霧島山<韓国岳>(2回目)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 803m
- 下り
- 793m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:30
○韓国岳避難小屋〜から:樹林帯を抜けたあたりから、太股が攣って、数度へたりこまなくてはならず、さらに時間を要している。
天候 | 晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○同登山口に水洗トイレあり。紙も備え付けあり。山中には携帯トイレブースしかないと思われる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、石畳、火山性の岩、木製の階段などがほとんどでとても歩きにくい。石畳や木製の階段は濡れているとたいへん滑り易い。 |
その他周辺情報 | 周辺に多数温泉あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2023年8月13日(日)【霧島山<韓国岳>】
台風6号でせっかくの夏期休暇の出鼻をくじかれて、お家でクラシックを聴きながら悶々としていたが、このまま夏が終わってしまっていいのか!との危機感(笑)から、一念発起して、13日の日曜日、このくそ暑い中、重い腰を上げて今年やっと2回目の山歩きに出かけた。
遠出する気は起こらなかったので、2009年5月以来、14年振りになる霧島連山の韓国岳を大浪池を経由して山頂を目指すことにした。
大浪池登山口から大浪池口までは蒸し暑い樹林帯の中を歩きにくい岩だらけの登山道を黙々と登るだけだった。アカショウビンという私が唯一分かる野鳥の鳴き声だけが聞こえていた。
大浪池口に登り着くと、青空が一気に広がり、空の色を映す大きな大浪池が綺麗だった。大波池を前景にした韓国岳の眺めも雄大だった。
大浪池口から東側の稜線を廻るルートを進んだ。所々にある大浪池を見下ろせる場所でその都度とまっていたため時間がかかり、早くも始まったいたバテも加わって、かなりのスローペースになっていった。
韓国岳避難小屋から山頂までは、既にバテ初めていたので、木製の狭い階段をゆっくりひたすら登るだけだった。いつの間にかガスが湧いていて青空は見えなくなっていた。振り返ってみると大浪池がガスの中にかすかに見えた。
大きな段差のある木製の階段あたりから太股が攣り始めているのが分かったので、薬を飲んでから、バテバテの足をおそるおそる上げて登った。
樹林帯を抜けると、火山性の岩がゴロゴロして歩きにくい山頂までの最後の登りとなった。南側にはガスが去来する中にうっすらと新燃岳と高千穂峰の姿が見えた。
あと標高差70mほどのところで、いよいよ太股が悲鳴を上げてしまい、七転八倒する始末。休み休みしながら、コースタイムを大幅に超えてようやく山頂に着いた。
ガスが晴れるのを待って、簡単なお昼を摂りながら、1時間40分ほど山頂にいたが、高千穂峰と新燃岳がすっきりと見えることはなかった。
下山は木製の階段で滑らないように集中したので精神的にも疲れた。韓国岳避難小屋からは西回りで大浪池を歩いた。火山岩だらけの登山道は、えびの別れから稜線までの登りと、稜線から大浪池口までに下りだけで、稜線上は火山性の岩もなく、ほぼ平坦な歩き易い土の道が続いた。人も少なく2組3人とすれ違っただけでとても静かだった。所々で大浪池を見下ろせるし、雄大な韓国岳を見えて、とてもいいコースだと思った。1379mあたりの岩場は眺めもよくて休憩には最適だと思う。
大浪池口からの下りはバテバテの体に火山性の岩だらけの歩きにくい道がさらに追い打ちをかけた。最後の石畳も歩幅を広げると滑って危ないので、ゆっくりと歩くしかなかった。
車まで戻ってもすぐに片付けができず、路面にへたり込んでしまった。
こんなにバテバテになったのは、高山に登り始めた頃以来のことだ。とても蒸し暑かったのは確かだが、運動不足がこれほどまでに体力と筋力の低下を招くとは。
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