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記録ID: 5803861
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ハイキング
奥秩父

藤尾山(天狗棚山)/麓の集落から周回

2023年08月27日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.4km
登り
509m
下り
493m

コースタイム

出発8:35−高橋集落入口・取付き9:05−農場9:20−1370m圏平坦地9:50−鹿柵9:55〜10:30−鹿柵終り10:40−露岩帯10:45−笹藪10:55−主稜線11:20−露岩11:35−西峰11:40−藤尾山頂上11:50〜13:10−西峰13:15−横断仕事道14:00−鹿柵14:10−休憩14:15〜14:35−鹿柵終り14:45−民家15:00−車道15:00−ゴール15:15
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲州市から国道411号線で柳沢峠を越えて多摩川源流の山域に入る。落合橋で左折して高橋川沿いに進む。高橋の集落までの間、路肩に適当に駐車する。
コース状況/
危険箇所等
盒興戸遒貌って直ぐ、地理院地形図の破線の道(1260m圏の農場まで舗装路)を進む。
その先もしばらく破線の道(断続的な踏跡程度)を辿るが、1390m圏から急な支尾根を突き上げて、主稜線の1560m圏コブ近くに出る。テープは皆無。
藤尾山頂上を往復後、1590m圏の西峰から南西に伸びる枝尾根(南西尾根と仮称)を下る。微かな踏跡が断続的に確認できるがテープは見かけない。
1370m圏で幅広い作業道が枝尾根を横切っているので、これに入る。以後、作業道を適当に拾いながら進んで、高橋川沿いの車道に降り立つ。
落合橋で国道411号線から高橋集落へ向けて左折した直後の空地に駐車。南西尾根の末端がここに落ちているので偵察。高橋川の渡渉を強いられそうだ
2023年08月27日 08:35撮影
8/27 8:35
落合橋で国道411号線から高橋集落へ向けて左折した直後の空地に駐車。南西尾根の末端がここに落ちているので偵察。高橋川の渡渉を強いられそうだ
盒鏡遽茲い亮崙擦1kmほど進み、盒興戸遒貌った直後、写真の社の反対側(山側)から地形図の破線の道(実際は幅広い舗装路)に入る。標高1180m圏
2023年08月27日 09:03撮影
8/27 9:03
盒鏡遽茲い亮崙擦1kmほど進み、盒興戸遒貌った直後、写真の社の反対側(山側)から地形図の破線の道(実際は幅広い舗装路)に入る。標高1180m圏
500m程進むと高原野菜栽培技術研究所の農場&林業企業の私有地。地形図の1260m圏にある家屋記号がここに相当する
2023年08月27日 09:17撮影
8/27 9:17
500m程進むと高原野菜栽培技術研究所の農場&林業企業の私有地。地形図の1260m圏にある家屋記号がここに相当する
ここの裏手の尾根を登る。断続的に続く微かな踏跡を辿る
2023年08月27日 09:32撮影
8/27 9:32
ここの裏手の尾根を登る。断続的に続く微かな踏跡を辿る
左手に1350m圏の平坦な舌状の尾根を見ながら急斜面を適当に突き上げる
2023年08月27日 09:49撮影
8/27 9:49
左手に1350m圏の平坦な舌状の尾根を見ながら急斜面を適当に突き上げる
1370m圏の平坦地に出た。尾根上は枯れた笹に覆われているが、明瞭な踏跡が笹の中に刻まれているので助かる
2023年08月27日 09:55撮影
8/27 9:55
1370m圏の平坦地に出た。尾根上は枯れた笹に覆われているが、明瞭な踏跡が笹の中に刻まれているので助かる
平坦地が終わると鹿柵ネットが現れた。この柵沿いに登って行く
2023年08月27日 09:56撮影
8/27 9:56
平坦地が終わると鹿柵ネットが現れた。この柵沿いに登って行く
1435m圏で鹿柵は終わると直ぐに露岩地帯となる
2023年08月27日 10:46撮影
8/27 10:46
1435m圏で鹿柵は終わると直ぐに露岩地帯となる
大きな岩は適当に巻きながら突き上げていく
2023年08月27日 10:52撮影
8/27 10:52
大きな岩は適当に巻きながら突き上げていく
また笹が現れるが、踏跡が一筋この中に刻まれているので、ルートは分かりやすい
2023年08月27日 11:08撮影
8/27 11:08
また笹が現れるが、踏跡が一筋この中に刻まれているので、ルートは分かりやすい
1560m圏コブ近くで、主稜線に出た。今までの微かな踏跡に比べて、明瞭な登山道が尾根筋に付いているのでこれを辿る
2023年08月27日 11:24撮影
8/27 11:24
1560m圏コブ近くで、主稜線に出た。今までの微かな踏跡に比べて、明瞭な登山道が尾根筋に付いているのでこれを辿る
こんな山の上にテレビの中継アンテナが設置されていた
2023年08月27日 11:29撮影
8/27 11:29
こんな山の上にテレビの中継アンテナが設置されていた
1590m圏の頂上稜線の西端には大きな露岩があったが、簡単に直登できた
2023年08月27日 11:34撮影
8/27 11:34
1590m圏の頂上稜線の西端には大きな露岩があったが、簡単に直登できた
露岩から一度下って登り直すと西峰に着く。ここが頂上かと思ったが、山名板も三角点も無い
2023年08月27日 11:40撮影
8/27 11:40
露岩から一度下って登り直すと西峰に着く。ここが頂上かと思ったが、山名板も三角点も無い
西峰から急下降して登り直すと、今度こそ藤尾山山頂。山名板と1606.3mの三等三角点
2023年08月27日 13:08撮影
8/27 13:08
西峰から急下降して登り直すと、今度こそ藤尾山山頂。山名板と1606.3mの三等三角点
頂上の東側は平坦な小広場。コーヒーを淹れて1時間以上ものんびり過ごす
2023年08月27日 13:08撮影
8/27 13:08
頂上の東側は平坦な小広場。コーヒーを淹れて1時間以上ものんびり過ごす
さあ下山だ。西峰まで戻り、南西に向かって急下降。微かながら踏跡がある
2023年08月27日 13:13撮影
8/27 13:13
さあ下山だ。西峰まで戻り、南西に向かって急下降。微かながら踏跡がある
小さな露岩の積み重なりを下る
2023年08月27日 13:17撮影
8/27 13:17
小さな露岩の積み重なりを下る
尾根筋を辿る
2023年08月27日 13:22撮影
8/27 13:22
尾根筋を辿る
踏跡は不明瞭になって来たが適当に降りればよい
2023年08月27日 13:40撮影
8/27 13:40
踏跡は不明瞭になって来たが適当に降りればよい
1370m圏まで降りてくると、幅広い仕事道が尾根を横切っている。このまま南西尾根を下るか、この仕事道を拾いながら高橋集落に戻るか迷う。結局、後者を選ぶ
2023年08月27日 13:58撮影
8/27 13:58
1370m圏まで降りてくると、幅広い仕事道が尾根を横切っている。このまま南西尾根を下るか、この仕事道を拾いながら高橋集落に戻るか迷う。結局、後者を選ぶ
西側山腹を水平に600m程トラバースすると鹿柵に遮られる。1375m圏。朝、登った枝尾根の鹿柵とは沢を隔てた反対側らしい
2023年08月27日 14:05撮影
8/27 14:05
西側山腹を水平に600m程トラバースすると鹿柵に遮られる。1375m圏。朝、登った枝尾根の鹿柵とは沢を隔てた反対側らしい
この鹿柵沿いに下る
2023年08月27日 14:35撮影
8/27 14:35
この鹿柵沿いに下る
鹿柵が終わると、予想通り高橋集落が眼下に見えた。1210m圏。このまま降りると車道歩きが長いので、適当に仕事道を拾いながら南方向に下る
2023年08月27日 14:46撮影
8/27 14:46
鹿柵が終わると、予想通り高橋集落が眼下に見えた。1210m圏。このまま降りると車道歩きが長いので、適当に仕事道を拾いながら南方向に下る
仕事道は小沢を渡ってまた上りとなるので、この小沢沿いの廃道同様の仕事道を下って行く
2023年08月27日 14:49撮影
8/27 14:49
仕事道は小沢を渡ってまた上りとなるので、この小沢沿いの廃道同様の仕事道を下って行く
民家が見えてきた。地形図の1175m圏の家屋記号に相当する
2023年08月27日 14:59撮影
8/27 14:59
民家が見えてきた。地形図の1175m圏の家屋記号に相当する
この民家の脇を抜けて車道に降り立った。1165m圏。朝、取付いた地点の200m程下流だった。後は車道を15分程歩けば落合橋に出てゴール
2023年08月27日 15:02撮影
8/27 15:02
この民家の脇を抜けて車道に降り立った。1165m圏。朝、取付いた地点の200m程下流だった。後は車道を15分程歩けば落合橋に出てゴール

感想

藤尾山(天狗棚山とも呼ばれているらしい)は多摩川源流の一座である。
犬切峠まで車で上がれば、そこから頂上まで2時間もあれば往復できるが、それでは面白くない。西側山麓の高橋集落から上り、藤尾山の南西尾根を降りる周回ルートを設定した。

国土地理院の地形図によると、高橋集落の入口から破線の道が犬切峠に通じているので、これを辿ることにした。
1260m圏にある某企業までは車道だが、その先は踏跡程度の道で、露岩帯、鹿柵、笹薮等々、変化に富んでなかなか面白かった。

当初の予定では、藤尾山からは南西尾根を末端まで下る積りであった。しかし、朝方、この末端近くに駐車したので、登り始める前にここを偵察した結果、ルート設定を考え直す必要が生じた。
末端は高橋川の左岸に落ちている。しかし車道は右岸にある。このため、高橋川を渡らねばならないが、水量が多く、飛び石伝いに渡ることは厳しく、膝程度の渡渉が強いられそうだ。

2年前に南大菩薩で、下山してきて最後の最後に日川を渡渉して酷い目にあった。この記憶がまだ新しいので、今回は渡渉を避けたい。
結果的に、1370m圏で南西尾根を横切っている幅広い仕事道に入って、この尾根から分かれた。後は仕事道を適当に拾いながら下って車道に降り立ち、高橋川の渡渉はしないで済んだ。

しかし、下山ルートはこれで良かったのだろうか。
後で自分が辿ったトレースを地形図上で確認すると、北に行ったり西に降りて行ったり、さらには南に曲がったり、あまりにも曲折が多く、大回りしたにしても酷すぎる。

今回、南西尾根を下りルートに選んだ最大の理由は、尾根構成が複雑で、あちこちで支尾根に分岐するので、大いにルート探索を楽しめるはずだった。それなのに、渡渉を避けたいあまり、途中でこの楽しみを放棄、適当に仕事道を拾いながら下る、と言った安易で楽な方向に流れてしまった。

今回は後味の悪い山行になってしまいました。

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