高尾山〜陣馬山縦走(帰りは明王峠から相模湖へ)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今日は高尾山から陣馬山までの縦走路を行くことにした。
二週間ぶりのハイキングとなる。
陣馬山から高尾山までは経験済みだが逆のルートは初めてだった。下り調子な陣馬山スタートの時とは違い今回は上りが多めなので、より厳しい山行になるだろう。
京王線 高尾山口駅から出発し、まずは稲荷山コースから高尾山の山頂に向かう。
まだ朝なのもあるが、日陰は涼しくて気持ちがいい。虫も湧いていないのも良い。
山頂はガラっとしている。まだ9時台なので茶屋はまだ営業していない。
今日は快晴で山頂からは富士山がよく見える。
小仏城山の山頂に着くと、営業中の旗がまず目についた。平日ではあるが今日は茶屋が営業しているようだ。
ここでスポーツドリンクを一本補充し、腹ごしらえに味噌田楽を買い食いした。
山頂を出発し小仏峠へ。
小仏峠までは下りがちになる。
階段だらけだった道もすっかり無くなり、本格的に登山道の様相になる。
日に晒される場所もあって暑さも感じ、体力が消耗していく。
へとへとの状態で景信山の山頂に着く。
やはりそんなに人はいなかった。
数組が昼食を取っている程度だ。
休憩を取っていると、男性の怒号が聞こえてきた。後ろについてきた女性が反論の様な言葉を発している。
疲労で不満を吐いている女性に対して、男性が突き放すような言動で捲し立てている。
山頂は静けさを無くし、夫婦喧嘩の劇場と化した。なぜこんな大自然でも人は余裕を無くすのだろう。自分のペースで進みたいのなら一人で行けば良いのだ。
ナーバスな気持ちのまま、景信山を出発する。
ここからは多少のアップダウンはありつつも、厳しい箇所は特段ない。
ただ、疲労は蓄積していき、足に痛みが伴っていく。
適宜休憩を取っておかねばと思いつつも、なかなかベンチが見つからない。
気づけばペットボトルは残りわずかになった。
3本に加えて城山で1本補充してもギリギリだったのだ。
陣馬山で補充すればなんとか保つだろう。
明王峠に着くと、ようやく休憩スポットにありつけた。
茶屋の残骸にあるベンチに飛び掛かるように座った。
隣で老婆たちのグループが談笑している。
休憩しつつ、ここの茶屋はいつか復活する日は来るのだろうかと思った。
ここまで来れば次のピークはもう陣馬山だ。
明王峠から少し下ったあとは、傾斜が緩めの坂をじわじわ登っていくと陣馬山の山頂に着く。
山頂の茶屋は通常営業している。
ここで補給のためスポーツドリンクを1本と、アイスシャーベットを買った。
茶屋のテラスを借りて、店員と談笑しながら休憩を取る。
ここのテラスは富士山やアルプスの絶景スポットでもある。
店員によると、ここにセーラー服を着たyoutuberが来ているらしい。
茶屋を後にして山頂を歩き回っていると、確かにいた。セーラー服を着ながらカメラを回している高齢な男性が。
十分に休憩を取った後は、下山に向かう。
来た道に戻って明王峠に着くと、ここから相模湖に繋がる下山ルートに入る。
まずは長い階段を下っていき、途中で林道に出る。ここ林道を横切ると、相模湖のハイキングコースに入っていく。
まずはしっかり整備された道を下っていくが、途中から草の茂った細い道になっていく。
虫のぶんぶん飛び回り蜘蛛の巣も見られる。
あまり人の通らない場所に来たのだなと思う。
長いトラバース道を折り返しながら下っていくと、川の流れる谷底に着く。
ここからは川沿いを下っていき、たちまち林道に着く。どうやら登山道はここで終わりらしい。
林道を過ぎたら甲州街道沿いに出る。
道路の向こうには広々とした湖が見られ、日を浴びてキラキラと光を放っている。
このまま湖には行かず、住宅街を抜けて相模湖駅まで歩く。体力に余裕があれば湖まで行くことも考えたが、もうすでに足は限界に達してしまっている。
相模湖駅からJR中央線の電車に乗り帰路に着く。
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