北八ヶ岳池めぐり 北横岳-亀甲池-双子池-雨池
- GPS
- 05:18
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 777m
- 下り
- 775m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:18
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
登山のトレーニングをしたくて標高2000m以上でコースタイム4〜6時間くらいの山を探して、山と高原地図に載っていたこのコースを選択。コースタイム6時間。
バスが行き10:30到着、帰り16:40出発でそもそもあまり余裕なかったのに渋滞で15分遅れで到着。
北横岳山頂に到着したときの時間でその先に行くか決めることにして登り始める。
北横岳までは人がかなり多く、すれ違いの待機が何度もあった。
それでも山頂には0.7のペースで到着できたので、行けるだろうと判断し先に進んだ。
北横岳から先は人がほとんどいなくなり、登山慣れしてそうな人がたまにいるくらいで静かな山歩きができる。
山頂を通り過ぎると、まずは1時間の激下り。
去年雨の日に急いで下ったときに膝を痛めたので、下りに苦手意識があり、膝に負担がかからないよう丁寧に下りるから時間がかかる。下りではペースが1.3に落ちた。
このペースだと帰りのバスに間に合わないので、できる限り急いで進む。
登りでコースタイムを巻き、下りでコースタイムより遅くなるの繰り返し。
双子池ヒュッテに到着したところで、進む方向がわからなくなる。
地図のほうに行くと、ロープで道が塞がれている。
ヒュッテの方に聞いて、建物裏の林道に行くと教えてもらった。
双子池ヒュッテの先に、地図上だとまっすぐ行けば8分なのになぜか遠回りで25分かかる道がある。
地図を見てたときは、なんでこんな迂回をするんだろう?景色がいい場所でもあるのか?と思っていたが、迂回路に見えた道は林道をそのまま歩いていくコース、まっすぐ行く道は笹薮で登山道がほとんどわからないコースだった。
文字が読めなくなった看板が立っていたのでここか?と思ったが、一見藪の壁にしか見えず、通れるようには見えない。
ちょっと行ってみようと思って笹薮をかき分けて入ったら、いきなり1mくらいの段差に滑りおちた。藪の中に埋まって一瞬パニックになりかけたが、誰もいないと思っていた藪の先から「大丈夫ですか?」と人の声が。
この藪道を行ってみたが、合ってるのかわからなくて引き返してきたところとのこと。ヤマレコの地図を見せて、ここがショートカットのルートで合ってることを伝えると、一緒に藪の道を行ってくれることに。
このお兄さんに出会わなかったら、この藪道を行く勇気はなかったので助かった。
藪道を抜けたところでお兄さんとは別行動となり、時間がないので小走りで林道を抜けた。
双子池から雨池の間には、またも登山道が全然見えない笹薮ゾーンが広がる。
ソロ登山で藪漕ぎしたことがなかったので、かなり不安に思いながら進む。ピンクテープもあったりなかったりで、ないところではかなり判断が大変。
人も全然おらず、熊が出そうで怖かったので、ザックの中の熊鈴を探していると、さきほどのお兄さんが後ろから登ってきた。
先に行ったお兄さんの後をついていき、なんとか笹薮ゾーンを越えることができた。
そのあとお兄さんは地図の点線の難ルートに入っていったので、そこからあとは会うことはなかったけど、迷った私を助けてくれる山の神様だったのかもと思っている。
藪漕ぎ後にたどり着いた雨池が本当にきれいだった。
森に囲まれた大きな池、太陽が反射して、誰もいなくて自然の音だけが聴こえる。ずっとここにいたいと思ったけどバスの時間があるので急いで先へ進む。
雨池から先はまた登りだが、道は明瞭。
最後の登りが今回の登山一番の急登で、かなりの心臓破りだったがなんとか登りきる。
前回の唐松岳のときより、登りが楽に感じる。やっぱり山で心肺に負荷をかけると、どんどん強くなっていくんだなと実感。
やっと登りが終わり、心身ともにふらふらしながら歩いていると、八丁平に到着。
ここの景色、自分が想像する楽園とほとんど同じで感動して時間がないのにしばし立ち止まってしまった。なんて美しいところなんだろう。
ちょっと先に行くと縞枯山荘があり、青い屋根のかわいい建物がこの草原にとても似合っている。今度泊まりに来よう。
後ろ髪を引かれながらもロープウェイ乗り場に急ぐ。
到着すると、バスに間に合う最後の便の改札が始まるところだった。
時計見る余裕もなく急いで歩いていたので時間ぴったりすぎてタイミングのよさに感心しながら下山。
最終のバスにも間に合い、無事に帰ることができた。
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