鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 10:14
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,310m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:05
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨年10月以来の北アルプスとして、鹿島槍ヶ岳に登山しました。最初は、冷池山荘にキャンプして夕焼と日出を楽しむ予定でしたが、ヤマレコでピストン・トレランを見て同じコースに挑戦。
扇沢駐車場に、車中泊して種池山荘で日出を楽しむ為にAM2:40に柏原新道を出発し、AM4:53に種池山荘に着いて、東の空は赤く染っているが爺ヶ岳が東側に立ち塞がり日出を拝むことは出来なかった。
朝食を済ませ、鹿島槍山頂がガスに覆われる前に時間を作りたいと早々にスタート。爺ヶ岳南峰に向かう途中から、振り返ると北西方面に視界が開けて、山頂にモルゲンロートが見える剱岳と立山連峰を見る事出来て深夜に出発して良かった。その後振り返れば槍ヶ岳も視界に現れた。大町市盆地は雲海に覆われ、これらのガスがいずれ上昇して来るので、爺ヶ岳は南峰のみ登頂し、中峰、北峰は迂回路を選択。
冷池山荘前に、冷乗越があ。次鹿島槍を目指す場合西俣出会から登山し、冷乗越を目指せば日出を眺められる可能性あるし、今回行けなかった鹿島槍北峰と五竜岳にチャレンジし、冷池山荘のキャンプを合わせたい。
布引山から山頂に向かう登り途中、喘ぎながら下を見て進んでいるとハイマツの切れ間に2羽の雷鳥に出会った。自分に構う事なく高山植物を啄んでいた。
鹿島槍ヶ岳山頂到着時、ガスはまだ下流にあり、思う存分山々の景色を堪能出来た。
五竜岳方面は、眼下にキレット小屋が見え、右手から白く輝く雲海が少しずつ覆い被さって来た。
剱岳は、ガスはなくクッキリと眺める事ができ、今回のルートで最も迫って見えた。
下山途中の9:00頃には、剱岳にもジワジワとガスが掛だし、夏山はガスの上昇が早いので深夜出発の重要性を再認識した。
下りルートは、9月末のウルトラマラソンのトレーニングとしてラン。駐車場には、冷たい水の水路があり、膝上までアイシング。
薬師の湯で爽快にした後、日本山岳協会北アルプス展望美術館を訪問して、山岳絵画展を楽しんだ。
一番印象に残った絵は、武井清さんの槍ヶ岳、剱岳の雪を被った山の姿だった。本画でないと感じ取れない険しい岩と白く輝く雪が素晴らしかった。本絵画展は8月27日までの展示で、今回の登山は本展示期間内に実施したいと考えていた。
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