黄金のザンク 1839峰

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月12日(土)

• GPS: 22:24
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,370m
• 下り: 2,338m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:03
• 休憩: 0:35
• 合計: 10:38

距離 10.3km 登り 1,699m 下り 356m

4:07 札内川ヒュッテ
4:13 4:14 コイカクシュサツナイ岳登山口
5:43 6:12 コイカクシュサツナイ川上二股
10:50 10:51 夏尾根頭
11:40 11:40 コイカクシュサツナイ岳
12:48 12:54 ヤオロの窓
14:46 ヤオロマップ岳

2日目

• 山行: 12:31
• 休憩: 2:30
• 合計: 15:01

距離 14.8km 登り 750m 下り 2,032m

14:46 ヤオロマップ岳
6:25 6:46 1839峰
9:25 11:17 ヤオロマップ岳
12:40 12:40 ヤオロの窓
14:17 14:18 コイカクシュサツナイ岳
14:34 14:34 夏尾根頭
16:44 17:01 コイカクシュサツナイ川上二股
18:31 18:31 コイカクシュサツナイ岳登山口
18:37 札内川ヒュッテ

天候

曇り、時々晴れのち小雨
気温15~25℃ 風速０~3m

コース状況／危険箇所等

コイカクシュサツナイ登山口付近に数台駐車可能

登山口~二股
堰堤は右岸に巻道有り。函は大きいのは2箇所でいずれも巻道有り。熊の足跡を数回見かけた。

二股~コイカクシュサツナイ岳
序盤から結構な急登。1305のテン場付近でいちど緩くなるが上へ行くにつれ岩が露出した急登が続く。ロープもあるが劣化の為、あまり当てにしない方が良い。雨後は滑りやすい。

コイカクシュサツナイ岳~ヤオロマップ岳
藪が段々と強くなる。アップダウンが繰り返し、行きも帰りもタイムはほぼ変わらない。
自分的にはこの区間が長く感じた。

ヤオロマップ岳~1839峰
ヤオロを過ぎ、1781から一気に標高を下げる。藪は次第に濃く、深くなるが、踏み跡がしっかりしているので道迷いする箇所もない。1839直下に岩場があるが特に問題なし。

写真

8/11 4:11

薄がりの中ヘッデンスタート
本当はあと1時間早く出発したかった

8/11 4:32

堰堤は右岸に巻道が有ります

8/11 4:50

けっこう熊の足跡見かけました

8/11 4:53

函は巻道も有りましたが通しで行けます

8/11 5:41

二股着
沢靴から登山靴へチェンジ
先行者１名と思われましたが、そのあと直ぐに1名が追い抜いて行きました

8/11 8:35

1305のテン場
何かの時はここでビバークかとチェック

8/11 9:32

キッツい急登を進みようやく視界が開けました

8/11 9:36

エゾゼミの季節ももう直ぐ終わり

8/11 10:50

夏尾根にでました
20キロ背負っての急登に苦戦して結局全然予想通りには行きませんでした

8/11 11:05

ここでテン泊したい衝動を抑えて先へ進みます

8/11 11:07

イタヤハムシでしょうか？
異常発生しています。もっと激しい写真が有りましたが自粛します😆

8/11 12:23

ヤオロマップへと続く稜線
ここでストックを仕舞い、藪漕ぎは続きます

8/11 12:49

ヤオロの窓

8/11 13:36

行けども行けどもアップダウンが続きます
途中、イドンナップでもお会いした方にばたり
日帰りだそうです😆超人です！

8/11 14:14

東面から涼しい風が吹き上げます

8/11 14:35

ヤオロまでの道のりでけっこうメンタルやられました

8/11 14:46

初日の目的地
いや〜長かった

8/11 15:45

驚いたことに、山の日で混むかな？と思っていたヤオロのテン場が貸切り状態！
一等地にテントを張り、早速水汲みに向かいます

8/11 15:46

水場の妖精🧚‍♀️
ミヤマリンドウ

8/11 16:26

一等地は天然の要衝です
東面から吹き上げる風を岩がブロックしてくれます

8/11 17:00

午後になってザンクが顔を見せはじめました
今日アタックすべきか迷いましたが、体力的にも時間的にも無理でした

8/11 17:49

この後ガスで一面真っ白に
アーベントはお預けです

8/12 4:11

夜中、雨音で目覚め、天気予報をチェックすると曇りに雨マーク😂
再び3時に目覚め、外に出てみるとザンクがクッキリ！テンション一気に上がりました！

8/12 4:23

御来光はこの程度
滝雲が美しかった

8/12 4:27

ザンク
圧倒的な威圧感！

8/12 4:35

黄金のザンク！
もう暫く見届けようかと思いましたが、先へ進みました
このあと(iPhoneが使用できません)というメッセージとともにiPhoneが立ち上がらなくなる怪現象が😱
ベストショットを逃しました😂

8/12 5:36

iPhoneが復活
陽がすっかり昇りました

8/12 6:00

ザンクへの最後の登り
最後まで過酷な山でした

8/12 6:26

山頂のお花畑

8/12 6:26

ザンク登頂です
感無量😇

8/12 6:43

藪漕ぎ専用のタイツにまた新たな穴が！
ピンポイントで這松が攻撃してきました😂
沢用ゲーターもチャックが壊れ、穴も開きました
ザンク恐るべし！

8/12 7:15

復路は気温も上がる中の藪漕ぎ
昨夜降った雨や露で靴の中までぐしょぐしょ
全く容赦ありません

8/12 8:10

1781への登り返し
神威岳を彷彿とさせる激しい急登です

8/12 8:30

ありがとうザンク！

8/12 9:26

ヤオロピークから見たテンバ
すっかり白くなりました
この後も概ねガスは覆い、眺望はあったり無かったり

8/12 18:32

精魂尽き果てゴール
ザンク登頂の達成感と激しい疲労感😂

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

kenpopo

今年の夏山で目標にしていた山行の一つ。
天気も奇跡的に恵まれて、山の日にも関わらず、最高のテン場が貸切り状態という幸運にも恵まれました！
自分的にはきっと記憶に残り続ける山になると思います。
日帰り、1泊、2泊、いずれのプランでも困難を伴う、やはり日本の最難関の一つとされる意味が登ってみてわかりました。
この山を日帰りでチャレンジする方は本当に超人だと思います。

コメント

だら

kenpopoさんザンク登頂おめでとうございます?
非常に分かりやすい説明で、いつか行くときの参考になるかと思いました😅
ちなみに、大雪でもあの虫大量発生していましたよ😂
黄金のザンクは一生記憶に残るでしょうね🎉

kenpopo

だらさん

拙い日記ですが、楽しかった！辛かった！に終始しない記録を心掛けているのでそう言ってもらえるととても嬉しいです。
大雪でもですか😧
あの虫潰れると黄色いシミになってTシャツ一枚ダメにしました😂
過酷ですがいつかザンク行ってみて下さい！