記録ID: 586512
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沢登り
六甲・摩耶・有馬
秘境?寒谷滝下降&木ノ袋谷右俣遡上 in 六甲(^^)/
2015年02月08日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 487m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ホテル・ド・摩耶の敷地内を外れた南側より強引に谷に降ります。5個の砂防ダム(全て右岸を高巻きしました)を超えたらやっと落差二段25mの「寒滝」の滝口に出合います。フリーのクライムダウンは不可能です。立木をアンカーにして2ピッチで懸垂下降をします。 今回は、右岸をシャワークライミングダウンしました。雨具必携です。二段目(上部)はアンカーの立木が太くてしっかりしていますが、一段目(下部)は、直径3儖未陵通擇靴アンカーは取れませんでした。途中に古いハーケンが打ちこまれていました。一段目はフリーでなんとか上がれますが、2段目はハーケンもボルトも打っていなくて未踏?じゃないかなぁ・・・。フリーでは最後がハングっぽいので無理だと思います。 木の袋谷は、今回右俣を遡上しました。大きく巻き上がる道を使わずに全て砂防ダムの横の崖を登りましたが、かなりの難易度でした。アイゼンの出刃が効きました。普通の登山靴だけではあの45°以上の斜面の登降やトラバースは難しかったと思います。 突き上げた先は、クマ笹が生い茂った全くマーキングもない鞍部に出ました。読図すると木ノ袋北尾根(バリルート)と合流する所辺りでした。 笹漕ぎすると、あっけなくアゴニー坂のハイキング道(ベンチのある少し上)に飛び出しました。 寒谷は、テープ類は有りませんし、人跡がありません。堰堤超えが面倒です。 木ノ袋右俣の堰堤超えは、トラロープやテープ類もなく チョット一般向けではありません。左俣はマーキングやトラロープもあり、まだマシですが…木の袋滝(落差10m)は、フリーではかなり微妙な決断を強いられました。(小さく巻くのも岩が脆いので難しいです) 静かな六甲山を歩きたいなら 寒谷や木ノ袋谷付近はお薦めルートです。しかし岩が崩壊気味なのと、とにかく砂防ダム地獄です。夏場は、更にブッシュで悩まされそうです。 |
その他周辺情報 | 六甲山牧場のソフトクリームは、濃厚で美味しいです(^^)/ |
写真
この棘の木が多くて・・・グサッと刺さりました。(軍手じゃ、貫通します)何もここまでトゲトゲにしなくても・・・歴史的に周りの木にイジメられたのかなぁ・・・。それとも幹の皮が美味しいのかも?
装備
個人装備 |
長袖インナー
ズボン
靴下
雨具
靴
サブザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
アッセンダー
アイゼン
ゲイター
ハンマー(金づち)
|
---|---|
備考 | ハンマー(金づち)を途中で紛失してしまいました。結構大切にしていましたので拾った方は報告お願いします(._.) |
感想
大人気の六甲山域なのに、ほとんど人に出会わない 静かなルートです。ただダム超えが多いので苦労はします。
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コメント
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jyunntarouさん、こんにちは。
えっと〜、、、
古ーい「ハーケン」「発見!」
ここ、笑うとこですよね!?
DCTさん こんばんは(^^)/
「再発見・・・いや、再確認・・・」と訂正しときますぅ?(笑)
実際このハーケンを使い、スリングをアブミにして「登攀」した危ない人を
さては 知っているのかなぁ?
垂直で、いかにも滑り落ちそうな、高さもそれなりにある、しかもダムの上とは‥‥‥‥‥‥私なら、お金を積まれても通れないルートです(。>д<) 毎度ながら、jyunntarouさんは身が軽いなぁ‥‥‥‥と羨ましく感じます。万が一に、堕ちたら?‥‥‥とかって考えた事はないんですか?いや、むしろ、万が一の事を考えているからこそ、こんな危険なルートを毎回、無事に上り下りが出来るんですよねぇ‥‥‥‥。私も木の根を頼りに、上り下りをした事が何度もありますが、一瞬の間でも怖いものです。よく、あれだけの高さを下りてこられたなぁ‥‥‥‥と、思いますよ。
rinaさん おはようございます(^^)/
本日は氷瀑狙っていましたが、思ったより気温が下がらないので昨夜車で六甲山上に下見に行ってきました。少し谷を降りてみるとやはり半凍りで危ない状態でした。登攀には不向きと判断し、気温の上がる本日は、山「OFF」です(笑)
はい、実は結構・・・若い時に堕ちてます…骨折・脱臼・靭帯損傷・打撲…左肩は未だに骨が砕け散って筋肉の中に刺さったままです。
小学校の時は崖や石垣から堕ちています(笑) 後頭部 顎 眉毛 三か所 それぞれ縫いました。 でも懲りなくて また次の石垣とか崖にチャレンジしてしまうお子でした。
「事故」になりますと仲間や救助隊・地元の皆様に多大なご迷惑やご心配をおかけすることになります。・・・それを・・・数回、経験しております・・・(>_<) 若気の至りとはいえ・・・ごめんなさい。
なので、難度の高そうなお山には、単独で出かけるようになりました。山岳保険(登攀の場合は掛け金が高いです)に入り、無理ならあっさり下山するように変わって来ました。(歳食って無理できないのも実情ですが・・・)
滝や岩場・ダム超えなどは、じっくり下から観察します。逆層のハングなどでは手に負えませんし、岩が脆いのも確かめておく必要があります。ただ、危険な高巻き道を攀じたり、トラバースするより、直登した方が「安全」な場合もあります。
アンカーが取れる木や岩角、残置ボルトなどがあれば、詰まった時にロープで降りてこれます。クライミングロープより6ミリスリングやホームセンターのロープの方が、役に立つ場合が多いです。
どうしても危ないトラバースはスリングでビレイを取って渡っています。ただ、危ないと感じたときは、一度降りるか、その場でビレイしながら別ルートを考えるかで「間」を取るようになりました。また、アッセンダー(確保器)を使うことも多くなりました。
ただ、自分の技量を知らないとお山に落とされてしまいますね。場数を踏むほど判ることも多いのですが、慣れるのが一番怖いと思いますので気を引き締めて、これからも事故がないよう気をつけて行きたいと思います。それと日頃の体力維持トレーニングや近場の岩場での練習も頑張ります('◇')ゞ
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