中央アルプス 中田切川 大荒井沢

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,795m
• 下り: 2,004m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:26

8:34 スタート地点
9:11 9:35 堰堤の上
10:52 煙りの滝
11:30 11:37 大荒井沢出合
12:38 横綱の滝
14:00 BP

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:36

6:15 BP
8:30 8:34 曇りの滝下
10:01 10:40 曇りの滝上
13:51 空木岳避難小屋

3日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:14

6:34 空木岳避難小屋
10:01 林道終点
10:38 駒ヶ根高原スキー場駐車場
10:48 菅ノ台バスセンター・駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

JR駒ケ根駅から林道ゲートまでタクシー（約5,000円）
林道の路面は良好

コース状況／危険箇所等

古典的な沢ルートで、各種ガイドと大きく変わっていない

写真

林道ゲート
ここまでコンクリート、アスファルトで舗装されていた。

ゲートを2つ過ぎると道は荒れてきた。

堰堤にはアルミハシゴで降りる。

釜の水が美しい。

煙りの滝。右岸を高巻く。

大荒井沢の出合。暗い。

横綱の滝。

横綱の滝から20分ほどの滝。淵に吸い込まれそう。

平和な流れ。

この沢の滝は、どれも釜が美しい。

小荒井沢出合の手前（標高1,630m付近）でタープを張る。薪は豊富にある。

木立に焚火が映える。

標高1,780mから左へ行く支流に入り込んでしまう。
こんなに明るい沢に滑滝が出てきたら間違い。

本流は陰鬱な森の中に巨岩がゴロゴロして登りにくい。

曇りの滝120m。
「煙りの滝」、「横綱の滝」、「曇りの滝」と、どんな由来があるのだろうか。

曇りの滝の大高巻きからは、このルンゼを下る。

最後の15mナメ滝。登れない滝ではないが、炎天下にバテてしまい、左岸を巻いてしまった。

空木岳。今回もピークには見向きもしないで下る。

空木平避難小屋。インドネシアの若者が3人。
この夜、駒峰（こまほう）ヒュッテは中国からの団体客でにぎわったらしい。

8/13 8:19

宝剣岳方面

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark III Canon

装備

個人装備

タープ

感想

horied67b

大荒井沢は「日本登山大系」をはじめ多くのガイド本で紹介されている古典ルート。
曇りの滝（3段120m）が巨大な「一点豪華主義」的なイメージがあり、南アルプス奥西河内とか日光野門沢に似ていなくもない。

曇りの滝の高巻きルートだけ書く。
「日本登山大系」などの多くは「右岸岩壁のブッシュを利用して直上する」と書いているが、踏み跡は岩壁基部を左へ回り込み、尾根へ至る。
その尾根上に踏み跡はない（ビール缶はあった）が、自然と下り口のルンゼに到達できる。
尾根途中のチムニー登りが核心というログもあるが、すぐ右手の小尾根に回り込めば歩いて登れる。
またルンゼを下りきってしまうと、次の5m滝はショルダーで登ることになり単独では難しいので、最後の岩棚を下らずに上流へ向かうと効率的。