記録ID: 5857365
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無雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山
玄関岳ー白神岳から藪漕ぎ縦走ー
2023年08月15日(火) ~
2023年08月18日(金)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 36:01
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 4:11
- 合計
- 8:48
距離 9.4km
登り 1,342m
下り 136m
2日目
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:28
距離 1.6km
登り 63m
下り 192m
3日目
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:48
距離 1.3km
登り 160m
下り 23m
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩崎の民宿で十二湖コースは藪化していて登るのが難しいと聞いて、マテ山コースに計画変更した。車止めゲートの辺りに登山ポストあり。 マテ山コースは特に通過の問題になるような箇所はなかったと思う。 山頂水場は山頂と小屋のピークの間のコルから東の沢筋(ウズラ石沢)を5分ほど下ったところにある。さっさと水を汲んで初日のうちに玄関岳方面へ進むことも考えていたが、水量が少なく時間がかかったのでやめにした。 登山口の辺りであった仙台YMCA山岳会に以前在籍していたという沢ヤと山頂で再会して歓談した。小屋では弘前大の探検部と一緒になった。 向白神岳をピストンして19日の午前中には白神岳に帰ってくる予定で、1人水8ℓづつ背負って出発。事前情報通り、トイレの前から藪に突入。いきなり背丈を超える密な笹薮でさっそく尾根を左に外す。尾根がはっきりしてくると笹と灌木のmix藪になる。いずれにせよ二口山塊近辺ではほとんど経験したことのない密藪で読みから大幅に遅れる。なんとか玄関岳まで着いたがこのままのペースで先に進んでも向白神岳をピストンすることは不可能なので撤退を決めた。なによりもう気力がなかった。 玄関岳から一時間弱戻った僅かな平場で無理やりテントを張る。6人用テントを持ってきたのに4人が重なるようにして寝た。玄関岳から白神岳の間に幕営適地は特にないので、できるだけ灌木の少ない所を選んで笹を無理やり押し倒すよりほかない。16日の夜は台風7号が青森沖の日本海を通過していたのでとんでもない暴風雨だった。 帰路で白神岳山頂付近の藪中で赤布を2枚見た以外はかつて登山道だった痕跡はまったくない。 十二湖コースは大崩の上までは道の上に胸丈くらいの笹薮が覆いかぶさっていた。 大峰分岐からすぐの辺りは見えない足元に大きな段差があったり谷側に傾斜していたりして気を遣うが、そこ以外は通過に問題はなさそう。もっともトップを任せっきりだったのでルーファイのことはよく分からない。 十二湖の手前は大規模な山抜けが起きていてすごい光景だった。まだ浮石だらけで雨のあとは怖そう。 青池は観光地でドロドロの登山者は明らかに場違いで恥ずかしかった。アオーネまで歩いている途中で七戸釣具・民宿のお父さんと偶然会って車で送ってもらえた。ありがとうございました! |
その他周辺情報 | 先行記録 東大ワンゲル 2021年 「夏企画 白神山地」 https://twv-geneki.blogspot.com/2021/11/blog-post.html 『白き神々の森』 西口正司 前泊宿 七戸釣具・民宿(岩崎) 素泊まり1泊3500円 後泊宿 岡崎キャンプ場(深浦) 無料 夕飯 焼肉陽陽(深浦) 風呂 アオーネ白神十二湖 500円 6時〜8時半、15時〜21時 |
写真
感想
藪入り初日は経験したことのない密藪に気力を持っていかれたが、2日目は慣れてきて結構スイスイ進むことが出来た。今後の藪漕ぎへの大きな経験になったと思う。
民宿の人によると筑波大のワンゲル?が近年、太夫峰の方からの向白神岳ピストンに挑戦しているらしく、『白き神々の森』の中にも大夫峰からの藪漕ぎ縦走を成功させた記録が載っていたので、リベンジの機会があるならぜひ挑戦したい。
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