松尾山〜嵐山〜烏ヶ岳〜山上ヶ峰〜西芳寺谷林道〜沓掛山
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- GPS
- 06:48
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 827m
- 下り
- 826m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 - 阪急電鉄嵐山線の上桂駅より乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 松尾山の辺りまでは京都一周トレイルとなっており、標識も十分にあり、安心して歩行可能。 その他の一般ルートにも私設の簡易標識などがあるし、踏み跡も明瞭で特に問題となるような所はないでしょう。 ■その他 先日の台風により、いくらか荒れている所はありますが、通行に大きな支障が生じるほどではないとの印象です。 写真19からの林道はきちんとした状態に保たれていますが、所々で落石が見られ、大雨の後などに通行するのは避けておく方が良さそう。 |
写真
感想
山行の前夜、なかなか眠りに就く事ができず、睡眠不足となってしまう。
大文字山へ行くつもりだったのだけど、横になっている間に大文字山はもう少し先に訪れる方が良いかなと考え直し、別の山へ行く事にする。
睡眠不足で体調が良くなさそうなので、近場でと考え、京都西山へ。
嵐山駅からスタートし、少し先の地味な登山口から入山。
風はなく、気温と湿度が高いように感じられ、足取りが重い。
気を紛らわせてくれる物は特になく、ある程度は分かっていたものの、2021年の7月にここを歩いた時と同様、やはりしんどい山行となりそう。
何とか松尾山の山頂直下の分岐に到着、ベンチとテーブルがあり、ありがたく利用させてもらい、体を休める。
用意していた濡れタオルを取り出し、塩分補給のタブレットを摂取。
ふらふらと歩いて行き、松尾山山頂に到着です。
温度計があったので確認したのだけど、メモを取り忘れ、当然ながら記憶にも残っておらず、気温を記載できず。
山頂を後にし、すぐ近くの展望所でも休憩。
愛宕山の山頂にはガスが少しかかっており、眼下の桂川は台風による降雨の影響がまだ残っているようで、水はまだいくらか濁っている。
ほぼ平坦な道が続き、緑の葉っぱがそれなりに散っているものの、台風による影響はあまり大きくなさそうか。
この日はまだ誰も歩いていないようで、クモの巣に注意が必要なので、それなりに対処するものの、なぜかすり抜けて顔に到達する糸があるので、本当に困る。
次の展望所でも少し休み、体に熱が帯び過ぎないように心がける。
いつもよりも道中が長く感じられたものの、ようやく嵐山山頂に到着です。
気が紛れる要素が相変わらず少なく、我慢の道中となる。
傾斜が増し始める辺りでは、直近に発生したと思われる倒木があり、その後も所々で影響を受けているとの印象。
烏ヶ岳山頂に到着、ピークハンターさんのプレートは健在ですね。
北へ進み、アップダウンしつつも徐々に標高が上がると、少しづつ荒れ具合が増しているように感じられる。
P407を経て、先へと進んでいると、この日の最初の登山者とすれ違い。
軽装なので、歩き慣れたご近所さんでしょうか。
これまでと同様に進み、山上ヶ峰山頂に到着です。
こちらもピークハンターさんのプレートは健在だけど、少し薄暗かったりで、うまく撮影できない。
これまで通り、P407に引き返し、沓掛山に向かう予定だったのだけど、写真11の地図などで『ロータリー』の文字が目に入り、久しぶりにそちらまで行く事にする。
この先、どういう道だったのかの記憶はないし、実際に歩いてみても思い出す事はないまま、ロータリーに到着。
ここの記憶はあり、あまり変わっていないかなとの印象。
空腹なので、ここでパンを食べて小腹を満たしておきます。
ここからは林道歩きで、ここを歩くのは初めてですね。
樹間から愛宕山が見え、地形図を確認し、何となくのイメージと実際の状況を調整し、この風景に納得します。
きれいに展望が得られる箇所があり、水尾が思っているよりも高い位置にあるのが見え、少し驚いてしまう。
改めて確認すると、樒原なのかな?
林道では、登山者の姿はなく、ランナーが2人と自転車乗りが1人でした。
いくらか風が吹いてくれたり、緩やかな道が続いたのもあり、この区間では暑さはあまり気にならず、写真24の分岐に到着。
再び山道へと進むのだけど、それまでと同様にクモの巣に注意が必要で、所々でストレスが溜まる展開となります。
ネットのゲートを抜けると、雑木の尾根歩きとなり、ここからは雰囲気もまずまず良く、お気に入りのルートです。
ある程度は想像していたのだけど、この日の山行で歩いた区間では、ここが最も荒れてしまっているようで、先日の台風によると思われる倒木がいくつか見られます。
良いルートなのだけど、これまでも悪天候の影響を受けやすく、今回も例外ではなかったようで、残念です。
良い時間なので、愛宕展望ベンチで昼食にします。
その後もやや荒れている所がありつつ、最後はしんどい斜面を登って行き、ようやく沓掛山山頂に到着です。
わずかな日陰で少し体を休めます。
ここからは唐櫃越と呼ばれるルートを辿ります。
昨年の12月の山行では、サルのペアに遭遇し、メスに激しく威嚇されて恐怖感を覚えるほどだったのだけど、この日はサルの気配は皆無です。
あのペアは幸せに暮らしているのかな?
朝の曇り空からは一変し、すっかり青空が広がり、厳しい日射しで皮膚が悲鳴を上げそうなぐらい。
展望を得られる地点では、ゆっくりと休みたいと思ったりもするけど、早く山行を終わらせたくもあり、程々で先へと進みます。
京都市街展望所の近くで休んでいる数人を除き、唐櫃越では人を見かけず、この暑さだし、歩く人は少なくなるのも当然かなという感じ。
丁塚を経て、墓地を過ぎると、住宅地へ。
その手前でシャツを着替え、その後は灼熱の舗装路歩き。
雨傘を日傘代わりにして何とか耐え、上桂駅にてゴールです。
今年の夏は頑張って歩くと決め、それを実行しているのだけど、何らかの目的となる物がないと、この暑さの中、歩き続ける上で心を一定以上の状態に保つのは難しい。
どこに行くかを考えるゆとりがあれば、いくらか違う山行をできると思われるけど、現状では時間の配分が難しい。
暑い日はもうしばらく続くと思われ、対処してやり過ごすしかなさそうかな。
まだまだ暑い中ご苦労様です。場所は違いますが私は当日早々に諦め、撤退しました。
27/36アケビかな・・・は映り込んでいる葉っぱからムベだと思います。実の青い間は見分けが付きません。あの辺りには結構沢山あります。去年、熟れた頃を見計らって行ってみたのですが、通の方が居られる様で手の届く範囲は採取済みでした。
この日は暑かったですよね。
風がほとんど吹かず、湿度も高いように感じられました。
早い時間にスタートしたものの、松尾山の山頂直下の分岐に辿り着いた時には、かなり暑く、2年前にここに来た時に近いぐらいにへろへろでした。
エスケープしやすいルートを選ぶなど、この時期に歩く際には、もしもの場合を想定しておくと良さそうですね。
ちょっと無理して進みがちな身なので、自分も柔軟に撤退するという決断をできるように心がける必要があるはず。
写真27の実はムベでしたか。
yjinさんのレコで何度か登場していて、名前は憶えているのだけど、まだ知識として脳内に納まっていませんでした。
アケビにしては丸っぽいし、葉っぱも見慣れた感じとは違うかなという気がしたけど、他に思い当たらず、アケビなのかと思いました。
少し調べてみて、いくらか情報は得られたので、また気にして見るようにしたいです。
思えば、yjinさんのおかげで色々な植物の事を知り、可食な物については、時としてその恵みを受ける事もあり、山行に彩りを与えてもらったように感じています。
改めて、感謝しておきたいです。
まだしばらくは暑い日が続きそうです。
無理のない範囲で山歩きができるように願っています。
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