ウペペサンケ山(美しい稜線を歩ける幸せ♪)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 10:49
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,557m
コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:49
栄養ゼリー7本(6本使用)。
予備に水1L(未使用)、他行動食(羊羹など)。
御飯おにぎり2個(食べた)。
ペースとしてはコースタイムの1.3くらいのヨボヨボ。
久しぶりにあちこちで休みまくるほどの休憩多数。
特に樹林帯は暑かった(^^;
天候 | 朝どんより曇り+ガス+強風/昼間晴れ+微風/夕方激しい雨 34~23℃(上士幌町) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道2.7km奥のカーブミラーから「短縮路」に入る。 「路肩注意 100m先通行止め」のオレンジの看板が目印。 少し奥に3〜5台分の駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●【注】今回最初に進んだ「旧車道」のアプローチは長く時間もかかるので「短縮路」をお使い下さい。 ●P1399までなかなかの急登、P1610の登りも急登が続く。 笹がだいぶん繁り、朝露でビシャビシャになる。 ●稜線歩きは大小の登り返しがある。 ●稜線にハイマツ漕ぎなし。 ●糠平富士奥に岩の細尾根あり。降雨後や強風時は転倒・滑落注意!(普通に歩けば大丈夫) ●本峰から西峰は往復30分くらい。 ●稜線歩きの帰りは「糠平富士」への登り返しが頑張り所。 ●「短縮路」は川渡り3回あり。丸太橋より岩渡り渡渉の方が安全と思います(増水時を除く)。 ●今回稜線は虫だらけ。 ガス時=ルリハムシの大群。 ガス抜けた後=ハイマツ帯ウンカだらけ。ピークコバエだらけ。 食事&休憩場所注意。歩いている時口に虫が入りまくるので注意。 |
その他周辺情報 | 車中前泊は「ひがし大雪自然館」が24時間の綺麗なトイレがありお勧め。 273号の少し三国峠側の「幌加除雪センター」にも24時間トイレあり。 登山口周辺にトイレなし。 糠平温泉にジュースの自販あり。日帰り温泉多数あり。 |
写真
しばらくしてもカーブミラーが出てこない・・。
途中、GPSの軌跡で古い「旧車道のアプローチ」を進んでいる事に気付くが登山口には出るのでそのまま進む。
直進の踏み跡があるが、右の崩落箇所に降りると道が続く。
灰色のガスが強風に流され視界なし・・(^^;
この山一番の楽しみの「素晴らしい稜線の景色を見ながら歩く」が出来そうにないので「撤退を視野に」ご飯休憩。
ふかふかの歩きやすい道を抜け「短縮路入口」のカーブミラーに到着!
近くに3〜4台停められるスペースあり。
最初に「これじゃないの?でも車止めの奥だしなー」と通り過ぎてしまった・・(^^:
感想
今日は気合を入れて130kmを2時間20分走り「ひがし大雪自然館」で車中前泊!
4時起床、マメ防止など準備し登山口に向かう。
【古い情報で車止めからの入山・・】
短縮路から入山予定が「短縮路開設当時の古い情報」の地図と画像を参考にしたため、車止め奥に短縮路入口のカーブミラーがあると思い一番奥の「車止め」から5:30出発!!
しばらく進んでも「カーブミラー」出てこないなーとGPSを確認すると、距離が長く時間もかかる「旧車道」アプローチを進んでいた(^^;
進めば登山口には着くのでそのまま歩き「旧車道登山口」に到着。
登るとすぐに短縮路と合流した。
【熱波の樹林帯】
登山口は5:30で21℃。樹林帯歩きは強い風が吹くが「熱波」で汗だく(^^;
結構な急坂のP1399、急坂続くP1610と汗がしたたり落ちながら登る。
【強風で濃いガスの稜線】
稜線に上がると強風と灰色の濃いガスで景色が見えない(T-T)
稜線楽しいウペペサンケ山で景色を眺めながら「稜線ながー(喜)」「西峰めちゃ遠いですやんー(喜)」「なんじゃーこの登り返しー(喜)」と山とイチャつきたかったのに・・・。
撤退も視野に入れご飯を食べながら様子を見る。
【ガスが薄くなり稜線が見えて来る♪】
そろそろ下りようかと思っていた20分後、ガスが少し薄くなり稜線がチラ見え!
糠平富士くらいは行っておこうと進むと風が弱くなり稜線が結構見えてきた♪
右を見ると溶岩円頂丘連なる奥に糠平湖が見える~♪
タウシュベツ橋も目視できる(^^)
【一気にガスが抜ける!!】
糠平富士に着くとまたガスってきたが上空には青空が見えてきた♪
岩の細尾根を楽しみ進むと、一気にガスが抜け美しい稜線の景色が現れた!!
コルの花畑を楽しみ、目の前に広がる山岳風景に感動し歩くとウペペサンケ山の本峰に到着(^^)
西峰の奥のニペさんも見えてきたので迷わず西峰へ!
西峰に着くとニペソツ山はもちろん、石狩岳・音更山・ユニ石狩まで見えている!!
撤退しないで待っていて良かった〜(^^)
【稜線美を楽しみ歩く♪】
どんどん回復していく天気♪
ニペ・石狩。音更を何度も振り返り眺め、クッキリ見える稜線を楽しみ本峰へ(^^)
これから歩く長い稜線もクッキリ♪
然別湖も見えていた(^^)
復路で一番しんどい糠平富士の登り返しを越えウキウキ歩く(^^)
朝には見られなかった稜線美を何度も振り返り眺める♪
【汗だくの樹林帯を休み休み歩く】
充実した稜線歩きを終え日射し強く無風の樹林帯。
何度も休憩し無理せず歩く。
最終水場で水を頭からかぶり生き返る(^^)
短縮路に合流し、渡渉を楽しみ進むと「カーブミラー」から林道に出た!
最後に登り勾配の林道を20分歩き車に16:15到着!!
今日は誰とも会わず、ウペペサンケ山を独り占めでした(^^)
なんて贅沢〜♪
【下山30分後に強い雨】
ひがし大雪自然館でトイレ&展示を楽しみ16:50外に出ると強い雨が降っていた!
雨が降る前に降りて来れてよかった(^^)
ラジオで「大雨洪水警報」が発令されていたので、ひさしぶりの「然別峡野営場」キャンプをあきらめ帰路に着く。
「鹿の湯」が楽しみだったが、またいつか(^^)
ーーーーーーーーーーーーー
強風&灰色の濃いガスで撤退も考えた今回の山歩き。
一気にガスが抜け、稜線を楽しむことが出来ました♪
長く美しい稜線を登り返して楽しめる幸せ(^^)
でも「短縮路」から皆さんは行って下さいね<爆笑>
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お天気との絶望的な巡り合わせを悲観していたところから、一転して良い山行になったようで何よりです。紆余曲折もあったようですが、それもまた楽しいですよね。
ハイマツ帯のウンカは私も何度か経験ありますが、呼吸が出来ないほどの大群に見舞われてから、必ず防虫ネットを携行するようになりました。
それよりこの暑さ、何とかして欲しいです。(笑
いつもありがとうございます(^^)
急登を終え、やっとたどり着いた稜線は強風と今にも降りだしそうなグレーのガスで視界なし。
ホント帰ろうと思いました(^^;
しばらく待ってガスが薄くなり、歩いて行くとどんどん美しい稜線が見えてくる!!
感動しまくりで楽し過ぎでした(^^)
登山口へのアプローチも良い思い出になりそうです<笑>
今回はハイマツ帯のウンカもピークのコバエも凄かったですね<苦笑>
刺す虫のいる山はネット持参しますが、今回は想定外でした(^^;
それもかき消すあの稜線歩きが出来て幸せです♪
生まれが関西なので北海道の街での暑さは平気なのですが、急登での熱波にやられて体力は全然残っているのに「全く足が前に出ない」のは初めてでした(T-T)
恐るべし今年の残暑、紅葉に影響なければ良いのですが・・。
いつもありがとうございます(^^)
撤退寸前の悪条件からの天候回復で稜線歩きが堪能できました!!
ホント綺麗な稜線ですよね〜♪
暑さにやられそうになりましたが<笑>
昔CRM250に乗っていた頃はパンケ・ペンケトムラウシ、シイ十勝林道など走りヌプントムラウシ温泉入浴し然別峡野営場泊&周辺の野湯に入浴♪
翌日然別峡峰越線や不二川迂回林道など抜けホロカ山荘のダム下の湯入浴、十勝三股林道からタウシュベツ橋を見に行き、音更川本流林道から岩間温泉入浴し帰宅という「林道&温泉三昧ツーリング」を毎年やってました(^^)
「テムジン湯」は一番のお気に入りでしたが、他も含め色々無くなってしまいましたよね(T-T)
糠平にスタンドも昔はありましたしね・・。
私は降りてしまいましたが、trout22さんはバイクまだ乗っているのですか?
バイク話が長くなりましたが、trout22さんのお膝元のクマネシリ方面もいつか登ってみたいです(^^)
私はメット、ブーツやモトパンなど取ってありいつかリターンと思いながらも年月だけが流れています<笑>
白雲山でお会いした時に使っていたモトグローブはその後破れました(^^;
近頃は「100年に一度の豪雨」が毎年のように聞かれますからね。
クマネシリ方面はクマが怖そうなので人のいる週末狙いですね!
いつかお邪魔したいと思います(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する