藤尾山(天狗棚山)/麓の集落から周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 509m
- 下り
- 493m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
盒興戸遒貌って直ぐ、地理院地形図の破線の道(1260m圏の農場まで舗装路)を進む。 その先もしばらく破線の道(断続的な踏跡程度)を辿るが、1390m圏から急な支尾根を突き上げて、主稜線の1560m圏コブ近くに出る。テープは皆無。 藤尾山頂上を往復後、1590m圏の西峰から南西に伸びる枝尾根(南西尾根と仮称)を下る。微かな踏跡が断続的に確認できるがテープは見かけない。 1370m圏で幅広い作業道が枝尾根を横切っているので、これに入る。以後、作業道を適当に拾いながら進んで、高橋川沿いの車道に降り立つ。 |
写真
感想
藤尾山(天狗棚山とも呼ばれているらしい)は多摩川源流の一座である。
犬切峠まで車で上がれば、そこから頂上まで2時間もあれば往復できるが、それでは面白くない。西側山麓の高橋集落から上り、藤尾山の南西尾根を降りる周回ルートを設定した。
国土地理院の地形図によると、高橋集落の入口から破線の道が犬切峠に通じているので、これを辿ることにした。
1260m圏にある某企業までは車道だが、その先は踏跡程度の道で、露岩帯、鹿柵、笹薮等々、変化に富んでなかなか面白かった。
当初の予定では、藤尾山からは南西尾根を末端まで下る積りであった。しかし、朝方、この末端近くに駐車したので、登り始める前にここを偵察した結果、ルート設定を考え直す必要が生じた。
末端は高橋川の左岸に落ちている。しかし車道は右岸にある。このため、高橋川を渡らねばならないが、水量が多く、飛び石伝いに渡ることは厳しく、膝程度の渡渉が強いられそうだ。
2年前に南大菩薩で、下山してきて最後の最後に日川を渡渉して酷い目にあった。この記憶がまだ新しいので、今回は渡渉を避けたい。
結果的に、1370m圏で南西尾根を横切っている幅広い仕事道に入って、この尾根から分かれた。後は仕事道を適当に拾いながら下って車道に降り立ち、高橋川の渡渉はしないで済んだ。
しかし、下山ルートはこれで良かったのだろうか。
後で自分が辿ったトレースを地形図上で確認すると、北に行ったり西に降りて行ったり、さらには南に曲がったり、あまりにも曲折が多く、大回りしたにしても酷すぎる。
今回、南西尾根を下りルートに選んだ最大の理由は、尾根構成が複雑で、あちこちで支尾根に分岐するので、大いにルート探索を楽しめるはずだった。それなのに、渡渉を避けたいあまり、途中でこの楽しみを放棄、適当に仕事道を拾いながら下る、と言った安易で楽な方向に流れてしまった。
今回は後味の悪い山行になってしまいました。
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