暴風雨のトムラウシ山〜短縮登山口ピストン〜【百名山#93】
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- GPS
- 09:15
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:12
天候 | 暴風雨 時々止むこともありましたが基本振りっぱなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コマドリ沢出合までぬかるみがすごいです。木道がないところは注意。 トムラウシ公園は高山植物がたくさん咲いてます。 山頂付近はゴロゴロの岩場です。マーキングがあまりされていないのでガスっている時はGPS必須です。普通に迷います。 |
その他周辺情報 | トムラウシ温泉東大雪荘で入浴 前泊、後泊は帯広駅前アパホテル |
写真
ひたすらずぶ濡れの道具を干しました。
感想
7月幌尻岳遠征に続き、北海道遠征第2弾。前回同様雨予報、どころか前線の影響で大雨警報の中での遠征となりました。そして結果は予報の通り、台風中継さながらの暴風雨の中での修行登山となりました。また、数日までに裸で扇風機の風を浴びながら朝まで寝てしまったことにより、夏風邪気味と2重苦登山となってしまいました(泣)。
帯広駅から短縮登山口までは2時間30分くらいかかります。トムラウシ温泉までは舗装路ですが、それ以降は砂利道です(そこまで悪路ではありません)。
登ってみて、アプローチが長い山という印象でした(特に帰りは嫌になるほど)。晴れれば前トム平以降絶景だったのでしょうが、ガスガスで何も見えず…。逆に稜線に出るので風雨の影響をもろに受け、台風中継さながらの非常に苦しい山行でした。緯度が同じくらいの美瑛では10〜14mmくらい降った時間帯もあったようです。一時やむこともありましたが、ほぼ断続的に降り続きました。山ですし、風も相まって体感ではもっとふっていたと思います。
ただ、トムラウシはアイヌ語で「花の多いところ」を意味するらしく、トムラウシ公園では、その名の通り高山植物を目にかかることができました。
山頂はホワイトアウトでしたので、サムネに困り、ジャンプ一番の撮影までしました。(暴風雨の中、テイク10くらいした私はどあほうですね)
山頂付近はガスガスだったこともあり、岩場で道が非常にわかりづらいです。GPSがないと遭難する可能性があるので注意が必要です。
傘さし登山でしたが、風があっても雨よけ、風よけになるので有効と思いました。腕はパンパンになりますが、あれだけ雨にふられてもインナーにはしみこまなかったのは傘のおかげかなと思います。風が強すぎて頂上手前でポキっと折れてしまいましたが…。
天気予報をなめてはなりませんし、天候がよろしくないときは自重することも重要ですね。今回はスライドは4グループのみ、うちソロ3名。皆さんキチンと自重されているようで。
今回も熊さんには遭遇せず、何とか行ってこれました。ナキウサギは2〜3回見かけましたがすぐ隠れて撮影はできず…。北海道の晴天とは縁がないようでしたが、次回は8月下旬に羊蹄山の予定。次回こそ晴天の中でのぼりたいなあ。
水分も3L持っていきましたが、結果1.5L消費でした。
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