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Yamareco

記録ID: 5810062
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山

2023年08月09日(水) ~ 2023年08月10日(木)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:05
距離
11.8km
登り
1,525m
下り
1,242m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:14
休憩
0:44
合計
3:58
距離 5.3km 登り 865m 下り 171m
10:47
27
11:14
11:15
3
11:18
14
11:32
11:34
12
11:46
11:48
63
12:51
12:54
8
13:02
9
13:39
13:50
35
14:25
14:31
14
2日目
山行
8:56
休憩
2:22
合計
11:18
距離 6.5km 登り 698m 下り 1,082m
7:13
7:24
113
9:17
9:32
2
9:34
5
9:39
9:40
23
10:03
10:19
8
10:27
6
10:33
10:45
2
10:47
10:48
39
11:27
11:37
43
12:20
12:43
54
13:37
14:08
93
15:41
15:50
63
16:53
2
16:55
16:56
2
16:58
16:59
15
登りはいわゆる「プリンスルート」で、富士宮口から入って宝永山を経由し御殿場ルートを6合目から登っていく。初日にもう少し標高を稼ぎたい思いもあったが、到着時間が遅くなってしまうのと、高山病の危険を考え7合目くらいの宿泊がよいとの判断で、わらじ館を宿にとった(カレーおかわり自由)。

2日目は、登頂したのち富士宮ルートを下る。最も高低差の少ない富士宮ルートとはいえ、1400m以上を一気に下るのは膝がキツイと考えて、8合目池田館で宿泊し、2日間かけて下っていく計画だった。だが高山病で吐き気がしたので、8合目のお医者さんのご助言にしたがい、宿をキャンセルしてその日のうちに降りることにした。宿のキャンセル料はとられなかった。感謝。
天候 初日:雨→大雨強風
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
7:40 三島駅(南口 富士急シティバス 富士登山バス)
9:40 富士宮口五合目
周遊券3700円(登山口と下山口が異なる場合に使用できる)
往復券もあるらしいが周遊券が無難と思ってそっちにした。結果これが功を奏した。
【帰り】
18:00 富士宮口五合目(富士急静岡バス 新富士駅行き)
19:17 富士宮駅 下車
富士宮口から三島駅に行くバスは17:05が最終。下山がこれに間に合わなかったので、新富士駅行きに乗って富士宮駅で下車。
鉄道の駅に到着できる本当の終バスは、19:00の富士宮駅行きと思われる(これは新富士駅には停車しない)。
コース状況/
危険箇所等
全体的に、富士山の岩は滑りにくく歩きやすい。浮石も少ない。高度感もない。総じて安全。
ただ、砂利が積もった道を登るとき、靴が沈み込んで後ろにズレていくという滑り方をする場合がある。ふくらはぎを使わせられるし、次の一歩を出すのがキツイ。
下りでは逆に、この沈み込みがクッションのようになって、足への負担感が少ない。
その他周辺情報 富士宮駅周辺は、一般的なレストランは21時くらいで閉店してしまうので、それ以降の食事は居酒屋さんになる。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
富士宮口5合目にて。富士山にも高山植物はいるらしい。ヒメシャジンだっけか。
2023年08月09日 10:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/9 10:41
富士宮口5合目にて。富士山にも高山植物はいるらしい。ヒメシャジンだっけか。
これまで登ってきた道を雲海荘から振り返る。
2023年08月09日 11:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:15
これまで登ってきた道を雲海荘から振り返る。
富士宮ルート6合目で、宝永山に向かう分岐。この辺は森林限界の境目あたりで、低木がある。
2023年08月09日 11:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:18
富士宮ルート6合目で、宝永山に向かう分岐。この辺は森林限界の境目あたりで、低木がある。
富士山といえば荒涼とした印象だがこの辺はかなり緑もある。
2023年08月09日 11:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/9 11:27
富士山といえば荒涼とした印象だがこの辺はかなり緑もある。
第一火口縁に来たけど、真っ白で何も見えやしない。
2023年08月09日 11:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:33
第一火口縁に来たけど、真っ白で何も見えやしない。
第二火口をのぞく。
2023年08月09日 11:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/9 11:38
第二火口をのぞく。
朧な行き先
2023年08月09日 11:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:38
朧な行き先
宝永第一火口に到着。これまで歩いてきた方を振り返った図。富士山は噴石がごろごろしている。
2023年08月09日 11:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:44
宝永第一火口に到着。これまで歩いてきた方を振り返った図。富士山は噴石がごろごろしている。
宝永第一火口の標識。
2023年08月09日 11:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:45
宝永第一火口の標識。
宝永山を見上げる。右手に尾根っぽいのが見えるが、道は左に向かって延びている。よくよく地形図を見ると、宝永山に向かう道は谷状の地形をいくらか進んだ後、斜めにトラバースして稜線に出るという作りのようだ。
2023年08月09日 11:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:45
宝永山を見上げる。右手に尾根っぽいのが見えるが、道は左に向かって延びている。よくよく地形図を見ると、宝永山に向かう道は谷状の地形をいくらか進んだ後、斜めにトラバースして稜線に出るという作りのようだ。
そうかこれが第一火口
道の北側の凹み
2023年08月09日 11:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 11:46
そうかこれが第一火口
道の北側の凹み
宝永山の標識。
2023年08月09日 12:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 12:51
宝永山の標識。
何かの鳥
2023年08月09日 12:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 12:52
何かの鳥
宝永山の稜線(馬の背)は目を楽しませてくれる。
2023年08月09日 12:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 12:57
宝永山の稜線(馬の背)は目を楽しませてくれる。
この辺で、本日2度目の雷鳴を遠くに聞いた。遮るもののない稜線で雷に来られるのは危険すぎる。登山決行を後悔。
2023年08月09日 12:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 12:58
この辺で、本日2度目の雷鳴を遠くに聞いた。遮るもののない稜線で雷に来られるのは危険すぎる。登山決行を後悔。
馬の背・大砂走り分岐。ここが分岐になっていることに気づかず、下り専用ルートを行きかけた。
2023年08月09日 13:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/9 13:29
馬の背・大砂走り分岐。ここが分岐になっていることに気づかず、下り専用ルートを行きかけた。
わらじ館から、朝の様子
2023年08月10日 04:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 4:46
わらじ館から、朝の様子
2023年08月10日 04:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 4:46
一応の日の出を撮った。
2023年08月10日 05:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 5:00
一応の日の出を撮った。
てっぺんを望む。
2023年08月10日 05:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 5:57
てっぺんを望む。
8合目から宝永山を見下ろす。
2023年08月10日 07:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 7:18
8合目から宝永山を見下ろす。
下が見える
2023年08月10日 07:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 7:21
下が見える
御殿場ルートと富士宮ルート8合目を結ぶ道と見受ける。
2023年08月10日 07:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 7:23
御殿場ルートと富士宮ルート8合目を結ぶ道と見受ける。
ここが富士宮ルートへの入り口なのかなぁ。地図上はもう少し低い場所にあるみたいだった。明示的な標識はなかったし、通行止めなのかも。
2023年08月10日 07:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 7:28
ここが富士宮ルートへの入り口なのかなぁ。地図上はもう少し低い場所にあるみたいだった。明示的な標識はなかったし、通行止めなのかも。
御殿場ルート山頂の石垣
2023年08月10日 09:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 9:16
御殿場ルート山頂の石垣
御殿場ルート山頂から火口
2023年08月10日 09:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 9:20
御殿場ルート山頂から火口
御殿場ルート山頂から剣ヶ峰
2023年08月10日 09:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 9:39
御殿場ルート山頂から剣ヶ峰
登頂の証
2023年08月10日 10:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 10:05
登頂の証
山頂から火口
2023年08月10日 10:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 10:06
山頂から火口
下界が広く見渡せる。
2023年08月10日 10:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 10:17
下界が広く見渡せる。
富士宮ルートを降り始める。宝永山がチラ見える。
2023年08月10日 11:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 11:18
富士宮ルートを降り始める。宝永山がチラ見える。
海が見える。
2023年08月10日 11:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
2
8/10 11:32
海が見える。
赤い宝永山が目立つ。
2023年08月10日 14:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 14:16
赤い宝永山が目立つ。
2023年08月10日 14:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/10 14:16
2023年08月10日 14:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/10 14:33
2023年08月10日 14:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
8/10 14:33
下山すればするほど下界がよく見える。
2023年08月10日 14:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 14:35
下山すればするほど下界がよく見える。
宝永山が立派なので何度も撮ってしまう。
2023年08月10日 14:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 14:47
宝永山が立派なので何度も撮ってしまう。
富士宮ルートの斜面
2023年08月10日 15:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 15:45
富士宮ルートの斜面
ついにこの分岐まで戻ってきた。
2023年08月10日 16:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 16:53
ついにこの分岐まで戻ってきた。
降りてきた富士宮ルート
2023年08月10日 16:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 16:54
降りてきた富士宮ルート
ずっと南に見えていたあの山は何だろう?
2023年08月10日 16:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 16:55
ずっと南に見えていたあの山は何だろう?
さようなら
2023年08月10日 16:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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8/10 16:58
さようなら
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

【初日キツかったこと】
・雷を聞いた。
・風雨が強くてキツかった。
・足が沈んでふくらはぎを使わせられた。
・気温が低いせいか、服が全然乾かなかった。

【2日目キツかったこと】
・空気が薄くて標高を20m稼ぐにも呼吸を整えるために立ち止まらねばならなかった。
・行動食を口にしたのを機に、高山病に。
・山頂付近は風が強烈で、歩くにも難儀した。
・風で体感気温が低くなり、とても寒かった。
・下山中高山病がひどかった。

【よかったこと】
・雷は本格的には襲ってこなかった。
(運がよかっただけ。そもそもは平地で雷の可能性が予報されていたのだから決行すべきではなかった。)
・風雨が強い中でも、同じ目的地に向かう仲間を得て心強かった。
・計画段階で、持っていくかどうか迷った雪山用グローブが、寒さ対策で役立った。
・富士宮ルート8合目にお医者さんがいた。
・2日目の天気が終始崩れず、長丁場の下りで雨や雷に遭わなかった。

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