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記録ID: 586626
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ハイキング
日光・那須・筑波

鞍掛山

2015年02月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:02
距離
3.1km
登り
345m
下り
338m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:11
休憩
0:43
合計
1:54
距離 3.1km 登り 345m 下り 348m
12:45
14
登山口
12:59
13:13
2
13:15
0:00
23
分岐
13:38
13:46
7
13:53
14:14
13
14:27
0:00
2
分岐
14:29
10
14:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇都宮アルプスから下山後、羽黒山登山口へ向かうが、登山口の駐車スペースに空きがなかった。
仕方なく国道293号を南下して当初の予定通り鞍掛山へと向かった。
コース状況/
危険箇所等
◎鞍掛山登山口
宇都宮ICから国道293号を南下、県道22号と交差する新里交差点の次の信号を西に折れ、宇都宮森林公園への分岐を右折して進むと県射撃場の先に登山口の標識が現れる。
登山口周辺の路肩に数台の駐車スペースがある。
トイレはなく、国道293号にある道の駅『うつのみやろまんちっく村』で済ませたい。

◎鞍掛山登山道
鞍掛神社の先の分岐で左の岩コースと右の尾根コースに分かれ周回できるようになっている。
一般には岩コースで登り、尾根コースを下る時計回りを取るハイカーが多いようだ。岩コースは斜度45度を超えるような急斜面で手すり状の鎖が設置されている。
こちらを下る場合はもとより、登りでもスリップにはくれぐれも注意したい。
山頂の展望はないが、山頂の東にある大岩は南側が大きく開けた展望台となっている。
この日は午後から霞んでしまったが、空気が澄んでいれば宇都宮市街から筑波にかけて関東平野が一望できる。
決められた駐車場はなく、路肩に駐車する
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決められた駐車場はなく、路肩に駐車する
登山口の案内板
二ノ鳥居
植林を沢沿いに登る
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二ノ鳥居
植林を沢沿いに登る
鞍掛神社への入り口
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鞍掛神社への入り口
鞍掛神社に社はなく、この岩の裂け目の奥にご神体が祀られている
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鞍掛神社に社はなく、この岩の裂け目の奥にご神体が祀られている
岩の裂け目の中は意外に広い。
正面がご神体。
戊辰戦争の折、宇都宮藩主がここに隠れたという伝説があるようだ。
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岩の裂け目の中は意外に広い。
正面がご神体。
戊辰戦争の折、宇都宮藩主がここに隠れたという伝説があるようだ。
岩コースと尾根コースの分岐
左の岩コースを登る
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岩コースと尾根コースの分岐
左の岩コースを登る
稜線まで標高差150メートルの急登となる
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稜線まで標高差150メートルの急登となる
斜度45度を超える急斜面
手すり状につけられた鎖を頼りに登る
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斜度45度を超える急斜面
手すり状につけられた鎖を頼りに登る
みきーたさん、かなりバテバテ
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みきーたさん、かなりバテバテ
鞍掛神社奥ノ院
古賀志山方面への分岐
かなりの踏跡があり歩く人はそこそこいるようだ。
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古賀志山方面への分岐
かなりの踏跡があり歩く人はそこそこいるようだ。
鞍掛山頂
展望はない
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鞍掛山頂
展望はない
山頂の先は照葉樹林になり、一転して明るい道になる
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山頂の先は照葉樹林になり、一転して明るい道になる
大岩
梯子で岩をよじ登る
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大岩
梯子で岩をよじ登る
大岩は南側が開けコース随一の展望台
正面は栃木百名山の多気山
しかしゴルフ場多すぎ…
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大岩は南側が開けコース随一の展望台
正面は栃木百名山の多気山
しかしゴルフ場多すぎ…
古賀志山
まさに岩の殿堂
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古賀志山
まさに岩の殿堂
岩場を下ると
照葉樹の明るい下り
周辺はイノシシの痕跡多数
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照葉樹の明るい下り
周辺はイノシシの痕跡多数
あっという間に分岐に到着
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あっという間に分岐に到着
ただいま
茗荷沢の集落から鞍掛山を振り返る
台形状の山容は馬の鞍に見える
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茗荷沢の集落から鞍掛山を振り返る
台形状の山容は馬の鞍に見える

感想

事前の予定では宇都宮アルプスから下山後は同じ栃木百名山の鞍掛山に登る予定だった。
ところが宇都宮アルプス山中からすぐ目の前に羽黒山が見え、調べたところ登山口も近いことが分かったので、まずは羽黒山へ向かうことにした。
ところが羽黒山登山口の駐車スペースに空きがなく、結果的には当初の予定通り鞍掛山へ向かうことにした。

事前に鞍掛山を選んだのは栃木百名山ガイドブックや分県ガイド『栃木県の山』の往復2時間程度のショートコースながら、山上の大岩からの展望が素晴らしいという記述からだ。

国道293号を南下し、県道22号と交差する新里交差点の次の信号を右折すると正面にその名の通り馬の鞍のような鞍掛山が見えてくる。
県射撃場を過ぎ、狭い道を慎重に進むと登山道入口の標識が現れる。
決まった駐車場はなく、路肩に車を止める。
たまたま通りがかった地元の方にここに止めても大丈夫との言質をいただく。
ほかには地元ナンバーの四駆が一台止まっているだけで、羽黒山とは異なり人は少なそうだ。
すぐ上がゴルフ場になっており、ゴルファーの話し声とともに、時折『パコーン』というショットの音が響く。

案内板の先に鳥居があり、登山道は植林の中の沢沿いを進む。
すぐに鞍掛神社への表示があり、寄り道をする。
小さな滝の奥の岩に『鞍掛神社』の銘がはめ込まれ、岩の裂け目に梯子がかかっている。梯子を登り裂け目の中に入ると、中は洞窟状になっていて意外に広いスペースがある。洞窟の奥にご神体が鎮座している。
戊辰戦争の折に宇都宮藩主がここにのがれ隠れたという伝説があるようだが、非常に神聖で厳かな雰囲気のある洞窟だ。
鞍掛山全体が信仰の対象だったようだが、そういう山の裏手までゴルフ場を作る神経が理解できない。

登山道に戻り、沢を登るとすぐに分岐となる。
左の岩コースを登るが、急斜面の直登で途中から手すり状になった鎖にしがみつくように登る。
朝宇都宮アルプスを縦走した後だけに、余計にきつく感じる。
標高差150メートルの急登を登り切ると鞍掛神社の奥ノ院の祠がある。
山頂部は細長い稜線となっており、古賀志山への分岐を分けるとすぐに山頂となるがここは樹林に囲まれ展望はない。

山頂の先は植林から照葉樹に変わり、巨岩をハシゴで登り切ると大岩の展望台となる。
南側が大きく開け、眼下に宇都宮市街から関東平野が広がっている。右手には古賀志山の岩峰が恐竜の背中のように連なっている。
次はあそこを歩きたいな!!
一休みした後尾根コースを下るが、こちらは照葉樹の明るい道だ。
下りは早くあっという間に登山口までたどり着いた。

2時間ちょっとの山行だったが、幽玄な洞窟の神社あり、鎖の急登あり、巨岩の展望台ありとさすが栃木百名山である。
時間が余ってのついでの登山ではあったが、十分に満足のできる山行だった。

下山後は新国道4号バイパスを南下して、予約していたルートイン小山へと向かった。
8日は栃木市の太平山から晃石山を歩く予定だが、予報では午前10時ごろから雨の予報。
お天気もってほしいな??

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コメント

こんばんは
match1128 さん
下りてきたと思ったら、すぐ別の山へ行かれるとは

マッチさんのレコに良く出てくる助手席からの写真をやっと撮ることができました。
一度やってみたかったのですが、実現しました
1日2レコ、コレもやってみたいなぁ

hamburg
2015/2/10 18:27
Re: こんばんは
渋描き隊長、こんばんは。
雪を避けてわざわざ泊まりで栃木まで出かけたので、2時間や3時間と比較的短時間で登れるいい山があれば、ついでに登ってみたいと計画を立てました。

我が家は助手席じゃなく後部座席から撮っています。
その方がメーターやナビが入ってスピード感が伝わる写真が撮れますので。
2015/2/10 20:19
mtach1128さん、岩山系のようですね@@
鞍掛山は、先日登った古賀志山のすぐ近くの山ですし、レコもポツポツと上がりますから、♫気になる気になる♪山でした。
難点は登山口までのアプローチ
やはりバス&道路歩きしかなさそうです
  隊長
2015/2/11 0:52
Re: mtach1128さん、岩山系のようですね@@
隊長、いい山ですが、宇都宮アルプスや羽黒山に比べたら静かな山のようです。
来週は古賀志山とつないで歩いてみようと思っています。
2015/2/11 17:59
プロフィール画像
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