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Yamareco

記録ID: 582674
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳の予定で、赤岩の頭まで

2015年01月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:20
距離
17.3km
登り
1,152m
下り
1,215m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:44
休憩
1:46
合計
9:30
7:00
61
美濃戸口
8:01
8:01
7
8:08
8:12
121
10:13
11:25
100
13:05
13:19
52
14:11
14:25
79
15:44
15:45
2
15:47
15:48
42
16:30
美濃戸口
平面距離  17.3km
沿面距離  18.0km
記録時間 09:20:42

最高高度 2655m
最低高度 1482m

累計高度(+) 1697m
累計高度(-) 1728m

平均速度 1.9km/h
最高速度 5.3km/h
天候 曇時々雪たまに晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘まで車
コース状況/
危険箇所等
■赤岩の頭手前
オーレン小屋・硫黄岳・赤岩の頭分岐に向けて直登しました。降りるときはクライムダウン。従ってピッケル・前爪のあるアイゼンはあれば楽。
かなりの雪庇ができているので(夏道で見るときの白いザレ場あたり)温度の高い時は雪崩リスクあり。

■アイゼン
赤岳鉱泉でつけました。
それまでの道も、凍結したベース部分が露出している場所もあり、慎重を期すなら最初からつけてもよいと思います。帰路すれ違った団体の皆さんはほぼ、装着しておられました。
なお、赤岳山荘上の樹林帯に入ってからの装着は雪が深いので靴底に団子ができてしまい、装着時に時間がかかりそう。

■ワカン
一部、あればいいかなと感じましたが距離的にはそれほどでもありません。
15kg持ってきて、不要な荷物を車にデポ。10kg程度になりました。(p)
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15kg持ってきて、不要な荷物を車にデポ。10kg程度になりました。(p)
青空見えてるんですが、予報は雪と霧、強風(p)
photo by shojitrd-sann
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青空見えてるんですが、予報は雪と霧、強風(p)
photo by shojitrd-sann
林道歩きが結構長い(p)
photo by shojitrd-sann
林道歩きが結構長い(p)
photo by shojitrd-sann
美濃戸山荘につきました。いいペース。(p)
photo by shojitrd-sann
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美濃戸山荘につきました。いいペース。(p)
photo by shojitrd-sann
思ったほど雪深くなく。
pokoroのiPhoneはここで切れてしまう。
photo by shojitrd-sann
思ったほど雪深くなく。
pokoroのiPhoneはここで切れてしまう。
photo by shojitrd-sann
赤岳鉱泉で休憩。それぞれ抱えている問題点を解決。(p)
photo by shojitrd-sann
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赤岳鉱泉で休憩。それぞれ抱えている問題点を解決。(p)
photo by shojitrd-sann
アイスキャンディフェスティバルでごった返す中でもおいしいコーヒーをいただけました。iPhone復活(p)
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アイスキャンディフェスティバルでごった返す中でもおいしいコーヒーをいただけました。iPhone復活(p)
ダケカンバ。この繊細な樹氷を見たかったのです。(p)
photo by shojitrd-sann
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ダケカンバ。この繊細な樹氷を見たかったのです。(p)
photo by shojitrd-sann
風の吹き付ける方向がわかります(p)
風の吹き付ける方向がわかります(p)
美しい(p)
photo by shojitrd-sann
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美しい(p)
photo by shojitrd-sann
これも、きれい(p)
photo by shojitrd-sann
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これも、きれい(p)
photo by shojitrd-sann
倒木が道をふさいだり、時々アイゼンにひっかけたり(p)
倒木が道をふさいだり、時々アイゼンにひっかけたり(p)
ところどころこんな風に分岐していますが、やがて合流。(p)
photo by shojitrd-sann
ところどころこんな風に分岐していますが、やがて合流。(p)
photo by shojitrd-sann
トレース明瞭・・ガスが濃くなってきた(p)
photo by shojitrd-sann
トレース明瞭・・ガスが濃くなってきた(p)
photo by shojitrd-sann
赤岩の頭、到着!!(p)
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赤岩の頭、到着!!(p)
蜂の松目ピーク・・見えない(p)
蜂の松目ピーク・・見えない(p)
ほっぺ保護はしましたが、さほど寒く感じず…(p)
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ほっぺ保護はしましたが、さほど寒く感じず…(p)
くだりはあっという間(p)
くだりはあっという間(p)
この渡渉箇所を越えるともうすぐ赤岳鉱泉(p)
photo by shojitrd-sann
この渡渉箇所を越えるともうすぐ赤岳鉱泉(p)
photo by shojitrd-sann
指導標、心強い(p)
photo by shojitrd-sann
指導標、心強い(p)
photo by shojitrd-sann
あったかいお汁粉、BBQいただきました。スタッフの皆様。ご馳走様でした!(p)
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あったかいお汁粉、BBQいただきました。スタッフの皆様。ご馳走様でした!(p)
おなかいっぱいで満足^^ (p)
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おなかいっぱいで満足^^ (p)
長野県警のデモ準備中。今年はスラブっぽい壁ができていました(p)
photo by shojitrd-sann
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長野県警のデモ準備中。今年はスラブっぽい壁ができていました(p)
photo by shojitrd-sann
本日の赤岳鉱泉全景(p)
photo by shojitrd-sann
本日の赤岳鉱泉全景(p)
photo by shojitrd-sann
午後は小雪がやまず(p)
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午後は小雪がやまず(p)
あの稜線が・・みえない(p)
あの稜線が・・みえない(p)
あぁ、そろそろお別れだよ(p)
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あぁ、そろそろお別れだよ(p)
沢は凍結部分が少ない。今年はやっぱり暖かなのか(p)
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沢は凍結部分が少ない。今年はやっぱり暖かなのか(p)
下山すると晴れる法則!?(p)
下山すると晴れる法則!?(p)
美濃戸山荘、この時刻はもう閑散としていました。(p)
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美濃戸山荘、この時刻はもう閑散としていました。(p)
夕暮れ・・(p)
全部かっちかち!何度だったんでしょうね〜(p)
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全部かっちかち!何度だったんでしょうね〜(p)

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ(好みで) アイゼン ピッケル

感想

昨シーズン、初回の赤岳登頂を天望荘で断念した際、同じ理由で撤退を選択し一緒に下山したのがきっかけで、冬山仲間として日程が合うときを選んでの計画2回目。
12月から練っていた計画は北ア。が、諸々あり代替案の硫黄ピストンに。

前日、山梨から続々積雪の状況が寄せられて、赤岳鉱泉から上、全ラッセルを覚悟。それだと鉱泉から上で5時間はかかりそう。そこが唯一の懸念点。
子育ての話なんぞしながらの林道あるき。
歩く人もパラパラ。北沢なのにヘルメットが目立つ。ん〜!?
赤岳鉱泉で謎が判明。アイスキャンデーフェスティバル。あらら。事前に知っていたら泊まりにしたのになぁ・・

ともあれ。
赤岳鉱泉でいったん飲み物を入れ替えたりと準備を整え、硫黄分岐で迷い、合計1時間ほどのんびりしたのが後に響く。取り付きは中山尾根との分岐標識。
予想では12時に赤岳山頂で-22度、風速16から22。稜線の強風・低温は覚悟。
しかし、樹林帯のトレースは明瞭。

途中、トレースを見失ったとおっしゃる3人パーティにお会いし、学生ワンゲルPが先にいることを教えて頂く。
その彼らも稜線に出ると風強く、危険と感じて赤岩の頭付近で引き返したとのこと。
森林限界を超えると風は強い。視界も少し悪い。
さらに横岳までいくつもりだったが硫黄で引き返したというパーティ。
赤岩の頭手前の稜線は張り出した雪庇が爆裂火口みたい。
赤岩の頭・硫黄・オーレン小屋分岐の指導標のたつ場所へ飛び出す。
なるほど。真っ白だ。ケルンが見えない。
私たちの初回の赤岳のほうが気温が低く、風も強かったのでそこは特に問題なし。
ただ、ホワイトアウト状態はちょっといやだな。
硫黄に向かう左手が雪が薄いはず、と一歩踏み出すとずっぽり。

日帰りでもあることだし無理せず、赤岩の頭まで行って引き返すことに。
ヒザ上ラッセルをちょっぴり。
みるみる自分たちの足跡も雪で覆われていく。
今季初めてのガチ雪山。これはこれで嬉しい。

帰りはシリセード大会、
そしてアイスキャンデーフェスティバルでの振る舞いのお汁粉。
うー!生き返るー!お代わりも♪
BBQも頂いて、満足満足。
ありがとうございましたー♪ほんとにほんとに、美味しかった。
材料は出すはしからどんどん凍っていったそうです。むむ。結構寒いのね。
二人とも温度計を置いてきたので結局正確な温度は測らずじまい。

鉱泉から先が地味に長いので、お喋りしながら、時には道を外れたりもして
雪を楽しむ。青空がのぞいたけれど、山の天気ってこんなもの。

若干距離があり17kmと割と渋い硫黄岳。
次回は南沢から横岳経由の17kmで試したいところ。
登り、ずっとルーファイしてくれたshojitrdさん、ありがとうございました(^^)
それから、行き違った皆様。ラッセルありがとうございました!!

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コメント

おつかれさまでした
久しぶりの山行&冬山、天気はあいにくでしたが楽しかったですね。
赤岳鉱泉のおしるこ、バーベキューは生き返りましたね。
また行きましょう!
2015/2/1 14:39
冬山満喫しましたねー
お疲れ様でした〜!
お天気ちょっと残念でしたけど、楽しかったですね〜^^
久しぶりで昨夜はバタンキューでした(笑)
ちょうどいい時にあたって、ご馳走いただけちゃったのも嬉しかったです。

また機会あればぜひ〜
2015/2/1 16:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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