動の『か』の字もなく早く人がいない静かな場所に行きたい…帰りたいの『か』しか浮かばなかった。
でも今回歩いてみて、このお山なら暗いうちに登り、星空や夜が明け色に染まっていく山々を眺められそうだ。
だから二度目もあるお山。
その為には頑張らなきゃ。
次はMizよりも長い距離を前で歩けるように鍛えるよ。
やる気出た。
スタート地点で一緒になり、縞枯山へ行くと云われていた方。
ラッセル兄さんとあだ名を付け、後ろからのそりのそりと行かせてもらいホントにホントウに助かりました。
誰も踏んでない雪、一回踏んだ雪、二回踏んだ雪…違いが凄い判る山頂駅までの道のりでした。
ラッセル兄さんがいてくれたおかげで駄目子の私は歩けたました。
ありがとう〜(*´∀`)ノ
こんばんわ
行ってきたばかりですから写真が懐かしいですね
風はどうでしたか?
わたしたちは天候は良かったけど強風がすごかったです
ちょうどお手軽なルートでしょ?
ふふふ・・どこかで会いそうですね
でわでわ
毎度でぇす(*´∀`)ノ
風は山頂で強く吹いてました。
だから長い時間とどまる方が少なかったです。
ずーっと毎週末暴風予報だったので、まあこんなもんなんだろうなぁという感じです。
他は穏やかで暖かくて
「寒いと思って一杯着こんで着ちゃって暑い〜」
とすれ違ったお姉さんが暑がっている陽気でした。
風があると大変ですよね。
パグマスク着けてないから気づかずすれ違いそうです
黒パグ隊さん、どうもです
「今週はどちらに行かれたのかな♪」と思って見たら・・・・
思わず叫んでしまいました
何と、私は日曜日に北横岳でしたよ!
あぁ、惜しい!悔しい!残念!
北横岳歩いている時も、もしかしたら黒パグ隊さんいるかもしれないと、すれ違う人をしっかりとチェックしていましたが、まさか前日に・・・。
ということは、私にとっては、黒パグ隊さんがサキニー・ラッセルさんですね。
今度から、サキニー・mizcreid・ラッセルさんと呼ばせていただきます。(笑)
次回は、同じように下から登ってみたいなと思います。
一緒に歩いてみたいですね
お疲れ様でした
うほほーい。
今年第一弾ニアミスきた!w
木曜日までは日曜日に行く予定でしたん。
でも金曜日に土曜日の方が条件よさそうだと変更しました。
惜しかったですw
ずっと会えなかった時は淋しいので
そんときは四人で何処か行きますか。
レコ上がっておるかなぁと見にいったけどまだでしたん。
降雪直後の一番乗りを是非!
winさんなら楽々歩ききれそうです。
黒パグ隊さん、こんばんは。
夫がまた微妙にニアミス(?)だったそうで、大騒ぎしております。
(私は諸事情によりお留守番でした。)
次はどこでしょうね?
もう、合同企画をやった方が手っ取り早い気がしてきました(笑)
でも、いつかどこかでバッタリ会えた方がうれしいかな。
では、また〜(^-^)/
どもでぇす(*´∀`)ノ
ね、びっくりですね。
いきなり大騒ぎする旦那ちゃんにもびっくりですねw
chi-taroさんはお留守で残念だったですね。
スノーシューレンタルもあるようで
chi-taroさん憧れのスノーシューハイクが出来ますしね。
上の方は人が一杯通っているからスノーシューの活躍どころが少ないです。
是非降雪後にwinさんとロープウェイ使わずワッショイしてみてほしいですよ。
次は何処でしょうね。
数十個計画書ストックしてあって天候やらなんやら考えながら。
何処か一緒に行けるところあるといいな。
何か計画を一緒に立てましょうか(*´∀`)
てか…おふたりついて行けるかどうか
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