斜里岳 〜出会いの山行〜

2023年08月22日(火) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,024m
• 下り: 1,025m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:34

6:16 清岳荘 登山口
6:29 6:29 旧清岳荘 登山口
7:10 7:10 下二股
8:39 8:39 上二股
9:28 9:57 斜里岳
10:32 10:32 上二股
11:13 11:14 熊見峠
12:04 12:04 下二股
12:36 12:36 旧清岳荘 登山口
12:50 12:50 清岳荘 登山口
12:50 ゴール地点

日曜日に続いて山行のチャンスです。
しかし夕方から予定があるためあまり遠出が出来ない。暑い日が続くので、涼し気な沢沿いのコースがいいかも。この時期独特の花を見たい。
「斜里岳にダイモンジソウを見に行く」ことに決めました！

天候

下界は晴れ、山頂は曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

オーソドックスに清岳荘から登りました

コース状況／危険箇所等

多少水量が多めのようでしたが、このくらいの方が滝も元気でいいのでは

その他周辺情報

パパスランドさっつるに寄りました
野菜を買うのは予定通りでしたが、ソフトクリームを買うのを忘れた（笑

写真

8/22 6:15

さて登山開始です

8/22 6:29

私が道東に来た当初、突き当りに小さく見える看板のところに木造の旧清岳荘が建っていました。駐車帯も限られていますが、当時はココが満車になることも珍しかった

8/22 6:31

今日の目的の一つ
ダイモンジソウ
登山開始早々にあっさりクリアしてしまいます

8/22 6:33

たぶん、ミヤマセンキュウ

8/22 6:41

まるで線香花火のような花弁の長さが不揃いで、本当に京都の大文字のイメージそのまま

8/22 6:42

アキノキリンソウもちらほら

8/22 6:49

今日はダイモンジソウを見に来たんです！

8/22 6:49

表情や角度を変えて、まるでアイドルの写真を集めているよう

8/22 6:50

小さな株にも味があります

8/22 6:54

岩壁にびっしり

8/22 6:56

サラシナショウマ

8/22 6:58

純白の花弁
雄蕊の先はピンク

8/22 6:59

ミソガワソウ

8/22 7:02

渡渉は飛び石で

8/22 7:03

ダイモンジソウが好みそうな岩壁
びっしり生えています

8/22 7:07

キツリフネ

8/22 7:12

下二股

8/22 7:12

「自信のない人は新道へどうぞ」と促している

8/22 7:25

クロクモソウ
ボケちゃっているけどユキノシタ科

8/22 7:27

ミヤマセンキュウかな

8/22 7:37

ミミコウモリ

8/22 7:41

羽衣の滝にて
フキユキノシタ

8/22 7:42

羽衣の滝

8/22 7:51

トリカブト

8/22 7:58

タカネトウウチソウ

8/22 8:00

飛沫

8/22 8:01

万丈の滝

8/22 8:06

ウメバチソウ

8/22 8:09

沢沿いにまだまだ元気にフキユキノシタ

8/22 8:14

見晴の滝
ロープがあるけど使わなかった

8/22 8:16

ガスが出てきて本当に涼しかった

8/22 8:19

沢と言うより滝だね

8/22 9:09

9合目馬の背

8/22 9:10

ナガバキタアザミ

8/22 9:19

チングルマは花輪くん状態

8/22 9:20

祠
合掌せずにいられない

8/22 9:21

ウメバチソウ

8/22 9:24

冠毛を抱くフタマタタンポポ

8/22 9:24

黒いんだね

8/22 9:31

一瞬、ガスが晴れて下界が見えることも・・・

8/22 9:32

上空は青いのですが、山頂は真っ白

8/22 11:12

さて、こちら経由で下山です

8/22 12:53

無事下山
下界は青空なんですがねぇ

8/22 13:15

下山しても山頂は雲をかぶっていました

8/22 13:25

帰りにパパスランドさっつるへ
今日は夕方から予定があるので急ぎ足で帰宅します

撮影機器：

Galaxy A53 5G SC-53C docomo サムスン

OLYMPUS PEN E-PL10 EZダブルズームキット オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

kenyo

「7月のお休みが潰れた分、8月に休みを取って下さい」
嬉しい申し出なのですが、安心して休みを確保するためにはそのための段取りが必要なワケで、全体の仕事量が減るわけでもありません。
とは言え、このお申し出を有難く頂戴しております。

と言うワケで日曜日に続いて山行チャンス。
しかし今日は夕方から予定があるためあまり遠出も出来ません。
�ゞ�路管内だけ雨予報なので、近場とは言え管外には出たい。
�△�盆明けだと言うのにこの暑さ。沢沿いの涼しいルートが好ましい。
��この時期特有のお花を楽しみたい。
以上の条件から私が選択したのは斜里岳でした。
「斜里岳にダイモンジソウを見に行こう！」
今年、ダイモンジソウの葉は何度も確認していましたが、ちゃんとしたお花はまだ見ていない・・・ような気がする。斜里岳なら、お昼頃までにサクッと登ることが出来ますし、今時期はダイモンジソウが旬のハズ。
まさにベストチョイスではないでしょうか？

前夜の帰宅が23時頃だったこともあって、朝は少し身体が重かったものの、動いているうちに温まってくることでしょう。
今日はコンプレッションタイツは履いていません。（笑
斜里岳は渡渉が多いルートですが、ほぼ飛び石で大丈夫です。私はいつも沢靴を用意して行きますが、未だにこの沢靴を使用したことがありません。
ココは大半が沢沿い、沢の中を歩くルートではありますが、登山靴でもそこそこグリップするのです。

とは言え、濡れた岩壁をよじ登るところ（旧道）もあるので、注意は必要です。
登山を開始して間もなく林道の突き当りに出ます。
ここは私が道東に来た頃は木造の（旧）清岳荘が建っていたところで、手前の林道が少し広くなっていてココが駐車帯でした。10台も停まれば満車になる感じでしたが、当時は週末でもせいぜい5台程度しか停まっていなかったように記憶しています。

旧清岳荘を過ぎると間もなく沢を渡渉します。渡渉は全部で20回くらいもあるでしょうか？
と言うか、早々とダイモンジソウが姿を見せます。
純白の花弁の長さが不均等で、まさに京都の大文字を彷彿とさせます。
可憐な花は線香花火をイメージさせます。
「あぁ、もう半分満足したな。ココで帰ってもいいくらいかな（笑」

まぁ、せっかく来たのでピークは目指します。
ミソガワソウやフキユキノシタなど沢に似つかわしい花々がまだ残っていました。
水飛沫が上がる中、滝をいくつも越えますが、それほど涼しくはありません。
と言うか暑いです。（笑

ルートはやがてガスの中に突入します。
ココで少し涼しくなりますが、ピークは晴れていて欲しいものです。

残念ながら、その願いは叶えられませんでした。
時折、風にガスが運ばれ下界が不意に見晴らせることはありましたが、知床連峰はついぞ姿を現してくれませんでした。
馬の背に差し掛かった辺りで石川からお越しのご夫婦と話をする機会がありました。
彼らは前日に雌阿寒岳に登ってきたそうで、今日は斜里岳、そして明日は知床五胡の予定を変更して羅臼岳を目指すようです。
北海道旅行で100名山を制覇するのでしょうか？
幌尻岳、頑張って下さい。

そして下山を始めたところでヤマレコユーザーのktuokkahbさんとお会いします。
何と読むのか、私には発音が分からなかったのでお名前を口にすることが出来ませんでした。（笑
話が弾んで私も楽しかったです。
またいつかどこかの山でお会いしましょう！

さて、今日は夕方から予定があります。
いや、その前に釧路労災病院に寄る用事もありました。
下山してパパスランドさっつるで汗を流し、ついでに地元産の野菜を購入して厚岸に帰ります。
パパスランドで野菜を見ていると、斜里岳でお会いしたご夫婦と再会します。
何かご縁があるのかもしれませんね。

コメント

ktuokkahb

kenyoさま
昨日は、お会いし、話をすることができとても良かったです。
また、どこかの山で会えることを楽しみにしています。

私は、緑の湯で汗を流し、野菜を買って帰りました。

kenyo

ktuokkahbさん
緑の湯でも野菜は売られているのですね！
あの温泉はパークゴルフがメインなのかと思っていました。（笑
山好きな方との山談義、情報交換は楽しいですね。
私が山初心者の頃に聞いたニペソツ山＆岩間温泉の話が、私が山にのめり込むきっかけだったのだろうなぁと思い出されます。
また私の知らない穴場のお話をお願いします！

tomo-masa

こんにちはkenyoさん！
沢は涼しそうで良いですね〜♪
35℃とかで普通に山登りなんて・・<自爆>
出会いはイイですよね〜(^^)
私は行く機会があれば迷わず「新道」進みます<笑>

kenyo

tomo-masaさん
コメントありがとうございます！
斜里岳熊見峠経由の新道は、滑落の危険はないものの、段差が大きくてそれほど楽ではありません。滝沿いを歩かないのなら、むしろ三井からの玉石沢コースを選択します。
と言うか、ダイモンジソウを見るのが目的の1つでしたから。（笑
沢沿いの清岳荘コースも、一見涼しそうですが滝に打たれでもしない限りそれほど涼しくありません。あっ！滝に打たれる手があったか！（笑