記録ID: 58071
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ハイキング
房総・三浦
鋸山(裏鋸)【関東ふれあいのみち千葉(26)】東京湾を望むみち(保田駅→浜金谷駅)
2010年01月16日(土) [日帰り]
千葉県
kumiyan
その他1人
- GPS
- 03:49
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 388m
- 下り
- 380m
コースタイム
11:05保田駅出発-11:25鋸南浄水場-11:37鋸山ダム-12:12林道口(15分休憩)13:10鋸山山頂(関東ふれあい撮影ポイント)-13:29新展望台-13:56石切り場跡-14:18観月台公園(10分休憩)14:43下山口-14:54浜金谷駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルートづくりで参考にした情報:「関東ふれあいの道 千葉県内のルートマップ」(公式のマップ) ●ルート ・行きは外房線特急、帰りは浜金谷港から東京湾フェリーを使うつもりだったので、保田駅ゴールではなく保田駅スタートの保田→浜金谷方向で歩いた。保田駅ゴールはそれまでにも2回歩いているため、今回は保田を出発点としたかったこともある。保田駅をゴールとすると、保田駅から浜金谷駅までの外房線の本数が少ないことがネック。時間帯によっては外房線のぼりは1時間に1本しかない。 ・保田駅そばにある有名な魚料理屋「ばんや」に行きたい人は保田駅ゴールとするのがよいと思う。私たちは店の混雑が嫌なので寄っていない。 ・保田駅から鋸山登山口(林道口)までは林道を使うが、この林道コースは景色が素晴らしく真夏以外であればお勧め。鋸山登山口から鋸山山頂、絶壁階段の少し先までは、日本寺に寄る人たちが歩かないコースで、尾根道歩きがメイン。絶壁階段から少し歩くと、吹抜け洞窟(ふきぬけどうくつ)に着く。ここより石切り場跡までは裏鋸コース?というのか、新名所のルートで見どころ満載。 ・関東ふれあい本コースでは、石切り場跡からは観月台コースというルートで観月台公園に下山するが、関東ふれあいに拘らなければ石切り場跡から車力道コースで下山しても良いと思う。2つのコースは下山口で合流する。 ●危険個所:山道の一部で細い岩尾根などあり、子供には危険かもしれない。また鋸山新展望台から吹抜け洞窟(ふきぬけどうくつ)に向かうまで、絶壁階段と呼ばれる相当急な下り階段を下りる。この付近、落石にも注意。 ●分かりづらい場所:なし。本コースでは「地獄のぞき」のある日本寺には行かない点に注意が必要。 ●混雑度 ・保田駅はスイセンシーズンだったが、朝はそれほど混雑していなかった。混むとすれば昼過ぎからだろう。(保田のスイセンは有名。1月から2月が見頃) ・保田駅から林道口までは1名のハイカーを見かけただけ。鋸山山頂から、ハイカーが増えるが混雑とまではいかなかった。吹抜け洞窟あたりから石切り場跡まで新名所の裏鋸コースなので、ハイカーというより観光客に結構会うようになる。石切り場跡から観月台付近までは人にもすれ違わなくなる。浜金谷駅は人が少ないが、浜金谷港は結構混んでいた。但しフェリーは座れる。 ●展望/景観:鋸山山頂からよりも、山頂までの尾根道から、または新展望台からの方が東京湾は綺麗に見えた。観月台公園からも東京湾は望めたが、一番眺望が良かったのは新展望台だった。登山口までの道で、浄水場から林道口までの林道が素晴らしい眺望だった。鋸山ダムも良い感じだった。 ●トイレ:保田駅、観月台公園、浜金谷駅(電車に乗らなくとも駅員さんに頼んで使わせてもらえる)、浜金谷港 ●水・食べ物の調達:保田駅前、浜金谷駅前の自販機。保田駅前にはコンビニも含め、食料を調達できそうな店はなし。浜金谷駅にはコンビニがあり、駅から5分の浜金谷港まで行けば、お土産もの屋さんが沢山ある(営業時間に注意)。 ●休憩場所:林道口にベンチが複数あるので、山に入る準備が出来る。鋸山山頂はベンチがあるが狭いので落ち着かない。新展望台もベンチがあり、山頂よりも落ち着ける。他、登山口から山頂までの岩尾根や広めの場所など、ベンチは複数あった。観月台公園には大きめのあずまやあり。浜金谷港には店に入らなくともソファーがあり、無料で雨露がしのげて寛げる。店は浜金谷港そばにファミレスやレストランが複数ある。 ●最寄駅:保田駅は駅前に店があるが、数は少なく、営業時間が不明。浜金谷駅も駅前の店は少ないが、浜金谷駅から浜金谷港までは徒歩数分なので、色々と便利。但しコンビニがあるかは不明。 ●日帰り温泉:浜金谷港から車で10分位の場所に日帰り温泉「ばんや」がある。今回は寄らなかったが、2009年1月のハイキングで訪れた時に寄っている。電話すれば、人数に関係なく送迎車を出してくれる。 ●その他:東京湾フェリーも外房線も、強風の日は運行中止となることがあるので注意。 |
写真
撮影機器:
感想
●概観
とても楽しいみちで、緑も多く、季節が冬であることを忘れるくらい充実したハイキングだった。
関東ふれあいのみち千葉のホームページでは健脚コースとなっていたが、そこは鋸山、それほどきつくはない。
鋸山登山口までの林道がバリエーションに富み素晴らしい。途中、猿の群れに数回出くわしたり、ひっそりとした雰囲気のある「鋸山ダム」や、岩を素掘りして造ったと思われる林道は味わい深かった。北海道かどこか、とても遠くに来た気がした。
山道は整備されており、それほどスリリングな箇所はないが、「地獄のぞき」を下から見上げられる裏鋸は、石切り場跡も含めて鋸山登山で一番よいルートかもしれない。
これで鋸山への登山道は「安兵衛沢コース」以外は全て歩いたことになるが、林道コースと裏鋸コースは個人的に一番面白いみちだと思う。
関東ふれあいにこだわらない場合は、裏鋸コースからの下山で車力道コースを使った方が山の深さが感じられるのでお勧め。関ふれ踏破の場合は観月台コースで下山することになる。
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