男体山 日光からの大展望

2023年09月01日(金) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,231m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:20

5:57 二荒山神社中宮祠バス停
6:03 6:03 一合目
6:29 6:33 三合目
6:50 6:56 四合目
7:10 7:17 五合目
7:48 7:54 七合目
8:20 8:26 八合目 瀧尾神社
8:39 8:40 九合目
9:00 9:11 二荒山神社奥宮
9:18 9:20 男体山
9:22 9:52 二荒山神社奥宮
9:54 9:57 太郎山神社
10:00 10:01 二荒山神社奥宮
10:11 10:11 九合目
10:23 10:31 八合目 瀧尾神社
10:49 10:56 七合目
11:23 11:23 五合目
11:37 11:38 四合目
11:50 11:52 三合目
12:11 12:12 一合目
12:21 12:21 二荒山神社中宮祠
12:21 ゴール地点

天候

快晴。雲海の上にほぼ全ての有名な山が展望できる。
午後からは、山頂が時よりガスに覆われた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用第一駐車場。無料。
5時30分着で一番乗り。20台近く停められるダートの駐車場。
12時過ぎに下山後で7台駐車
ちなみに第二駐車場も10台弱停まっていた。
9月平日金曜日は余裕で無料駐車場に停めることが出来たことになる。

土日祝日など無料駐車場に停められない場合は、近くの県営駐車場がお勧めです。
320円と安く大規模なのでスムーズに停めることが出来ます。

日光方面の高速から来る場合、清滝のインターを降りていろは坂に入る前にコンビニが2軒あります。
手前がローソン、次がファミリーマート。パン類は、ファミリーマートの方が充実していました。

コース状況／危険箇所等

社務所に登山受付をして1000円を納めてお札をもらう。6時開始であり、それまで時間調整をする必要がある。
参拝門を潜ってしばらくは、土の掘れた登山道を進む。その後、長いアスファルトの林道歩き。
4合目から本格的な登山道。
7合目前から8.5合目くらいまでが岩岩の厳しい登り。短い区間ではあるが、最近経験した北アルプス三大急登の笠新道よりも厳しい登りで息が上がりがち。
9合目からは緩やかなザレ場の登りとなる。

写真

9/1 5:17

いろは坂の途中から見た御来光

9/1 5:22

男体山のモルゲンロート

9/1 5:54

日光ニ荒山神社は、8世紀からの歴史を持つ古い神社だそうです。

9/1 5:55

神社正門の唐門。奥に男体山山頂が見えています。御神体が男体山そのもの。

9/1 5:58

登拝道。古くから信仰の場として盛んに登られていたようです。

9/1 5:59

大変立派な登拝門。ここから男体山登山が始まります。

9/1 6:01

寄進された石柱の中を登って行きます。少し歩きづらい。

9/1 6:03

1合目から登山道らしくなります。土の掘れた道を上ります。

9/1 6:29

途中から林道歩きが4合目まで続きます。

9/1 6:39

9/1 6:46

緩やかな明るい林道

9/1 6:50

4合目から本格的な登山道に入ります。

9/1 7:11

5合目。各合目の標識があり、目安になります。

9/1 7:16

振り返ると富士山と中禅寺湖。何箇所かちょうど登山道の開けた位置に富士山が見えるので、何度も振り返りました。

9/1 7:31

険しくなる登り

9/1 7:41

岩岩の登り

9/1 7:42

雲海の上に富士山

9/1 7:50

7合目の避難小屋

9/1 8:04

7合目からは岩岩の急登

9/1 8:11

長い急登

9/1 8:19

8.５合目まで岩岩の急登

9/1 8:21

8合目の神社

9/1 8:40

9合目辺りからは、なだらかな登り

9/1 8:53

山頂への最後の登り。ザレています。右側の溶岩質の岩は脆いらしく、落石注意になっています。

9/1 9:01

山頂にあるニ荒山大神。石柱や木柱はありません。大変立派な同定盤があり、山々を同定するのに役に立ちました。

9/1 9:04

山頂から見た富士山と中禅寺湖

9/1 9:04

富士山と南アルプスの山々。富士山の直ぐ右は丹沢のような気がします。

9/1 9:04

左に中央アルプス、八ヶ岳連峰。手前が草津白根山

9/1 9:05

左に浅間山から右に四阿山。奥に北アルプス

9/1 9:10

日光白根山。手前に戦場ヶ原

9/1 9:14

山頂付近に突き刺さる大剣。ここへは、岩を登って行く必要があります。一番高いピークの2486メートルも、この付近にあるようです。

9/1 9:16

一等三角点男体山。GPSログを見たら、大神像ではなくてこの辺りが山頂と認識されるようですね。したがって、大神像から右奥の大剣方向に移動する必要があるようです。

9/1 9:17

日光白根山から金精峠。奥日光の湯ノ湖がわずかに見えています。

9/1 9:24

広大なパノラマ写真。左から富士山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰、浅間山、北アルプス、四阿山、日光白根山。

9/1 9:27

パノラマ写真。左から日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳。

9/1 9:36

左から太郎山、小真名子山、大真名子山、女峰山。男体山と並んで、家族を構成すると考えられて名付けられているそうです。

9/1 9:50

左が武尊山、右が日光白根山

9/1 9:51

日光白根山アップ

9/1 9:57

至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳

9/1 9:38

奥が朝日岳、月山方面

9/1 9:55

中禅寺湖全景

9/1 9:59

富士山アップ

9/1 10:07

日光白根山と手前が戦場ヶ原、右が湯ノ湖

9/1 10:24

8合目の神社は巨石を祀っているのでは？

9/1 10:27

高度感のある急登を下る。

9/1 10:30

しめ縄のある鳥居

9/1 10:40

9/1 10:40

9/1 10:46

7合目の避難小屋にかけての急坂

9/1 11:52

長い林道歩きの後の下山道入口

9/1 12:11

1合目を振り返って

9/1 12:12

登拝門までの坂。この坂から1合目までは、観光客の方がよく登って来られます。

9/1 12:18

足清め所。男体山の神聖な土を持ち出さないための清めだそうです。珍しい。

9/1 12:18

立派な水場で登山靴を洗います。

9/1 12:20

登拝門に戻って来ました。

9/1 12:25

第二駐車場は、第一駐車場に右折せずに直進して橋を渡って行きます。まだ空きがありました。

9/1 12:27

12時を過ぎて山頂にガスがかかって来ました。ただ、直ぐにガスも切れるぐらいの量で、終日展望があったと思われます。

9/1 12:28

中禅寺湖に向かって立つ鳥居。写真スポットですかね。

9/1 12:32

第一駐車場に戻って来ました。20台近く停められる場所に7台駐車。

9/1 13:31

戦場ヶ原から見た男体山。下山後、赤沼茶屋から自然研究路の木道を歩いてみました。

9/1 13:31

男体山山頂アップ

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

hirocroc

午前中の快晴予報の下で、その斜め上を行く大展望！
雲海の上ではあるが、富士山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰、草津白根山、浅間山、北アルプス、四阿山、武尊山、日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、朝日岳、月山、那須など、ありとあらゆる日本を代表する山々を見ることが出来ました🎵
この2月間、仙丈ヶ岳、常念岳、空木岳、笠ヶ岳から、それぞれ快晴の中での大展望を見て来ましたが、今回の男体山からは雲海の上は雲やガス一つ無い快晴で360度に近い展望を得ることができて、大変感動しました。これまでの山歴もあり、東北や北関東の山の形と相互の位置関係に疎いことが改めてよく分かりました。燧ヶ岳は特徴的ですが、標高の低い山の見分けがなかなか難しかったです。

男体山、味のある山でした。途中7合目から8.5合目辺りの急登の区間だけは、先週行った笠新道よりも険しいと思いました。標高差こそ1200メートルでしたが、喘ぎ喘ぎ登ったその先に、全周に及ぶ大展望を見た先人が古くから信仰の山として崇める気持ちが分かるような気がしました。
山頂に1時間居ましたが、いつまでも居たいくらいの夢心地でした。他の皆さんも立ち去り難く、大休止されていました。