薬師岳
- GPS
- 09:49
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:45
天候 | 快晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
台風が接近してるが北ア方面は午前中なら天気がもちそうだ。
色々考えて、ymv、yuzuafloと3人で薬師岳へ。
しかし前日夕方に有峰林道の亀谷料金所へ行くと「熊出没のため折立キャンプ場閉鎖」との情報が。がーん。有峰ハウスの職員に事情を話し、「今回だけ」という条件で有峰記念館の駐車場に前泊させてもらった。
翌日、折立に移動して午前3時にスタート。薬師峠までは私は何度も行っているが日帰り装備は初めてだと気付く。天候のせいか熊騒動のせいか登る人も少ない。順調に高度を上げて五光岩ベンチ付近で明るくなる。太郎平からは下山者が増える。楽しい稜線を歩き、薬師岳山荘で少し休憩して山頂へ。若干霞みぎみだが雲ひとつない360度の景色を楽しめた。
下山を始めると、少しずつガスが出てきた。薬師峠付近で振り返ると山頂は既にガスの中だった。雨に降られないか少し気になっていたが折立までもってくれた。
帰りに通った上高地付近は大雨だった。
夏休み、日本百名山の薬師岳へ。
午前中は晴れるけれど、午後から天気が崩れる予報だったので、夜中にスタートする日帰りコースで。
折立から薬師峠までのルートは、以前黒部五郎岳を縦走した際に下山に使用したことがありましたが、その時よりも階段や木道がよりたくさん整備されていて、とても歩きやすくなっていました。
薬師峠から薬師岳までの道のりも整備された道ですが、登山開始が早かったこともあり、疲れが出始めました。
山頂に着くと黒部源流の山々に雲ノ平、剱・立山連峰、槍ヶ岳…。北アルプスの絶景が広がっていました。
しばらく絶景を堪能しましたが、標高2900mでも全く寒くなく、夏山を感じました。
下山は気温も上がってきて、太郎平小屋に着く頃にはバテバテに。急いで塩タブレットを補給しました。
後半は雨に降られるのも覚悟していましたが、お天気が意外ともって、雨に降られず下山できました。
折立登山口周辺に最近出没しているという熊にも出会うことなく無事に登山できてよかったです。
台風が接近する中、まだ影響の少ない北アルプス方面へということで計画いただき薬師岳でした
登山道はとてもよく整備されており、区間によって道のタイプがどんどん変わっていくので新鮮な気持ちで歩けます
折立から樹林帯の中を標高上げていく部分では、雨が降ると歩きづらそうな箇所や段差大きめの箇所・道がえぐられていて足の置き場所が減っている場所がところどころあるものの 道幅の広い区間が長く渋滞は起こりにくいです
標高がだいぶあがりゴロゴロの石が増えてくると、暗い状況ではヘッドランプで丁寧に足元を照らさないと丸石を踏んで捻挫というパターンがありそうでした
樹林帯を抜けて太郎平小屋へと至る木道・階段群はかなりの時間と費用を掛けて整備されていると感じました 眺望がいっきに開けてテンション上がる反面、直射日光を最も受けやすいエリアでもあるので天気と時間帯によってはしんどいところです
薬師への登りは森林限界までしばし枯れ沢を登っていきますが、ところどころ大きな一枚岩があったりちょっとした脇道があったりと、乗鞍岳の肩の小屋から冷泉小屋・三本滝レストハウスへと至る乗鞍スカイライン脇のマイナールートを思い出しました
これを抜けると薬師岳山荘を経て山頂へ ガレ・ちょっとしたザレ・それに北アルプス縦走でよく見るタイプのほんの少しの稜線歩きまで全部パックになっていて大変お得(?)でした
そして北アルプスを一望できる山頂の眺望は素晴らしいものでした
さて、今回 午後には雨が見込まれており可能な範囲で早めの下山を目指す計画でした
個人的には距離長め・標高差大きめ・ペース速めという条件の日帰り山行経験がほとんどないのでとても勉強になりました
終始ストックを使って膝と足裏の負担を減らす方針で、これ自体は想定通りでしたが、あまり意識していなかったところで行動中にアドバイスをもらったのが荷物重量でした
自分は山小屋泊での山行時にはパッキング体積のほうが問題になることが多いので 今回は割と余裕あるなと感じつつスタートしたのですが、
おそらく食べることのない行動食292gに始まり、iPhone勢へ電源提供する用に持っているLightningケーブル10gまで結構雑然と取捨選択せずにザック内のスタッフバッグへ入れており、これらを15gぐらいをしきい値にしてちゃんと評価するだけで軽量日帰り用に1kgぐらいは減らせそう、と話していました
この話をしていたので薬師岳山荘から山頂区間は私だけ山荘へザックをデポして水と行動食を入れたサコッシュのみで往復しました
水といえば日帰りで水の途中補給を前提とするのも初 だいたい1日分で区切って全量用意する思考しかしないのでとても勉強になりました
そもそも登山靴が片足600gぐらいあるので軽量化するならそろそろ新靴を探索せねばと思いつつ夏山シーズンが徐々に後半へ入っていくのも感じた充実の山行でした
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